こんにちは。つりはる管理人のはるです。
「アジング用のジグヘッドって、種類が多すぎて結局どれが正解なのか分からない…」
そんな方に向けて、これまでアジングで1000匹以上のアジを釣ってきた私が、初心者〜中級者に本当におすすめできるジグヘッド10選を厳選しました!
ジグヘッドはアジングの釣果を左右する最重要アイテム。ロッドやリールよりも、実は「ヘッドの形やフックの種類」で釣果が変わる場面も少なくありません。
この記事では
・アジング初心者が知っておきたいジグヘッドの基礎知識
・実釣経験から選んだ、おすすめ最強ジグヘッド10選
・状況別に使い分けられるジグヘッドの選び方
までをしっかり解説しています。
ジグ単に悩んでいる方も、これを読めば「自分の釣りに合うジグヘッド」がきっと見つかるはず。
2025年最新版の最強ジグヘッドまとめとして、ぜひブックマークしてご活用ください。
アジングにおけるジグヘッドの重要性とは?

私はこれまで、アジングで1000匹以上のアジを釣ってきました。
そして同時に、ジグヘッドだけで50種類近く試してきた経験があります。
その中で強く実感しているのは、「ジグヘッドこそがアジングの釣果を決める最重要パーツ」だということ。
ロッドやリールよりも、ワームよりも、“今その場所・その状況に合ったジグヘッドを選べているかどうか”が、アジを釣るか釣れないかの分かれ道になります。
ここでは、なぜジグヘッドがそれほどまでに重要なのかを、初心者にも分かりやすく解説していきます。
ジグヘッドはアジングの命|なぜ重要なのか
アジングは一見シンプルな釣りですが、実は最も釣果を左右するのがジグヘッド選びです。
ロッドやリール、ライン、ワーム……さまざまな道具を使いますが、最も魚の口に近いのがジグヘッド。
釣りにおいて“距離が近い=重要度が高い”というのは鉄則で、ジグヘッドはまさにその最前線に位置しています。
この小さなパーツ一つの重さや形状、フックの質が噛み合わないだけで、
・ワームの動きが不自然になって見切られる
・狙ったレンジ(層)をキープできず、群れに届かない
・ヘッドの重さが合わず吸い込みバイトで針に乗らない
・フッキングしても掛かりが浅く、バレやすい
といった“釣れない原因”がいくつも連鎖します。
逆にいえば、ロッドやリールが入門グレードでも、ジグヘッドさえ合っていれば十分釣れるのがアジングの面白さ。
だからこそ、最初にこだわってほしいのはワームやロッドではなく“ジグヘッド”。
それこそが、アジングで釣果を伸ばすための第一歩だと私は思っています。
ロッドやリールよりも釣果に直結する理由
「釣り=高い道具を使えば釣れる」というイメージを持っている方も多いかもしれません。
でもアジングにおいては、ロッドやリールよりも、ジグヘッドの選択こそが釣果を左右する鍵になります。
なぜなら、ジグヘッドはアジが最初に見る、最初に口を使う“直接の接点”だからです。
実際、以下のような違いが出てきます:
・ジグヘッドが重すぎる → フォールが速くて見切られる、吸い込めなくて針に掛からない
・軽すぎる → レンジに届かず群れを外す、流れに対応できない
・フックの形状が合っていない → 掛かってもバレやすい
このように、“釣れない原因”の多くは、ジグヘッドを変えるだけで解決することが非常に多いんです。
私は過去に、ワームもロッドもまったく同じ条件で、「ジグヘッドだけ変えたら釣れ始めた」ことが何度もありました。
魚との距離が近いほど、影響力は大きくなる。
だからこそ、ジグヘッド選びには真剣になる価値があります。
“釣るための道具”として、まず最初に見直すべきパーツがジグヘッドなのです。
アジング用ジグヘッドの形状と特徴を知ろう【基礎知識】

アジング初心者が最初に迷いやすいのが、「ジグヘッドの種類が多すぎてよく分からない…」という点です。
ですが、安心してください。
実はジグヘッドは、“いくつかの基本構造”を知っていれば、選び方はぐっとラクになるんです。
私はこれまで50種類近いジグヘッドを使ってきましたが、釣れる・釣れないの差を生むのは、実はほんの小さな「形・材質・フック形状」の違いでした。
ここでは、ジグヘッドの代表的な形状・素材の種類・フックのタイプを初心者にも分かりやすく整理して解説していきます。
釣果に直結する基礎知識として、ぜひこのパートだけでも押さえておいてください。
ジグヘッドの形状による違いとは?
