こんにちは、つりはる代表のはるです。
私はこれまでに、ショアジギングで青物を中心に1,000匹以上の魚を釣ってきた実績があります。
そんな私が信頼を寄せているのが、オーナー(カルティバ)の撃投ジグシリーズです。
特に「撃投ジグ レベル」は、ただ巻きでもジャークでもしっかりアクションし、中級者以上のアングラーに支持される定番ジグとして知られています。
この記事では、撃投ジグシリーズの全体像や各モデルの違い、使い方・おすすめカラー・実釣レポートまで、ショアジギング歴10年以上の視点から徹底的に解説していきます。
「次の1本に何を選ぶべきか?」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
撃投ジグシリーズはオススメ?その魅力を解説【オーナー カルティバ】

結論からいうと、「撃投ジグシリーズ」はショアジギングにおいて、青物を中心とした回遊魚を狙うのに非常にオススメです!
その中でも特に、「通常の撃投ジグ」と「撃投ジグレベル」の2つは、私自身が長年にわたって愛用している信頼のモデルです。
撃投ジグシリーズは、モデルごとにしっかりとした個性と狙いがあり、状況や狙う魚に応じた使い分けがしやすいのが大きな魅力。
初心者〜中級者でも扱いやすく、それでいてベテランアングラーの厳しい要求にも応える性能を兼ね備えています。
この章では、撃投ジグシリーズのスペックや基本性能、他のジグと比べた強みをわかりやすく紹介していきます。
撃投ジグシリーズのスペック
撃投ジグシリーズは2025年現在で「撃投シリーズ」7種類+「投シリーズ」2種類の9種類ものラインナップがあります。
各モデル一覧と、それぞれのジグの特徴について解説していきます。
モデル名 | 特徴 |
---|---|
撃投ジグ | 通常モデル・万能タイプ。ナチュラルなフォールであらゆる状況に対応 |
撃投ジグハイパー | ヘビーウエイトモデル。350gまでの重量ラインナップがあり、深場や強風にも対応 |
撃投ジグエアロ | 遠投性能に優れるロング形状モデル。広範囲を手返し良く探れる |
撃投ジグレベル | フロントバランス設計。水平フォールでスローに誘える人気モデル |
撃投ジグタングステンエッジ | TG素材採用。小粒ながら水平フォール&スライドアクションで操作性◎ |
撃投ジグウルトラスロー | スロー専用・ボトム攻略特化モデル。平たいフォルムで移動距離を抑えた誘いが可能 |
撃投ジグストライク | 大型青物特化。水平フォールへの移行がスムーズで、スレた魚にも有効 |
投技ジグ | ライトショアジギング対応モデル。軽量モデルでもしっかり泳ぐ万能バランス |
投次郎 | コンパクト&高比重。足場の高い場所や短いロッドでも飛距離を出しやすい |
撃投ジグシリーズの人気モデルの特徴(撃投ジグ・撃投ジグレベル・投技ジグ)
撃投ジグシリーズには、幅広い釣り場やターゲットに対応する多彩なモデルが展開されています。
中でも私が特によく使用し、青物などの釣果に直結したと感じている3つのモデルがあります。
それが、「撃投ジグ(通常モデル)」「撃投ジグレベル」「投技ジグ」です。
このセクションでは、それぞれのモデルの特性や使い分け、実釣時に感じたメリットを詳しく解説していきます。
撃投ジグ(通常モデル)|万能タイプでまず1本目におすすめ
撃投ジグの通常モデルは、シリーズの中でも最もスタンダードで汎用性の高いモデルです。
ややリア寄りのセンターバランスのスリム形状により、抜群の飛距離を誇り、磯・堤防問わずあらゆる釣り場で活躍。
フォールスピードが速く、ボトムを素早く取りたい場面や潮が速い状況でもストレスなく扱えます。
私自身、朝マズメのナブラ打ちや、潮の動きが速い磯場での青物狙いに重宝しており、過去に10kgクラスのブリを仕留めた経験もあります。
価格も比較的安価で、初心者〜中級者まで幅広く使えるため、撃投シリーズの中でもまず最初の1本におすすめのモデルです。
撃投ジグレベル|ゆっくり魅せて食わせる“唯一無二”のモデル
撃投ジグレベルは、私が最も愛用しているモデルです。
ジャークで大きく動かしたあと、スーッと水平姿勢を保ちながらゆっくりとフォール。
このスローフォールのアピール力が非常に高く、ブリ属だけでなく、カンパチ系統や底物狙いの釣りでも強さを発揮します。
見た目はやや細身ながら、フォール時はスロージグに近い誘い方ができるのが最大の特徴。
しかも、高速ジャークにも対応し、ただ巻きではナチュラルな泳ぎを見せてくれる万能さも兼ね備えています。
細身でありながらスローに誘えるジグは非常に少なく、撃投ジグレベルにしか出せない“唯一無二”の動きが魅力。
潮がゆるいタイミングや、プレッシャーの高い場面で他のジグでは反応しない魚を引き出してくれる、まさに勝負ジグです。
投技ジグ|ライトショアジギングの万能選手
投技ジグは、通常の撃投ジグをベースに設計されたライトショアジギング専用モデルです。
15g〜50gまでのラインナップがあり、堤防やサーフなどの身近なフィールドで活躍。
通常モデルよりもややセンターバランス寄りの設計となっており、アクションは控えめでナチュラルな動きが特徴です。
特に注目すべきはそのスリムで長めのシルエット。
ライトショアジギングで使用する小型ジグの中では珍しく、しっかりと飛距離を出せるうえ、フォールとリトリーブのバランスも良好。
軽量で扱いやすいのに、しっかりと魚を引き寄せるアピール力も兼ね備えており、小型青物・フラットフィッシュなど幅広いターゲットに対応できます。
ライトゲームの1軍ジグとして、1本持っておいて損はないモデルです。
撃投ジグシリーズの使い方・フックセッティング【撃投レベル 投技ジグ】

