アジングロッドって、長さで何が変わるの?と疑問に思っていませんか?
「5ft台」「6ft台」「7ft台」のロッドにはそれぞれ明確な特徴があり、釣り方やフィールドによって最適な長さは異なります。
特にアジング初心者にとっては、ロッドの長さ選びが釣果を大きく左右することもあるため、最初の1本選びはとても重要です。
本記事では、これまでにアジングでアジを1000匹以上釣ってきた私の経験から、アジングロッドの長さによる違いや選び方のポイントをわかりやすく解説しつつ、5ft・6ft・7ftの特徴とそれぞれのおすすめモデルもあわせて紹介します。
初心者〜中級者の方が迷わず1本目を選べるよう、実釣経験をもとに詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
アジングロッドの長さで釣果が変わる!その理由とは

アジングにおいて、ロッドの「長さ」は思っている以上に重要な要素です。
飛距離・操作性・感度・取り回しの良さなど、すべてがロッドの長さによって左右されるといっても過言ではありません。
例えば、港内での近距離戦なら取り回しの良い5ft台が使いやすく、逆に堤防やサーフなどでは飛距離を重視した7ft前後が有利です。
このようにフィールドやスタイルに合ったロッドの長さを選ぶことが、釣果アップの第一歩となります。
ここでは、それぞれの長さがどんな特徴を持ち、どんな場面に向いているのかを詳しく解説していきます。
アジングロッドは「長さ」が釣果に直結する
アジングでは、ジグヘッドの重さが0.5〜1.5g程度と非常に軽く、繊細なアクションが要求されます。
そんな中でロッドの長さは飛距離や感度、操作性に直結し、釣果に大きく影響を与えます。
たとえば、遠投が必要な場面で短すぎるロッドを使うと、アジの群れまでルアーが届きません。
逆に、狭い常夜灯まわりで長いロッドを使うと、アクションが雑になってバイトを逃すことも。
このように、釣り場や狙うレンジに応じて適切なロッド長を選ぶことは、アジングで「釣れる人」と「釣れない人」の分かれ道になります。
長さごとの特徴を知ることで自分に合った1本が見つかる
アジングロッドはショート(5ft台)、スタンダード(6ft台)、ロング(7ft以上)と、大きく3つの長さに分類できます。それぞれに明確な特徴があり、釣り場や釣り方に応じて適したモデルが異なります。
たとえばショートロッドは操作性に優れ、足元や狭い場所でのアジングに最適。
反対にロングロッドは飛距離が出せるため、足場の高い防波堤やサーフ等から広範囲を探るときに活躍します。
6ft台のスタンダードタイプは、そのバランスの良さから初心者にとっても扱いやすく、さまざまなシーンで活躍できる万能型です。
このように、それぞれの長さの「特性」を理解することが、自分に合ったアジングロッド選びの第一歩になります。
アジングロッドの長さ別メリットとデメリット

アジングロッドは、長さによって使い勝手や得意なシチュエーションが大きく変わります。
短ければ操作性に優れ、長ければ飛距離や足場の悪い場所でのやり取りに強くなります。
ここでは、5ft・6ft・7ft台といった主な長さごとのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。
ショートロッド(〜5ft台)の特徴と使いどころ
5ft台のアジングロッドは、抜群の操作性と感度が魅力です。取り回しが良く、アジの繊細なアタリをしっかりと感じ取ることができます。
軽さは感度にも直結する要素なので、特に近距離での繊細な豆アジングに適しており、軽量ジグヘッド単体を使用する釣りにベストマッチ。
ピンポイントでの誘いや細かいアクションもつけやすく、ジグヘッドの挙動を丁寧にコントロールできます。
実際に私も、足場の良い漁港などでの近距離戦が多いので、5ft台のロッドを頻繁に使っています。
軽量で扱いやすいため、長時間の釣りでも疲れにくいのも大きなメリットです。
一方で、飛距離はやや控えめなので、広範囲を探る釣りには不向き。
