こんにちは、現役釣具屋店員のみきやです。チニングを始めたお客さんが、ワームとロッドを買ったあとに必ず戻ってくる質問があります。
「フックって何番ですか? オモリは何グラム?」
ここでつまずく人はとても多いです。ワームやロッドと違って、フックとシンカーはパッケージを見ても違いが分かりません。しかも番手と重さの組み合わせが無数にある。
先に結論を書きます。フックはオフセットの#2、シンカーは5〜10g。迷ったら、この組み合わせでいいです。この2つを買えば、チニングは成立します。
私はチヌを300匹以上釣ってきましたが、実際に使っている組み合わせもここから大きくは外れません。迷っている時間のほうがもったいないので、まずこれを買って投げてみてください。
この記事では、その理由と、慣れてきたときの使い分け——オフセットとストレートの違い、針先を埋めるかどうか、シンカーを軽くする場面と重くする場面まで、店頭で説明している順番でまとめました。おすすめのフック・シンカーも合わせて10点紹介します。
チニングのフックとシンカー|結論の早見表
まずは全体像です。使うワームのサイズから決めていきます。
| ワームのサイズ | フックサイズ | フックの種類 | シンカー |
|---|---|---|---|
| 2インチ前後 | #3 | オフセット | 5〜7g |
| 2.5〜3インチ | #2 | オフセット | 10g |
| 3インチ以上 | #1 | オフセット / ストレート | 10g |
さらに、状況ごとのシンカーの重さはこうなります。
| 状況 | シンカーの重さ | 理由 |
|---|---|---|
| 迷ったら | 10g | 飛距離と底取りのバランスが良い。ここから始める |
| 浅い・流れが緩い・食いが渋い | 5〜7g | ゆっくり落として見せる時間を作る |
| 深い・流れが速い・風が強い | 10g | 底が取れないと釣りが成立しない |
| 飛距離が欲しい | 10g | 軽くするより、まず重さで飛ばす |
チニングは5〜10gでほぼ完結します。バス釣りのように何十種類も重さを揃える必要はありません。迷ったら10g。これで大半の釣り場は成立します。
「底が取れているかどうか」がすべての判断基準です。底が分からなくなったら重く、着底が早すぎて見せる時間が足りないと感じたら軽く。これだけ覚えておけば、現場で迷いません。
①フックの種類|オフセット・ストレート・触角フック
チニングで使うフックは、大きく3種類です。見た目が似ているので、店頭でも一番混乱される部分ですね。
| 種類 | 根掛かり | フッキング | 位置づけ |
|---|---|---|---|
| オフセットフック | 強い | ○ | 基本はこれ |
| ストレートフック | 弱い | ◎ | 根掛かりが少ない場所で |
| 触角フック | 強い | ◎ | 両取りを狙った専用設計 |
オフセットフック|針先をワームに隠せる、チニングの基本
針先をワームのボディに埋め込める形状のフックです。クランク状に曲がった部分にワームの頭を刺して固定します。
最大の利点は根掛かりが激減すること。チニングはボトムをズル引く釣りなので、針先が出ていると石やカキ殻に片っ端から引っかかります。オフセットならその大半を回避できます。
迷ったらオフセットを選んでください。チニングで使われているフックの大半はこれですし、根掛かりでリグを失う回数が減るぶん、結果的に長く投げていられます。
ストレートフック|掛かりは良いが根掛かりも増える
その名のとおり、まっすぐな形状のフックです。ワームにまっすぐ刺すだけなので、セットも簡単です。
利点はフッキング性能。針先が最初から露出しているので、アタリがあった瞬間にそのまま掛かります。オフセットのように「針先がワームを貫通してから刺さる」という手順が要りません。
欠点は当然、根掛かりが一気に増えること。砂地や砂利底など、障害物が少ない場所限定だと考えてください。テトラやカキ瀬で使うと、ひたすらリグを失います。
触角フック|根掛かり回避とフッキングの両取り
がまかつが出している、チニング向けに設計されたフックです。針先の前に細いガード(触角)が付いていて、これが障害物を先に感知して針先を守ります。
針先を露出させたまま根掛かりを減らせるので、理屈のうえではオフセットとストレートの良いとこ取りです。ストレートフックの掛かりの良さが欲しいが、根掛かりは減らしたいという人向けですね。
ただし最初の1パックには勧めません。まずオフセットで釣りを覚えて、「もう少し掛かってほしい」と感じてから試すのが順番です。
②フックサイズの決め方|基準は#2
番手の表記は慣れないと本当に分かりにくいところです。先に読み方だけ整理しておきます。
