【2025年最新版】サワラキャスティングロッドの選び方&おすすめ10選|長さ・硬さ・調子を現役釣具屋店員が徹底解説!

こんにちは。現役釣具屋店員のみきやです。

「サワラキャスティング、始めてみたいけどロッド選びが難しい…」

そんな悩みを持つ方に向けて、本記事ではサワラゲーム専用に最適なロッドの選び方をわかりやすく解説します。

私自身、現役釣具店スタッフとして50回以上サワラキャスティングを経験しており、実際に使って「これはアタリだった!」と思えるロッドをいくつも試してきました。

サワラは飛距離と操作性、そしてバラさないしなやかさが求められる特殊なターゲット。
そのため、青物ロッドやジギングロッドを流用していると「あと1本でツ抜けだったのに…」という後悔も。

この記事では以下のポイントを軸に、予算・用途別におすすめロッド10選を紹介しています:

  • 長さ・硬さ・調子の基本知識
  • ボートキャスティングに適した設計の違い
  • 中級者〜上級者が選ぶべき1本

記事後半では、サワラキャスティングに関する他のタックル記事とも連携し、必要な道具を一気に揃えられる構成にしています。

ぜひ最後まで読んで、あなたにぴったりの1本を見つけてください!

目次

なぜ「ロッド」が重要なのか?|サワラキャスティングの成否を分ける選択

実は、サワラキャスティングに“専用ロッド”は必須ではありません

ボートシーバスロッドやショアジギングロッドなど、既にお持ちのロッドでも十分に戦える場面は多くあります。ただし、どんなロッドでも良いわけではないというのが正直なところです。

サワラは非常に俊敏で、ルアーの動きやキャスト精度、バラしにくさなどが釣果を大きく左右します。つまり、ロッド選び次第で「釣れるか釣れないか」が変わる釣りなのです。

この記事では、私自身が50回以上の釣行で実感した“ロッドの重要性”をもとに、長さ・硬さ・調子の選び方をわかりやすく解説していきます。

人気急上昇中の「サワラキャスティングゲーム」

ここ数年、爆発的に人気が高まっている釣りジャンルが「サワラキャスティングゲーム」です。

以前は“外道扱い”されていたサワラですが、現在では引きの強さ・ジャンプ・ルアーへの高反応といったゲーム性の高さから、多くのアングラーを魅了しています。
私ももちろんその1人です笑

特に秋〜初冬にかけての「回遊シーズン」は、各地の乗合船でも“サワラ便”が大人気。SNSやYouTubeでも釣果報告が目立つようになりました。

実際に私も50回以上サワラキャスティングを楽しんできましたが、「また行きたくなる中毒性」は青物以上だと感じています。

そんな中で、タックル選び=釣果に直結する重要な要素として注目されているのが「専用ロッド」。まずは、なぜそれほどロッドが重要なのかを掘り下げていきましょう。

青物とは違う?サワラ専用ロッドが求められる理由

サワラキャスティング=青物タックルでOK、と思っていませんか?

実際、サワラはブリやカンパチなどの青物と同じく回遊性があり、ジグやミノーで狙える魚です。ですが、「ロッドに求められる性能」はかなり違うのが実情です。

最大の理由は“口切れの多さ”

