こんにちは。つりはるライターのせいやです。
「チューブ餌って、結局釣れないんじゃないの?」
そんな風に思って、サビキ釣りで使うのをためらったことはありませんか?
結論から言うと、「ちゃんと使えば釣れます」。
もちろん、冷凍アミエビと比べれば集魚力ではやや劣る部分もありますが、釣れる状況やコツを押さえれば十分に通用します。
特におすすめなのが、マルキューの『アミ姫』シリーズ。
手が汚れにくく、保存も効くのでファミリーフィッシングや初心者にもピッタリな逸品です。
この記事では、実際にチューブ餌で釣果を出している筆者の体験を交えながら、「釣れない」と感じる原因とその対策、おすすめチューブ餌の選び方まで詳しくご紹介します。
サビキ釣りでチューブ餌は本当に釣れないのか?その理由を解説

「チューブ餌は釣れない」──そんな噂を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
確かに、冷凍アミエビに比べて集魚力ではやや劣るのが事実です。
しかし、だからといって「まったく釣れない」というのは誤解。
実際、私自身もチューブ餌を何度も使用しており、釣果が安定して出せている日も多数あります。特に朝まずめや夕まずめなど回遊タイミングを狙えば、チューブ餌でも十分にアジやサバを狙うことが可能です。
本章では、なぜ「釣れない」と言われがちなのか、その理由と背景について詳しく見ていきましょう。
冷凍アミエビとの違い|集魚力と手軽さのバランス
結論から言えば、集魚力やコスパは冷凍アミエビのほうが上です。
ですが、チューブ餌には手軽さという圧倒的なメリットがあります。
私自身、休日に家族でサビキ釣りに行くことが多く、冷凍タイプとチューブタイプの両方を使い比べた経験があります。
確かに、冷凍コマセの方が魚が集まりやすく、特に活性が低い時は効果の差を実感する場面もありました。
ですが、チューブ餌は圧倒的に手が汚れない・使い勝手がいいという強みがあります。
妻や子供でも簡単にカゴに補充できるので、「ねえパパ、餌入れて〜」と言われることも少なくなり、釣りに集中できるのも嬉しい点です。
さらに、嫌な臭いが少ないのもファミリーフィッシングには大きな利点。冷凍アミエビを使った後の手のニオイやバケツの後処理に悩まされることがありません。
車内が汚れにくく、洗い物も減るので、片付けも楽になります。
「多少釣果が落ちても快適に釣りを楽しみたい」「子供にも体験させたい」そんな場面では、チューブ餌はまさに“ちょうどいい選択”だと感じています。
なぜ「釣れない」と感じるのか?チューブ餌が誤解されやすい理由
チューブタイプのサビキ餌は、「釣れない」と言われることが少なくありません。その理由のひとつが、冷凍アミエビに比べて粒が小さく、匂いの拡散力が弱いこと。
冷凍アミエビは解凍時に強いニオイと濃いエキスを放出しますが、チューブ餌はそれを凝縮して扱いやすくした分、どうしても“匂いで寄せる力”がやや控えめになります。
また、私が思う1番の理由は、初心者が多く使う傾向にあるため使い方や潮・時間帯を誤ると釣果が出づらいことが多く、それが「釣れない」という印象につながっている可能性も。
実際海で周りを見てみると、毎日顔を見かけるような“常連サビキ釣り師のおじいちゃん達”は冷凍コマセの使用率が圧倒的に高く、“ファミリー層”や”釣り初心者”ほど、程手軽なチューブ餌を使う傾向が高いです。
つまり、誤解されやすいだけで、実際には十分釣れるポテンシャルを持った餌だということを、正しく知っておくことが大切です。
結論|集魚力は落ちるが普通に釣れる
結論から言うと、チューブタイプのサビキ餌は「冷凍アミエビよりは釣れにくい」が、「全然釣れないわけではない」というのが実感です。
実際、筆者も家族とのファミリーフィッシングではチューブ餌をよく使用しています。手軽さ・清潔さ・持ち運びのしやすさは抜群で、釣果もそれなりに出ているのが現実です。