数字が大きいほど小さく、「/0」が付くと大きくなります。つまり #4 < #3 < #2 < #1 < #1/0 の順に大きくなります。ここを逆に覚えていると、買うものを間違えます。
最初の1パックは#2でいい
チニングで使うワームは2〜3インチが中心で、その中心に合うのが#2です。迷ったら#2を買ってください。チニングのフックとしては、これが一番出番の多いサイズです。
そこから、ワームが小さければ#3、大きければ#1へ振ります。つまり#2を真ん中に置いて、前後1段ずつ動かすという考え方です。
理由はチヌの口が硬いからです。チヌは貝や甲殻類を噛み砕く魚なので、口の中がとても硬い。小さすぎるフックだと、掛かっても口の中で滑ってしまいます。
逆に大きすぎると、ワームのアクションを殺してしまいます。ワームの全長の3分の1程度がフックの軸に収まるサイズが目安です。
ワームサイズ別・フックサイズ早見表
| ワーム | インチ | フックサイズ | 備考 |
|---|---|---|---|
| リトルスパイダー / バグアンツ | 2インチ | #3 | 小型ワームは1段落とす |
| クレイジーフラッパー / アーバンシュリンプ | 2.8インチ | #2 | チニングで一番使うサイズ。基準はここ |
| ハリーシュリンプ | 3インチ | #2〜#1 | パーツが多いぶん大きめでも良い |
| 4インチ以上 | 4インチ | #1〜#1/0 | 大型ワームを使う場合 |
使っているワームが決まっていない方は、こちらでおすすめを8点まとめています。

ナローゲイプとワイドゲイプ|迷ったらワイド
同じ#2でも、ゲイプ(軸と針先のあいだの幅)が違う製品があります。ここは意外と釣果に効く部分です。
| タイプ | 特徴 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| ワイドゲイプ | 隙間が広い。掛かりやすい | ボディが太いホッグ・クロー系 |
| ナローゲイプ | 隙間が狭い。ワームが動きやすい | 細身のワーム。ワームの動きを殺したくないとき |
チニングで使うのはクレイジーフラッパーのようなボディが太いワームが中心です。太いワームにナローゲイプを使うと、ワームの厚みでゲイプが埋まってしまい、針先が出ません。
基本はワイドゲイプを選んでください。ナローゲイプが効いてくるのは、細身のワームでワームの動きを最大限出したい場面です。
針先は埋めるか、出すか|これが一番効く
オフセットフックを使うとき、針先をワームに完全に埋め込むか、少しだけ出すかという選択があります。実はここが、フックまわりで一番釣果に効きます。
| セット方法 | 根掛かり | フッキング | 使う場面 |
|---|---|---|---|
| 完全に埋める | しない | △ | 底をズル引くとき・障害物が多い場所 |
| 針先を少し出す | する | ◎ | 壁際・障害物が少ない場所・ただ巻き |
底を引きずる釣り方なら、埋めてください。チニングの基本はボトムのズル引きなので、針先が出ていると根掛かりが止まりません。
逆に、壁際を狙う場合や、底から少し浮かせて巻く場合は針先を出したほうが掛かります。根掛かりのリスクが低い状況では、フッキング優先に振っていい。
「アタリはあるのに乗らない」という相談を受けたとき、私がまず確認するのはここです。ラインでもワームでもなく、針先の出し方で解決することが多い。
ワームキーパーは付いているものを選ぶ
フックの軸にある、ワームがずり落ちないようにする突起のことです。スクリュー式・トゲ式など製品によって形が違います。
チニング用のフックはほぼ付いていますが、バス用の汎用フックには付いていないものもあります。キーパーが無いとワームがすぐ後ろにずれて、アクションが崩れたうえに掛かりも悪くなります。
キャストのたびに直すのは相当なストレスなので、付いているものを選んでください。
③シンカーの重さ|基準は10g
フックが決まったら、次はシンカー(オモリ)です。チニングで使うのは5〜10g、迷ったら10gです。
なぜ10gなのか
チニングは底を取り続ける釣りです。着底が分からないと、そもそも何をしているのか分かりません。10gあれば、堤防や河口のたいていの場所で底が取れます。
軽すぎると、風や流れに負けて着底が分からなくなります。これが一番よくない状態で、底を感じられないまま何十投もしてしまうことになります。
重すぎると今度は、落ちるのが速すぎてチヌにワームを見せる時間が作れません。根掛かりも増えます。10gはそのちょうど中間で、ここから軽くしていくのがチニングの組み立て方です。
軽くする場面|5〜7g
- 水深が浅い。1〜2mしかない場所で10gは落ちるのが速すぎる
- 流れが緩い。潮が動いていない時間帯
- 食いが渋い。ゆっくり落として見せる時間を長く取りたい
- チヌが浮いている。表層〜中層を意識しているとき
