こんにちは、つりはる代表のはるです。
今回は、エコギアの人気ワーム「バグアンツ」を実際に使ってインプレしていきます。
ライトゲームからチヌ・ヒラメ・ロックフィッシュまで、本当にいろんな魚が釣れる万能ワームです。
私は年間200釣行以上していますが、その中でもバグアンツは1軍ワームとして様々な釣りで愛用しています。
そんな経験から実際に釣れた魚や使用感をもとに、おすすめカラー・フックサイズ・ジグヘッドとの相性、そして使い方のコツまで詳しくレビューしていきます。
どんな場面で使うと強いのか、どのサイズ・カラーを選べば失敗しないのか——。実際の釣果を交えながら紹介していくので、これから使ってみたい方はぜひ参考にしてみてください。
エコギア バグアンツはおすすめ?その魅力を解説

画像引用元:エコギア公式サイト|BUG ANTS(バグアンツ)
結論からいうと、、、
エコギアのバグアンツは「万能さと実績を兼ね備えた最強ワーム」で、非常におすすめです!
黒鯛(チヌ)や真鯛、ロックフィッシュ、フラットフィッシュなど幅広い魚種に対応できるうえ、甲殻類を模したリアルなシルエットと水押しの強いパドルが、魚に強烈にアピールしてくれます。
特に、ただ巻き・リフト&フォール・ボトムバンプといった多彩なアクションで結果が出せるのが魅力。
海の状況や魚種を問わず使えるため、初心者〜上級者まで安心して使える完成度の高いワームです。
ここからは、バグアンツのスペックや特徴、カラー、実際の釣果まで、実体験を交えて詳しく紹介していきます。
エコギア バグアンツのスペック(2インチ・3インチ・4インチ)
エコギア「バグアンツ」は、用途に合わせて3つのサイズ展開があります。
それぞれの価格や入り数を以下の表にまとめました。
| サイズ | 全長 | 入り数 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| 2インチ | 約60mm | 10本入り | ¥700 |
| 3インチ | 約82mm | 8本入り | ¥750 |
| 4インチ | 約100mm | 6本入り | ¥750 |
マテリアル(素材)の種類と特徴
バグアンツは基本的には、ナチュラルシンキングマテリアルとよばれる沈みやすい素材で出来たワームです。
一部のモデルでは、異なる素材(マテリアル)を使用している限定モデルもあり、それによって沈み方や浮力が異なるため、状況に応じた使い分けが可能です。
- ナチュラルシンキングマテリアル:
基本となる標準モデル。最も沈みやすいタイプで、ボトム狙いやフォール主体の釣りに最適。 - ハーフフロートマテリアル:
ナチュラルより沈みが遅く、フローティングよりは浮きづらい中間の沈み具合で、ナチュラルなフォールを演出できる万能タイプ。 - フローティングマテリアル:
最も浮きやすく、沈みづらいモデル。表層付近を狙ったり、リフト&フォールでの滞空時間を長く取りたい時に効果的。
同じサイズでも素材によって沈み方や操作感が大きく変わるため、狙うレンジや釣り方に合わせて使い分けるのがポイントです。
派生モデルも多数有り!(熟成アクア・カサゴ職人・チヌ職人など)
バグアンツには、通常モデル以外にも対象魚ごとにチューニングされた派生モデルが存在します。
たとえば「チヌ職人 バグアンツ」や「カサゴ職人 バグアンツ」など、狙う魚種を絞ったモデルがあり、これらは2インチサイズのみのラインナップとなっています。
基本は通常モデルと同じですが、用途に合わせたサイズとカラーが採用されており、狙う魚種がわかりやすくなっています。
一方で、「熟成アクア バグアンツ」は匂い付きの汁に漬け込まれたモデルで、食わせ性能が非常に高いのが特徴です。
通常のバグアンツよりもやや柔らかく、耐久性は落ちますが、食いの良さは反則級。
実際、釣れすぎるため「封印している」というアングラーもいるほどです。
こちらは2インチに加え、通常モデルにはない3.3インチのサイズも展開されており、魚の活性やフィールドに合わせて選択可能です。
バグアンツの特徴
ここからは、エコギア「バグアンツ」の3つの主要な特徴について解説します。
「万能ワーム」と呼ばれる理由や、他のワームでは出せない独特の動きを紹介します。
