バス釣りが「クズ」と言われるのはなぜ?迷惑行為と嫌われる理由を徹底解説

こんにちは。現役釣具屋店員のみきやです。

「バス釣りする人ってクズばっかじゃん」
——そんな極端な声を、SNSや掲示板で見かけたことはありませんか?

私は現役の釣具屋店員として、そしてバサーとして、日々さまざまな釣り人と接してきました。

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その中でもバス釣りは特に人気が高いジャンルであり、魅力も多い一方、マナー違反や迷惑行為などが問題視されやすい釣りでもあるのが現実です。

本記事では、なぜバス釣りが「クズ」と言われてしまうのかを冷静に分析し、よくある迷惑行為や世間の反応、それに対する改善策まで解説します。

目次

なぜバス釣りは「クズ」と言われるのか?世間の声と実態

SNSや掲示板、YouTubeのコメント欄などでは、「バス釣りってクズ多くない?」「バサーはマナーが悪い」といった辛辣な声を見かけることがあります。
なぜこうしたイメージが定着してしまっているのでしょうか。

実際にバス釣りを楽しんでいる釣り人の中には、自然を大切にし、釣り場の環境維持に貢献している方も多くいます。
それでもなお、世間では“バス釣り=迷惑”という印象が根強いのが現実です。

現役釣具店員として多くの釣り人と接してきた立場からも、ごく一部のマナーの悪い行動が、バス釣り全体の印象を悪くしていることは否めません。
この章では、そんな「バス釣り=クズ」というイメージがどこから来ているのかを深掘りしていきます。

SNSで見られる辛辣なコメントや評価

バス釣りが「クズ」と言われる原因のひとつに、SNS上でのネガティブな投稿の拡散があります。
X(旧Twitter)やInstagram、YouTubeのコメント欄では、以下のような辛辣な声が多く見受けられます。

  • 「立入禁止の池で堂々と釣ってるやつ、全員バサー」
  • 「駐車マナー悪すぎ。釣り禁止になって当然」
  • 「ゴミだらけ、誰が捨てたか丸わかり。ワームの袋落ちてるし」

もちろん、すべてのバス釣り愛好家がこうした迷惑行為をしているわけではありません。
ですが、ごく一部のマナー違反が目立ち、それが“バス釣り界隈全体の印象”として拡散されてしまっているのが現状です。

現役釣具店員としての立場から見ても、SNSの影響は非常に大きく、ひとたび炎上すると地域の釣り場閉鎖やルール強化の引き金にもなりかねません。
「またバサーか」と言われてしまう構図が、ネットの中でもリアルでも広がっています。

一部の釣り人の行動がジャンル全体の印象に

バス釣りが「クズ」と言われてしまう大きな理由のひとつが、ごく一部の心ない釣り人による迷惑行為です。
例えば、以下のような行動が地域住民や釣り場管理者の間で問題視されています。

  • 立入禁止区域への侵入やフェンスの乗り越え
  • ルアーを投げた後の大声や騒音
  • 駐車禁止エリアへの無断駐車

こうした行為を行う人はほんの一部なのですが、その影響が釣りジャンル全体のイメージを下げてしまうことが多いのです。
「またバス釣りの人が…」という形で、すべてのバサーがマナーが悪いと思われてしまう構図が生まれてしまっています。

現役釣具店員として日々多くの釣り人と接していますが、実際は礼儀正しくルールを守って楽しんでいる方の方が圧倒的に多いと感じています。
しかし、残念ながら一部の非常識な行動が目立つと、その声だけが強調されて広まってしまうのが実情です。

マナー違反の積み重ねが信頼を損ねている

バス釣りに対する悪印象は、一度や二度の迷惑行為だけでなく、日常的なマナー違反の積み重ねによって生まれたものでもあります。
例えば、以下のような「小さな違反」も、地域や管理者からすると深刻な問題になることがあります。

  • 使用済みワームやラインの放置
  • 駐車場に設けられていない場所への駐車
  • 騒音や夜間の釣行による近隣への迷惑

一見些細に思える行動でも、釣り場の環境悪化やトラブルの原因となり、最終的には「釣り禁止」の看板が立つことに繋がるケースも少なくありません。
そして、その度に「またバサーのせいか」と悪評が蓄積され、バス釣り=迷惑という認識が固定化してしまいます。

現役釣具店員としても、こうした苦情やトラブルについての声を日常的に耳にします。
釣りを楽しむすべての人が、マナーを守る意識を持つことが、バス釣りの社会的な信頼回復には不可欠だと感じています。

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「クズ行為」とされるバス釣りの迷惑実例とは?

