\ ポイント最大11倍! /

鯖にアニサキスや他の寄生虫はいる確率は?鯖を300匹以上捌いた実体験から解説

こんにちは。

私は年間200回以上釣りに行き、釣れた魚は基本的に持ち帰って食べるスタイルで、捌いてきた魚種でいえば、100種類以上は確実に超えています。

中でも鯖はよく釣って持ち帰るので、鯖だけでも300匹以上捌いて食べてきました。
独学ですが、数をこなすほど「どこに寄生虫が付きやすいか」「どの処理が効くか」が見えてきて、正直かなり詳しくなりました。

鮮度のいい鯖の刺身は魚の中でもトップクラスに美味しいです。
ただその一方で、鯖は寄生虫(特にアニサキス)を見つけた回数が圧倒的に多い魚でもあります。

実際に内臓までしっかり確認すると「え、こんなにいるの…?」と思うことも珍しくなく、釣った直後の処理次第でリスクが大きく変わる場面も、何度も見てきました。

さらに私は過去に2回アニサキスに当たった経験があり、そのうち1回はまさにでした。

この記事では、

✅実際に鯖にアニサキスはどれくらいの確率でいるのか
✅スーパーの鯖にもアニサキスはいるのか
✅安全な食べ方はあるのか
✅天然・養殖、マサバ・ゴマサバ、海域で何が変わるのか
✅生食したい人が現実的にできる対策は何か

このあたりを、私の実体験をベースにしつつ、調べた情報も交えてわかりやすくまとめます。

鯖を刺身で食べたい人ほど、先にリスクと対策を知っておくと安心です。

目次

鯖に寄生虫アニサキスはいる?基本情報と天然・養殖、マサバ/ゴマサバの違い

結論から言うと、基本的に鯖にアニサキスは「いる前提」で考えた方が安全です。

特に天然の鯖は、外見がキレイでも内臓に寄生していることが珍しくありません。

ただし一口に「鯖」といっても、天然か養殖か、そしてマサバかゴマサバかでリスク感は変わります。

このあたりを整理しておくと、刺身で食べるかどうかの判断や、対策の優先順位がかなり立てやすくなります。

ここではまず、鯖×寄生虫(アニサキス)の基本を押さえたうえで、天然・養殖、マサバ/ゴマサバの違いをわかりやすく見ていきます。

まず結論は「いる前提」で考えるのが安全

鯖は、寄生虫(アニサキス)の話題で真っ先に名前が挙がりやすい魚です。

だからといって「鯖=全部危険」と決めつけるのは違うのですが、生食を前提にするなら“いるかもしれない”ではなく、“いる前提”で扱うほうが安全なのは間違いありません。

というのも、鯖は刺身で食べると本当に美味しい反面、寄生虫のリスクも他の魚より体感的に強いです。
実際に私もこれまでに数え切れないほど多くの天然の魚を捌いてきましたが、鯖は間違いなくトップクラス。

ただし、リスクは一定ではなく、天然か養殖かマサバかゴマサバか、そしてどこの海域の個体かで変わります。

ここではまず「鯖にはアニサキスがいる可能性がある」という前提だけ押さえて、次の項目で条件ごとの違いを整理していきます。

アニサキスはなぜ鯖に多いと言われるのか(仕組みの話)

鯖は「アニサキスが多い魚」として有名ですが、これは鯖だけが特別に汚い…みたいな話ではなく、寄生虫の仕組み上“そうなりやすい条件”が揃っているのが理由です。

アニサキスは基本的に、鯖に直接寄生しているわけではなく、最初はもっと小さい生き物に寄生する事が多いです。
その生き物を鯖が捕食して、新たな宿主として鯖に寄生する事が主な寄生経路になります。

ざっくり感染経路だけ整理すると、イメージはこんな流れです。

小さな生き物(プランクトンや甲殻類)→小魚→→大型魚→海の哺乳類など

この途中でアニサキスが魚の体内に入り、私たちが生で食べることで食中毒につながることがあります。

鯖がこのルートに乗りやすいのは、回遊しながら幅広いエサを大量に捕食する魚だからです。
つまり鯖は、アニサキスが入り込む“入口”になるエサや小魚に出会う機会が多く、結果として感染のチャンスが増えやすいんです。