サワラはヒット時の突進やジャンプが激しく、ロッドが硬すぎたり、反発力が強すぎるとフックアウトしやすい傾向があります。

また、歯によるリーダーカットもあるため、やや繊細な操作で追わせる必要もあり、“青物流用”では釣果を伸ばしきれないことも。

そのため、最近では「粘り」と「柔軟性」を備えたサワラ専用設計のロッドが登場してきており、リリース率(キャッチ率)向上に直結しています。

もちろん、専用でなくとも代用可能ではありますが、より快適に、そして確実に釣果を上げたい方には“専用設計”が断然おすすめです。

実は専用モデルが少ない?現状の選択肢とは

サワラキャスティングの人気が高まる一方で、“専用ロッド”のラインナップはまだまだ少ないという現実があります。

2025年時点で、大手メーカー(シマノ・ダイワなど)から「サワラ専用」と明記されたロッドはごくわずか

その理由は、サワラがジギング・キャスティング・SLJ(スーパーライトジギング)など複数の釣法で狙えるため
「専用ロッド」として確立しづらい側面があるからです。

代わりに使われているのが、ボートシーバスロッドやショア青物ロッドなどの“流用可能モデル”。

ただし、こうした汎用ロッドでも硬さ・調子・素材をしっかり選べば十分に対応可能です。

専用ロッドが少ない今だからこそ、“どのジャンルのロッドを代用するか”という視点も重要になります。

サワラキャスティングロッドの選び方【5つのポイント】

サワラキャスティングは一見シンプルな釣りに見えて、実はロッド選びが釣果を大きく左右するゲームでもあります。

専用ロッドのバリエーションが少ない中で、代用ロッドやジャンルの違う竿を使う人も多いのが実情ですが、選び方を間違えると操作性・飛距離・フッキング率が大きく低下してしまいます。

ここでは、サワラキャスティングに適したロッドの「5つの選定基準」をわかりやすく解説していきます。これを押さえておけば、代用品を選ぶ場合でも失敗する確率はグッと下がるはずです。

長さ|基本は7ft前後。ボートでの扱いやすさを重視

サワラキャスティングでは、ロッドの長さ選びが釣果と快適さに直結します。

おすすめは6.5ft〜7.5ft程度。ボートデッキ上で取り回しやすく、キャスト時にも十分な飛距離が確保できます。

特に7ft前後のロッドは、ルアーの操作性と遠投性のバランスが非常に優秀

逆に8ftを超えると、ボート上では取り回しが難しくなる場面が増えるため注意が必要です。

私は自分の船を所有しているため、乗っている人数が少ない時は、船の先端で長めのロッド(9ft以上)を使って遠投することもあります

しかし乗合船など他の釣り人が多い状況では、長いロッドは取り回しが悪くなりトラブルの原因にもなるため、短め(6.5ft前後)のロッドが断然おすすめです。

一方、6.5ft以下のロッドはピンポイントを狙いやすいという利点はあるものの、飛距離とアクションの幅が制限されるため、初心者にはやや不向きかもしれません。

ボートゲームが前提のサワラキャスティングにおいては、「軽く振れて、正確に投げられる長さ」を意識して選びましょう

硬さ・パワー|ML〜Mで十分。大型狙いならMHも視野に

サワラキャスティングで使用するロッドのパワー(硬さ)は、基本的にML〜Mクラスで十分対応可能です。

というのも、サワラの引きで特に注意が必要なのはファーストランだけ。走りをいなせる強度があれば、その後のファイトは比較的安定しています。

1mを超える大型や5kgオーバーが釣れるエリアであれば、MH(ミディアムヘビー)も視野に入りますが、やや硬すぎる為バラしやすくなるので注意が必要です。
ある程度釣り自体に慣れている方なら、Mサイズがあればファイト負けはしないと思います。

私自身は基本的にはMLを愛用していますが、サイズに期待できる時期はMクラスを選ぶようにしています。

調子(テーパー)|「曲がり方の違い」で使いやすさが変わる

ロッドの「調子(テーパー)」とは、魚がかかった時やルアーを操作する時に、どの部分から曲がるかを表す言葉です。

大きく分けて、以下の3種類があります:

  • ファストテーパー:竿先(ティップ)に近い部分だけが曲がる
  • レギュラーファスト:先端寄りを中心に、やや胴まで曲がる
  • レギュラー:竿の中央(胴)あたりからしっかり曲がる

ファストテーパーは操作性や感度に優れますが、魚の突っ込みに対してショックを吸収しにくく、バラしやすくなることもあります。

一方、レギュラーやレギュラーファストは、竿全体で魚の引きを受け止めてくれるため、フックアウト(針が外れる)を防ぎやすく、初心者にも扱いやすい傾向があります。

特にサワラは歯が鋭く、急に走ったりジャンプしたりするため、衝撃をいなす力が重要
このため、多くの釣り人はレギュラー〜レギュラーファストテーパーのロッドを好んで使っています。

素材・構造|軽さ・粘り・反発力。カーボン比率と補強技術も注目

ロッド選びで忘れてはいけないのが「素材」と「構造」。特にサワラキャスティングでは“軽くて粘りのある”ロッドが求められます。

現在の主流はカーボン素材で、軽量・高感度・高反発な特性を持ちます。カーボン比率が高くなるほど軽くてシャキッとした調子になりやすい一方、粘りや柔軟性を持たせるために敢えて比率を下げる設計もあります。