軽くするとフォールがゆっくりになり、見せる時間が伸びます。チヌが落ちてくるものに反応する日は、これがはっきり効きます。
重くする場面|10gに戻す
軽くしていて次のような状態になったら、10gに戻してください。
- 水深がある。深い場所では軽いと着底が分からない
- 流れが速い。河口の下げ潮など
- 風が強い。ラインが風にはらんで底が取れないとき
- 飛距離が足りない。沖のブレイクに届かせたいとき
特に最後が大事です。飛距離が足りないと感じたら、まずシンカーを重くしてください。ラインを細くするより、シンカーを数グラム重くするほうがよほど飛びます。
なお、10gでも底が取れないほど深い・流れが速いという場所もありますが、そういう場所はそもそもチニング向きでないことが多いです。重いシンカーを足す前に、釣り場を見直したほうが早い場合があります。
底が取れなくなったら重くする、それだけ
現場での判断は、これ1つで足ります。
- 着底が分からない → 重くする
- 着底が速すぎる・根掛かりが多い → 軽くする
- 沖まで届かない → 重くする
シンカーは複数の重さを持っておいてください。1つの重さしか持っていないと、状況が変わったときに手詰まりになります。10gを軸に、5gと7gを足した3種類あれば十分です。この範囲を出る場面は、そう多くありません。
④シンカーの素材と形状
タングステンか鉛か|まずは鉛でいい
| 素材 | 感度 | サイズ | 価格帯 | 位置づけ |
|---|---|---|---|---|
| 鉛(なまり) | ○ | 大きい | 安い | まずはこれ |
| タングステン | ◎ | 小さい | 2〜3倍 | 感度を上げたくなったら |
タングステンは鉛より比重が高いので、同じ重さでもサイズが小さくなります。水の抵抗が減って感度が上がり、根掛かりも減ります。
ただし価格は2〜3倍です。シンカーは根掛かりで失う消耗品なので、最初は鉛で十分です。釣り場に慣れて根掛かりの頻度が読めるようになってから、タングステンに移行するのが現実的だと思います。
形状|ラウンドとスティック
| 形状 | 特徴 | 向いている場所 |
|---|---|---|
| ラウンド(丸型) | 転がりやすい。障害物を乗り越えやすい | 砂地・砂利底。基本はこれ |
| スティック(棒状) | 隙間に入りにくい。すり抜けやすい | テトラ・岩の隙間が多い場所 |
最初はラウンドで問題ありません。砂地や砂利底ならラウンドのほうがボトムの情報が伝わりやすく、「今どこを引いているのか」が分かりやすいです。
テトラ帯や岩礁で根掛かりが多いと感じたら、スティックタイプを試してみてください。隙間に落ち込みにくいぶん、回収率が上がります。
⑤フリーリグの組み方|ストッパーはシンカーの「上」
チニングで最も使われているのがフリーリグです。組み方はシンプルですが、パーツを通す順番だけは間違えないでください。
- 1. リーダーにシンカーストッパーを通す(ウキ止めゴム)
- 2. シンカーを通す(上部のリングにラインを通すだけ)
- 3. フックを結ぶ
- 4. ワームをセットする
ストッパーはシンカーの「上」に入れます。先にストッパーを通すクセをつけておけば間違えません。逆に入れてしまうと、シンカーの動く範囲を決められなくなります。
そして基本は、シンカーとフックを密着させて固定します。「フリーリグ」という名前からシンカーを自由に動かすものだと誤解されがちですが、ストッパーをシンカーのすぐ上まで下ろして止めるのが基本形です。こうするとボトムの感触がダイレクトに伝わり、アクションもワームによく伝わります。
間を空けるのは、食いが悪いときだけ。ストッパーを少し(15〜20cmほど)上にずらすと、シンカーが着底したあとにワームだけがフワッと落ちる「ノーシンカー状態」ができ、これが食わせの間になります。ストッパーは指でスライドできるので、釣り場で切り替えられます。
チニングにおすすめのフック6選
ここからは具体的な製品です。まずフックから。すべて実売600円以下で買えます。
1位|ダイワ シルバーウルフ フックSS ワイドオフセット|最初の1パックはこれ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | ダイワ |
| 形状 | ワイドゲイプ・オフセット |
| チニングでの推奨 | #2 |
| 入数 | 9本 |
| 価格帯 | 400円台 |
| 特徴 | チニング専用設計。ワームキーパー付き |
シルバーウルフはダイワのチニング専用ブランドです。つまりこのフックは、最初からチヌを掛けるために作られています。
ワイドゲイプなので、クレイジーフラッパーのような太いワームでもゲイプが埋まりません。チニングで使うワームとの相性がそのまま設計に入っているのが強みです。
使い方のポイント