「寄生しやすい魚の特徴」は以下の通りで、鯖はこの特徴がまさにドンピシャなんですよね。

✅回遊して広い海域を動く
✅捕食量が多く、エサの種類も幅広い
✅群れで行動して効率よく食べる

こういう条件が重なるので、どうしても寄生虫が“入りやすい魚”になってしまいます。

天然マサバ/天然ゴマサバで“傾向”が違う

まず知っておきたいのは、同じ「鯖」でもマサバ(真鯖)とゴマサバでは寄生虫アニサキスの寄生傾向が違うという点です。
ざっくり言うと、マサバの方が圧倒的に多いと言われています。

ただし、ここで安心してほしくないのが「ゴマサバ=安全」ではないということ。
ゴマサバは“マサバより少ない傾向”なだけで、他の魚と比べると寄生が明らかに多い部類なので、普通に注意が必要です。

もう1つややこしいのが、九州の方で有名な料理に「ゴマサバ」というサバをゴマであえた料理がありますが、
これは魚種としての“ゴマサバ”だけを使っているとは限らず、マサバが使われることもある点です。
つまり「料理名がゴマサバだから安全」とは言い切れません。

養殖サバなら寄生率「ほぼ0」と言われる理由と、例外について

養殖サバが「アニサキスはほぼ0」と言われやすいのは、感染経路が断たれやすい環境で育つからです。
人工飼料を中心に、管理された生簀で育てられることで、アニサキスの感染源になりやすい餌を食べる機会が減る──これが大きな理由として挙げられます。

ただし、ここも「絶対にゼロ」と断定できる話ではありません
これはサバに限らずどんな魚にも言える事ですが
例えば畜養(天然の個体を一定期間いけすで育てる形)の場合、スタート時点ですでに持ち込んでいる可能性が考えられます。
つまり「養殖だから安心しやすい」のは事実としても、育ち方・流通のされ方によって例外があり得る、くらいの温度感で捉えるのが安全です。

スポンサーリンク

鯖のアニサキスは「海域」で危険度が変わる?太平洋側・日本海側の違い

鯖のアニサキスは、「鯖だから危ない/安全」という単純な話じゃありません。
同じマサバでも、どこの海で獲れた個体かでリスク感がガラッと変わります。
ここを押さえておくと、「刺身で食べるなら何を警戒すべきか」が一気に整理しやすくなります。

アニサキスの“種類”で身への移行率が変わる(S型/P型の考え方)

まず大事なのは、アニサキスには種類があって、「内臓から身へ移動しやすいタイプ」と「移動しにくいタイプ」がいる、という点です。
ざっくり整理すると、よく話題になるのがS型(シンプレックス)P型(ペグレフィ)の違いです。

S型は、内臓から筋肉(刺身になる部分)へ移行しやすい傾向があると言われています。
一方でP型は、比較的内臓に留まりやすい傾向があると言われています。

つまり同じ「鯖にアニサキスがいる」でも、身に紛れ込む可能性の感覚が変わる、ということです。
ここを知らないと、内臓を抜いたのに当たる理由が理解しづらくなります。

日本海と太平洋の違い|本当は日本海側のほうがリスクは低い…けど油断できない

結論からいうと、一般的には太平洋側の鯖のほうがリスクが高く、日本海側は比較的低いと言われています。

実際に私も、釣りは太平洋がメインフィールドで、遠征で日本海に行くこともあります。
鯖に限らずですが、捌いていて「寄生虫の多さ」が体感で明らかに違うと感じる場面が何度もありました。