ジグヘッドの“ヘッド部分の形状”は、アジの反応を大きく左右します。
見た目はほんの少しの違いでも、水中ではフォールスピード、姿勢、アクションの質に大きな差が出ます。
たとえば、ただ沈ませるだけでもラウンド型と矢じり型では落ち方がまったく異なり、それに合わせてアジのバイトの仕方も変わるほど。
「今日は食いが浅いな」「レンジが定まらないな」そんなときは、まずヘッド形状を変えてみるのが鉄則です。
ここでは、アジングでよく使われる代表的な3タイプを解説します。
丸型(ラウンド型)|安定感と汎用性の高さが魅力
アジング用ジグヘッドの中で、最もスタンダードかつ初心者におすすめなのがこの「丸型(ラウンド型)」です。
ヘッドが球状に近いため、水の抵抗をしっかり受けてゆっくり沈みやすく、姿勢も安定します。
そのため、
- スローなフォールで見せて食わせたいとき
- アジの群れが中層〜表層にいるとき
- 初心者が“今どこにジグがあるか”を感じ取りやすくしたいとき
といった状況に強く、1つ目のジグヘッドとして間違いない選択肢です。
また、着底後も転がりにくいためボトム付近をじっくり探る釣りにも向いており、汎用性は非常に高いです。
私も実釣では、まずラウンド型からスタートし、反応を見て他の形状に変えていくのが定番スタイルになっています。
矢じり型|ダート対応の万能型。左右への跳ねでリアクションを狙う
ヘッドの先端が尖っていて三角にも見える「矢じり型」は、ロッドアクションによって左右に鋭く跳ねる“ダート”を演出できるタイプです。
リアクションバイトを誘う力が強く、日中の高活性時や見切られやすい状況で特に効果を発揮します。
実は私自身、最もよく使うジグヘッド形状はこの“矢じり型”です。
というのも、単なるリトリーブだけでなく、
- スローなフォールで喰わせる展開
- レンジキープしながら軽くダートさせる誘い
- 底を切って跳ねさせるリアクション狙い
といった幅広い使い方ができる万能タイプだからです。
風が強く、軽いジグヘッドでは沈めにくいときでも、矢じり型ならスッと沈んで狙った層に到達しやすいのも利点。
アジの活性が読みにくいときは、この形状から探ることも多いです。
弾丸型(バレット型)|潮を切ってスイミングに特化
「弾丸型」や「バレット型」と呼ばれるジグヘッドは、先端が細く、全体的に細長い円筒状の形状をしています。
この形状の最大の特徴は、水の抵抗を最小限に抑え、スーッと直進しやすいこと。
そのため、
- 一定レンジをスイミングで引いてくる釣り
- 風が強い日や潮の流れが速い状況
- 遠投して広範囲を探りたいとき
といったシーンに非常に適しています。
潮を切って沈下速度も速いため、中〜深場を効率よく探りたいときに活躍します。
一方、フォール時のアピールはやや控えめなので、止めて見せる釣りよりも“巻いて見せる”釣りに特化した形状といえるでしょう。
私の場合は、朝マヅメなどでアジが散っているタイミングに、レンジを横引きで探るためによく使用しています。
ジグヘッドの材質の違いと選び方
ジグヘッドの“重さ”はアジングにおいて非常に重要ですが、その重さを生み出している「材質」自体にも注目してみましょう。
一般的には鉛(なまり)製のジグヘッドが主流ですが、ここ最近は感度や飛距離を重視したタングステン製も多く登場しています。
それぞれにメリット・デメリットがあり、使い分けることでより状況に合った攻め方が可能になります。
ここでは、アジングでよく使われる代表的な2つの素材について詳しく解説していきます。
鉛(なまり)|コスパ重視の定番素材
ジグヘッドで最も多く使われているのが、鉛(なまり)製のモデルです。
加工がしやすく価格も手頃なため、初心者〜ベテランまで幅広く愛用されている定番素材と言えるでしょう。
私も普段使いでは、まずこの鉛製を中心にセレクトしています。
主な特徴は以下の通りです:
- 価格が安く、消耗を気にせず使える
- 浮き上がりにくく、狙ったレンジをキープしやすい
- 適度なフォールスピードでアジに見せやすい
特に、1g前後の軽量ジグヘッドを細かく使い分けたい場合や、根掛かりの多いポイントでのロスト前提の釣りでは、コスパ面で大きなメリットがあります。
ただし、感度や飛距離はタングステンにはやや劣るため、風が強い日や深場狙いでは不利になるケースもあります。
それでも、アジング初心者が最初に選ぶなら鉛製で十分です。