バス釣りが「クズ」と言われる理由の一つに、実際に行われている迷惑行為の存在があります。
一部のバサーの行動が、釣り場の環境や周囲の人々に大きな迷惑をかけている事例は少なくありません。
その結果、地域住民や管理者の不信感を生み、バス釣り全体の印象が悪化するのです。

ここでは、よく問題視される典型的な迷惑行為を紹介し、それがどのように「クズ行為」とされるのかを掘り下げていきます。

立入禁止区域への侵入や無許可釣行

バス釣りが「クズ」と言われる大きな要因のひとつが、釣り禁止の場所や私有地への無断侵入です。
特に問題となっているのが、ダム湖や農業用ため池、水道局が管理する貯水施設など、本来は安全や管理上の理由から立ち入りが制限されている場所への侵入行為です。

こういった場所は、見た目には普通のフィールドに見えてしまうこともありますが、関係者以外の立ち入りを禁じている理由があります
それを無視して釣りをすることで、管理者や地元住民との信頼関係が壊れ、釣り自体が禁止になるケースも増えています。

実際に私の店舗でも、「人気ユーチューバーが釣ってたから行ってみたら立ち入り禁止だった」という声を聞いた事があります。
このように、SNSや動画などの影響で人が集まり、本来禁止されている場所に知らず知らずのうちに侵入してしまう人も少なくありません。

しかし、知らなかったでは済まされないのがこの問題の難しいところです。
なぜなら、看板が出ている場合はもちろん、そうでない場合でも「無許可の釣り」は不法侵入や条例違反となる可能性があるからです。

こうした行動が積み重なると、地域全体がバス釣りに対して強い拒否反応を持つようになり、「バス釣り=マナーが悪い=クズ」というレッテルにつながります。

本当に釣りを長く楽しみたいのであれば、「ここは入っていい場所か?」「釣りしてもいいのか?」を事前に確認する姿勢が欠かせません。
そして、自分だけでなく、同行者やSNSのフォロワーにも正しいマナーを伝える意識が、釣り文化の継続には必要不可欠です。

ゴミの放置・ラインやワームのポイ捨て

バス釣りに限らず、釣り人のモラルが問われる最大の問題のひとつが「ゴミ問題」です。
中でもバス釣りはワームやラインなど人工物を多用する釣りのため、目に見えるゴミが残りやすく、悪目立ちしてしまいます。

実際にフィールドを歩くと、使い終わったワームが草むらに落ちていたり、カットされたPEラインがそのまま地面に捨てられている場面をよく目にします。
こうしたゴミは自然に分解されることはなく、野鳥や野生動物が誤飲する事故にもつながりかねません。

「たった1本くらい」「誰も見てないから」
そんな気のゆるみが積み重なった結果、地元住民からのクレームが増加し、釣り禁止エリアが拡大するケースも後を絶ちません。

私の店舗に来るお客さんの中には、「最近あそこ釣り禁止になったね」と残念そうに話す人が多くいますが、その原因の一部がゴミ問題であることは明らかです。

現場で出たゴミは、必ず自分で持ち帰るのが最低限のマナー。
それに加えて、見つけたゴミを一つでも拾って帰るだけで、釣り人の印象は大きく変わると私は感じています。

「釣り人=自然を大切にする存在」として認識されるようになるためには、一人ひとりの小さな行動が欠かせません

騒音・違法駐車など近隣住民への迷惑

バス釣りのフィールドは多くが住宅街に隣接した池や河川、ダムの周辺です。
そのため、釣り人の行動が近隣住民の生活に与える影響は想像以上に大きく、特に騒音や違法駐車といったトラブルが頻発しています。

例えば、早朝や深夜に車で到着して大きな声で会話したり、ドアの開閉音を響かせるだけでも、静かな地域に住む人にとっては大きなストレスとなります。
また、路上駐車や私有地への無断駐車も問題視されがちで、住民とのトラブルに発展することも少なくありません。

私が釣具店で対応したお客様の中にも、「あそこの池、駐車トラブルで釣り禁止になったらしい」といった話をする方が何人もいました。
これは決してレアケースではなく、釣り人全体への印象を悪くする原因となってしまいます。

