「シーバスのリーダーって、何号が正解なんだろう?」
そう悩んでいる初心者〜中級者の方は多いのではないでしょうか。
リーダーの太さ選びは、釣果やトラブルの少なさに直結する超重要ポイントです。
とはいえ、選ぶ号数は「PEとのバランス」「釣り場の状況」「使うルアーのサイズ」など、いくつもの要素が関係してくるため、最初のうちは迷って当然です。
この記事では、シーバス用リーダーの太さをどう選べばいいかを初心者にもわかりやすく解説!
標準的なおすすめ号数、よくあるミス、状況別の使い分けまで網羅的にご紹介します。
また、PEとの最適バランスがすぐ分かる「リーダー太さの自動計算ツール」や、リーダーの長さに迷った方への関連記事も掲載していますので、ぜひ最後までご覧ください。
シーバス釣りでのリーダーの太さは何号がベスト?

「結局、シーバスのリーダーは何号を選べばいいの?」
そんな悩みを抱えていませんか?リーダーの太さ選びは釣果やトラブルを大きく左右します。
まずは結論からお伝えすると、もっとも汎用性が高く失敗しにくいのは『3〜4号(約12〜16lb)』のフロロカーボンリーダーです。
ただし、この太さが「すべての状況で正解」とは限りません。
釣り場の環境(サーフ・港湾・磯など)、使うPEラインの号数、狙う魚のサイズやルアーの種類によって、最適なリーダーの太さは大きく変わります。
この記事では、状況別にどう選ぶべきかの「判断軸」や「目安表」も紹介していますので、あなたのスタイルに合った太さを一緒に見つけていきましょう!
▼ すぐ知りたい方はこちらの自動計算ツールもご活用ください▼

標準的なリーダー太さは何号?初心者が迷ったらコレ!
シーバス釣りにおいて、最もスタンダードなリーダーの太さは「3〜4号(約12〜16lb)」です。
特に、PE0.8〜1.0号を使用している方であれば、フロロカーボン4号(16lb)を基準にすれば、ほとんどのフィールドや状況に対応可能です。
これは、強度・結束のしやすさ・ルアーの動き・根ズレ対策といったバランスが取れている「万能な号数」だからです。
迷ったらまずは「PE1.0号 × フロロ4号」からスタートしてみてください。十分な引張強度がありながら、飛距離やルアー操作にも影響が出にくいため、初心者が最初に使うセッティングとして非常に優秀です。
もちろん、釣り場によってはもう少し細くしたり太くした方が良い場合もありますが、それは次項で詳しく解説していきます。
PEラインとのバランスで見る適切な太さ
シーバス釣りにおけるリーダー選びの基本ルールは、「PEラインとバランスを取ること」です。
よくある失敗として、PEに対してリーダーが太すぎたり、逆に細すぎるというケースがあります。
これによりキャストトラブルやラインブレイクのリスクが高まり、せっかくの釣行が台無しになることも。
下記に、PEラインの号数ごとのおすすめリーダー太さをまとめました。
PEライン号数 | 推奨リーダー太さ | 想定される使用シーン |
---|---|---|
0.6号 | 2〜3号(8〜12lb) | 港湾・デイゲーム・プレッシャーの低いポイント |
0.8号 | 3〜4号(12〜16lb) | スタンダード/最も汎用的な組み合わせ |
1.0号 | 4〜5号(16〜20lb) | やや障害物の多いエリアや大型狙い |
1.2号 | 5〜6号(20〜24lb) | 磯・牡蠣瀬・堤防の足元等まわりなど高強度が必要な場面 |
ポイントは、「PEとリーダーのlb(強度)が同程度か、リーダーが少し弱いくらいにすること」です。
これは根掛かりなどの際、リーダーから切れるようにしてPEラインを守るためでもあります。
また、リーダーが太すぎるとノット(結束部)でのトラブルやキャスト時のガイド抜け悪化にもつながるため注意が必要です。
ポンド(lb)換算表で強度もチェック!
リーダーの太さは「号数」で表されることが多いですが、パッケージには「lb(ポンド)」表記も必ず記載されています。
1lb=約0.45kgの引張強度を意味しており、これはラインがどれくらいの力で引っ張られると切れるかの目安になります。
たとえば「16lb」と書かれていれば、約7.2kgの力で切れるということになります。
以下に、よく使われる号数とポンド(lb)の換算早見表をまとめました。
号数 | lb(ポンド) | 想定される使用シーン |
---|---|---|
2号 | 約8lb | ライトゲーム・バチ抜けの小型狙い |
3号 | 約12lb | 港湾・河口でのオールラウンド |
4号 | 約16lb | 最も汎用的・初心者におすすめ |
5号 | 約20lb | 大型狙い・根ズレ対策が必要な場所 |
6号 | 約24lb | 磯・牡蠣瀬・橋脚まわりなど |
メーカーによって若干の差はありますが、基本的には「1号 ≒ 4lb」と覚えておくと便利です。
号数だけでなく「lb表示」もチェックすることで、リーダー選びの失敗がグッと減ります。
リーダーの太さでシーバスの釣果に差は出る?【太い・細いの違い】