重さと形状に注目して使い分ければ、鉛製でも十分すぎるほど釣果は出せます。
タングステン|感度・飛距離重視の上級者向け
鉛よりも密度が高く、小さなシルエットでも重さを確保できる素材が「タングステン」です。
その特性により、アジングにおいては“感度・飛距離・フォールスピード”の3拍子が揃った高性能素材として注目されています。
私自身、風が強い日や沖の深場を狙うときには必ずタングステン製を選択肢に入れます。
タングステンジグヘッドの主なメリットは以下の通りです:
- 同じ重さでも鉛より小さく、飛距離が出る
- 水中での感度が高く、着底やバイトが手元に伝わりやすい
- 速いフォールで手返しよく探れる
とくに活性が高いタイミングや、レンジを素早く探りたい状況では、圧倒的な強さを発揮します。
一方で、価格は鉛の2倍〜3倍ほどと高めで、根掛かりが多い場面では少し使いづらいというデメリットもあります。
そのため、ジグヘッドローテーションの中の“切り札的存在”として使うのがおすすめです。
「1匹でも多く釣りたい」「アタリを明確に感じたい」という方は、ぜひ一度タングステンジグヘッドを試してみてください。
フックの形状と性能をチェックしよう
ジグヘッドのフック部分は、アジが実際に口にする“最終接点”です。
いくらワームや誘い方が完璧でも、フックの形状や太さが合っていないと、アタリがあっても掛からなかったり、バラしてしまったりします。
特にアジは口が柔らかく、吸い込みバイトも多いため、「刺さりやすさ」と「ホールド力」の両立が重要です。
ここでは、アジング用ジグヘッドによく採用されている3つの代表的なフック形状について、それぞれの特徴と適した使い方を解説します。
オープンゲイプ|アジングの基本は“掛かりやすさ”に尽きる
アジング用ジグヘッドで最もスタンダードかつ釣果を左右する形状が、「オープンゲイプ」です。
オープンゲイプとは、針先が大きく外側に開いた形状のことで、アジの小さくて柔らかい口でもスムーズにフッキングしやすいのが最大の特徴。
アジは吸い込み系の捕食をするため、フックポイントが真っ直ぐや内向き(ネムリ)だと吸い込みの勢いで弾かれたり、浅掛かりになりやすい傾向があります。
その点、オープンゲイプならわずかな吸い込みでも針がしっかり口内に入りやすく、掛かりも抜群。
実際に私自身、これまで1000匹以上のアジを釣ってきた中で、基本的にはほぼ全てオープンゲイプ形状のフックを使用しています。
とくに初心者〜中級者にとっては、とにかくフッキング率が安定する=釣れる実感が得やすいという点で、オープンゲイプは“最強の入口”と言えるでしょう。
迷ったら、まずはオープンゲイプ形状を基準にジグヘッドを選ぶ。これがアジングを楽しむうえでの基本です。
ストレート&ネムリ形状|状況に応じて使い分けたい“掛け方の違い”
ジグヘッドのフック形状には「ストレート」と「ネムリ(内向き)」があり、それぞれ掛かり方やバラしやすさに特徴があります。
ただしアジングでは、結論から言えばオープンゲイプが最もおすすめです。
アジの口は非常に柔らかく、吸い込みも軽いため、針先がまっすぐ過ぎる(ストレート)ものや内向きすぎる(ネムリ)ものは弾かれやすく、フッキング率が下がる傾向があります。
一方、メバル釣りではネムリ形状が基本とされており、これはメバルの口がやや硬く、掛けた後にしっかりフックが残ることが重視されるからです。
私も普段のアジングではオープンゲイプをメインに使っていますが、以下のようなケースではネムリやストレート形状をあえて選ぶこともあります:
- 良型アジや尺アジ狙いなど、一度掛けたら絶対にバラしたくない場面
- 風が強くドラグを緩められない日や、抜き上げが前提の堤防など
- バラしが明らかに多発しているとき(特に浅掛かりが多い状況)
それでも基本的には、吸い込みやすくて掛かりも良い“オープンゲイプ”がアジングの王道です。
ストレートやネムリは、あくまで補助的・状況特化型の選択肢として覚えておくとよいでしょう。
アジング用最強ジグヘッドおすすめ10選

ここからは、私がこれまでに100種類以上のジグヘッドを実釣で使用し、アジを1000匹以上釣ってきた中で「本当に良かった」と思えるジグヘッドを厳選してご紹介します。
単に人気ランキングを並べるのではなく、実際に釣れた・使いやすかった・状況対応力が高かったという観点から選んでいます。
それぞれのジグヘッドについて、
・どんな特徴があるのか?
