こんにちは、つりはる代表のはるです。
ジャンプライズのぶっとび君シリーズに、新たなモデル「ぶっとび君115S」が登場しました!
従来の75S・95Sよりもサイズアップしたことで、飛距離や存在感が大幅に向上した注目のルアーです。
この記事では、ぶっとび君115Sのスペック・特徴・使い方・おすすめフックセッティングまでを詳しく解説。
飛距離を重視したい人や大物狙いでは特におすすめのルアーなので、購入を迷っている方はぜひ参考にしてください。
ぶっとび君115Sはオススメ?その魅力を解説!

結論から言うと、ぶっとび君115Sは「飛距離」「大物対応」「高い操作性」の3拍子が揃ったハイバランスなルアーで、ショアキャスティングゲームにおいて非常におすすめです!
これまでの75S・95Sと比べても一回り大きく、重量もあるため抜群の飛距離を発揮。
ただのサイズアップではなく、飛距離性能を最大限に引き出す形状へと進化しています。
今回はそんなぶっとび君115Sについて、スペック・特徴・使い方・フックセッティング・人気カラーまで徹底的にインプレ・解説していきます。
「遠投して広く探りたい」「潮が速いエリアで沈めたい」「フックは自分好みに調整したい」そんなアングラーにとって、選んで後悔のないルアーです。
ぶっとび君のスペック(115S・95S・75HS)
項目 | ぶっとび君115S | ぶっとび君95S | ぶっとび君75HS |
---|---|---|---|
全長 | 115mm | 95mm | 75mm |
重量 | 34g | 27g(本体:25g) | 16g |
タイプ | シンキング | シンキング | シンキング |
アクション | W可変ワイドスウィング | ハイピッチワイドスウィング | ハイピッチワイドロール+水平スライドダート |
レンジ | 0〜3m | 0〜100cm | 記載なし |
付属フック | 無し(フックレス) | オリジナルトレブル #4 | オリジナルMMH #6 |
価格(税込) | 2,145円 | 2,090円(フック付き) 1,980円(フックレス) | 1,925円 |
ぶっとび君115Sの特徴とは?シリーズ最新作の進化ポイント
ぶっとび君115Sは、ジャンプライズの人気ルアー「ぶっとび君」シリーズの中でも最大サイズ・最重量を誇るモデルです。
これまでの75S・95Sと比べて飛距離性能が大幅に向上し、より広範囲を効率的に探れるのが大きな魅力。
形状も単なるスケールアップではなく、飛距離とアクションの両立を意識したバランス設計になっており、より実戦的な使い方が可能です。
75Sや95Sを純粋にサイズアップしたというよりかは、形状も少し変化させてより飛距離を特化するボディーに変わっています。
ぶっとび君シリーズと、飛びキングシリーズの中間のような位置付けのイメージです。
圧倒的な飛距離|100mOverの実投性能
ぶっとび君115Sは名前に恥じない圧倒的な飛距離が魅力のルアーです。
実際に私がキャストしたところ、ラインマーカーが10色分出るほど飛んだため、約100mは軽く飛んでいる計算になります。
遠浅サーフや大規模な河口エリア、磯など、とにかく飛距離が求められるシーンで抜群の武器になります。
飛距離に優れる95Sと比較しても115Sの飛距離は別格。遠くのナブラや潮目にしっかり届く安心感がこのモデルの最大の強みです。
レンジキープ力が高い|浮き上がりづらく深い層も攻められる
ぶっとび君115Sは浮き上がりづらい設計がされており、特に水深があるエリアや潮流の強いポイントでもしっかりレンジをキープしながら巻いてこれるのが魅力です。
従来の75Sや95Sはスローなリトリーブでふわっと浮きやすい傾向がありましたが、115Sはボディサイズと重量によって意図的に深い層を探れる仕様となっています。
中〜低層にいる魚を丁寧に誘いたいときや、ドリフトではなく直線的なアプローチが有効な場面では特に頼りになる一本です。
あらゆるターゲットに対応|青物・フラット・ヒラスズキも狙える
ぶっとび君115Sは、ターゲットを選ばない万能性も大きな魅力です。
シーバスゲームはもちろん、ヒラスズキ・青物・フラットフィッシュ(ヒラメ・マゴチ)と、多彩な魚種に対応できます。
ボディーも非常に強く設定されており、シングルフックを組み合わせることで、不意の大物にも耐える仕様となり、青物狙いにも最適。
また、しっかりとレンジを入れて探れるため、ヒラメやマゴチなどの底物狙いでも非常に効果的です。
ぶっとび君115Sの使い方とフックセッティング

