こんにちは、つりはる代表のはるです。
私はシーバス歴10年以上、これまでに釣り上げたシーバスは1000匹以上。ここ5年は毎年100匹以上を安定して釣ってきました。
そんな私が、数あるルアーの中でも「これは外せない」と断言できるのがDUOのマニックシリーズです。
マニックといえば細長いシルエットが特徴のシンキングペンシルで、バチ抜けパターンのエースとして有名ですが、実際にはそれだけでなくマイクロベイトやハクパターン、さらには青物やヒラメが思わぬゲストで掛かることもある万能ルアー。
私自身も、春のバチ抜けシーズンに爆釣した経験はもちろん、秋の大きめのイワシベイトパターンでシーバスを連発させたこともあります。
この記事では、そんなマニックのスペックや特徴、使い方のコツ、実際に釣れた魚のインプレを徹底的に解説していきます。これからバチ抜けシーズンを迎える方も、オールシーズンのシーバス攻略を考えている方も、ぜひ最後まで読んでみてください。
マニックはおすすめ?その魅力を徹底インプレ!

画像引用元:DUO(マニック 公式製品ページ)
結論からいうと、、、
DUOのマニックシリーズはどんなパターンでも信頼できる万能ルアーです。
特にバチ抜けシーズンでは圧倒的な強さを発揮するのでオススメです!
私がこれまでに釣ってきたシーバス1000匹以上の中でも数え切れないほどの実績を残しています。
バチ抜けルアーは「飛距離が出ない」という弱点を持つものが多いですが、マニックはその常識を覆す存在。
ボディ設計と安定した飛行姿勢のおかげで、向かい風でもしっかり飛距離が出るのが最大の魅力です。
広範囲を探れるため、バチが抜ける河川や港湾部で圧倒的なアドバンテージになります。
さらに、マニックの強さはバチ抜けパターンだけに限りません。
マイクロベイトやアミパターンなど、シーバスが小さなベイトを偏食しているときにも効果抜群。
時には青物やヒラメといったゲストまで食ってくるほど、魚種を問わず反応を得られるルアーです。
つまり「バチ抜け用ルアー」として買っても、それ以外のシーズンで無駄になることはありません。だからこそ初心者からベテランまで、タックルボックスに必ず入れておきたいおすすめの1本です。
マニックシリーズのスペック(マニック・マニックスロー・マニックフィッシュ)
DUOのマニックシリーズは、大きく分けて通常モデル・スローモデル・フィッシュモデルの3種類があります。
通常のマニックは飛距離と使いやすさのバランスに優れ、バチ抜けからベイトパターンまで幅広く対応。
スローモデルはデッドスローに特化しており、バチ抜けパターンやスレた魚に効果的です。
フィッシュシリーズはコアマンとのコラボモデルも存在しますが、個人的には少し使いづらく感じるため使用頻度は低めです。
モデル | サイズ | 重さ |
---|---|---|
マニック(通常) | 75mm | 7.6g |
95mm | 8g | |
115mm | 16g | |
135mm | 21g | |
155mm | 27.5g | |
マニックスロー | 95mm | 7g |
115mm | 12.5g | |
135mm | 16g | |
155mm | 20g | |
マニックフィッシュ | 77mm | 9g |
77mm COREMAN | 9g | |
88mm | 11g | |
88mm Limited | 11g | |
99mm | 16.2g |
DUO マニックの特徴
DUOのマニックは、バチ抜け用ルアーの中でも群を抜いた飛距離性能と、シーバスに効く独特のアクションを持つのが特徴です。さらに、サイズやモデルのバリエーションが豊富で、バチ抜けだけでなくマイクロベイトやイナッコなど幅広いパターンに対応できる汎用性も魅力です。ここでは3つの特徴を順番に解説していきます。
圧倒的な飛距離と安定した飛行姿勢
マニックは細身のボディながら、同サイズ帯のルアーより一段上の飛距離を誇ります。空気抵抗を抑えたデザインにより、向かい風や横風の中でも安定してキャストでき、広範囲を効率よく探れるのが強みです。