- #2を選べば2.8インチのワームにちょうど合う
- 底を引くときは針先をワームに埋める
- 9本入りなので、根掛かりで失っても余裕がある
向いている人: 初めてチニング用のフックを買う人。何を買えばいいか分からない人。
2位|デコイ ワーム17 キロフック|安くて確実な定番
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | カツイチ(デコイ) |
| 形状 | オフセット |
| チニングでの推奨 | #2〜#3 |
| 価格帯 | 300円台 |
| 特徴 | バス釣りからの超定番。1本あたり30円台 |
バスフィッシングで長年使われてきた定番中の定番です。チニング専用ではありませんが、実際にチニングで使っている人はとても多い。
最大の魅力は価格です。根掛かりでフックを失うことを考えると、この安さは正義です。高いフックを惜しんで攻めきれないより、安いフックで際どいところに入れたほうが釣れます。
使い方のポイント
- #2が2.8インチワームの基準
- 太軸なのでチヌの硬い口にも負けにくい
- 予備として多めに買っておく
向いている人: コストを抑えたい人。根掛かりが多い場所で釣る人。
3位|ダイワ シルバーウルフ フックSS ストレート|掛かりを優先するなら
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | ダイワ |
| 形状 | ストレート |
| チニングでの推奨 | #2〜#1 |
| 価格帯 | 500円台 |
| 特徴 | フリーリグチニングの第一人者・森浩平氏の監修。針先が露出し掛かりが良い |
針先が最初から出ているので、アタリがあればそのまま掛かります。オフセットで「乗らない」と悩んでいる人には、これで一気に解決することがあります。
ただし根掛かりは確実に増えます。砂地・砂利底など、障害物が少ない場所に限って使ってください。テトラ帯で使うと、ひたすらリグを失うことになります。
使い方のポイント
- 砂地・砂利底の釣り場限定
- ワームがずれやすいのでキーパーの効きを確認する
- オフセットとセットで持ち、場所で使い分ける
向いている人: 遠浅の砂地で釣る人。アタリはあるのに乗らないと悩んでいる人。
4位|がまかつ 触角フック|根掛かり回避とフッキングの両取り
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | がまかつ |
| 形状 | ガード付きストレート |
| チニングでの推奨 | #1〜#2 |
| 価格帯 | 400円台 |
| 特徴 | 触角ガードが針先を守る |
針先の手前に細いガードが付いていて、これが障害物に先に当たることで針先を守ります。針先を出したまま根掛かりを減らせる、という発想の製品です。
ガードは魚が噛んだときには簡単に倒れるので、フッキングの邪魔にはなりません。理屈としてはオフセットとストレートの良いとこ取りですね。
使い方のポイント
- オフセットで乗りが悪い、でも根掛かりも減らしたいという人に
- ガードが変形したら交換のサイン
- 最初の1パックには向かない。2パック目以降で
向いている人: オフセットとストレートで悩んでいる人。一度試してみたい人。
5位|デコイ ワーム37 キロフックナロー|細身のワームに
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | カツイチ(デコイ) |
| 形状 | ナローゲイプ・オフセット |
| チニングでの推奨 | #1〜#1/0 |
| 価格帯 | 300円台 |
| 特徴 | ゲイプが狭くワームの動きを殺さない |
ゲイプが狭いぶん、ワームの自由度が高く、動きを殺しません。細身のワームを使うときや、ワームのアクションを最大限出したい場面で効きます。
ただし太いワームに使うとゲイプが埋まって針先が出なくなります。クレイジーフラッパーのようなボディの太いワームには向きません。ワームを選ぶフックだと考えてください。
使い方のポイント
- 細身のワーム専用と割り切る
- 太いワームには1位のワイドゲイプを使う
- セット後に針先が出せるか必ず確認する
向いている人: 細身のワームを使う人。フックを複数使い分ける段階の人。
6位|デコイ ワーム27 ハイパーミニ|2インチ以下の小型ワームに
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | カツイチ(デコイ) |
| 形状 | 小型オフセット |
| チニングでの推奨 | #4〜#6 |
| 価格帯 | 200円台 |
| 特徴 | 小型ワーム専用。番手体系が別なので数字に驚かないこと |
2インチ以下の小さいワームに、普通の#2を刺すとフックが目立ちすぎてバランスが崩れます。そういうときに使う小型オフセットです。