ぶっとび君115Sは、その飛距離とレンジコントロール性能の高さから、使い方次第で釣果が大きく変わるルアーです。
またフックレスモデルとして販売されているため、どのフックセッティングを選ぶかも重要なポイントになります。
ここでは、釣り場やターゲットごとの使い方のコツや、実際に使ってよかったフックセッティングのおすすめを詳しく解説していきます。
ぶっとび君115Sを使うおすすめの場面
ぶっとび君115Sはその名の通り、飛距離性能が圧倒的なルアーです。
そのため、飛距離が求められる状況や広範囲をサーチしたいシチュエーションでは特に真価を発揮します。
外用サーフ
- サーフや磯などのオープンエリア:100m級の遠投性能があり、沖のブレイクや離岸流を狙いやすい。
- ベイトが遠くにいる状況:ナブラ撃ちや、沖にいる青物・ヒラスズキを狙うのに効果的。
- 風が強くルアーのキャストが難しい時:空気抵抗が少なく、風を切って直進的に飛ぶのでキャストも安定。
- 深いレンジを攻略したい時:浮き上がりづらい構造なので、中層〜の攻略にも向いています。
特に「ぶっ飛ばしたい+しっかりレンジを入れたい」という状況では、他のルアーより一歩抜きん出た実力を持っています。
同じジャンプライズのぶっとび君95Sや75HSでは届かないポイントにも届くため、「魚に近づきすぎずに食わせたい」という繊細な場面にも◎です。
ぶっとび君115Sのアクションと効果的な使い方
ぶっとび君115Sは、基本はただ巻きで、ストップしてフォールでアピールさせる使い方がおすすめです。
ストップさせると、ひらひらとスライドしながら落ちるフォールをしてくれて、魚に強烈にアピールできます。
- ただ巻き+ストップ:巻いて止めるだけでフォール時の誘いが抜群。特に食わせのタイミングを作りたい時に有効。
- ワンピッチジャーク:ショアジギングのように軽くジャークを入れても、左右にダートするような動きでリアクションバイトを誘発。青物狙いにおすすめ。
- レンジキープ巻き:浮き上がりにくいため、ボトム付近のレンジコントロールがしやすく、ヒラメやマゴチにも有効。
動かしすぎずとも十分釣れるルアーですが、少しアクションを加えるだけで食わせの幅が広がるのも魅力です。
その日の状況に合わせて巻きとフォールのタイミングを調整することが釣果アップのコツです。
ぶっとび君115Sのフックセッティング|シングルが基本!

※画像引用元:JUMPRIZE公式サイト|ぶっとび君115S
ぶっとび君115Sはフックレスモデルでの販売なので、自分でフックをセットする必要があります。
飛距離とアクションを活かすためには、シングルフックセッティングがおすすめです。
ぶっとび君115S|推奨フック・リング一覧表
項目 | 推奨内容 |
---|---|
推奨トレブル | 各社 #4〜#2 |
推奨シングル | ライトシャープショート:MH・MMH |
推奨リング | JUMPRIZE ゴリラリング #3 |
✅ シングルフックのおすすめ
- フロント:ライトシャープアシストMMH
- リア:ライトシャープショートMMH ×2本
さまざまな組み合わせを試しましたが、メーカー推奨のこの組み合わせが一番バランスが良く、アクションを最大限に活かせます。
フラット狙いもヒラスズキ狙いも青物狙いも、基本はこのセッティングで対応できます。
✅ トリプルフックもOK
STX58の#4がオススメです!
トリプルフックにすることでフッキング率は向上しますが、シングルフックと比べてアクションがやや鈍くなります。
そのため、基本はシングルフック推奨です。
ぶっとび君115Sの人気カラー・おすすめカラー
ぶっとび君115Sは飛距離・レンジ・アクションすべてが高水準の万能ルアーですが、「どのカラーを選ぶか」で釣果が大きく変わることも。
ここでは実際に釣果の高かった人気カラーや、ターゲット・シチュエーション別に選びたいおすすめの定番カラーをご紹介します。
バナナフラッシュレインボー|迷ったらまずこの1色