「バチ抜けルアー=飛ばない」という常識を覆す存在で、実釣でもそのアドバンテージを強く実感しています。
バチ抜けに効くマニックムーブ
このルアーの特徴である「マニックムーブ」とは、蛇行を極限まで抑えたタイトロールアクション。
波動や動きは非常に控えめですが、そこから生まれる絶妙な引き波がシーバスの捕食スイッチを入れます。
実際のバチ抜けシーズンでは、スローリトリーブするだけで驚くほど反応を得られることが多く、私も何度も「ただ巻きで連発」という釣果を経験しました。
豊富なサイズ展開と汎用性
マニックは75〜155mmまで幅広いサイズをラインナップしており、さらにスローモデルやフィッシュモデルも展開されています。
これにより、バチ抜け以外のベイトパターン(マイクロベイトや大型ベイトパターンなど)でも対応可能。
小型サイズは繊細な場面に、大型サイズはイナッコや大型バチにマッチし、年間を通して活躍できるルアーです。
マニックの使い方と釣り方のコツ

マニックは「投げて巻くだけで釣れる」と言われるほどシンプルなルアーですが、実際には使う場面やリトリーブの工夫次第で釣果が大きく変わる繊細なルアーです。
特にバチ抜けシーズンはもちろん、ベイトが小さいマイクロベイトパターンやアミパターンでも活躍できるので、正しい使い方を理解することで釣果をさらに伸ばすことができます。
ここでは、私自身の実釣経験をもとに「どんな場面で」「どんな動かし方で」効果的かを解説していきます。
使う場面
マニックはバチ抜けに強いルアーなので、もちろん春先のバチ抜けシーズンでは鉄板の選択肢です。
ただしそれだけではなく、通常のベイト(イナッコやサヨリなど)を追っているシーバスゲームにも非常に有効です。
さらに、細身のシルエットと圧倒的な飛距離性能から青物ゲームでも反応が良く、遠投して広範囲を探るのに最適です。
特に、カマスやサヨリ等の細長いベイトを偏食しているパターンでは無類の強さを発揮します。
一点注意が必要なのは、マニックの標準フックはそこまで強くないため、青物や大型シーバスを相手にする場合はフック交換を推奨します。
私も過去に、シーバス狙い中に不意に青物がヒットしてフックを伸ばされた経験がありますので、シチュエーションに応じてカスタムすると安心です。
アクション・使い方
マニックのアクションは、徹底的に蛇行性を排除した「マニックムーブ」と呼ばれる動きが最大の特徴です。
余計な動きを抑え、あえて控えめな波動と絶妙な引き波を生み出すことで、バチを捕食しているシーバスに違和感なく口を使わせることができます。
ただ巻きをする事で、この「マニックムーブ」と言われる動きが出せるので、マニックを使用する際はただ巻きでの使用が基本になります。
バチ抜けパターンの時は、表層を極端にスローに引くことが重要です。
バチは本来非常にゆっくりと水面を漂っているため、早巻きでは見切られてしまいます。
糸ふけを取りながらただゆっくりリトリーブするだけで十分効果を発揮します。
また、表層だけでなく、レンジを沈めてボトム付近まで引けるのもマニックの魅力です。
表層に反応がない時でも、水深を変えることでバイトを得られるケースも多々あります。
ナイトゲームのシーバス狙いもスローリトリーブが基本の使い方になりますが、バチパターン以外の場合は中層〜ボトムを狙うのがオススメです。
青物狙いや、デイゲームでの高活性なシーバス狙いの場合は、表層でトゥイッチさせてリアクションバイトを狙うのも効果的で、実際に私も実績があります。
私自身、バチ抜け時はもちろん、通常のベイトパターンでもマニックを漂わせるだけで連発した経験があり、非常に信頼しているルアーです。
DUOマニックの人気カラー・おすすめサイズ・モデル
DUOマニックには、サイズ・カラー・モデルが豊富にラインナップされており、釣り場や状況に応じて最適な1本を選べるのが大きな魅力です。特にバチ抜けシーズンにおいては、サイズやカラーのちょっとした違いが釣果を大きく左右することもあります。