また、足場が高い場所やランディングのしづらい環境ではロッド長が不足することもあるため、使用場所はある程度限定されます。
それでも、「近距離戦×高感度」を重視する方には、ショートロッドは非常に心強い一本になるはずです。
標準ロッド(6ft台)の万能性と初心者へのおすすめ理由
6ft台のアジングロッドは、操作性と飛距離のバランスが非常に優れており、あらゆるシーンで活躍する「万能型」です。
軽量ジグ単の操作も問題なくこなせ、ある程度の飛距離も出せるため、港内〜堤防・常夜灯周りまで幅広く対応できます。
特に初心者には取り回しやすく、失敗が少ないのが最大のメリット。極端に短くも長くもないため、ラインコントロールも自然に身につきやすいです。
私自身も、アジングを始めた頃は6ft台のロッドを使っていましたが、「軽量ジグ単でも快適」「少し遠くにも投げられる」といった点で非常に使いやすく、最初の1本として心からおすすめできます。
デメリットらしいデメリットは少ないですが、「特化型」と比べると感度や飛距離はやや劣る場面も。
ただし、一本で幅広いシチュエーションに対応したい人にとってはベストな選択肢といえるでしょう。
ロングロッド(7ft以上)の遠投性能と注意点
7ft以上のアジングロッドは、遠投性能に優れており、沖目のポイントや潮目を狙いたい場面で真価を発揮します。
ロッドに長さがある分、ラインを大きく振り抜けるため、飛距離を稼ぎやすいのが特徴。また、足場が高い堤防やテトラ帯など、やり取りや取り込みに高さが求められる釣り場にも強いです。
実際に私も、テトラ帯で尺アジを狙うときには7ft台のロッドをよく使用しています。アジのサイズが大きくなると取り込み時のコントロール性が重要になるため、ある程度の長さがあると安心感があります。
ただし、長くなるほど手元の操作感や感度はやや鈍くなりがちで、軽量ジグ単の細かな動きには不向きな面もあります。特に豆アジ狙いなどでは、やや扱いづらさを感じる場面も。
遠投性能や足場の悪い釣り場での使い勝手を重視する方には、非常に魅力的な長さです。
目的別に選ぶ!アジングロッドの長さの選び方

アジングロッドは、自分がどんな場所で、どんな釣り方をしたいかによって最適な長さが変わってきます。漁港で豆アジを狙うのか、遠投して尺アジを狙いたいのか、操作性を重視するのか……目的によって求める性能は異なるからです。
このセクションでは、「初心者におすすめの長さ」や「飛距離を出したいとき」「操作性を高めたいとき」など、目的別に最適な長さを解説していきます。自分にぴったりのロッド選びにぜひお役立てください。
初心者は「6ft前後」がおすすめな理由
アジングをこれから始める初心者には、6ft前後の標準的なロッドがおすすめです。
5ft台と7ft台の“いいとこ取り”をしたバランスの良い長さで、汎用性が高く扱いやすいのが最大の魅力です。
この長さであれば軽量のジグ単(ジグヘッド単体)から様々なリグまで幅広い釣り方に対応でき、足場の高い場所や低い場所どちらでも問題なく使用できます。
感度と操作性、飛距離のバランスがとれているため、豆アジ狙い〜尺アジ狙いまで使いやすく、まずはこの長さからスタートするのが無難です。
ロッドワークやアタリの取り方を学ぶうえでも、最適な入門長さといえるでしょう。
実際に私のまわりでも、アジングを始めたばかりの人の多くが6ft前後のロッドを購入しており、釣果も安定しています。
迷ったら6ft台から始めて、後から自分のスタイルに合わせて買い足すのが、最もコスパの良い選び方です。
足場の悪い所や飛距離重視なら7ft以上を選ぼう
アジングにおいて「より遠くの潮目や群れにアプローチしたい」という場合、7ft以上のロングロッドがおすすめです。
長いロッドはキャスト時の反発力が大きく、軽量リグでも飛距離を出しやすいのが最大の魅力です。
また、距離が出る分、足場が高い防波堤やテトラ帯でもラインテンションが保ちやすく、足元に寄せてきた魚をバラしにくいというメリットもあります。
実際に私も、テトラ帯で尺アジを狙うときには7ft以上のロッドをよく使用しています。
