PE3号のリーダーは何号?太さの目安・選び方・おすすめを釣具屋店員が解説

こんにちは。現役釣具屋店員のみきやです。

「PE3号にはリーダー何号を合わせればいいですか?」
ショアジギングやオフショアを始める方からよくいただく質問です。PE3号は大型青物や磯のヒラスズキなどパワーが必要な釣りで使う太糸なので、リーダー選びが釣果に直結します。

結論から言うと、PE3号のリーダーは12号(48lb)が基準です。
PE号数×4倍がリーダー号数の基本で、3号×4=12号という計算です。

お店でお客様に聞かれたら、迷わず12号をおすすめしています。
ただし、磯場やオフショアで船べりに擦れる可能性がある場面では、最大20号程度まで上げることもあります。PE1号・2号と違い、PE3号ではリーダーを細くする方向ではなく、太くする方向で調整するのが基本です。

本記事では、PE3号のリーダー選びについて号数の基準・倍率別の使い分け・釣り種別の早見表・素材の選び方・おすすめ商品まで、釣具屋店員の視点から解説します。

目次

PE3号のリーダーは何号?|基準は12号(48lb)

磯でショアジギングをしている

PE3号に合わせるリーダーの基準は12号(48lb)です。

PE号数の4倍がリーダー号数の目安とされており、3号×4=12号。
リーダーの強度をPEラインの強度に近づけることで、結束部分への負荷を分散し、ラインブレイクのリスクを最小限に抑えるセッティングになります。

PE号数リーダー基準(4倍)リーダー強度
1.5号6号24lb
2号8号32lb
2.5号10号40lb
3号12号48lb
4号16号64lb
5号20号80lb

お店で聞かれたら「まず12号から始めてください」と必ずお伝えしています。
4倍のセッティングは強度バランスが良く、ショアジギングからオフショアまで幅広く対応できます。

PE3号クラスになると、状況に応じて4倍〜7倍の範囲でリーダーを太くしていくのがポイントです。
PE1号・2号では細くする方向(3〜3.5倍)もありましたが、PE3号は大物や障害物の多い環境で使うため、基準の12号から上げる調整がメインになります。

PEラインとリーダーの号数は自動計算ツールでも確認できます。

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倍率で考えるリーダーの太さ|4倍〜7倍の使い分け

PE3号に対するリーダーの太さは、4倍〜7倍の範囲で使い分けるのが実践的です。
PE3号はショアジギングやオフショアなどパワーゲーム中心のため、リーダーを上げる方向での調整が基本になります。

倍率リーダー号数強度(lb)特徴おすすめシーン
4倍(基準)12号48lb強度バランスが最も良い迷ったらこれ。堤防・サーフ
5倍15号60lb耐摩耗性重視。根ズレへの安心感テトラ周り・地磯
6倍18号72lb大型魚+障害物対策磯場・オフショアキャスティング
7倍20号80lb最大クラス。根ズレ耐性最強沖磯・大型回遊魚

PE1号・2号では「3〜3.5倍に落としてPEラインを守る」という考え方がありましたが、PE3号クラスでは事情が異なります。
大型魚とのファイトではリーダーが切れた瞬間に魚を失うため、リーダーの強度を落とすリスクが大きいのです。

私自身も、堤防やサーフでのショアジギングでは12号(4倍)をベースに、磯場やオフショアでは16〜20号まで上げて使っています。
特にオフショアでは船べりにラインが擦れる場面が多いため、リーダーを太くしておくと安心感が全く違います。

ただし、リーダーを太くしすぎるとノットが大きくなり、ガイド抜けが悪化してキャスト時のトラブルに繋がります。
ショアからのキャストが必要な場面では16号程度を上限にするのが実用的です。