注意点として、このフックは番手の体系が他と違います。#4や#6という数字になりますが、これは「極端に小さい」という意味ではなく小型フック用の目盛りだと思ってください。キロフックの#4とハイパーミニの#4は、実物の大きさが違います。
チヌの活性が低くて小さいワームに落とす場面や、リトルスパイダーのようなフィネス寄りのワームを使うときに出番があります。
使い方のポイント
- 2インチ以下のワーム専用
- 軸が細いので、大型が掛かったときは強引にやり取りしない
- 食い渋り対策として1パック持っておくと安心
向いている人: 小型ワームでの食わせを覚えたい人。
チニングにおすすめのシンカー・小物4選
続いてシンカーです。まず10gを揃えて、慣れたら5gと7gを足すのが基本の流れです。
1位|ダイワ フリリグシンカーS 10g|まずはこの1つ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | ダイワ |
| 素材 | 鉛 |
| チニングでの推奨 | 10g(3/8oz) |
| 価格帯 | 400円台 |
| 特徴 | フリーリグ専用設計。鉛なので安い |
フリーリグ専用に作られたシンカーです。ラインを通す穴の形状がフリーリグ向けに最適化されているので、シンカーがラインの上をスムーズに滑ります。
素材は鉛なので、根掛かりで失っても財布が痛みません。チニングでシンカーを失うのは日常なので、最初は絶対に鉛から始めるべきだと思います。
使い方のポイント
- まず10gを複数個買う。1つでは足りない
- 慣れてきたら5gと7gを追加する
- ラウンド形状は砂地・砂利底で使いやすい
向いている人: これからチニングを始める人全員。
2位|フィッシュアロー フリリグシンカー タングステン 10g|感度を上げたいなら
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | フィッシュアロー |
| 素材 | タングステン |
| チニングでの推奨 | 10g(3/8oz) |
| 価格帯 | 600円台 |
| 特徴 | タングステンとしては安い部類 |
タングステンは鉛より比重が高いので、同じ10gでもひと回り小さくなります。小さいということは水の抵抗が減るということで、底の感触がはっきり伝わってきます。
タングステンは高いものだと1個1千円を超えますが、これは600円台。タングステン入門としてちょうどいい価格帯です。
使い方のポイント
- 底の変化が分からないと感じたら、まずここを替える
- 根掛かりが少ない釣り場で使うとコスパが良い
- 鉛と併用し、勝負どころで使うのも手
向いている人: 感度に不満が出てきた人。鉛でひと通り釣ってきた人。
3位|ダイワ 2WAY SINKER TG 10g|形状を使い分けたい人へ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | ダイワ |
| 素材 | タングステン |
| チニングでの推奨 | 10g |
| 価格帯 | 900円台 |
| 特徴 | 1つで2通りの使い方ができる |
タングステンの高感度に加えて、セッティングを変えることで使い分けができるシンカーです。持っていくシンカーの種類を減らせるのは、ランガンする釣りでは地味に効きます。
価格は上がりますが、すでにチニングにハマっている人なら投資する価値はあります。
使い方のポイント
- 釣り場を歩き回るスタイルの人に向く
- 根掛かりの多い場所では惜しくなるので使い所を選ぶ
- まずは鉛で釣り方を固めてから
向いている人: タックルを減らして身軽に動きたい人。
4位|デコイ L-12 マルチシンカーロック|これが無いと始まらない
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | カツイチ(デコイ) |
| 用途 | シンカーストッパー |
| 価格帯 | 200円台 |
| 特徴 | フリーリグに必須の小物 |
フリーリグを組むのに必須の部品です。これでシンカーの動く範囲を止めることで、「シンカーが先に落ちて、ワームが後から落ちる」という動きが作れます。
これを忘れると、そもそもフリーリグになりません。200円台の小物ですが、買い忘れて釣り場で困る人が本当に多いパーツです。フックとシンカーを買うときに、必ず一緒にカゴへ入れてください。
使い方のポイント
- 基本はシンカーのすぐ上に置いて密着させる
- 食いが悪いときだけ、少し上にずらして食わせの間を作る
- 小さくて失くしやすいので予備を持つ
向いている人: フリーリグを組むすべての人。
チニングのフック・シンカーについてよくある質問
チニングのフックサイズは何番がいいですか?