「リーダーが太いと釣れないんじゃないの?」「細いほうが食いがいいって聞いたけど…」
そんな風に、リーダーの太さが釣果に影響するかどうかは、シーバスアングラーの間でもたびたび議論になります。
実際には、リーダーの太さが「直接的に釣れなくなる」ことはほとんどありません。
ただし、ルアーのアクション、飛距離、トラブルの頻度などに間接的な影響が出るため、結果的に釣果へ影響してくることは十分にあり得ます。
ここでは、「太すぎる場合」「細すぎる場合」それぞれのリスクや違いを具体的に見ていきましょう。
太すぎるリーダーのデメリットとは?
シーバス用リーダーを「とにかく切れないように」と考えて太くしすぎるのはNGです。
太すぎるリーダーには以下のようなデメリットがあります。
① ルアーの動きが不自然になる
特に小型のミノーやシンペンなどでは、太いリーダーが抵抗となり、ルアーのアクションが鈍くなる・浮き上がるなどの影響があります。
② 飛距離が落ちる
太いリーダーは空気抵抗・ガイドとの摩擦が大きく、特に軽量ルアーでは明らかに飛距離が落ちます。
③ PEより強すぎて高切れを起こしやすい
根掛かり時やファイト中にPEライン側が先に切れてしまうことがあり、トラブルリスクが増します。
④ 結束部が太くなり、ガイド抜けが悪化する
FGノットなどの結び目が大きくなり、キャスト時の引っかかりやすさが上昇します。
必要以上に太いリーダーは「安心感」はあるものの、パフォーマンス面ではマイナスに働く場面が多いことを覚えておきましょう。
細すぎるとどうなる?飛距離やルアー操作への影響
一方で、「リーダーはできるだけ細い方が釣れる」と考えて極端に細くしすぎるのもリスクがあります。
確かに細いリーダーは水の抵抗が少なく、ルアーの動きを邪魔しにくいというメリットがあります。
しかし、実釣では以下のようなデメリットや不安定要素も出てきます。
① 強度不足でラインブレイクのリスク
根ズレ・歯擦れ・ファイト中のテンション変化に弱く、ちょっとした衝撃で切れてしまう可能性があります。
② ノット強度が不安定になりやすい
細いリーダーはPEとの結束が難しく、抜けやすい・摩擦がかかりにくいといった問題が起こりやすくなります。
③ PEとのバランスが崩れるとキャストトラブルに
PEが太くリーダーが細すぎると、放出時の抵抗差でエアノットやガイド絡みが多発します。
特にPE1.0号以上を使っている方がリーダー2号以下を選ぶと、このバランス崩壊が起きやすいので要注意です。
また、リーダーが細すぎると安心して強気のファイトができず、魚に主導権を与えやすくなるという面もあります。
「細ければ食う」は迷信ではありませんが、安全と操作性の両立が大切です。
釣果に影響するのは「太さ」よりも「状況」と「使い方」
リーダーの太さは確かに重要ですが、それ単体が釣果を大きく左右するわけではありません。
実際には、以下のような「状況」や「使い方」こそが釣果に直結するケースが多いです。
✔ 使用ルアーとの相性:
軽量ルアーや表層系は太いリーダーでアクションが死にやすく、逆に大型ルアーは細すぎると破綻します。
✔ フィールド環境:
サーフのような開けた場所では細めでもOKですが、橋脚・テトラ帯では根ズレ耐性が必須になります。
✔ 季節やベイトパターン:
春先のバチ抜けでは繊細さが求められますが、秋のランカー狙いでは太さ重視の選択が有効です。
つまり、「どのシチュエーションで、どのルアーを、どのように使いたいか」を明確にしておくことが、リーダー選びの最大のポイントになります。
むやみに「太いほうが安心」「細ければ食う」といった極論に流されず、状況に合った“ちょうど良い太さ”を選ぶのが、釣果を安定させる秘訣です。
次のセクションでは、具体的な状況ごとのおすすめ太さを早見表つきでわかりやすくご紹介していきます!
シチュエーション別|シーバス用おすすめリーダーの太さ早見表