※画像引用元:JUMPRIZE公式サイト|ぶっとび君115S
ぶっとび君115Sの中で私の実績が最も高いカラーです。
背中は黄色の、お腹はオレンジのアピールカラーに、ボディーはレインボーでミックスレンズカラフルなカラー。
ミックスレンズホログラム採用で、視覚的なアピール力は抜群。
シーバス・ヒラメ・マゴチ・青物まで幅広いターゲットに対応しており、特にサーフや堤防での使用におすすめです。
「最初の1本」に迷ったら、このカラーを選べば間違いありません。
赤金グローベリー|朝夕まずめに強いド定番

※画像引用元:JUMPRIZE公式サイト|ぶっとび君115S
朝まずめ・夕まずめの定番中の定番ともいえる、赤金ボディにグローベリーを組み合わせた強アピール系カラーです。
特に青物狙いでは安定した実績があり、日が昇る前後の時間帯に絶大な効果を発揮します。
濁りがある状況でも視認性が高く、シーバス・ヒラメにも有効な万能カラーです。
マルチベイト|ナチュラルな誘いでプレッシャー対策に

※画像引用元:JUMPRIZE公式サイト|ぶっとび君115S
ナチュラル系ベイトをイメージしたカラーで、プレッシャーが高い状況でも魚に違和感を与えにくいのが特徴です。
日中のクリアウォーターや、スレた魚が多いエリアでもしっかりアピール。
サーフのフラット狙いはもちろん、港湾部のスローな展開でも効果的です。
「周囲が釣れていない…」そんなときこそ、このマルチベリーを試してみる価値ありです。
ぶっとび君115Sで実際に釣れた魚と釣行レポート

ここでは、ぶっとび君115Sを実際に使って釣れた魚や、釣行時の具体的な状況についてご紹介します。
実績ベースでの情報を知りたい方や、購入前にリアルな使用感を確認したい方はぜひ参考にしてみてください。
ぶっとび君115Sで実際に釣れた魚
- ヒラスズキ ← オススメ!
- ヒラメ
- マゴチ
- ハマチ
まだ発売されたばかりで釣行回数は少ないものの、それでも安定した釣果が出ています。
特にヒラスズキ狙いでは既に1軍ボックスに欠かせない必殺ルアーになっています。
実際に使った時のレポート
ぶっとび君115Sを初めて使ったのは、外洋に面したサーフのヒラスズキ狙い。
当日は爆風&横風混じりのコンディションでしたが、PE1号でフルキャストするとラインカラーが1周して同じ色に。
10M×10色なので、およそ100mは飛びました。
キャストが上手い方が追い風を背負えば後20Mは飛ぶポテンシャルがあると思います。
「これはぶっ飛びすぎる…」
と感じたのが最初の印象で、95Sと比べても圧倒的な飛距離です。
さらに驚いたのはレンジの入り方。
95Sをイメージしてドリフトでゆっくり流す使い方を想像していましたが、実際には明確にレンジを入れて下の層を攻めるのに適していて、波打ち際の払い出しの下を通した瞬間にドンッとヒラスズキがバイト。
その後100M近く先でナブラが発生したのでフルキャストして早巻き+軽いジャークのアクションで青物狙い。
フルキャストした先でほぼ落ちパクに近い状態でヒットしたのはよく肥えた大ハマチでした。
フックはシングルセッティングだったのでフッキングも良好で、荒れたコンディションでも安心して使えると感じました。
ただ巻きでも十分にアクションする上、ジャークにも対応できるので、状況次第でアプローチを柔軟に変えられる万能型という印象です。
遠くのナブラ打ちやストラクチャー狙い等の純粋に飛距離が必要な場面や、強風時他のルアーがキャスト困難な場面等では欠かせない1軍ルアーに昇格しました。
まとめ|ぶっとび君115Sは飛距離と汎用性に優れた次世代シンペン

ぶっとび君115Sは、従来のぶっとび君シリーズの延長線上にありながら、飛距離性能・レンジ攻略力・ターゲット対応力の3拍子が揃った次世代モデルです。
特に100mクラスの飛距離は、外洋に面した磯やサーフなどで明確な武器になります。
また浮き上がりづらくレンジキープしやすいため、青物やフラット狙いにも最適。
フックレス仕様なので、自分好みのフックチューニングが楽しめる点も◎。
トリプルフック派の方にはSTX58 #4、シングル派ならメーカー推奨のライトシャープシリーズが鉄板です。
カラーも豊富で、「迷ったらバナナフラッシュレインボー」を選べば間違いありません。
磯マル・砂ヒラ・ヒラメ・青物…
あらゆる魚に対応できるぶっ飛び君115Sは、1軍ルアーとしての価値を十分に持つ一本です。
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