※画像引用元:撃投ジグ公式サイト
撃投ジグシリーズは、ショアジギング初心者から上級者まで幅広く使える定番ルアーですが、その性能を最大限に活かすには「使う場面」「アクション」「フックセッティング」の理解が欠かせません。
私自身、数百回にわたる実釣を通して、撃投ジグの最適な使い方を探ってきました。
状況に応じたアクションの使い分けや、ジグのタイプ別に最適なフックセッティングを知っておくことで、釣果が大きく変わってきます。
このパートでは、実際に釣果を出してきた具体的な使用パターンを紹介しながら、撃投ジグシリーズの活用法を詳しく解説していきます。
使う場面
撃投ジグシリーズは、モデルごとに特性が異なるため、幅広い状況に対応可能な万能系ルアーですが、全体として共通して言えるのはその「耐久性の高さ」です。
特に塗装の強さ・ボディの剛性は圧倒的で、荒磯やテトラ、高さのある堤防など、ルアーが岩や構造物にぶつかりやすいシーンでも安心して使えます。ガンガン使っても表面のダメージが少なく、繰り返しの使用に耐えるのが大きな強みです。
また、撃投ジグシリーズは基本的にシルエットが細長く、ブリやヒラマサといった大型青物に強いアピール力を発揮します。
特にカタクチイワシやキビナゴ、トビウオなどの細身のベイトが接岸している時は抜群の威力を誇ります。
「ベイトが小さいけど細長い」そんな状況では、他のジグには出せないシルエットと動きで魚に口を使わせることができる頼れる存在です。
アクション・使い方
撃投ジグシリーズは、どのモデルも「フォール」に特徴がありフォールでのアピール力が非常に高いです。
そのため、基本は縦の釣り──つまりワンピッチジャークやスロージャークでしっかり誘うのが効果的です。
多くのモデルがジャークで大きく横に飛び出すような動きをしてくれるので、広範囲の青物に強くアピールできます。
ジャーク後の水平〜斜めフォールでしっかり見せることで、喰わせの間も作りやすく、ショアジギングでは大きな武器になります。
具体的には、「撃投ジグ」や「投技ジグ」は通常速度〜やや早めのワンピッチジャークとの相性が抜群。
スピーディーに動かしながらリアクションバイトを狙います。
一方で「撃投ジグレベル」はややスローなジャークでじっくり見せる釣りに向いています。
また、着底からの「ジャカジャカ巻き」も非常に有効で、特にカンパチなどの根回りの魚には効果絶大。
ボトム付近でのアクションを多用することで、他のジグでは出せない誘いが可能です。
ジグウェイトとフックサイズの対応表(撃投シリーズの場合)
ジグウェイト(g) | 2本フック | 1本フック |
---|---|---|
20~25 | - | 4 ~ 2 |
25~40 | - | 1 ~ 2/0 |
40~60 | 1/0 | 2/0 ~ 3/0 |
60~80 | 1/0 ~ 2/0 | 3/0 ~ 4/0 |
80~100 | 2/0 ~ 3/0 | 4/0 ~ 5/0 |
100~130 | 3/0 ~ 4/0 | 5/0 ~ 7/0 |
130~150 | 4/0 ~ 5/0 | 6/0 ~ 9/0 |
フックの長さの目安|ジグの全長に対して「2/5」がベスト
撃投ジグシリーズなどのロングジグを使用する際は、フックの長さ選びも非常に重要です。
ジグ本体の全長に対して「2/5の長さ」になるアシストフックが、アクションやフッキングのバランス面で最も優秀とされています。
フックが長すぎるとアクションを妨げたり、ジグや他のフックと絡む原因になるため、ジグサイズに合った長さを選ぶようにしましょう。
フックの種類と選び方|シングル・ツインフックが◎
撃投ジグシリーズでは、フロントのトリプルフック(トレブルフック)は基本的に不向きです。
理由は、フォール時にバランスを崩してアクションが乱れるリスクがあるからです。
そのため、シングルフックもしくはツインフックのフロント装着が主流となっています。
実際に私も愛用してるおすすめのアシストフックは、カルティバの以下のシリーズです
- ファイアツイン:大型青物対応。太軸で強度抜群
- 投技フック:ライトショアジギング用。細軸でナチュラルに誘える
これらはジグの動きにしっかり追従しつつ、根がかりしにくくフッキング性能も高いため、撃投ジグと非常に相性が良いです。
撃投ジグシリーズの人気&おすすめカラー