この差が出る大きな要因としては、鯖が捕食している魚(=餌の環境)が違うことが関係していると考えられています。

ただ、ここが一番大事で…
最近は日本海側と太平洋側で差が小さくなってきているとも言われています。

釣りをしていると肌感でわかるんですが、温暖化の影響で水温が上がってきて、
昔は南の海でしか釣れなかった魚が最近は北のほうで釣れたりと、海の状況がかなり変わっています。

だからこそ、今は「日本海だから安心」ではなく、「日本海でも対策は必要」という考え方が現実的です。

釣り人・購入者が「産地/海域」をどう判断材料にするか

産地や海域は、アニサキス対策のヒントにはなります。
ただし、それだけで「安全/危険」を決め切るのは難しい…というのが今の現実です。

釣り人なら、まず意識したいのはどこの海で釣ったか
同じサバでも、海域や回遊のタイミングで中身が全然違うことがあります。

購入者なら、パックやラベルの産地表示は必ずチェック。
ただ「産地=安全」ではなく、あくまでリスクを想像するための材料として見るのが大事です。

そして結論としては、海域や産地を参考にしつつも、最後は処理と確認で詰めるのが一番確実です。
「産地が◯◯だから大丈夫」ではなく、大丈夫にするために何をするかで考えるのがおすすめです。

スポンサーリンク

鯖を300匹以上捌いた実体験:寄生虫アニサキスはどれくらいの確率で見つかった?

ここからは、私が実際に釣って持ち帰った鯖を捌いてきた中で、どれくらいの頻度で寄生虫(アニサキス)に遭遇したのかを、体感ベースで正直に書きます。

鯖は本当に美味しくて、鮮度が良い刺身は魚の中でもトップクラス。
だからこそ私も食べたい側の人間なんですが、鯖は「寄生虫がいる前提で向き合うべき魚」だと、捌く回数が増えるほど強く感じるようになりました。

私はこれまでにサバを過去300匹以上捌いて食べてきて、ゴマサバ・マサバどちらも混ざっています。
サイズも小型〜大型まで幅があり、陸っぱり・船、太平洋・日本海、北〜南まで色んな場所の個体を見てきたので、体感としてはかなり正確なデータだと思います。

内臓までちゃんと見ると「半分くらい」は寄生されていた体感

私の体感ですが、鯖は内臓までちゃんと確認すると寄生率はざっくり50%です。
言い換えるなら、2匹に1匹は寄生されていると思って捌いた方が安全だと感じています。

もちろん海域や個体差はありますが、100種類以上の魚を捌いてきた中でも、鯖ほど「アニサキスを見つけた回数が多い魚」はほとんどありません。
それくらい、鯖は寄生虫とセットで語られやすい魚だと思います。

あとこれは完全に現場の感覚ですが、季節で見ると夏の方が確率は上がりやすい印象があります。
冬でもゼロではないので油断は禁物ですが、「夏場の鯖=より警戒強め」でちょうどいいです。

釣ってすぐ締めて内臓を抜いても、身にいたケースがあった話

鯖は毎回生食するわけではないですが、良型が釣れると刺身や炙りで、火を通さず食べたくなるんですよね。
鮮度のいい鯖は本当に別格なので、1度食べた事ある人なら、気持ちはめちゃくちゃ分かると思います。

私は生で食べると決めたときは、釣ったらすぐ「鯖折り」して締める → 内臓を抜く → 氷でしっかり冷やすを徹底しています。
この初動をやるだけでリスクはかなり下げられる感覚があります。

それでも厄介なのが、ここまでやっても身に寄生していたケースがゼロにならないことです。
私の体感だと、10匹に1匹くらいは身にいたことがありました。
その場で内臓を抜いても身からアニサキスが見つかるので、釣り上げた時点で既に身に寄生している証拠で、必ずしも安心出来ないのが怖いところ。
その為、私自身生色の際には必ず何度も身をチェックしています。

「締めて内臓抜いたから安心」と思い込みすぎるのが一番危ないと感じています。

実際にアニサキスに当たった経験(2回/うち1回が鯖の刺身)