特徴①:甲殻類を完全再現したリアルなフォルム
バグアンツはエビやカニなどの甲殻類をリアルに再現したフォルムが最大の特徴。
バス釣りでは馴染み深い形状ですが、ソルトで使用するワームではややマイナーな部類で、他のワームと被らない形状なのも強み。
細かい脚や触角が水流を受けてナチュラルに動くため、フォール中でも強烈にアピールします。
特にロックフィッシュやフラットフィッシュといった底物ターゲットや、甲殻類を捕食している黒鯛や真鯛に抜群の効果を発揮します。
特徴②:自然なフォールアクションで誘える
バグアンツの基本モデルで使用されている素材のナチュラルシンキングマテリアルは、沈み方が非常にナチュラルで食わせ能力が高いのが特徴。
リフト&フォール時に脚が水流をしっかり捉え、甲殻類が逃げるような自然な動きを演出します。
ただ沈むだけで魚を引き寄せる、ナチュラルでありながらアピール力も高い、まさに完成されたバランス設計です。
特徴③:あらゆる魚種に対応する万能性能
バグアンツはチヌ・ヒラメ・マゴチ・カサゴ・キジハタ・アカハタなど、幅広い魚種に対応可能。
サイズ展開も豊富で、2インチはチニング・ライトロック、3インチは万能サイズ、4インチは本格的な大型ロックフィッシュ狙いに最適です。
釣り場やターゲットを選ばず使える万能ワームとして、プロアングラーから初心者まで高い支持を得ています。
エコギア バグアンツの使い方(使う場面・アクション)

ここからは、エコギア「バグアンツ」の実際の使い方について解説していきます。
どんな場面で使うのが効果的なのか、どう動かすと釣れるのかを分かりやすく紹介します。
初心者でも簡単に扱える万能ワームなので、ぜひ参考にしてみてください。
バグアンツを使う場面
バグアンツはロックフィッシュやチヌ狙いでは、基本的にどんな場面でも活躍できる万能ワームです。
特に魚はいるのに食わない、あるいは活性が低くて口を使わないような場面では、その繊細な波動とフォールアクションが絶大な効果を発揮します。
実際、他のワームを何回通しても食わなかった場所を、バグアンツに変えた瞬間ヒットした経験が何度もあります。
一方で、形状の都合上やや空気抵抗が大きく、飛距離は他のルアーよりも劣りがちです。
そのため、遠距離を狙いたいシーンにはあまり向いていません。
また、潮の流れを受けやすい特徴もあり、流れが速すぎる場所では4インチは使いづらいこともありますが、3インチや2インチであれば問題なく対応可能です。
バグアンツのアクションと使い方
バグアンツは甲殻類を模した万能ワームで、根魚・チヌ・フラットフィッシュなど幅広い魚種に対応できます。
ここでは、実際の釣行でも特に釣果を出しやすい3つの使い方を紹介します。
① ボトムパンプ
もっとも基本となる使い方で、バグアンツの甲殻類的な動きを最大限に活かせます。
底まで沈めたあと、ロッドを軽く動かしてボトムで小刻みにワームを跳ねさせ、5回前後動かしてからステイを入れるのが基本。
砂煙を立てるように動かすことで、エビやカニを捕食している魚に強くアピールできます。
また、竿をやや大きめに動かして一瞬ボトムから浮かせてフォールで食わせるパターンも非常に有効です。
ロックフィッシュ、チヌ、フラットフィッシュ全般で高実績のアクションです。
② ボトムズル引き
初心者にもおすすめの簡単な使い方。
底を取ったら、あとはゆっくりただ巻きするだけでOKです。
底をこすりながら進むことで、自然と砂埃が立ち、バグアンツの手足が自発的に揺れて魚を誘います。
特にマゴチやカサゴなど、底に張り付いている魚には抜群の効果。
途中でステイ(止め)を入れたり、軽くリフト&フォールを混ぜるとさらに釣果が伸びやすくなります。
③ リフトアンドフォール
ボトムパンプよりも広範囲をテンポよく探れるアクション。
ロッドを大きく煽ってワームを持ち上げ、フォールで魚に食わせます。
真鯛やハタ系などは、底から少し離れたルアーにも果敢にアタックしてくるため、この釣り方が特に効果的です。
活性が高いタイミングでは、リフト幅を大きめ(50cm〜1m前後)に取るとアピール力が格段に上がります。
一方で、反応が渋い時はフォールを長めにとってナチュラルに落とすのがコツです。
バグアンツにおすすめのフックサイズ・ジグヘッド・リグを紹介!