たしかに冷凍コマセに比べると匂いや拡散力が弱く、回遊魚の足止め効果はやや落ちる傾向にあります。
しかし、魚が回ってきたタイミングで仕掛けをしっかり合わせられれば、アジ・イワシ・サバなど定番のターゲットは普通に釣れます。
特に後述する「あみ姫」のような高品質なチューブ餌を選べば、冷凍エサに近い感覚で使える上、片付けも簡単。初心者やお子様連れ、手軽に釣りを楽しみたい方には十分すぎる選択肢だと感じています。
要するに、「集魚力が落ちる=釣れない」ではなく、使い方とタイミングさえ合わせれば十分釣れるというのが筆者の結論です。
釣果アップのコツ|サビキのチューブ餌で釣れない時に結果を出すには

チューブタイプのサビキ餌で釣果を上げるには、ちょっとしたコツや意識の違いが大きく影響します。
冷凍アミエビよりも集魚力が落ちるという特性を理解したうえで、「魚がいる状況で確実に仕留める」使い方を意識すれば、十分な釣果を得ることができます。
この章では、筆者が実践している“チューブ餌でも釣れる”ための具体的な工夫を解説していきます。
魚の活性・回遊タイミングを見極める
チューブ餌は「寄せる力」が冷凍エサに劣るぶん、魚が既に近くにいる状況で使うことが最も効果的です。
そのため、魚の回遊タイミングや活性の高い時間帯を見極めて狙うことが重要です。
具体的には、朝まずめ・夕まずめなどの定番の釣れる時間帯や、足元に魚影が見えているタイミングを狙うのが鉄則です。
筆者も実際に釣行した際、魚が見える状況でチューブ餌を使った場合、アジやイワシが連発することも珍しくありませんでした。
逆に、魚の気配が全くないときにチューブ餌で粘っても釣果は望みにくいため、無駄打ちせず、見える・釣れている状況に合わせてテンポよく投入するのがコツです。
カゴ・仕掛けの相性を工夫する
チューブ餌で釣果を出すには、カゴのタイプや仕掛け選びも非常に重要です。特に「針のサイズとハリスの太さ」は、釣果を左右する大きな要素です。
私がもっとも強く感じているのは「針の大きさ」。
とくに豆アジや小アジサイズ(10〜15cm程度)の小型魚を狙う場合、大きな針だとアタリが激減することがあります。
そこでおすすめなのが、
プロマリン(PRO MARINE) 豆アジサビキ。
この仕掛けは針が非常に小さく設計されているにもかかわらず、ハリスが太め(1号〜1.5号)なので、大物がかかっても安心です。
実際に私もこの仕掛けで豆アジを釣っていた際、かかったアジに約50cmほどのヒラメが食いついたことがありました。
驚いたことにそのまま仕掛けが切れることなくキャッチ成功ハリスの強さが釣果に繋がった瞬間でした。
このように、チューブ餌のように食わせ重視の餌を使う場合ほど、仕掛けもそれに合わせて繊細かつ信頼できるものを選ぶのがカギになります。
魚の棚をしっかり意識する
チューブ餌で釣果を上げるために最も見落とされがちなのが、魚の泳いでいる「棚(タナ)」を意識することです。
サビキ釣りでは撒き餌と仕掛けが同じ層にあることが釣果に直結します。
たとえ集魚力がやや落ちるチューブ餌でも、棚が合えばしっかり釣れるのが実際のところです。
たとえば、アジが表層にいるときに中層〜底層ばかりを狙っていても、アタリは少なくなります。
逆に、棚を合わせるだけで爆釣することも珍しくありません。
私自身、過去にチューブ餌で「全く釣れない…」と感じたことがありましたが、周囲で釣れている人のウキの沈み方を見てタナを調整したところ、急に連発モードに突入した経験があります。
目安としては、朝や夕方は表層〜中層、日中は中層〜底層。
水温や潮の流れによっても変化するので、数投ごとに少しずつ深さを変えるのがおすすめです。
「チューブ餌=釣れない」ではなく、「棚が合っていないだけ」という可能性も大いにあります。
釣れないと感じたら、まずはウキ下の長さやカゴの位置を見直してみてください。
筆者おすすめのチューブ餌は「あみ姫」一択!