オフセットフックなら#2が基準です。2.8インチのワームにちょうど合うサイズで、チニングで一番出番があります。2インチ前後の小さいワームなら#3、3インチ以上なら#1へ振ってください。
なおストレートフックはメーカーによって番手の感覚が変わります。ダイワのシルバーウルフなら#2〜#1が目安です。パッケージに対応ワームサイズが書かれていることも多いので、そちらを優先してください。
オフセットフックとストレートフック、どちらがいいですか?
基本はオフセットです。チニングはボトムをズル引く釣りなので、針先を隠せるオフセットでないと根掛かりが止まりません。ストレートフックは、砂地など障害物が少ない場所でフッキングを優先したいときに使います。
チニングのシンカーは何グラムですか?
5〜10gです。迷ったら10gを選んでください。浅い・流れが緩い・食いが渋いときは5〜7gまで軽くし、深い・流れが速い・風が強い・飛距離が欲しいときは10gに戻します。判断の基準は「底が取れているかどうか」、これだけです。チニングはこの範囲でほぼ完結します。
シンカーはタングステンと鉛どちらがいいですか?
最初は鉛で十分です。タングステンは感度が高くサイズも小さくなりますが、価格が2〜3倍します。シンカーは根掛かりで失う消耗品なので、釣り場に慣れてから移行するのが現実的です。
アタリはあるのに乗りません。どうすればいいですか?
まず針先の出し方を確認してください。オフセットで針先を完全に埋めていると、フッキング時にワームを貫通させる必要があるぶん掛かりが悪くなります。根掛かりの少ない場所なら、針先を少し出してみてください。それでも改善しなければ、フックサイズを1つ上げるか、ストレートフックを試す番です。
シンカーストッパーは必要ですか?
フリーリグを組むなら必須です。ストッパーでシンカーの動く範囲を決めるのがフリーリグの肝で、これが無いと密着にもズラしにも調整できません。入れる位置はシンカーの「上」です。200円台の部品なので必ず買ってください。
フックは何本くらい持っていけばいいですか?
1パック(8〜9本)あれば1日は持ちます。ただし根掛かりが多い釣り場では、1回の釣行で数本失うこともあります。シンカーも同様で、10gを最低3〜4個は持っていってください。予備が無くなった時点で釣りが終わります。
ワームキーパーが無いフックでも使えますか?
使えますが勧めません。キーパーが無いとキャストのたびにワームが後ろにずれて、アクションが崩れたうえに掛かりも悪くなります。直す手間もストレスなので、キーパー付きを選んでください。
まとめ|フックは#2、シンカーは10gから
要点をまとめます。
- フックはオフセットの#2、シンカーは5〜10g。迷ったら10g
- フックの番手は数字が大きいほど小さい(#3<#2<#1<#1/0)。#2を真ん中に前後へ振る
- 太いワームにはワイドゲイプ。ナローはゲイプが埋まる
- 底を引くなら針先は埋める。壁際や巻きなら出す
- シンカーは底が取れなくなったら重く、着底が速すぎたら軽く。5〜10gの範囲でほぼ完結する
- 素材はまず鉛。消耗品なのでタングステンは慣れてから
- ストッパーはシンカーの「上」。基本は遊動幅ゼロで密着させ、食いが悪いときだけ少しずらす
フックとシンカーは、釣具の中で一番地味なのに、一番釣果を左右するパーツです。ロッドやリールを買い替えるより、針先の出し方を変えるほうが釣果は変わります。
店頭でも「乗らないんです」という相談は本当に多いのですが、その大半はフックまわりで解決します。高い道具を買う前に、まずここを見直してみてください。
フックとシンカーが決まったら、次はラインです。何号を巻けばいいかは、こちらでまとめています。

チニングの全体像——釣れる場所の見つけ方から道具の揃え方までは、こちらにまとめています。



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