こんにちは、つりはる代表のはるです。
オフベイトは、バディーワークスが展開するフラットフィッシュ向けルアーの中でも注目のアイテム。
メタルジグ並みの飛距離を誇りながら、シンペンのような操作感でスローに使える、まさに唯一無二のルアーです。
これまでにヒラメやマゴチなどフラットフィッシュを300匹以上釣ってきた私が、実際に使って感じたリアルな使用感(インプレ)をもとに、おすすめカラーや使い方まで徹底的に解説していきます。
オフベイトはおすすめ?魅力を解説【20g/30g/35g/40g】

結論からいうと、「オフベイト」はフラットゲームにおいてジグの飛距離とミノーの泳ぎを兼ね備えた唯一無二でおすすめのルアーです!
ルアーの素材的にはメタルジグですが、泳ぎの分類はシンキングペンシルと言ってもいいと思います。
飛距離とスローアクションを高次元で両立しており、広範囲をゆっくり探りたい時や、活性が下がったタイミングに真価を発揮。
実際、私自身も30gモデルをメインに使用し、多くのヒラメやマゴチを仕留めてきました。
ここではそんなオフベイトの魅力を、実釣目線でわかりやすく解説していきます。
バディーワークス オフベイトのスペック【20g/30g/35g/40g】
モデル | ウェイト | サイズ | フック | 価格(税抜) |
---|---|---|---|---|
OFF BAIT 20g | 20g | 68mm | フロント:#8 / リア:#6 | 1,150円 |
OFF BAIT 30g | 30g | 68mm | フロント:#8 / リア:#6 | 1,150円 |
OFF BAIT 35g | 35g | 68mm | フロント:#8 / リア:#6 | 1,200円 |
OFF BAIT 40g | 40g | 68mm | フロント:#8 / リア:#6 | 1,200円 |
20g~40gの4つのウェイトがあり、全てボディーサイズは同じ68mm。
ボディーサイズに対してやや大きめのフックがセッティングされています。
特徴|“スイッチオフ”のベイトを演出する唯一無二のアクション
オフベイトは、ただ飛んで沈むだけのメタルジグではありません。
メタルジグの圧倒的飛距離と、シンペンのようなユラユラとしたスローなアクションを融合させた、唯一無二のルアーです。
特にフラットフィッシュゲームでは、ジグでは攻めきれなかった「浮かせたいけど飛ばしたい」という矛盾を解決してくれる存在です。
ここでは、そんなオフベイトの3つの注目すべき特徴をご紹介します。
特徴①|圧倒的な飛距離
オフベイトの最も大きな魅力は、圧倒的な飛距離です。
私が1番使用しているのは30gモデルですが、PE1号+10ftのサーフロッドという一般的なセッティングで、90mオーバーを安定して記録しています。
センターバランス設計のため、リア重心のメタルジグと比較すると飛距離はやや劣るものの、一般的なシンキングペンシルと比べると圧倒的な遠投性能を誇ります。
飛距離を確保しながら、巻き抵抗が軽く扱いやすい点も魅力。
沖のかけ上がりや離岸流周辺など、フラットフィッシュの一級ポイントに届かせられるのは、大きなアドバンテージになります。
特徴②|スローでもしっかり泳ぐ&浮き上がりが早い
オフベイトはスローリトリーブでもしっかりアクションする点が特筆すべきポイントです。
ジグのような素材と形状ながら、ミディアム〜スローの巻き速度でもユラユラと泳ぎ、まるでスイッチオフ状態のベイトフィッシュのような演出が可能です。
また、浮き上がりが非常に早いのも大きな特徴で、通常のメタルジグでは底をズル引きしてしまうようなスローリトリーブでも、しっかりとルアーを浮かせて誘うことができます。
これにより、上を向いてベイトを捕食するヒラメ狙いにおいて、理想的なレンジキープとアクションが可能になります。
「飛ばしたいけど、ゆっくり誘いたい」そんな矛盾を解決してくれる、唯一無二の存在感を放つルアーです。
特徴③|誰でも扱いやすい操作性とイレギュラーアクション
オフベイトはセンターバランス設計によって、巻くだけでも安定したスイミング姿勢を維持しつつ、止めたりフォールを入れたりすることで不規則な“ヒラ打ち”アクションを自動的に演出してくれます。
このバランスを崩すようなイレギュラーな動きが、スレたターゲットのスイッチを入れる決定打となりやすく、アピール力も非常に高いルアーです。
また、そのアクションはロッドアクション不要で初心者でも簡単に引き出せるため、誰でも使いやすいという点も魅力の一つ。
ただ巻きでも十分に釣れる一方で、フォールやストップを織り交ぜることでさらに釣果を伸ばすことができる懐の深さも兼ね備えています。
オフベイトの使い方|状況に応じた操作方法とアクション解説