ここからは、実際の釣り場や状況に応じたリーダーの太さ選びについて解説していきます。
同じPEラインを使っていても、ポイントや季節、ルアーの種類によって「最適なリーダー太さ」は変わるため、状況に応じた使い分けがとても大切です。
このセクションでは、「ポイント別」「季節やベイトパターン別」「ルアーの種類別」に分けて、失敗しない太さの選び方をわかりやすくご紹介します。
ポイント別(サーフ・港湾・磯)で選ぶリーダー太さ
まずは、釣りをする場所(ポイント)によって変えるべきリーダーの太さを見ていきましょう。
ポイント | 推奨リーダー太さ | 理由・特徴 |
---|---|---|
サーフ・干潟 | 3〜4号(12〜16lb) | 障害物が少なく、遠投が必要なためやや細めが有利 |
港湾・河口 | 4〜5号(16〜20lb) | 障害物やストラクチャーが多く、根ズレ対策が必要 |
磯・テトラ帯 | 5〜6号(20〜24lb) | ラインブレイクリスクが非常に高く、強度優先が鉄則 |
ポイント選び=リーダー選びといっても過言ではありません。
どんな障害物があるか?魚とのファイト中に擦れる可能性があるか?を考えて、太さを選びましょう。
また、ポイントによってはリーダーの“長さ”も非常に重要になります。
▼シーバス釣りでのリーダーの長さについては以下の記事で詳しく説明していますのでそちらをご覧ください▼

季節・ベイトパターンで変える太さの考え方
シーバス釣りでは、季節ごとの状況変化やベイト(エサ)パターンによっても、最適なリーダーの太さが変わってきます。
「細めが効く時期」と「太さ重視が必要な時期」を知っておくことで、無駄なラインブレイクや食い渋りを防ぐことができます。
季節 | おすすめ太さ | ベイト&釣り方の傾向 |
---|---|---|
冬〜早春 | 2〜3号(8〜12lb) | バチ抜け・ハクパターンなど繊細な釣りがメイン。細めが有効 |
春〜初夏 | 3〜4号(12〜16lb) | マイクロベイトや小型のイナッコ、ルアー操作性を優先 |
夏〜初秋 | 4〜5号(16〜20lb) | 活性が高くパワフルな個体が多い。強度重視でもOK |
秋〜初冬 | 5〜6号(20〜24lb) | ランカーシーズン。大型狙いやストロングスタイルで太め推奨 |
繊細なアプローチが必要な時期は細め、
魚のパワーが強くなる時期は太めと覚えておくと、釣果が安定しやすくなります。
また、ベイトの大きさに合わせてルアーを変えると同時に、リーダーの太さも見直すと、違和感のない自然な演出ができるようになります。
ルアーの種類・サイズに応じた太さの調整方法
リーダーの太さは、使うルアーのタイプやサイズによっても調整するのがベストです。
小型ルアーには細めのリーダー、大型ルアーには太めのリーダーを合わせることで、ルアーの動きや飛距離、トラブルの少なさが格段に変わってきます。
ルアータイプ | 推奨リーダー太さ | 理由・補足 |
---|---|---|
5〜7cmクラスのミノー・シンペン | 2〜3号(8〜12lb) | 細めで水を切りやすく、ルアーのアクションを活かせる |
9〜12cmの標準サイズのプラグ | 3〜4号(12〜16lb) | 飛距離と強度のバランスが良く、最も汎用性が高い |
14cm以上のビッグベイト・大型バイブ | 5〜6号(20〜24lb) | 重量ルアーでもしっかり支えられ、高負荷でも安心 |
また、水深やレンジの維持が重要な場面では、リーダーの太さがアクションや沈下スピードに与える影響も無視できません。
たとえば、細めのリーダーを使えばシンキングペンシルの自然なドリフトがしやすくなり、バチ抜けパターンでは効果的です。
ルアーに合わせて“太さをチューニング”する意識があると、さらに戦略の幅が広がります。
シーバス釣りでのリーダーの太さ別|メリット・デメリット比較