ここでは、私自身がシーバス歴10年以上・年間100本超えの実績をもとに、実際に釣果に直結してきたおすすめモデルやサイズ、カラーを解説していきます。
自分の釣りスタイルに合ったマニック選びの参考にしてください。
DUOマニックのおすすめモデル
基本的には通常モデルが最もおすすめです。
まずはこれだけ持っておけばOKといえるほど万能で、マニックの代名詞ともいえる「マニックムーブ」を最大限に活かせるのがこの通常モデルです。
あえて大きな蛇行を抑えた独特の微波動と引き波は、シーバスの捕食スイッチを確実に入れてくれる唯一無二の動きです。
一方で、派生モデルとして「マニックフィッシュ」と「マニックスロー」が存在します。
マニックフィッシュは尻尾がしっかり動くことでアピール力が高く、強い流れやベイトが泳いでいる状況では有効ですが、バチ抜けシーバスにおいてはやや出番が少なめです。
マニックスローはほぼ動かない設計で、バチ抜け時の「デッドスローパターン」で絶大な効果を発揮します。
✔️流れが強くて「泳がせたい」時 → マニックフィッシュ
✔️流れが弱くて「漂わせたい」時 → マニックスロー
✔️どちらにも対応できる万能型 → 通常モデル
私は全モデルを所持していますが、実際に使用しているのは9割が通常モデルです。
抜けパターンで迷ったら、まずは通常モデルを選ぶのが間違いありません。
DUOマニックのおすすめサイズ
結論から言うと95サイズが最も万能です。
バチ抜けシーズンにおけるエース級の存在であり、飛距離と操作性のバランスが非常に優れています。
私もこのモデルでシーバスを1日10匹以上釣り上たことがあり、信頼度は抜群です。
小型の75サイズは、ベイトとなるバチや魚が小さいパターンや、より繊細なアプローチが必要なときに効果的です。
軽量で飛距離は落ちますが、プレッシャーが強い場面に時期に強いです。
逆に115〜155サイズは大型のシーバス狙いや広範囲を探る場面で活躍します。
重量があるため飛距離が伸び、サーフや大河川など広いフィールドで有効です。
この細長いシルエットで飛距離の出るルアーはかなり珍しく、他のバチ抜けルアーでは絶対に届かない距離を狙う事が出来、シルエットと飛距離を両立出来るのは大きなアドバンテージになります。
基本は95を軸にしつつ、75と115以上を状況で使い分けるのが理想的な使い方です。
DUOマニックの人気&おすすめカラー
マニックは豊富なカラーバリエーションがありますが、実績のある定番カラーを押さえておけば十分対応可能です。ここでは特に私自身が信頼している3つのカラーを紹介します。
メタル赤バチ
バチ抜け用ではド定番で実績のあるカラーです。
この色だけ持っていればOKというくらい信頼度が高く、私自身もこのカラーで1日10匹以上シーバスを釣り上げた経験があります。
ナイトゲームでの安定感は群を抜いています。
湾岸レッド
私がデイゲームで最も愛用している定番カラーであり、マズメ時や濁りの強い河川など低光量時にも効果を発揮します。
さらに青物に対しても実績があり、シーバス以外のターゲットも狙える万能カラーです。
ゴーストパールチャート
ナイトゲームに強い定番カラーです。背中がチャートカラーなので釣り人からの視認性が高く、ルアーの位置を把握しやすいのが利点。
一方でお腹はクリア系なので魚に違和感を与えにくく、ナチュラルに見せられるのが大きな強みです。
DUOマニックで実際に釣れた魚と釣行レポート

ここからは、実際にDUOマニックを使って釣れた魚や釣行時の体験を紹介していきます。
バチ抜けシーズンはもちろん、それ以外の時期でも結果を出してきた実績のあるルアーなので、具体的な釣果やエピソードを知ることでより使い方のイメージが湧きやすくなるはずです。
実際に釣れた魚
DUOマニックはメインターゲットであるシーバスに加えて、さまざまな魚種を引き寄せる力を持っています。
特に実績があるのは以下の魚種です。
- シーバス(マルスズキ)←オススメ!