撃投ジグシリーズの中でも特に人気が高く、実釣での実績も豊富な3色を紹介します。
どれも私自身が愛用しており、状況に応じて選べば釣果アップが狙えるカラーばかりです。
ネイビー
定番のナチュラルベイトカラー。
左右で模様が異なるデザインになっており、ナチュラルながらアピール力も十分。
天候・潮色を問わず万能に使えるため、初めて使う方にもおすすめです。
「迷ったらネイビー」といってもいいほど、安定した釣果をもたらしてくれる1本です。
スローゼブラ
グローとシルバーの縞模様が特徴的な、左右非対称カラー。
左右で線の太さが異なることで、不規則なフラッシングを演出し、魚への刺激を与えます。
シルエットを小さく見せたい状況や、根魚・カンパチなど底を意識した釣りで、撃投ジグレベル等でボトムを意識した釣りをする時に特に効果を発揮します。
イカ金
その名の通りイカ系のベイトパターンで抜群の効果を発揮する定番カラー。
特に朝まずめ・夕まずめのローライトな時間帯に強く、サワラやロックフィッシュにも対応。
イカを捕食している大型魚を狙う際には、必ず1本はタックルボックスに入れておきたいカラーです。
撃投ジグシリーズで実際に釣れた魚と釣行レポート

ここでは、私自身が撃投ジグシリーズを使用して実際に釣り上げた魚種や、その時の状況をレポートとして紹介します。
使い方に迷っている方や、どんな魚に強いか気になる方はぜひ参考にしてみてください。
実際に釣れた魚
撃投ジグシリーズは、私も愛用してかなりの回数投げてきて、以下のようなターゲットを実際に釣り上げてきました。
- ブリ属←オススメ!
- カンパチ属←オススメ!
- ヒラマサ
- サワラ・サゴシ
- タチウオ
- マダイ
- ヒラメ
- ロックフィッシュ(アカハタ・オオモンハタなど)
特にカンパチ・ブリ系には安定して反応があり、フォール姿勢の良さが釣果に直結していると感じます。
実際に使った時のレポート|撃投ジグレベルでカンパチ属連発!
初秋の釣行。ベイトも確認できて魚っ気は十分。
ただ、さまざまなジグやミノーを試しても反応が得られず、状況はかなり渋めでした。
そんな中、私の中でカンパチ狙いの鉄板パターンである、撃投ジグレベルの“ボトム着底からのジャカジャカ巻き”を投入。
水深15m超のエリアでしっかりとボトムを取ってから素早く巻き上げることで、魚のスイッチが入りました。
結果は、ショゴサイズ(40〜50cm)のカンパチ属を中心に、ハマチも混じって計7匹を立て続けにヒット。
途中で他のジグや誘い方も試しましたが、このパターン以外では一切反応がなく、撃投ジグレベルのパターンが完全にハマった一日となりました。
まとめ|撃投ジグシリーズは“青物狙い”に最強の信頼ルアー

撃投ジグシリーズは、青物狙いのショアジギングにおいて定番かつ信頼できるルアーです。
通常の撃投ジグをはじめ、遠投・スロー・タングステン・ウルトラスローなど、多彩なラインナップが揃っており、どんな状況にも対応可能です。
とくに、撃投ジグレベルや投技ジグは、フォール重視の釣りやライトショアジギングに最適で、アクションの幅広さや耐久性も非常に優秀です。
カラーバリエーションも豊富で、ネイビー・スローゼブラ・イカ金といった人気カラーは、シーンを選ばず活躍してくれます。
これからショアジギングを始める方にも、長年のアングラーにもおすすめできる、最強クラスのジグシリーズです。
是非Getしてショアジギングでの釣果をUPさせてください!
他のおすすめルアー
マイクロベイトパターン攻略ジグ|DUO ドラッグメタルキャスト
ベイトが小さいときに特に強いのがドラッグメタルキャスト。
メタルジグの中でもフォールスピードとアクションのバランスがよく、アジ・サバ・小型青物~中型青物まで幅広く対応します。
マイクロベイトパターンで撃投ジグが食わない時のローテーションにも最適です。

青物・サワラ・ヒラメ全対応超高性能ミノー|ダイワ バーティス
DUOのバーティスシリーズは、サーフ・堤防・磯すべてに対応可能な万能ミノー。
強風や荒れた日でもしっかり飛んで泳ぐため、サワラやヒラメ、ブリ系の青物にも実績多数 リアルなベイトライクな見た目で、プレッシャーが高い状況でも信頼して使える1本です。

対青物実績最強ルアー|ダイワ セットアッパー

言わずと知れた青物専用ミノーの代表格、セットアッパー。
ドリフト気味に引けるスラロームアクションが特徴で、ヒラマサ・ブリ・サワラに抜群の実績があります。
荒れた磯場でも使いやすく、1軍ルアーとして常にタックルボックスに入れておきたい名作です。
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