ここでは、シーバス用リーダーの「太め」「細め」それぞれの長所と短所を比較してみましょう。
「どちらが正解」というわけではなく、あなたの釣り方やフィールドに合った選択が最も重要です。
それぞれのメリット・デメリットを知ることで、リーダー選びの基準が明確になってきます。
太めリーダーのメリット・デメリット
まずは4号以上(16lb〜)の「太めリーダー」について見ていきましょう。
✅ 太めリーダーのメリット
- 根ズレに強く、魚とのファイトも安心感あり
テトラ帯や橋脚周りなど、ラインが擦れるリスクがあるポイントでは圧倒的な安心感があります。 - キャスト時の衝撃やファイト中の突っ込みにも耐える
重量級ルアーやランカーサイズとのやり取りでも、ラインブレイクのリスクがグッと下がります。 - 結束強度が安定しやすい
太いラインは結び目がしっかり組めるため、ノット抜けなどのトラブルが少なくなります。
⚠ 太めリーダーのデメリット
- ルアーのアクションが鈍くなることがある
軽量ルアーや繊細なアクションを必要とする釣りでは、太さが水抵抗になってルアーの動きに悪影響を与える場合があります。 - 飛距離が落ちやすい
ガイドとの摩擦や空気抵抗が増え、特に向かい風や軽量ルアー時に飛距離低下が目立ちます。 - PEより強くなりすぎると高切れのリスク
根掛かり時や衝撃が加わったときに、メインライン(PE)が先に切れることがあります。
「大型狙い」や「ストラクチャー周りでの釣り」では太めが有利ですが、
繊細な攻めをしたい場面では、やや不利になる点も踏まえて選びましょう。
細めリーダーのメリット・デメリット
次に、2号以下(8lb〜)の「細めリーダー」について見ていきましょう。
✅ 細めリーダーのメリット
- ルアーアクションがダイレクトに伝わりやすい
細いラインは水の抵抗を減らすため、特に小型ルアーや微細なアクションを必要とする釣りでは絶大な効果を発揮します。 - 飛距離が伸びやすい
軽量ルアーを使う場合、細いリーダーにより飛距離が大幅にアップし、より遠くの魚を狙いやすくなります。 - 軽いルアーでも十分対応可能
細いリーダーは軽量のルアーやシンキングルアーの操作性を向上させ、自然な動きが演出できます。
⚠ 細めリーダーのデメリット
- 根ズレや擦れに弱い
細いラインは根ズレや障害物との接触で切れやすいため、特にストラクチャー周りではリスクが高まります。 - 強い引きや大物に対応できない
細すぎるリーダーはランカーサイズのシーバスや強い引きに耐えられないことがあります。 - 結束強度が不安定な場合がある
細いラインはノットの締まりが悪い場合があり、結束部での強度が安定しないことがあります。
「軽量ルアー」や「広範囲を探る釣り」では細めが有利ですが、
大物や障害物周りの釣りでは注意が必要です。
シーバスリーダーのおすすめ製品2選【迷ったらコレ!】
最後に、シーバス釣りで実績があり、特に人気の高いリーダー製品を2つご紹介します。
「何を選べばいいか分からない」「とりあえず定番を使いたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
① シーガー プレミアムマックスショックリーダー
号数に対して非常に高い強度があり、プロから初心者まで幅広く支持されているフロロカーボンリーダーです。
私も1番よく使うのがこのリーダーで、シーバスだけではなくショアジギングやロックフィッシュ等、様々な釣りで愛用しています。
- 細くて強い!驚異の引張強度で根ズレにも安心
- 他の釣りに対しても万能で、どの釣り場にも対応
- リーダーの張りも程よく、ルアーの動きを邪魔しない点も魅力
迷ったらコレでOK!という安心の一本です。
② VARIVAS ショックリーダー シーバス フロロカーボン
バリバスがシーバス専用に設計した、扱いやすさ重視のフロロリーダーです。
コストや性能のバランスに優れており、私も河川や小場所等のシーバス釣りではコチラのリーダーを愛用しています。
- 初心者でも結びやすく、クセがなくノットを組みやすい
- 適度なしなやかさで、ルアー操作性と飛距離のバランスが優秀
- ライン表記が分かりやすく、初めてでも安心して選べる
これからシーバス釣りを始めたい方にもピッタリの1本です。
リーダーの太さだけじゃない!シーバス釣り用の結び方(ノット)も理解しよう