- シーバス(ヒラスズキ)←オススメ!
- 青物(ブリ属・カンパチ属)
- 真鯛
- 黒鯛(チヌ)
- カサゴ
基本的にはシーバス狙いで使用していますが、ボトムをドリフトさせるような使い方をすると、チヌやカサゴといった根魚系もよくヒットします。
つまり、シーバス専用ルアーと思われがちなマニックですが、実際には幅広い魚種に対応できる万能なルアーといえます。
実際に使った時のレポート
ここでは、私が実際にDUOマニックを使って釣行した中でも特に印象的だったエピソードを紹介します。
バチ抜けの定番シーンはもちろん、サーフなど一見バチと関係なさそうな場面でも釣果を出しており、汎用性の高さを強く実感しています。
「本当に釣れるのか?」と気になっている方に、リアルな体験談として読んでいただければと思います。
バチ抜けパターンでの釣行
春のバチ抜けシーズン、河川でDUOマニック95を使用。
カラーはバチ抜けパターンの実績カラーの「メタル赤バチ」
小雨まじりのローライトコンディションだったこともあり、表層を漂わせるだけでシーバスの反応が止まらず、わずか1時間ちょっとで10匹以上をキャッチすることができました。
この時に改めて感じたのは、マニックの「絶妙な引き波」と「飛距離性能」の強さ。
他のバチルアーでは届かない沖目の流れを狙えたことが釣果に直結したと思います。
サーフでの釣行(ヒラスズキ・真鯛・青物)
別の日、朝まずめ前のまだ薄暗い時間帯のサーフでヒラスズキ狙いにマニック135を投入。
荒れ気味のサーフでドリフトさせるように流したところ、狙い通りヒラスズキをキャッチ。
日が登ってくるタイミングでイワシが接岸してきたようで、ナブラがチラホラ。
その後もルアーを続けて投げていると、真鯛や青物(ワラサ)までヒットし、1本のルアーで様々な魚種を楽しむことができました。
「バチ抜け用ルアー=シーバス専用」というイメージを覆す、マニックのポテンシャルを体感した釣行でした。
まとめ| DUOのマニックはバチ抜けシーバスの最強ルアー!
DUOマニックは、バチ抜けシーバスにおける最強ルアーの一つです。
バチ専用ルアーは飛距離が出にくい傾向にありますが、マニックはその常識を覆す抜群の飛距離と安定感を兼ね備えています。
実際に私も、バチシーズンに1時間で10本以上キャッチした経験があるほど信頼できるルアーです。
さらに、バチ抜け以外のパターンでもしっかり釣れる点も大きな魅力。
サーフではシーバスだけでなく青物や真鯛まで釣り上げた実績があり、まさに万能なルアーといえます。
サイズ展開も豊富で、95サイズを中心に場面ごとの使い分けが可能。
カラーも「メタル赤バチ」「湾岸レッド」「ゴーストパールチャート」といった定番が揃っており、状況に合わせて選べる楽しさもあります。
シーバス歴10年以上・通算1000匹以上を釣り上げてきた経験からも、マニックはバチ抜け攻略に欠かせない信頼度No.1ルアーだと断言できます。これからバチパターンを攻めたい方はもちろん、ルアーボックスに常備しておくべき1本です。
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