釣り人側の視点では「ほんの数分だけ」「駐車場がないから仕方ない」と感じるかもしれませんが、地元住民にとっては日常生活を脅かす迷惑行為に移るのです。

釣り場を守るためにも、「住んでいる人がいる」という意識を忘れずに。
事前にコインパーキングや公式駐車場を調べておく、早朝は極力静かに行動するなど、少しの配慮が今後のフィールド環境に大きな影響を与えます。

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バス釣りを「クズと言わせない」ためにバサーができること

バス釣りが「クズ」と言われてしまう背景には、一部の心ない行動が大きく影響しています。
しかし、それを変えていけるのも、釣り人自身の行動次第です。
マナーを守り、地域との調和を意識した振る舞いをすれば、ネガティブなイメージを払拭し、次世代にも釣り場を残すことができます

ここでは、現役釣具店員として日々釣り人と接する中で感じた、「好かれる釣り人」になるためのポイントを紹介します。

「地域との共存」を意識した行動を

バス釣りを楽しむフィールドは、誰かの生活圏内にあることがほとんどです。
つまり、釣りをする上では必ず地域社会との共存を意識しなければなりません。

たとえば、あいさつをする・騒がない・ゴミを持ち帰るといった基本的なマナーを守るだけでも、住民の印象は大きく変わります。
釣り場周辺の清掃や草刈りを自主的に行っているアングラーもいて、地域住民から感謝されているケースもあります。

また、その地域のルールをきちんと理解することも重要です。
釣り禁止エリアに立ち入らない、迷惑駐車をしないといった、当たり前の行動が信頼に直結します。

バス釣りが地域にとって「迷惑な存在」から「地域と共にある文化」へと変わっていくためには、一人ひとりの意識改革が不可欠です。
「釣り人がいるから安心」「ゴミがないから助かる」──そんな風に思ってもらえたら、それは大きな一歩です。

ゴミ拾いやSNSでの啓発の効果

バス釣りが「クズ」と言われる原因のひとつが、釣り場に放置されたゴミです。
ルアーのパッケージ、ワーム、ライン、空き缶……こうしたゴミが目に付くだけで、地域の方や他ジャンルの釣り人からの印象は急落します。

ですが、逆に考えれば、ゴミを拾うだけでその印象は大きく変わるのです。
釣りの前後に5分だけでも目に見えるゴミを拾っていけば、「バサー=マナーのいい釣り人」という印象に少しずつ変えていくことが可能です。

最近では、SNSでの発信を通じて啓発活動をする釣り人も増えてきています
「#釣り場を守ろう」「#ゴミ拾いアングラー」などのハッシュタグをつけて投稿することで、仲間を増やしながら釣り人の意識改革を促すことができます

地道な活動ではありますが、発信が人を動かし、やがて地域との信頼を築く力になるのです。
1人の小さな行動が、バス釣り全体の未来を変えるかもしれません。

初心者が気をつけたいマナーの基本

バス釣りを始めたばかりの方にとって、「釣りのマナーって何を守ればいいの?」と迷うことも多いかもしれません。
しかし、基本をしっかり押さえておけば、周囲とのトラブルを避けることができ、長く楽しく釣りを続けられます

まず大前提として、立入禁止エリアや私有地には絶対に入らないこと
注意書きがなくても、あきらかに生活圏であったり、通報されるような場所では釣りをしないのが鉄則です。

また、ゴミは必ず持ち帰るのはもちろん、使用済みのラインやワームはこまめにポケットにしまう癖をつけましょう。
釣り場に残してしまうと、たった一本のラインが原因で動物や鳥を傷つけてしまうこともあります。

大きな声での会話や音楽の再生も控えましょう。
自然の中で静かに釣りを楽しむ人が多いため、周囲の環境に配慮した行動が求められます。

そして、釣り人同士の距離感も大切です。
先行者がいる場所には無理に割り込まず、十分な距離をとってキャストすることで、お互いが気持ちよく釣りを楽しめます。

初心者だからこそ、基本を大切にする姿勢が信頼に繋がります
最初からマナーを意識できていれば、「バス釣り=クズ」というレッテルから無縁のアングラーになれるはずです。

初心者が気をつけたいマナーの基本

バス釣りを始めたばかりの方にとって、「釣りのマナーって何を守ればいいの?」と迷うことも多いかもしれません。
しかし、基本をしっかり押さえておけば、周囲とのトラブルを避けることができ、長く楽しく釣りを続けられます

まず大前提として、立入禁止エリアや私有地には絶対に入らないこと
注意書きがなくても、あきらかに生活圏であったり、通報されるような場所では釣りをしないのが鉄則です。