シーバス釣りでリーダーの太さや長さを正しく選んでも、ノット(結び方)が適当では本来の強度を活かせません。
特にPEラインは非常に滑りやすく、適切なノットでしっかりと結束しないとすっぽ抜けやノット切れのリスクが高まります。
このセクションでは、初心者でも使いやすい結び方や、結束を安定させる便利なツール、強度を落とさないコツまでを網羅してご紹介します。
FGノットが最強!覚えて損なしの「一生使えるノット」
結束強度・ガイド抜け・仕上がりの細さの3拍子がそろった信頼のノット、それがFGノットです。
- 結束強度が高く、60cm以上のランカーシーバスにも安心
- ノットが細く、ガイド抜けが良いため飛距離が落ちにくい
- 締め込みがしっかりできれば、すっぽ抜けの心配がほぼゼロ
私自身も、初心者のころは電車結び(ユニノット)を使っていましたが、大物をバラした経験をきっかけにFGノットを練習し、釣果と安心感が一気に向上しました。
「本気でシーバスを狙いたい方」「今後も釣りを続けたい方」には、最優先で覚えてほしいノットです。
どうしても難しい人は「電車結び」でもOK!
「FGノットが難しすぎて無理…」「とにかく今すぐ釣りたい!」
そんなときは、簡単で早く結べる電車結び(ユニノット)も選択肢のひとつです。
- 数十秒で結べて、釣り場での急な対応にも便利
- 50cmクラスまでのシーバスなら問題なく対応
- 構造が単純で、初心者でも結びミスが少ない
ただし注意点として、
⚠ ノット部分が太くなりやすく、ガイド抜けが悪く飛距離が落ちる
⚠ 障害物が多い場所や70cmクラスの魚には強度的に不安が残る
「釣行直前」「現場で再結束したい」ときの応急ノットとして非常に有効です。
仕上げが命!ノット処理で強度は2倍変わる
ノットは結んだだけで終わりではありません。「締め込み・カット・焼きコブ処理」までがセットです。
- 締め込み前は水や唾液で濡らす(摩擦熱でラインを傷めない)
- ラインの端は1〜2mm残してカットしライター等で焼き、焼きコブで抜け防止
- 最後に手でしっかりテンションをかけて強度チェック
一見地味なこの工程が、ノットの信頼性を大きく左右します。
数分の丁寧さが、1本の魚と大切なタックルを守ってくれると考えて、仕上げ処理までを習慣にしましょう。
ノットアシストツールを使えばFGノットも簡単!
「FGノットは無理…」という方におすすめなのが、ノットアシストツール。
たとえば私も使用している「第一精工 ノットアシスト2.0」は、初心者でも均一なテンションで安定したノットが結べる人気ツールです。
- 風が強い日でも安定して結べる
- ガイド抜けを意識した美しい仕上がりが簡単に再現できる
- 時間短縮+強度アップ=釣りに集中できる
ツールは「ズル」ではなく「効率化の味方」。
ナイトゲーム・冬場・不器用な方にも強くおすすめします。
まとめ|シーバス釣りの最適なリーダーの太さを見極めて釣果アップへ!

今回はシーバス釣りにおけるリーダーの太さについて、違い・選び方・シチュエーション別の使い分けまで幅広く解説してきました。
まとめると
基本となる号数の目安は「3〜4号(約12〜16lb)」。
ただし、釣り場やルアーの種類、季節、狙うサイズによって最適な太さは変化する。
選ぶ際のポイントは以下の通り:
● PEとの強度バランスを意識する
● ポイント(サーフ・港湾・磯)別に合わせて調整する
● 使用するルアーやベイトパターンに合わせて微調整
● 最終的には自分のスタイルに合わせて選ぶのがベスト
釣果アップのためには、ただ「太い or 細い」で選ぶのではなく、状況に応じた使い分けが重要です。
また、リーダー選びで迷ったときは以下のコンテンツも併せて参考にしてみてください。



あなたの釣りにピッタリなリーダー設定が見つかれば、シーバスとの出会いはもっと近づきます。
ぜひ今回の内容を参考に、より快適でトラブルの少ない釣行を楽しんでください。
🔽関連記事🔽
コメント