私はこれまでにアニサキスに2回当たった経験があります。
その1回目が、まさに鯖の刺身でした。

今思えば、あのときはちゃんと確認すれば防げた可能性が高いと思っています。
当時は知識がほとんどなく、「内臓を抜いたから大丈夫」と過信してしまい、目視確認をほぼせずに食べた結果、当たりました。
鯖はまさに「それでもいる時はいる」魚なので、油断した瞬間にやられる…というのを身をもって経験しています。

ただ、そのときは症状としては強い違和感くらいで、翌日には水分を多めにとって安静にしていたら落ち着いて終わりました。
「これくらいなら大丈夫だった」と思ってしまいがちなんですが、正直ここが落とし穴で、次は同じとは限りません。

そして2回目はアジで当たりました。
このときはレベルが違って、我慢できない痛みで病院に駆け込み、結果的にすぐ摘出になりました。
同じアニサキスでも、状況次第でここまで差が出るので、やっぱり生食は「自己責任」では済まない怖さがあると感じています。

だからこそ、私は今でも生食は否定しないけど、やるなら初動処理+確認は絶対に手を抜かない。
このスタンスで付き合うのが一番現実的だと思っています。

スーパーの鯖にも寄生虫はいる?

結論からいうと、スーパーで買う鯖でも、養殖以外(=天然)ならアニサキスがいる可能性は普通にあります。

「スーパーで売ってる=安全」というより、生で食べる前提じゃないから成立していると考えた方がわかりやすいです。
特に注意したいのは、身(筋肉)に入り込んでいるケースがゼロではない点です。

私も鯖をたくさん捌いてきましたが、内臓の寄生は本当に多いですし、内蔵を抜いても身にいたこともあります。

ただし安心材料もあって、スーパーの鯖は多くの場合、「加熱して食べる」前提で流通しています。
仮に寄生されていたとしても、加熱してしまえば死滅するので口にしても問題はありません。
そのため、塩焼き・味噌煮・竜田揚げなど、調理済みでお惣菜コーナーで売っているような、しっかり火が入る食べ方なら安全です。

逆に言えば、スーパーの鯖をしめ鯖や刺身など“加熱しない食べ方”に回す場合は要注意で、冷凍などの対策が必須になります。

スポンサーリンク

鯖にアニサキスがいた場合の安全な食べ方|刺身で食べたい人の対策手順

アニサキスを見つけるためのブラックライト

鯖の刺身は、鮮度が良いほど本当に美味しいです。
ただその反面、寄生虫(特にアニサキス)のリスクが高い魚でもあるので、「美味しいから食べる」ではなく「対策した上で食べる」が大前提になります。

私自身、これまでに鯖を300匹以上捌いてきて、さらにアニサキスに当たった経験もあります。
そのうえで実感しているのは、初動処理と確認を積み重ねればリスクはかなり下げられるということ。
ただし、どれだけ気をつけてもゼロにはできないので、最後は「どこまで許容するか」の判断になります。

ここでは、釣り人でもスーパー購入でも使えるように、私が実際にやっている流れと、刺身で食べたい人が押さえるべきポイントを順番に整理します。

まず大前提|不安なら「加熱」か「冷凍」がいちばん確実

鯖のアニサキス対策で、確実性が高いのは「加熱」か「冷凍」です。

刺身で食べる工夫(内臓抜き・目視確認など)も大事ですが、これらはあくまでリスクを下げる手段であって、ゼロにはできません。

加熱はシンプルで強力です。
目安として、70℃以上で加熱すれば安全性が高く、60℃なら1分以上の加熱が一つの基準になります。
「今日は安心優先で食べたい」という日は、刺身にこだわらず、加熱調理に切り替えるのがいちばん堅いです。

そして刺身やしめ鯖で食べたいなら、冷凍が最も確実な選択肢になります。
目安として、-20℃以下で24時間以上の冷凍で死滅させられるとされており、家で食べるならこの基準を知っておくと安心です。(情報参照元:厚生労働省HP)