※画像引用元:マルキユー公式サイト(あみ姫)
市販されているチューブ餌はいくつかありますが、私が何度も使ってきて「これは間違いない」と感じているのがマルキューの『あみ姫』です。
ファミリーフィッシングや初心者にも最適で、手軽さ・清潔さ・実際の釣果のバランスが非常に優秀です。
このセクションでは、あみ姫の特徴・他製品との違い・実釣でのメリットなどを詳しくご紹介していきます。
あみ姫のメリットと他製品との違い
あみ姫の最大の特徴は「使いやすさ」と「清潔さ」にあります。
パウチ型チューブで手を汚さずに補充でき、フルーティーな匂いになっており、子供や女性でも扱いやすいのが魅力です。
私の家族も含め、ファミリーフィッシングではあみ姫しか使わないという家庭も多いほど。
車内が臭くなるリスクもなく、クーラーの隙間に収納できるので、携帯性も抜群です。
ちなみにあみ姫には
・通常のあみ姫
・あみ姫キララ(ラメ入り)
・あみ姫ナチュラル(無香料タイプ)
の3種類ありますが、私のおすすめは「あみ姫キララ」です。
キララは集魚効果を高めるキラキラ成分が含まれており、濁り潮や夕マズメの低光量時にもアピール力が抜群です。
集魚力に関しても、確かに冷凍ブロックには及ばない部分はありますが、アジ・イワシ・サバなどの回遊魚には十分効果あり。
魚が寄っている時間帯であれば、冷凍エサに引けを取らない釣果が出せます。
他にも、常温保存が可能で持ち運びやすく、使い切らなかった分は次回の釣行でもそのまま使えるというのも嬉しいポイント。
数あるチューブ餌の中で、あみ姫は「手軽さと実用性の両立ができている」唯一の製品だと私は感じています。
あみ姫で実際に釣れたシーンを紹介
車を横付けできる近所の堤防で、妻と子供と一緒に手軽なサビキ釣りを楽しんだときの出来事です。
使ったのは「あみ姫キララ」。針は豆アジ専用のサビキを選び、足元の浅場でスタート。
開始早々から豆アジがコンスタントにヒットし、そこにイワシやサッパ、サバまで混じる展開に。
特別な撒き餌や冷凍ブロックは一切使わず、あみ姫だけで3時間ほどで釣果はなんと100匹オーバー!
特に夕マズメには回遊が止まらず、入れ食い状態になる時間帯もあり、チューブ餌でも十分釣れることを家族全員で実感しました。
チューブ餌は「釣れない」と感じる方もいますが、魚の回遊と活性が合えば結果はしっかりついてきます。
家族連れや初心者にはむしろチューブ餌の方が安心して楽しめると私は思います。
あみ姫を使う際の注意点と補足テクニック
あみ姫は非常に便利で扱いやすいチューブ餌ですが、冷凍コマセとは異なる性質を理解して使うことで、さらに釣果を伸ばせます。
最大のポイントは「しっかりしゃくって餌を出すこと」です。
あみ姫は冷凍アミエビと比べてやや粘度が高く、カゴから出にくい性質があるため、撒き餌効果をしっかり出すにはシャクリをしっかり入れることが重要です。
また、気温が高い季節はチューブ内の中身が柔らかくなりすぎることがあるので、開封後は直射日光を避け、日陰やクーラーボックスでの保管が推奨されます。
さらに、エサがカゴから出るタイミングと仕掛けの落下がズレないようにすることで、集魚効果が最大化します。
撒き餌カゴとサビキの距離(幹糸の長さ)も調整しながら、餌と仕掛けが重なるよう意識してみてください。
「サビキの餌はチューブだと釣れない」の悩みを解消する使い方と快適さの工夫

※画像引用元:マルキユー公式サイト(あみ姫)
「チューブ餌は釣れない」という声はありますが、実際には“快適さ”という面で大きなメリットがあります。
特にファミリーフィッシングや初心者の方にとっては、使いやすさ・後片付けの手軽さなど、総合的に見て非常に優れた選択肢です。
ここでは筆者自身の実体験をもとに、チューブ餌をもっと快適に使うための工夫や魅力を紹介します。
ブロック餌との併用は効果アリ?