PE2号のリーダー選びについてはこちらで詳しく解説しています。

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釣り種別|PE3号リーダーの最適な号数と長さ

PE3号を使う代表的な釣りごとに、リーダーの最適な号数・長さ・素材を表にまとめました。

釣り種リーダー号数長さ素材ポイント
ショアジギング12〜16号1.5〜2mフロロ/ナイロン堤防12号、磯は16号。メインの使い方
オフショアジギング12〜16号1.5〜2mフロロ/ナイロン中型青物12号、大型16号
オフショアキャスティング16〜20号2〜3mナイロン/フロロ大型青物狙い。船擦れ対策で太め
泳がせ釣り12〜14号1〜1.5mフロロ/ナイロンエサの動きを妨げない長さ
磯ヒラスズキ14〜16号2〜3mフロロ根ズレ対策必須。フロロ一択
磯マグロ・GT18〜20号2〜3mフロロ/ナイロン最大級の強度が必要

PE3号はショアジギング・オフショアジギングで最も使用頻度が高い号数です。
どの釣種でも迷ったらまず12号・1.5mのセッティングから始めれば大きく外すことはありません。

リーダーの長さは、PE1号・2号では1〜1.5mが標準でしたが、PE3号では1.5〜2mがベースになります。
大型魚とのファイトではリーダーに負荷がかかる時間が長く、リーダーが短いと傷んだ部分がPE本線に近づきやすいためです。

特に磯場では2〜3mと長めに取るのが基本です。
波やサラシに揉まれながらのファイトでは、根ズレからPEラインを守るために十分なリーダー長が必要になります。

PE1号のリーダー選びについてはこちらで詳しく解説しています。

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フロロとナイロンどっち?|太糸はしなやかさが重要

PE3号のリーダー素材はフロロカーボンナイロンの2択。
結論から言うと、磯場はフロロ。それ以外のエリアではナイロンもおすすめです。

PE1号・2号では「迷ったらフロロ」が基本でしたが、PE3号では少し事情が変わります。
12号以上の太糸フロロはかなり硬くなるため、ノットが非常に組みづらいのです。

比較項目フロロカーボンナイロン
耐摩耗性高い(根ズレに強い)やや低い
伸び少ない(感度が良い)伸びる(クッション性あり)
しなやかさ硬め(太糸は特に顕著)しなやか(太糸でも扱いやすい)
ノットの組みやすさ太糸は非常に組みづらい太糸でもスムーズ
ガイド抜け太糸は干渉しやすい良い
おすすめシーン磯場・根ズレが多い場所オフショア・堤防・サーフ

太糸のフロロは硬さのせいでFGノットの締め込みに力が必要で、仕上がりも安定しにくくなります。
オフショアでは船上で結び直す場面もあるため、ナイロンのしなやかさは大きなアドバンテージになります。

ただし、根ズレが多い磯場ではフロロの耐摩耗性が不可欠です。
フロロを選ぶ場合は「しなやかさ」を謳っている製品を選ぶのがポイント。
通常のフロロリーダーだと太号数では硬すぎてトラブルの元になります。

まとめると、磯場はしなやかめのフロロ、それ以外はナイロンでOKというのがPE3号クラスでの現実的な選び方です。

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釣具屋店員おすすめのPE3号リーダー3選

ここからは、PE3号に合わせるリーダーとして実際に私が愛用し、お店でもおすすめしている3商品を紹介します。

①バリバス オーシャンレコード ショックリーダー|太糸リーダーの定番

PE3号クラスの太糸リーダーといえばこれ
私自身も愛用している製品で、お店でも非常によく売れる定番製品です。
本当にバランスが良く使いやすいので、お客様におすすめ聞かれたらまずこれをオススメしています。

最大の魅力は、ナイロン素材のしなやかさで太糸特有のノットの組みづらさが一切ないこと。
12号以上のリーダーになるとフロロではFGノットの締め込みに苦労しますが、オーシャンレコードなら太糸でもストレスなく結べます

特にオフショアでは船上での結び直しが必要になることも多いため、この扱いやすさは本当に助かります。
強度もしっかりあるので、大型青物とのファイトでも安心です。

②シーガー グランドマックスFX|しなやかさと強度を両立したフロロ

とにかく強いリーダーを求める人や、根ズレが気になる磯場やテトラ周りでは、グランドマックスFXが圧倒的におすすめです。
シーガーのグランドマックスシリーズの中でも、FXはしなやかさを兼ね備えた設計になっており、太糸でも扱いやすいのが特徴です。