結局は、食べ方のゴールを先に決めること。
「今日は刺身でいく」なら冷凍や徹底チェックを前提に。
「安心優先」なら加熱でOK。
まずここを押さえるだけで、鯖の寄生虫リスクはかなりコントロールしやすくなります。

釣った鯖でやるべき初動(締め・内臓抜き・血抜き・冷却)

刺身や炙りで食べたいなら、まず大事なのが「釣った直後の初動」です。
アニサキスは基本的に内臓まわりに多く、魚が弱ったり死んだ後に身へ移動しやすくなると言われています。
だからこそ、釣った瞬間からの処理でリスクをグッと下げられます。

私自身、鯖は良型が釣れたときに刺身や炙りで食べることもありますが、そういう日は必ずこの流れで処理しています。

STEP
① すぐ締める(鯖折りでもOK)

釣れたらできるだけ早く締めて、魚の動きを止めます。
時間が空くほど内臓の傷みが進みやすくなり、身への移行リスクも上がるので、ここは最優先です。
鯖は群れで移動する魚なので、大量に釣れるケースも多いです。
その際は鯖折りという道具を使わず手を使って締める方法がオススメです。

STEP
② 速やかに内臓を抜く

アニサキスは内臓付近に多いので、内臓を抜く=リスク源を早めに切り離すイメージです。
可能なら胃袋・腸までしっかり取り除き、腹腔内は軽く洗い流します(身に水を当てすぎないよう注意)。

STEP
③ 血抜き(できれば)

血が残ると身の劣化が早く、臭みも出やすいです。
食味のためにも、鮮度維持のためにも、可能なら血抜きまでやっておくと安心感が上がります。

STEP
④ しっかり冷やす(氷で締める)

処理後は氷で一気に冷却します。
温度が上がるほど鮮度が落ちやすく、身への移行リスクも高まるので、クーラー内は常に冷えた状態をキープします。


ここまでが、刺身で食べるための最低ラインの土台です。
ただし、ここまでやっても「ゼロにはできない」理由が次の話につながります。

“すぐ内臓抜き”でもゼロにできない理由(生きてる間に身にいる可能性)

釣った直後に締めて、内臓を抜いて、しっかり冷やす。
ここまでやればリスクはかなり下げられます
ただ、残念ながら「これで絶対安全!」とは言い切れません。

理由はシンプルで、アニサキスは魚が生きている間に、すでに身(筋肉)に入り込んでいるケースがあるからです。
つまり、どれだけ処理が早くても、「最初から身にいた個体」に当たる可能性は残ります。

実際に私も、鯖を釣ったらすぐ締めて内臓を抜く処理を徹底していますが、
それでも身に寄生していたケースを何度も見ています
「内臓抜いたから大丈夫」と過信すると、そこで事故が起きやすいです。

だから、刺身で食べるなら“初動+次の確認”がセット。
次のパートで、刺身前にどこをどう見れば発見率を上げられるか、具体的にまとめます。

刺身前の確認ポイント(腹身/薄造り/刻み/目視を上げる工夫)

ハピソン(Hapyson)
¥3,489 (2026/01/27 10:12時点 | Amazon調べ)
\最大7.5%ポイントアップ!/
Amazon

鯖を刺身で食べるなら、初動処理だけで安心せず、刺身にする直前の「確認」でリスクをもう一段下げるのが大事です。

まず重点的に見るべきは腹身(ハラス側)
内臓に近いぶん寄生が出やすく、違和感がある個体はここに潜んでいることもあります。
不安があるときは、腹身を思い切って薄めに取る・量を減らすだけでも安全側に寄せられます。

次に薄造り
身を厚く切ると見落としやすいので、刺身にするならやや薄めが基本です。
薄いほど目視で見つけやすく、違和感も拾いやすいです。

さらに発見率を上げたいなら、刻み(なめろう等)にするのも有効。
細かくすると「混ざって見つからない」心配をする人もいますが、
実際は切り分ける工程が増えるぶん発見のチャンスも増えます(もちろん、見つけたら除去が前提です)。