画像引用元:エコギア公式サイト|BUG ANTS(バグアンツ)
バグアンツは、その形状と波動の強さから、さまざまなリグに対応できる万能ワームです。
ただし、魚種や狙う水深によってフックサイズやジグヘッドの重さ、リグの種類を使い分けることが重要です。
ここでは、実際の釣行で使用してきた中から特に相性の良かった組み合わせを紹介します。
「ジグヘッドでライトに攻めたい人」も、「テキサスやフリーリグで根魚を狙いたい人」も、ぜひ参考にしてみてください。
バグアンツのおすすめリグ
バグアンツはボトム攻略を中心に設計された万能ワームなので、基本的にはどんなリグにも対応できます。
その中でも、特に初心者でも扱いやすく、実際の釣行で釣果を出しやすい3つのリグを厳選して紹介します。
① ジグヘッドリグ
もっともシンプルで、ワームに刺すだけで使える定番リグです。
ただし、一般的なシーバス用ジグヘッドの多くは「スイミング系」の形状で、ボトム狙いにはやや不向き。
フォールやボトムパンプを多用するバグアンツには、根魚に特化したジグヘッドがおすすめです。
私が実際に使用している中で特におすすめなのが、イッセイ 海太郎の「根魚玉」。
針が固定されておらず、魚の引きに合わせて自然に動く構造のため、根掛かりを大幅に軽減できます。
ボトムを安心して攻めたい時に最適です。
また、小型魚狙いで2インチサイズのバグアンツを使うときは、デコイ「SV-57 ロックボム」も相性抜群。
フック形状が小さく、軽量シンカーでもワームがしっかり泳いでくれるので、ライトロックに最適です。
② テキサスリグ
古くから使われており、最も汎用性が高く、障害物周りを丁寧に攻めたいときにおすすめのリグです。
シンカーがフックの前に固定されるため、ボトムを感じやすく、根掛かりも少ないのが特徴。
ズル引きで広範囲を探ったり、リフト&フォールでリアクションバイトを狙ったりと、横・縦の両方の釣りに対応できます。
特にテトラや岩礁帯などのストラクチャーを攻める釣りでは圧倒的に使いやすいです。
私自身、キジハタやチヌを狙うときは主にこのリグを使用しており、安定した釣果が出やすい万能リグだと感じています。
③ フリーリグ
ここ最近は人気が急上昇しているのが、このフリーリグ。
シンカーがラインにフリー(自由)で通る構造になっており、フォール中のワームが自然に漂うのが最大の魅力です。
魚に違和感を与えにくく、食い込みも良好。
ボトムを探りながらもフォールで見せて食わせる、バグアンツの動きを最大限に活かせるリグです。
特に根掛かりしにくく、砂地や岩場でのボトム攻略に最適。
私の場合、根掛かりが多いポイントではテキサスよりもこちらを多用しています。
バグアンツにおすすめのフックサイズ(2インチ・3インチ・4インチ)
バグアンツはサイズ展開が豊富なため、ワームの大きさに合ったフックサイズ選びが非常に重要です。
小さすぎるとフッキング率が悪くなり、大きすぎるとワームの動きが制限されてしまうため、釣果に直結します。
以下は、私が実際の釣行で使用している目安です。
| ワームサイズ | おすすめフックサイズ |
|---|---|
| 2インチ | #3〜#2 |
| 3インチ | #1〜#1/0 |
| 4インチ | #2/0〜#3/0 |
私がメインで使用しているのはデコイの「キロフック」シリーズ。
上記サイズを基準に選べば、ほとんどの釣り場や魚種に対応できます。
メーカーによって若干サイズ感が異なることもありますが、私は常にキロフック基準でフックサイズを決めています。
特にキロフックは線径・貫通力・耐久性のバランスが非常に良く、根魚やチヌ、マゴチ狙いでも信頼して使えるフックです。
バグアンツの人気カラーとおすすめサイズを紹介!