結論から言えば、ブロック餌との併用は非常に効果的です。
特に、魚が少ない時間帯や釣り場に人が少ないときなどは、単独のチューブ餌だけでは寄せきれないことがあります。
そんなとき、解凍したアミブロックを使って撒き餌として投入し、ポイントに魚を寄せておきながら、釣りの手返しにはチューブ餌を使用するというのが非常に効率的な方法です。
実際、筆者も朝マズメ前のタイミングなどにブロック餌で魚を寄せ、明るくなってからチューブ餌で爆釣…というパターンを何度も経験しています。
また、ファミリーフィッシングで釣果を安定させたい場合にも、ブロック餌との併用は大きな武器になります。
ファミリーフィッシングに最適な理由|環境にも優しく、後方付けも簡単
私自身、妻や子どもとの釣行では必ずと言っていいほどチューブ餌(特に「あみ姫」)を使用しています。
というのも、手が汚れず・匂いも少なく・容器のゴミも少ないので、片付けもスムーズ。
子どもがエサを自分で詰められるのも大きなポイントで、「一緒に釣ってる感」を楽しんでもらえるのも魅力です。
冷凍コマセを使うと、どうしてもバケツや手袋、スコップなどの道具が必要になりますが、チューブ餌であれば道具なし・ゴミ最小限・ニオイなし 海水バケツを持っていく必要もなく、クーラーに入れておくだけでOKという手軽さは、移動や撤収が多いファミリー釣行では非常に助かります。
環境面でも臭いや汁漏れが少なく、車内が汚れないという点で重宝しています。
もし使いきれなかった時も、推奨はされてませんが私はジップロックに入れて匂いだけ防止して再利用しています。
上手に使いこなすテクニックまとめ
✅カゴの詰め方:できるだけ奥までしっかり押し込むことで、1投あたりの放出量が安定します。
✅しゃくりの工夫:冷凍より出にくいため、2回以上しゃくって中身を出すのがおすすめ。
✅ブロック餌との併用:朝マズメや魚が薄い時は、最初だけ冷凍で寄せてからチューブで連発狙いが効果的。
まとめ|サビキ釣りはチューブ餌でも十分釣れるし楽しめる!

「チューブ餌は釣れない」と言われがちですが、実際に使ってみるとそんなことはありません。魚の活性や回遊タイミング、仕掛けや針の選び方を工夫すれば、冷凍コマセと比べても十分な釣果を出すことができます。
とくにおすすめなのがあみ姫キララ。キラキラ成分による集魚力と、扱いやすさを両立したバランスの良いチューブ餌です。手を汚さず・臭いも少なく・バケツも不要なので、ファミリーフィッシングにも最適です。
たしかに冷凍タイプに比べると集魚力では一歩譲る面もありますが、その分快適さ・安全さ・準備の手軽さという魅力は圧倒的。釣り場でのトラブルも少なく、初心者やお子さま連れにも強くおすすめできます。
「釣れない」と諦める前に、魚の棚を意識する・しっかりしゃくる・針のサイズを見直すといった工夫を取り入れてみてください。ちょっとした調整で、チューブ餌でも爆釣が狙えるようになりますよ!

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