オフベイトは、ただ巻きでも十分に釣果を出せる一方で、リトリーブスピードやフォールを組み合わせた応用的な使い方にも対応できる万能型ルアーです。
特にフラットフィッシュゲームにおいては、狙う水深や地形の変化に応じた使い分けが重要になります。
ここでは、おすすめの使用場面やアクションの付け方、実際の使い方について詳しく解説していきます。
使う場面|サーフでの使用がベスト
オフベイトの真価を発揮できるのは、水深2〜5m程度の遠浅サーフエリアです。
遠投性能に優れるため、ジグでしか届かなかった沖のブレイクやかけ上がりも狙いやすく、かつスローに誘えるのが大きな魅力。
ただし、水深が10mを超えるような急深エリアではやや浮き上がりすぎてしまい、ボトムを長く引くのが難しくなるため、そういったポイントでは他のルアーが有利になる場面もあります。
ヒラメやマゴチを狙う一般的なサーフなら、間違いなくオフベイトは1軍ルアーとして活躍してくれます。
アクション・使い方まとめ|ただ巻きで自然に誘える万能ジグ
オフベイトは“巻くだけで釣れる”ジグとして、操作性と実釣性能を両立したルアーです。
自然なユラユラアクション+誰でも扱える簡単さが特徴で、フラットフィッシュ狙いの主力ルアーとして活躍しています。
ただ巻き
基本の使い方はただ巻き。特別なテクニックは不要で、これだけでも十分釣れます。
メーカー推奨の巻き速度は「ミディアムスローリトリーブ」
30g〜35gモデルでは1秒に1回転ほどのリール速度を基準にすればしっかりレンジキープしながらアクションが出ます。
20gならさらにスローに巻いても泳ぎますが、40gになってくると1秒に1.5回転程度のミディアムリトリーブで無いとレンジキープが出来ません。
このスピード感を守ることで、お尻をフリフリ振りながらアピールしつつ、ベイトが油断して泳いでいるような「スイッチオフ」状態を再現でき、スレた魚にも抜群のアピールが可能になります。
ストップアンドゴー
やや早めに巻いて、あえて浮かせる→ストップでフォールさせる、この流れがストップアンドゴーの基本です。
巻いている最中はユラユラと弱ったベイト風の動きを出しつつ、止めた瞬間にイレギュラーなフォールアクションが発生します。
通常のメタルジグよりも浮き上がりが早いため、ストップアンドゴーによるレンジの上下のつけ方が非常にやりやすく、狙った層にしっかりルアーを通せるのが魅力です。
オフベイトの人気カラー・おすすめサイズ【20g/30g/35g/40g】

オフベイトは重量バリエーションが豊富で、状況に応じて最適なサイズを選べるのも魅力です。
また、ヒラメ・マゴチ狙いで定番となっている人気カラーも多数存在します。
ここでは、私が実際に使って釣果を出したおすすめのサイズとカラーをご紹介します。
オフベイトのおすすめサイズは30g!その理由を解説
オフベイトの中で最もバランスが取れて使いやすいのが30gです。
軽すぎると飛距離が不足しますし、重すぎるとスローに巻けなくなってしまう。
その点、30gは飛距離と操作性のバランスが抜群で、サーフゲームにおいて最も出番の多いサイズです。
私自身も主に30gを中心に使用していますが
・風が強い日や水深のあるポイントでは40g
・近距離戦やピンポイント狙いでは20g
と、状況に応じて使い分けています。
30gを基準に、水深や海のコンディション等を元に調整するのがベストです!
オフベイトの人気&おすすめカラー
ピンクゼブラ