・どんなシチュエーションに向いているのか?
・どんなワームと相性が良いのか?
といった点を詳しく解説していきます。
これを読めば、「結局どれを買えばいいの?」という悩みがなくなります。
まずは、私が今でも一軍で使い続けている“最強ジグヘッド”から紹介していきます。
第1位|レンジクロスヘッド【ドヒトミ】
「正直、これだけでいい」。アジング歴の長い私でも、そう言い切れるジグヘッドがドヒトミのレンジクロスヘッドです。
特筆すべきは、フックの刺さりやすさと軸の細さ。
土肥富製のフックはとにかく刺さりが圧倒的で、1度使えば必ず違いがわかります。
とにかくフッキング性能がズバ抜けており、豆アジ〜尺アジまで、軽いアタリでも迷いなく掛けにいけるのが魅力です。
さらに、ヘッド形状も絶妙。
矢じり型と言われる形ですが、わずかな水流でも姿勢がブレにくく、ただ巻き・フォール・シェイクのすべてで安定した操作感が得られます。
私自身、これまで釣ったアジの半分近くをこのジグヘッドで釣っています。
夜でも風が強くても、「とりあえずこれ」で釣れる安心感は段違いです。
初めてのアジング用ジグヘッドにも、最終的な“結論”としてもおすすめできる一本。
1.0g前後を基準に揃えておくと、あらゆる状況で活躍してくれます。
オススメのワームはreinsの「アジアダー」で、私が最もアジを釣ってきた組み合わせです。


第2位|月下美人アジングジグヘッドTG【ダイワ】
「値段を気にしないなら、性能は文句なし」。
ダイワの月下美人シリーズの中でも、タングステン素材を使用した高比重ジグヘッドとして圧倒的な支持を集めているのがこの「アジングジグヘッドTG」です。
形状はラウンド型で癖がなく、どんなワームやアクションにも対応しやすいのが特徴。
そこにタングステンの比重が加わることで、同ウェイトでも沈下速度が速く、ディープや流れのある状況でもしっかり操作できます。
しかも実は、フックはドヒトミ製。
第1位のレンジクロスヘッドと同じく、鋭く、掛かりも抜群。この“釣れる要素の塊”のような構成は、正直反則級です。
唯一の弱点は価格。1本あたりの単価が高いため、ロストが多いポイントや初心者にはややハードルが高いかもしれません。
とはいえ、性能だけを見れば間違いなく最強クラス。
ここぞというタイミングで投入したい、まさに“切り札”のようなジグヘッドです。
第3位|TGティンプル【タングステン本舗】
「月下美人TGと同等性能、それでいて価格は半分以下」。
このジグヘッドは、釣具メーカーではなく金属加工会社・NSC工業が展開する“本気の製品”。
正直、私も最初は「釣具メーカーでも無いしどうなんだろう」と思っていました。
しかし使ってみてビックリ。タングステンの高比重による沈下速度、フックの鋭さ、ワームのズレにくさ、すべてが一流クラスです。
フックはなんとドヒトミ製で、掛かりやすさ・バラシにくさは申し分なし。
ワームキーパー付きなのでワーム持ちもよく、さらに大型アイで結束も簡単。
そして極めつけは、ヘッド部分にディンプル加工。
水の抵抗を分散させ、フォールの安定性や操作感にも良い影響を与えてくれます。
この性能で価格は月下美人TGの約半額。
コスパで言えば圧倒的No.1で、私も現在の常用ジグヘッドのひとつです。
とにかく性能も価格も妥協したくない人におすすめの、まさに隠れた逸品です。
第4位|アジ弾丸【オーナー】
名前のとおり弾丸型のヘッド形状で、水を切ってまっすぐ進むタイプ。
リトリーブ主体の釣りに向いており、潮を切る感覚がわかりやすいのが特徴です。
フックはストレート形状でありながらフッキング性能が高く、バラシも少ない設計。
しかも価格が非常に安価で、まとめ買いしても財布に優しい。
これからアジングを始める初心者にとって、まず最初に手に取ってほしい1本です。
第5位|アジスタS【ティクト】