そして最後は目視の工夫
明るい場所で確認するのは当然として、正直目で探すだけだと見落とすことは普通にあります
だからこそ、私としてはアニサキスライトを使うのが一番わかりやすくておすすめです。

実際に私が使っているのは、ハピソンの「津本式アニサキスライト YF-980」
「究極の血抜き」で有名な津本氏が監修した、アニサキス確認用のブラックライトで、刺身で食べたいときは毎回これでチェックしています。
ブラックライトにしては少し値段が張りますが、私のように1度でもアニサキスにあたって病院に行くと、さらに痛い出費になってしまいます。
どんな魚にも使えるので、安心して食べる為にも非常にオススメの商品です。


面倒ですが、それでも食べたいと思うぐらい新鮮な鯖の生食は美味しいです。
手間をかける価値があると思うので、実際に私は毎回この作業をしています。
ただし、ここまでやっても可能性は「ゼロ」ではありません。

だからこそ、少しでも不安があるなら加熱・冷凍に切り替える判断も含めて、無理しないのが一番です。

酢・塩・わさびでは死なない(しめ鯖でも安心しきれない)

ここは誤解が多いので、はっきり書きます。
酢(しめ鯖)・塩・わさび・醤油では、アニサキスは死にません。

「しめ鯖にしてるから大丈夫でしょ」と思われがちですが、
酢で締めてもアニサキスが生き残る可能性は普通にあります
塩を当てても同じで、わさびや醤油も“風味や殺菌”のイメージはあっても、アニサキス対策としては別物です。

だから、しめ鯖を作るにしても考え方は同じ。
「まず目視(できればライト)で確認」が前提で、
不安があるなら加熱か冷凍に切り替えるのが安全です。

美味しいからこそ、生食やしめ鯖を選びたくなる気持ちはすごく分かります。
でも、鯖は寄生虫リスクが高い魚。
“酢で締めたからOK”と過信しない、これだけは徹底した方がいいです。

スポンサーリンク

鯖にいるアニサキス以外の寄生虫は?見つけたときの考え方と対処

鯖の寄生虫といえば圧倒的にアニサキスが有名です。
実際、私自身も鯖を捌いてきた中で「アニサキス以外」を見かけたことはほぼありません
なので確率としてはかなり低いと思っていますが、それでも可能性がゼロとは言い切れないのが寄生虫の怖いところです。

結論として、鯖でアニサキス以外に遭遇しうる寄生虫として現実的なのは、同じアニサキス科の「シュードテラノーバ」です。
一方で、ニュースなどで聞くクドア(主にヒラメ)ホタルイカの旋尾線虫などは、そもそも寄生する魚種が違うため、鯖では基本的に心配しなくていいと整理できます。

鯖で“まれに”注意したいのはシュードテラノーバ(赤っぽくて太い虫)

シュードテラノーバはアニサキスの近縁で、食中毒を起こす点は同じです。
特徴は、アニサキス(白〜半透明)より大きめ(3cm以上になることも)で、赤褐色っぽく見えることがある点です。

ただし、鯖での遭遇頻度はアニサキスに比べて低いと言われます。
実際に私も他の魚を捌いている際に寄生されているのを見た事はありますが、鯖は300匹以上捌いていて1度も見かけた事はありません。
特に北の海域の魚で見つかりやすい傾向があるので、産地や海域によっては「ゼロではない」と考えておくと安心です。

注意点として、シュードテラノーバはブラックライトで発光しないことがあります。
つまり、アニサキスライト(ブラックライト)だけに頼ると、見落とす可能性があるということです。

その他の寄生虫は?サバで「基本は心配しなくていいもの」も多い

鯖で“食中毒リスク”として現実的に警戒すべきなのは、やはりアニサキス科(アニサキス/シュードテラノーバ)が中心です。
それ以外の寄生虫については、そもそも寄生する魚種が違うものが多く、鯖で見つかる可能性はかなり低いと整理できます。