※画像引用元:バディーワークス公式サイト
ヒラメ狙いで定番のチャート系ピンクカラーに、メタリックなピンクのゼブラ模様を合わせたハイアピールカラー。
特に朝まずめや濁りのあるタイミングで効果を発揮します。
ヒラメの実績はもちろん、マゴチにも効果抜群なので、迷ったらまずこのカラーがおすすめです。
ワイルドアカキン

※画像引用元:バディーワークス公式サイト
朝まずめ・夕まずめの定番カラーで、アピール力と実績を兼ね備えた万能タイプ。
特にマゴチの釣果実績が非常に高く、青物にも効果抜群。
「とりあえず釣りたい」時にも信頼できる1本です。
シルエットブラック

※画像引用元:バディーワークス公式サイト
珍しいブラック系カラーで、他のルアーではなかなか見かけないシブいカラーリング。
黒は水中で最もシルエットがはっきり出る色で、プレッシャーの高い場面や、他のカラーで反応がない時に効果的です。
なにより見た目がとにかくかっこいい笑ので、1本は持っておきたいカラー。
マットピーチ

※画像引用元:バディーワークス公式サイト
ヒラメに実績抜群のピンクカラー。
メタルジグでは珍しいマット系の配色で、光量が少ない時でも抜群のアピール力。
ナイトゲームや濁りが強い時はこれが1番おすすめ。デイゲームでも実績有り!
オフベイトで実際に釣れた魚と釣行レポート

実は私がオフベイトを使い始めたのが最近なので、他の定番ルアーに比べると投げた回数は少ないですが、すでに安定した釣果を記録しています。
私自身もこれまでの釣行で数々のフラットフィッシュをヒットさせており、今では1軍ルアーとして欠かせない存在となりました。
ここでは、実際にオフベイトで釣れた魚や、釣行時の状況について詳しくご紹介します。
実際に釣れた魚
オフベイトは特にフラットフィッシュ狙いでの信頼度は高く、1軍ルアーとして欠かせない存在です。
狙った魚だけでなく、予期せぬ大物まで幅広く釣れています。
- ヒラメ←オススメ!
- マゴチ←オススメ!
- ブリ属(ハマチやワラサなど)
- カンパチ属(ショゴなど)
- エソ
- カサゴ
- カレイ
実際に使った時のレポート【オフベイト30g マットピーチ】
初釣行でヒラメを3匹キャッチできたのが、私とオフベイトの出会いでした。
場所は地元の遠浅サーフ。夕まずめ前にエントリーし、試しにキャストしてみたのが始まりです。
見た目は普通のメタルジグだったので、正直そこまで期待していませんでしたが、巻いてみてびっくり。
30gのジグにも関わらず明らかに浮き上がりが早く、今まで使ってきたメタルジグとは別物のような操作感。
「これは使いやすいぞ」と思いながら数投していると、いきなりヒット。
上がってきたのは狙い通りのヒラメでした。
その後もテンポよく反応があり、最終的にはMAX62cmの良型を含むヒラメ3匹をゲット。
特に62cmの個体は、90m近く離れた沖の駆け上がりでヒットしました。
これは通常のシンペンでは届かず、ジグでは狙いづらいレンジ。
その“隙間”を埋められるオフベイトだからこそ取れた1匹でした。
今では完全に1軍ルアーとして信頼しています。
「とりあえず迷ったらこれを投げる」という存在になっています。
まとめ|オフベイトは“届かせて、魅せる”唯一無二のメタルルアー

オフベイトは、メタルジグの飛距離とシンペンのようなスローでの操作感を両立した、まさにフラットゲームにおける“新ジャンル”の革命ルアーです。
飛距離・浮き上がり・アクションすべてにおいて絶妙なバランスで作られており、スローな誘いで見せて食わせたいシーンでの強さは群を抜いています。
特に、離れた沖の駆け上がりなど“あと少し届かない”“ジグだと速すぎる”といった状況では真価を発揮します。
私自身もこれまでに数々の釣果を得てきた信頼の1本。
これからフラットゲームを始める方はもちろん、すでにヒラメ・マゴチゲームを楽しんでいる方にも、ぜひ一度使ってみてほしいルアーです。
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