また、ブランク(竿本体)の補強技術も重要です。「Xラッピング」や「ナノアロイ」など各社が独自技術を使って、強さと粘りの両立を図っています。

特に強いファーストランと空中ジャンプがあるサワラに対しては、粘りと復元力のバランスが釣果を左右することも多いです。

見た目ではわかりづらい要素ではありますが、信頼できるメーカーの構造説明をしっかり読んで選ぶことで、長く使える良ロッドに出会える可能性が高まります

価格帯の目安|2万円台〜4万円台が主流。用途に応じて選ぼう

サワラキャスティングロッドの価格帯は、2万円台〜4万円台が中心です。
シーバスロッドやジギングロッドに比べるとやや高めですが、これはサワラの強烈なファーストランや空中ジャンプに対応する性能が求められるため。

実際、2万円台のロッドでもブランク性能やガイド構成がしっかりしていれば十分実戦投入可能です。
私自身も最初の1本は2万円台で購入し、数十本の釣果を上げてきました。

一方で、操作性や感度、軽量性を重視したい中級者以上の方には、3〜4万円台のモデルが最適です。この価格帯になると、最新技術や軽量素材、専用設計のブランクが使われているため、1日のキャスト数が多くても疲れにくく、結果的に釣果にも繋がります。

なお、サワラ専用モデルは流通量が限られているため、価格ではなく「スペックと実績で選ぶ」意識が大切です。

2025年注目のおすすめロッド10選【用途・特徴付き一覧】

2025年もシーバス・サワラ・青物キャスティングはますます人気が加速中。
その一方で「どのロッドを買えば失敗しないのか」「本当に使えるモデルはどれか」と悩む方も多いはずです。

この記事では、現役釣具店スタッフとして50本以上のロッドを扱い、自らもサワラキャスティングを年間50回以上こなす筆者が、実際の使用感・メーカー担当者からの裏話・釣果実績をもとに、間違いない10本を厳選しました。

すべて実釣に基づいたリアルな使用感を記載しているので、「コスパ重視の入門機から専用設計の信頼ロッド」まで、迷っている方はぜひこの中から選んでみてください。

① Gクラフト セブンスセンスTR MJS-782-TR|ショアもいける超万能モデル

色んな竿触ってきた私が、私が辿り着いたサワキャス愛用ロッドがコレです。
このロッド、一応スペック上は「PE1.2号・MAX28g」とされていますが、実際にはもっとパワーがあります

私がGクラフトのメーカー担当者の方と直接お話した際、「表記はあくまで安心設計。実際は40gでも問題なく使える強度がありますよ」と明言されていました。

実際に私はPE1.5号+40gのルアーでも安心してフルキャストしていますが、まったく問題ありません。 それどころか、ショアのシーバスだけでなく、オフショアでのサワラや中型青物にも余裕で対応できます。

プラグの操作性も高く、ジグもキレのあるアクションが出せるショアとボートを1本で兼用したい人や、丈夫で長く使えるハイスペックロッドを探している人には、間違いなくおすすめの一本です

価格帯はやや高めですが、その価値は十分にあります。

② レジットデザイン スクアド サワラモデル|専用設計でジグ・プラグどちらも操作しやすい

サワラキャスティングに特化して開発されたロッド、それがレジットデザイン「SKUAD」シリーズです。 最大の特徴は、ジグとプラグの両方に高い対応力があること

ジグをシャクってもダルさを感じさせず、プラグもキビキビと動かせる。 特に小刻みなトゥイッチやジャーク時の追従性・戻りの速さは、一度使えばクセになるレベルです。

ティップは繊細ながら、バット部分にはしっかりとしたトルクがあり、大型サワラの走りにも余裕で対応。 全体のバランスがよく、キャストの精度と飛距離も非常に優秀です。

ちなみに、私の釣り仲間であり当ブログ管理人の「はる」もこのスクアドのSKS-75M愛用しており、 ジグ・プラグ問わず幅広く使いこなしている姿はまさに“専用設計の恩恵”を体現しています。

価格帯としては中〜上級クラスですが、「専用設計ロッド」ならではの操作性と安心感を求める方にぴったり。 ジグもプラグも使いこなしたい中・上級者には特におすすめの1本です。