バグアンツはカラーバリエーションとサイズ展開が非常に豊富で、状況に応じた使い分けが釣果を大きく左右します。
カラー選びやサイズ選びを間違えると、せっかくのバグアンツのポテンシャルを活かしきれません。
ここでは、私がこれまでの実釣で特に反応の良かった人気カラーと、魚種やシチュエーション別に最適だったおすすめサイズを紹介します。
「どの色を選べばいいかわからない」という方は、まずここで紹介する定番カラーから試してみてください。
おすすめサイズ
バグアンツは2〜4インチまでのラインナップがあり、狙う魚のサイズやポイントの水深によって使い分けるのが基本です。
どのサイズを選ぶかで釣果が大きく変わるため、ここでは私の実釣経験をもとにしたおすすめサイズを紹介します。
- 2インチ:小型の根魚(カサゴなど)やチヌ狙いに最適。吸い込みが良く、小型の魚でもしっかり食い込ませられる。
- 3インチ:最も万能で、根魚・チヌ・マゴチなど幅広い魚種に対応。迷ったらまずこのサイズから使うのがおすすめ。
- 4インチ:大型ロックフィッシュやフラットフィッシュ狙いに最適。アピール力が高く、広範囲を探りたいときにも効果的。
私自身、常用しているのは3インチで、ひとつのタックルでさまざまな魚を狙える汎用性の高さが魅力です。
また、活性の高い状況では4インチ、食い渋り時には2インチといったように、状況によってサイズを変えることで釣果を安定させられます。
人気カラー
バグアンツはカラーバリエーションが豊富で、状況によって水質・時間帯・魚の活性に合わせた色選びが重要です。
ここでは、私が実際に数多くの釣行で使用してきた中でも、特に釣果の安定している人気カラーを3つ紹介します。
① ホットオレンジフラッシュ
私が最も愛用している実績No.1カラーです。
定番中の定番で、おそらく販売数もトップクラスではないでしょうか。
明るいオレンジにフラッシュラメが入っており、視認性とアピール力のバランスが抜群。
ロックフィッシュはもちろん、チヌにも高い実績を誇ります。
迷ったらまずこの色だけ持っておけばOKと言える、信頼の万能カラーです。
② パールグロウ
ナイトゲームの定番グロー系カラー。
暗闇でしっかり存在感を出せるため、夜の根魚狙いでは欠かせません。
また、デイゲームでも濁りが強い状況や深場を攻める際に強く、光を反射して魚にアピールします。
1日通して使いやすく、昼夜問わず万能に活躍するカラーです。
③ 北陸クリアホロ
ナチュラル系+アピール系のハイブリッドカラー。
透明感のあるクリアボディにホログラムが入っており、澄み潮やプレッシャーの高い場面で特に強さを発揮します。
派手すぎず地味すぎないため、スレた魚を自然に誘うことができる万能系ナチュラルカラーです。
個人的には、晴天やベタ凪時のチヌ・ハタ狙いで多用しています。
バグアンツで実際に釣れた魚と釣果を紹介!

バグアンツは見た目のインパクトだけでなく、実際の釣果も折り紙つきです。
私自身、年間200釣行以上の中でバグアンツを何度も使用してきましたが、対応できる魚種の幅広さと安定した釣果には本当に驚かされます。
ここでは、実際に私がバグアンツで釣り上げた魚種や、特に印象に残っている釣果を紹介します。
釣行データや実体験をもとに、どんなシーンでどのサイズ・カラーが効果的だったのかもあわせて解説していきます。
実際に釣れた魚
バグアンツはとにかく対応魚種が多く、「これさえあれば何かしら釣れる」と言われるほど万能なワームです。
ここでは、私が実際に釣った魚種を一覧で紹介します。中でも、下記の3種は特に実績が高くおすすめです。
- ハタ系(アカハタ・キジハタ・オオモンハタなど)
バグアンツ3インチのホットオレンジフラッシュが鉄板。
とりあえずこれを投げてボトムパンプすれば釣れる、それくらい実績があっておすすめです。 - カサゴ(ガシラ)
2インチモデルがおすすめ。
近場のテトラや岸壁で「いれば必ず食う」と言っていいほど反応があり、ナイトゲームではグローカラーが定番です。 - 黒鯛(チヌ)
チニングといえばバグアンツと言えるほどの定番ワーム。
小型個体が多い時期は2インチ、大型狙いには3インチが◎。
プラグでのトップ狙いも楽しいですが、やはり数釣りならワームのボトム狙いが最強です。
(その他の釣果実績)
・ソイ系
・クエ
・真鯛
・ヒラメ
・マゴチ
等々、、、
実際に様々な魚種が釣れており、根魚からフラットフィッシュ、チヌまで幅広く対応できます。
まとめ|バグアンツは迷ったらまず使うべき万能ワーム
バグアンツは、根魚・チヌ・フラットフィッシュと幅広い魚種に対応できる万能ワームです。
特にボトムパンプやズル引きなどの底を意識したアクションと相性が良く、初心者でも扱いやすいのが魅力。
また、2〜4インチの豊富なサイズ展開と、状況に応じて使い分けられるカラーラインナップにより、あらゆるフィールドで結果を出せます。
ハタ・カサゴ・チヌといった人気ターゲットには特に効果的で、私自身も数えきれないほどの釣果を出してきました。
「とにかく何か釣りたい」「まず1本を釣ってみたい」
——そんな方にこそ、バグアンツは最初に選んでほしい信頼の定番ワームです。
ぜひ、サイズとカラーを揃えてボトムをじっくり攻めてみてください。きっとすぐにその実力を実感できるはずです。


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