「操作感の分かりやすさ」で選ぶならコレ。
軽量でもラインの張り感が出やすく、初心者が“アタリ”を掴む練習にも最適なジグヘッドです。
やや立ち気味のフック設計により、バチッと掛けやすく、すっぽ抜けにくいのも◎。
ライトゲーム界の定番モデルとして、全国のフィールドで実績多数。特に軽量ジグ単での釣りにはベストマッチです。
第6位|デルタマジック【カツイチ】
リアクションバイト狙いに特化した“ダート系ジグヘッド”。
鋭いダートアクションを生み出す矢じり型ヘッドが最大の特徴で、食い渋りやプレッシャーの高い場面に抜群の効果を発揮します。
フォールでは水平に近い姿勢をキープしやすく、しっかり見せてから喰わせる動きも得意。
「アジのスイッチを入れたい」「喰わせの間が欲しい」――そんな時こそ、デルタマジックの出番です。
第7位|フロードライブヘッド【土肥富】
1位のレンジクロスヘッドのダウンサイジングモデル。
基本設計はそのままに、軽量&小型化されており、ショートバイト対策にも有効です。
アジのサイズが小さいときや、あたりが極端に弱い状況では、レンジクロスよりもこちらの方が釣果に直結しやすい場面も多々。
豆アジや冬の低活性アジ攻略に欠かせない1本として、タックルボックスに常備したいジグヘッドです。
第8位|ストリームヘッド【34(サーティーフォー)】
“吸い込みの良さ”に徹底的にこだわったジグヘッド。
細軸&鋭角なフックデザインにより、わずかな吸い込みでもしっかり口に入る形状になっています。
特に流れの中をゆっくり漂わせる「ドリフト釣法」との相性が抜群で、私自身もドリフト中心のアジングで愛用しています。
ショートバイトが続くときや、アジの食いが渋いタイミングにこそ真価を発揮する1本です。
第9位|ラグゼ 宵姫AJカスタムTG【がまかつ】
“針のがまかつ”が誇る、精密かつ鋭利なジグヘッド。
鮎針をベースにした設計で、刺さり・掛かりの良さは業界トップクラス。
形状は矢じり型で、水中でキビキビとしたアクションを生みやすく、リアクション狙いにも対応します。
フッキング性能と操作性のバランスに優れたモデルとして、中級者以上にも人気の1本です。
第10位|ターンズヘッド【ミザール】
独自形状のフックが特徴的な個性派ジグヘッド。
オープンケイブの刺さりやすさと、ストレートやネムリ系のバレにくさを両立するよう設計されています。
これにより、ショートバイトでも掛けやすく、掛けた後もしっかりホールド。
他のジグヘッドでバラしが多い時の救世主的存在として、ローテーションに1つ加えておきたいモデルです。
アジングでのジグヘッドや重さ選びに迷ったら?タイプ別おすすめ早見表

アジング用ジグヘッドは種類が豊富すぎて、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いと思います。
そんな時は、「今の状況・自分の目的」に合わせて選ぶのが正解。
ここでは、シチュエーション別におすすめのジグヘッドを厳選して紹介します。
初心者向け・強風対策・豆アジ対応など、実釣で使い分けている実例をもとにまとめました。
初心者向け|まずはコレを選べばOK
アジング初心者の方には、まず1g前後のジグヘッドから始めるのが断然おすすめです。
この重さであれば、飛距離・操作感・感度のバランスが良く、扱いやすさと釣果の両立が可能です。
ジグヘッドの選び方に迷ったら、以下の3つの視点で選んでみましょう。
- リトリーブ主体の釣りをしたいなら:「アジ弾丸」
- フォール主体で喰わせたいなら:「アジスタ」
- どんな釣り方にも対応したいなら:「レンジクロスヘッド」
まずはこのあたりから始めて、自分の釣りスタイルに合ったジグヘッドを見つけていきましょう。
風が強い日・ディープ攻略|重め&感度重視モデル
風が強くてラインメンディングが難しい日や、深場を攻めたいときには、1.5g以上の重めのジグヘッドを選ぶのが効果的です。