③ アブガルシア OCEANFIELD サワラキャスティング|コスパ最強!入門〜中級者に最適な専用ロッド

とにかくコスパ重視で選ぶならアブガルシア「OCEANFIELD」サワラキャスティングモデルがおすすめ。 1万円台前半という価格ながら、しっかり「専用設計」されているのが最大の魅力です。

ティップはやや柔らかめで、プラグの操作はやさしく、ショートバイトも弾かずしっかり乗せられる印象。 その反面、ジグのキレはやや鈍めになるため、スロー気味のアクションやナチュラル系の誘いと相性が◎。

軽さ・取り回しの良さ・扱いやすさは価格以上の仕上がり。 強烈な引き込みに対しても、ロッド全体でしなやかに受け止める設計になっており、ファイト時の安心感もあります。

飛距離についてはロッドの柔らかさゆえにやや控えめですが、近距離のナブラ撃ちや中距離戦には十分な性能です。

「とりあえず専用ロッドでサワラキャスティングを始めてみたい」「無理なく2本目がほしい」 そんな方には間違いなくコスパ最強の選択肢といえるでしょう。

④ メジャークラフト ジャイアントキリング5G サワラキャスティング|価格と性能のバランスが絶妙な新定番

2021年代以降のサワラキャスティングシーンで支持を集めているのが、メジャークラフト「ジャイアントキリング5G」シリーズ。 その中でもGK5C-732M/SWRは、ミディアムクラスの操作性・感度・パワーをバランス良く備えた万能モデルです。
この竿の発売当時、サワラ専用設計のロッドがまだ少なかったので、始めて触った時に感動したのを覚えています。

プラグでもジグでも操作しやすく、サワラに限らず青物全般に対応できる懐の広さが特徴。 柔らかすぎず、硬すぎず、適度に反発のあるブランクスで、ルアー操作とファイトのバランス感覚が非常に良好です。

5Gブランクスによる軽量設計と感度の高さは、1ランク上のモデルに匹敵するレベルで、 中級者〜上級者のセカンドロッドとしても満足度が高い一方、価格は2万円台と非常に良心的。

また、専用設計ならではのアクション性能も備えており、ただ投げるだけでなく「釣らせる」ための工夫が随所に詰め込まれています。

最初の1本にも、乗り換えにもおすすめできる、まさにバランス型サワキャスロッドの決定版です。

⑤ メジャークラフト ジャイアントキリング 1G サワラキャスティング|コスパ重視の入門モデル

「まずはサワラキャスティングを始めてみたい」そんな方におすすめなのが、メジャークラフトのジャイアントキリング1G(GK1C-702M/SWR)です。

やや硬めのブランクス設計により、キャスト時の安定感とルアー操作のレスポンスが抜群。 40g前後のジグやミノーをしっかり動かせるうえ、ヒット時のやり取りもパワーで押し切れる懐の深さを持っています。

特に「ジグ主体でテンポよく探りたい」というスタイルの方に向いており、アクションの入力がしっかり伝わるので操作性も高め。 一方で柔軟さは控えめなので、フックオフのリスクを抑えたい方はドラグ設定を丁寧に。

1万円台で手に入る「専用設計×高耐久」という点は、入門ロッドとして非常に魅力的。 「とりあえず専用モデルがほしい」という方にも、安心しておすすめできる1本です。

⑥ ダイワ ラテオBS 69MS・W|曲がってバラしにくい、船シーバスにも◎

ダイワの人気ロッド「ラテオ」シリーズのボートモデル。シーバスロッドとして知られていますが、サワラキャスティングにも実は相性◎。

このロッドの特徴は「とにかくよく曲がる」こと。柔らかめの設計で魚を弾かず、バラしづらい点が大きな魅力です。バイトが浅くなりがちな状況や、初心者がファイトに慣れていないケースでも安心して使える仕様になっています。

実際に私もこのロッドでメーターオーバーのサワラをキャッチしており、青物にも十分対応できるポテンシャルがあります。プラグ操作をしながら自然な食わせを狙いたい方におすすめです。

⑦ シマノ ディアルーナBS S70MH|キビキビ動かすならこの1本

シマノの定番シーバスロッド「ディアルーナ」のボートモデル。ラテオBSと並び比較されることの多いこのロッドですが、こちらはやや「硬め」の設計になっています。

そのため、ジグやプラグをキビキビとアクションさせたい方に向いており、ショートジャークや高速巻きとの相性も良好です。ブレが少ない分、キャストの際の安定感も高く、ミスキャストも起きにくい印象。