通常のフロロリーダーは号数が上がるとノット組みに苦労しますが、グランドマックスFXなら太糸でも締め込みがスムーズ
フロロならではの耐摩耗性はそのままに、太糸の使いづらさを解消してくれます。

さらに、同じ号数の他のリーダーよりも強度が強いので、PE3号に合わせるなら、こちらのグランドマックsうなら10号程度でも十分にリーダーシステムが組めます。

私もショアジギングで愛用しており、磯場での根ズレによるラインブレイクが明らかに減った実感があります。
磯でのショアジギングやヒラスズキ狙いには最適の1本です。

③バリバス VEP ショックリーダー|ナイロン×耐摩耗20倍のハイブリッド

「ナイロンの扱いやすさは欲しいけど、耐摩耗性も妥協したくない」という方にはVEP ショックリーダーがベストです。
通常ナイロンの約20倍の耐摩耗性を持つ、まさにナイロンとフロロの良いとこ取りをしたハイブリッドリーダーです。

ナイロンベースなのでしなやかさは抜群。太糸でもノットが組みやすく、ガイド抜けも良好です。
それでいてフロロ並の耐摩耗性があるため、多少の根ズレなら問題なく耐えてくれます。

磯場でフロロの硬さが気になる方や、1本でオフショアから堤防まで幅広くカバーしたい方にはVEPが最適な選択肢です。

PE3号とリーダーの結び方|FGノットが最適

釣り糸を結んでいる PEライントとリーダーの結束

PE3号とリーダーを結ぶノットはFGノットが最適です。

ノット結束強度結び目のサイズ難易度おすすめ度
FGノット90〜95%非常に小さい中級
SCノット85〜90%小さい初級
PRノット90〜95%非常に小さい上級(ボビン必要)

FGノットをおすすめする理由は3つあります。

  • 結束強度が90%以上:PE3号の大物狙いでは結束強度が妥協できない。FGノットなら最大限の強度を発揮
  • 結び目が小さい:太糸のリーダーはノットが大きくなりやすい。FGノットならガイドへの干渉を最小限に抑えられる
  • PE3号の太さなら組みやすい:細いPEライン(0.6〜0.8号)のFGノットは難しいが、3号ならラインが掴みやすく力を入れて締め込める

PE3号はPE1号・2号と比べてライン自体が太いため、FGノットが最も組みやすい号数帯とも言えます。
初めてFGノットに挑戦する方でも、PE3号なら比較的スムーズに習得できます。

なお、PE3号クラスではPRノットも選択肢に入ります。
専用のボビンが必要ですが、結束強度はFGノットと同等以上で、太糸では特に安定した仕上がりになります。
オフショアでよく使う方はPRノットも覚えておくと便利です。

▼ PEラインの寿命を延ばすメンテナンスはこちら

まとめ|PE3号のリーダーは12号を基準に釣り種で調整しよう

今回は、PE3号に合わせるリーダーの太さを中心に、倍率別の使い分け・釣り種別の早見表・おすすめ商品まで解説しました。

最後に、本記事のポイントをまとめます。

  • PE3号のリーダーの基準は12号(48lb)。PE号数×4倍が目安
  • PE1号・2号と違い、4倍〜7倍で太くする方向に調整。磯やオフショアでは最大20号
  • PE3号で最も使う釣りはショアジギング・オフショアジギング
  • 釣り種を問わず迷ったら12号・1.5mのセッティングで始める
  • 磯場はフロロ一択、それ以外はナイロンも扱いやすくておすすめ
  • 太糸フロロは硬くて扱いにくいため、しなやかめの製品を選ぶのが重要
  • 迷ったらオーシャンレコード。磯場ならグランドマックスFX、ハイブリッド派ならVEP

PE3号クラスの釣りは大型魚とのファイトが前提です。リーダーの強度を落とさず、状況に応じて太くしていくという考え方がPE1号・2号との大きな違いです。
まず12号からスタートして、釣り場に合わせたセッティングを見つけてください。

▼ 魚種ごとに最適なラインとリーダーを知りたい方はこちら

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