私自身、鯖は300匹以上捌いてきましたが、少なくとも「アニサキス以外の寄生虫」を見た経験はありません
内臓や腹腔をしっかり見ても、結局のところ見つかるのはアニサキス(白くて糸状のやつ)がほとんどで、「他の寄生虫っぽいもの」を鯖で見た記憶は正直ないです。
もちろん、自然の魚なので例外がゼロとは言い切れませんが、体感としては“鯖はアニサキス対策さえ徹底すれば99%はOK”という印象です。

よく名前が出る寄生虫としては、たとえばクドアがありますが、これは主にヒラメで話題になる寄生虫で、鯖で気にするケースは基本的に多くありません。
他にも、ホタルイカの旋尾線虫や、淡水・汽水域の魚で名前が挙がりやすい寄生虫など、話題になりやすいだけで「鯖とは土俵が違う」ものが多いです。

なので、「鯖に寄生虫がいるかも…」と不安になったときは、いろいろ広く怖がるよりも、まずはアニサキス対策(初動処理+確認+必要なら冷凍 or 加熱)に集中するのが一番合理的。
そのうえで、もし赤っぽくて太い虫など明らかに異質なものが見えた場合は、アニサキスと同じく取り除いて生食は避ける、不安なら冷凍・加熱へ切り替える、この判断で十分安全側に寄せられます。

結論としては、鯖で遭遇しやすい順に考えるなら、アニサキス→(まれに)シュードテラノーバ
この2つを想定しておけば、少なくとも鯖の「寄生虫リスク」への備えとしては実用面で困らないはずです。

まとめ|鯖の寄生虫アニサキスは「いる前提」。対策すれば刺身も楽しめる

ハピソン(Hapyson)
¥3,489 (2026/01/27 10:12時点 | Amazon調べ)
\最大7.5%ポイントアップ!/
Amazon

今回は、鯖の寄生虫(特にアニサキス)について、私の実体験と知識、そして調べた情報をもとにまとめました。

正直、鯖は「寄生虫がいる前提で向き合う魚」だと思っています。
私も鯖を300匹以上捌いてきましたが、内臓までしっかり確認すると2匹に1匹くらい寄生している感覚は今でも変わりません。
それでも、新鮮な鯖の刺身は魚の中でもトップクラスに美味いので、私は今でも食べることがあります。

ただし、そこには必ず対策がセットです。
釣ったらすぐ締めて内臓を抜いて冷やす。
刺身にする前は腹身を警戒して薄造りにして確認する。
そして見落としを減らすために、私はハピソンのアニサキスライトも使っています。

それでもゼロにはできません。
私自身、過去に2回アニサキスに当たった経験があり、そのうち1回は鯖の刺身でした。
当時は知識が浅く「内臓抜いたから大丈夫」と過信していたのが原因です。

だからこそ、結論はシンプルです。
生で食べたいなら、やれる対策を全部やる。
少しでも不安なら、加熱か冷凍に切り替える。
鯖の美味しさは本物ですが、最後は自己責任なので、ここだけは徹底して下さい。

ほかの魚の寄生虫も気になる方へ

「鯖は分かったけど、ほかの魚はどうなの?」という方向けに、別記事でも詳しくまとめています。
気になる魚からチェックしてみてください。

ブリに寄生虫はいる?

青物は寄生虫の話題も多い魚種です。ブリを刺身で食べたい人向けに、注意点と対策を整理しました。

真鯛に寄生虫はいる?

「タイは比較的安全?」と思われがちですが、ゼロではありません。天然・養殖の違いも含めて解説しています。

タチウオに寄生虫はいる?

釣り人に人気のタチウオは味も絶品。
見た目がきれいでも油断できません。よくある寄生虫のパターンと、食べ方の注意点をまとめています。

アジに寄生虫はいる?

アジは食べる機会が多い分、寄生虫のリスクも知っておきたい魚です。
生食前のチェックポイントも含めて解説しています。

アオリイカに寄生虫はいる?

イカも「生で食べたい」代表格。見た目で気づきにくいケースもあるので、基本の考え方を解説しています。

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次