このとき特におすすめなのが、「月下美人アジングジグヘッドTG」や「TGティンプル」などのタングステン製。
タングステンは比重が高いため、同じ重さでもシルエットが小さく、沈下速度も速くなるというメリットがあります。
ボトム付近を手早く探りたいときや、風を切ってテンポよく釣りたいときに重宝します。
豆アジ狙い・渋い日|極軽量&フッキング重視タイプ
アジのサイズが10cm前後の豆アジや、アタリはあるのに乗らないような渋い状況では、軽量で刺さりやすいジグヘッドが圧倒的に有利です。
代表的なのは、1位で紹介したレンジクロスヘッドのダウンサイズモデル「フロードライブヘッド(土肥富)」。
吸い込みやすさ・フッキングの決まりやすさの両立で、特にショートバイト時に真価を発揮します。
もう一つの選択肢は、34(サーティーフォー)の「ストリームヘッド」。
こちらは吸い込み特化の形状で、ドリフトとの相性が抜群。ナチュラルなフォールや潮に乗せる釣り方で豆アジを確実に掛けていけます。
極軽量モデル(0.4g〜0.8g)+刺さりやすいフック形状を選ぶことが、渋い状況を打開する鍵になります。
それでもどうしても釣れない時はアシストフックの「鬼爪」もオススメ。
超ショートバイトまでかけてくれる”反則級”アイテムです。
まとめ|最強のアジングジグヘッドは“自分の釣り”で決まる

この記事では、本当に釣れるアジング用ジグヘッド10選を紹介してきました。
ジグヘッドはアジングにおいて、釣果を左右する最重要パーツ。
ロッドやリール以上に、状況ごとの選び方が結果を大きく変えてきます。
ただし、最強のジグヘッドは“万人共通”ではありません。
釣り場の水深・潮の流れ・狙うアジのサイズ・釣り方のスタイルによって、合うモデルは変わってくるのです。
ぜひ、この記事を参考にしながら、あなたの「釣り」に合う1本を見つけてみてください。
そして、ジグヘッドのセレクトを“感覚”ではなく“戦略”として考えることができれば、アジングの楽しさと釣果は間違いなく一段階アップします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
関連記事|アジのサイズ別に特化したジグヘッドやワームランキングも公開中!
今回ご紹介したのは、全国的な釣果実績をもとにした総合ランキングですが、さらに釣果を伸ばすには、狙うサイズに応じた“特化ジグヘッド”の選定が効果的です。
以下の記事では、豆アジ・尺アジそれぞれに適したジグヘッドを厳選して紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。
▶ 豆アジ専用ジグヘッドランキング【軽量&フッキング重視】
10cm前後の豆アジでもしっかり掛けられる極小ジグヘッドを厳選紹介。
吸い込みやすさと違和感のなさを重視したモデルを実釣ベースでまとめています。

▶ 尺アジ対応ジグヘッドランキング【大型対応・高強度】
20cm後半〜30cm超えの大型アジを狙う人向け。強度やバラシ対策を重視した「パワーフック搭載モデル」を中心に、安定した針掛かりを実現するジグヘッドを紹介しています。

▶ 尺アジ対応 最強ワーム5選【大型でもしっかり喰わせる】
30cmオーバーの尺アジ狙いには、ワームのサイズ感とアピール力が重要。
吸い込みやすさと耐久性、さらに存在感を兼ね備えた尺アジ対応ワームを厳選して紹介しています。

▶ 豆アジ対応 最強ワーム5選【吸い込み抜群&微波動系】
10cm前後の豆アジでも違和感なく口を使わせるには、繊細な素材・波動・サイズ選びがカギ。実際に釣果が安定した超小型&高実績モデルだけをピックアップしました。

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