個人的には、「パワーより操作性を優先したい」「カチッとしたロッドが好み」という方におすすめ。ラテオと迷っている方は、ロッドアクションの好みで選ぶのがベストです。

⑧ ヤマガブランクス SeaWalk Cast-Jigging SS 73M|ジグ特化の中堅モデル

ヤマガブランクスといえば繊細で軽量なブランク設計に定評がありますが、このSeaWalk Cast-Jigging SS 73Mは“ジグを正確に操作するためのロッド”として設計されています。

ティップはやや繊細ながらも、バットにはしっかりパワーがあり、軽快にジグを操作しながら、ヒット後は主導権を与えないファイトが可能。特に水深10〜30m程度のシャロー気味のエリアで抜群の使い心地です。

「ジギングはしたいけど、重くてダルい竿は嫌だ」という人にはかなりおすすめ。サワラだけでなく、他の青物にも汎用性高く使えます。

⑨シマノ オシアブレード S70-0 | サワキャスも可能なジギングロッド

ジグの使用をメインに考えている方には特におすすめの1本。 元々はジギングロッドとして設計されていますが、キャストにも十分対応でき、 ミノーなどのプラグ類も問題なく扱えます。

大型青物にも対応できるしっかりとしたパワーがあり、 船上での操作性や兼用性の高さが魅力。 「ジグ中心だけどプラグも使いたい」「1本でジギングとキャストをこなしたい」 そんな方に最適です。

⑩【番外編】サワラ釣りに使える代用ロッド

サワラキャスティング専用ロッドが手元にない場合でも、実は他のジャンルのロッドでも十分に対応可能です。
特に近年は、汎用性の高いロッドも多く、釣りスタイルや使用ルアーに応じて使い分けることで快適なサワラゲームが実現できます。

ここでは、ショアジギ、シーバス、エギングロッドなど、サワラ釣りに流用できる「代用ロッド」の特徴と活用シーンをご紹介します。

ショアジギロッド|強さと飛距離をそのまま船でも活用

ショアジギング用のロッドは、主に50g前後のジグを遠投するために設計されており、強度・飛距離ともに十分な性能を備えています。

船上ではかなり長く感じるものの、釣り座の選択や、取り回しに気をつければ問題なく使用可能。
乗り合いの船だと他の人に迷惑がかかる可能性もあるので、それは注意してください。
特にジグを遠投気味にキャストして広範囲を探るようなスタイルにはピッタリです。

ロッドの長さが活きる場面も多く、慣れてしまえば専用ロッド顔負けの活躍をしてくれます。強度もあるため、不意の大型青物にも安心して対応可能です。

シーバスロッド|操作性と軽さでライトなサワラゲームに

ルアーウェイト28g前後のシーバスロッドは、サワラゲームの「軽量ルアー中心」の釣りに最適です。

ミノーや軽めのブレードジグ等と相性が良く、ロッドのしなやかさが喰わせのタイミングをしっかり作ってくれます。

90cm級までは十分に対応可能なパワーがあり、魚をいなして獲るスタイルにもマッチします。入門者や女性アングラーにもおすすめできる選択肢です。

エギングロッド|軽量ジグやブレード系ルアーに好相性

エギングロッドは、3号前後のエギを操作する前提で設計されているため、軽量ブレードジグや小型ミノーとの相性が抜群です。シャープでキレのあるアクションを出しやすく、リアクションバイトを狙う場面で活躍します。

ロッドの長さも6〜8ft前後と短めで取り回しが良く、船上でも非常に扱いやすいのが特長です。

一方で、パワーやルアーウェイトの許容範囲が狭いため、投げる際にはやや気を遣う場面もあります。とはいえ、ドラグ設定とライン調整をしっかり行えば、大型サワラにも十分対応可能です。

「専用ロッドまでは必要ないけど、代用品で始めたい」という方には、まず1本持っておきたいライトな選択肢です。

5まとめ|「使いやすい1本」を選んで釣果アップを狙おう

サワラキャスティングロッドは、釣りスタイルやフィールドによってベストな選択が変わってきます。  

「高価なロッドだから釣れる」というわけではなく、自分の手に馴染んで、扱いやすいと感じるかが何より大切です。  

今回ご紹介した中から気になる1本をぜひチェックしてみてください。釣果アップの近道になるはずです。

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