また、ゴミは必ず持ち帰るのはもちろん、使用済みのラインやワームはこまめにポケットにしまう癖をつけましょう。
釣り場に残してしまうと、たった一本のラインが原因で動物や鳥を傷つけてしまうこともあります。

大きな声での会話や音楽の再生も控えましょう。
自然の中で静かに釣りを楽しむ人が多いため、周囲の環境に配慮した行動が求められます。

そして、釣り人同士の距離感も大切です。
先行者がいる場所には無理に割り込まず、十分な距離をとってキャストすることで、お互いが気持ちよく釣りを楽しめます。

初心者だからこそ、基本を大切にする姿勢が信頼に繋がります
最初からマナーを意識できていれば、「バス釣り=クズ」というレッテルから無縁のアングラーになれるはずです。

現役釣具店員が語る「クズと言われるバサー」のリアル|バス釣り客の実態

私は釣具店で長年働いており、毎日のように多くのバス釣りファンと接しています
実際に接客していると、「バス釣り=クズ」と言われる背景には、リアルな顧客対応の現場にヒントがあると感じることもあります。
ここでは、店員として見た「バサー像」を少し突っ込んだ形でお伝えしていきます。

客としてのバサーは丁寧?荒い?

バス釣りをするお客さんは、非常にリピーター率が高い傾向があります。
熱心に情報を集めたり、新製品をいち早くチェックしたりと、釣具店にとってはありがたい存在でもあります。

一方で、中には横柄な態度や高圧的な口調で接してくるお客様も一定数存在するのも事実。
「在庫ないの?」「こんな高いの誰が買うんだよ」といった不満や愚痴をぶつけてくるケースも見受けられます。

特に若い世代の一部に見られる「俺は釣れる人間だ」という無言のマウント的な雰囲気が、接客側からすると少し残念に感じられることも。
とはいえ、マナーの良いバサーも数多く、一概に「悪質」とは言えません。

「クズ」と言われる一因には、こうした接客現場での印象も影響している可能性があります。

クレームや苦情の傾向と内容

バス釣り用品は他のジャンルに比べて限定アイテムや先行発売商品が非常に多く、ファンの熱量も相まって売り場でのトラブルが起きやすいジャンルでもあります。

特に問題になりやすいのが「買い占め」や「ルール違反」です。
たとえば「おひとり様1点まで」としていても、複数回に分けて来店するなどして何個も買い込もうとするケースが後を絶ちません。

また、バス釣りファンの中には常連でスタッフと顔なじみの方も多く、私とは普通に会話してくれるのですが、アルバイトスタッフに対しては高圧的な態度をとる人もいて、「あの人ちょっと怖い…」とバイトが萎縮してしまうことも実際にあります。

こうした行動が他のお客さまや店員にも悪影響を与えるため、「一部のマナーの悪いバサー=クズ」というレッテルを生む原因になっているのかもしれません。

バス釣りファンとしての良い一面もある

クレームやトラブルの話が目立ちがちですが、バス釣りファンの中には礼儀正しくマナーの良い方もたくさんいらっしゃいます。
店頭で釣果の報告をしてくれたり、新商品の感想を教えてくれたりと、コミュニケーションを楽しむ常連さんも多く、釣具屋としてはありがたい存在です。

また、SNSで釣りの楽しさやルールの大切さを発信してくれる人も増えており、バス釣り文化を良くしようという前向きな動きも確実に広がっています

実際、「バス釣りって楽しい」「魚を大切に扱う文化がいい」という声も多く聞きます。
そうしたポジティブな面をもっと広げていくことが、偏見や悪評を減らす一歩になるのではないでしょうか。

まとめ|なぜバス釣りは「クズ扱い」されるのか?その背景と今後

本記事では、バス釣りが「クズ」と言われてしまう背景と、それを引き起こしている迷惑行為や世間の声を紹介してきました。
SNSでの辛辣な投稿、ゴミの放置や立入禁止区域での釣行といった行動が、ジャンル全体の印象を悪くし、一部のマナー違反が全体の評価に直結しているのが現実です。

しかし一方で、地域との共存を考えながら釣りを楽しんでいる人も多く、バス釣り文化を守ろうとする動きも確実に広がっています。
現役釣具店員としても、マナーを守る釣り人と接するたびに「バス釣りが悪いわけではない」と感じることが多いのが本音です。

これからのバス釣りは「一人ひとりの意識」が未来を変えていく時代です。釣りをする楽しさを守るためにも、釣り人自身がルールを守り、ポジティブな発信を続けていくことが重要になるでしょう。

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