風が強くラインが取られやすい状況でもロッドでコントロールしやすく、頼りになる長さです。
小場所メインで操作性重視なら5ft台の短竿が最適
細かいアクションや、ジグヘッドを繊細に操作したい場面では、5ft台のショートロッドが活躍します。軽くて取り回しが良いため、ロッドワークに敏感に反応してくれるのが特徴です。
特に漁港などの小場所ではキャスト距離があまり必要ないことも多く、5ft台でも十分対応可能。感度も高く、微妙なアタリも逃しません。
実際に私も繊細な豆アジングが好きなので、5ft台のロッドを愛用しています。軽量リグとの相性も抜群で、操作性を重視するなら選択肢として非常におすすめです。
長さ別おすすめアジングロッド3選【5ft・6ft・7ft】
ここでは、5ft・6ft・7ftそれぞれの代表的なアジングロッドから、実際に使って納得できたモデルを厳選して紹介します。
長さごとの特徴に合わせて、扱いやすさや性能、価格帯などを総合的に見て選びました。
高すぎず安すぎず、ずっと使い続けられる初心者〜中級者まで安心して使えるモデルを中心に選んでいますので、ぜひ参考にしてください。
操作性と感度を両立!5ft台のおすすめロッド|宵姫 爽 S53FL-solid
2万円台という比較的安価な価格帯ながら、オールチタンガイドを搭載した高感度ロッド。
超軽量ジグヘッドでの繊細な操作が可能で、豆アジングを中心としたショートロッド派にとっては非常に魅力的な1本です。
さらに細身の設計でありながら、しっかりとした剛性と粘りを兼ね備えており、ショートロッドにありがちなパワー不足を感じない仕上がりで、尺アジクラスとも渡り合えるパワーがあります。
私自身も港湾部での豆アジングでよく使用しており、短竿ならではの取り回しの良さと感度の高さに満足しています。足場の低い漁港や、小場所での繊細な釣りに最適です。
バランス抜群でメインロッドに最適!6ft台のおすすめロッド|鯵道 5G 622L
数万円クラスのハイエンドロッドを何本も使ってきた私が、メインロッドとして使用しているのがこの1本。
もし何も知らない状態で手渡されたとしても、「5万円以上のロッド」と言われても納得してしまうほどの完成度です。
軽さ・感度・操作性のバランスが極めて高く、アジングロッド選びで迷ったらまず選んで間違いないモデル。
特に軽量ジグヘッドの操作感やアタリの明確さは、実釣でも驚かされるレベルです。
「1本だけロッドを持つなら?」という質問に対して、私は迷わずこの鯵道5G 622Lを選びます。
それほどまでに信頼を置ける、まさに万能なアジングロッドです。
足場の悪い場所や大型アジ狙いに!7ft台のおすすめロッド|ブルーカレントIII 74
ヤマガブランクスのブルーカレントシリーズは、アジングロッドとしては珍しい「チューブラーティップ」が採用されています。
しなやかによく曲がるブランクで、掛けた魚をロッド全体で受け止めて寄せてこれるのが最大の魅力です。
私自身もこのブルカレシリーズを足場の悪いテトラ帯での尺〜ギガアジ狙いに愛用しており、実際に42cmの大型アジも余裕で対応できました。
また、穂先が自然に入るため、小型アジの繊細なアタリも逃さず掛けられるという点もポイント。
7.4ftという長さは遠投性に優れつつ、漁港などの小場所でもギリギリ使える絶妙なバランス。
「長さ・パワー・汎用性」を兼ね備えた1本を探している方に、ブルーカレントIII 74は最適です。
まとめ|迷ったら6ft前後から始めよう!

アジングロッドの長さ選びは釣果や快適さに大きく影響します。
それぞれにメリット・デメリットがありますが、迷った場合には6ft前後のロッドから始めるのが無難です。
特に今回紹介した「鯵道 5G 622L」はハイエンドクラスと遜色ない性能で、ショートロッドの感度を兼ね備えながら、大物に対応できるパワーも備えている”神ロッド“なので最初の1本に最高にオススメです。
5ft台:繊細な操作性と軽快さが魅力。豆アジや近距離戦向き。
6ft台:バランスの取れた万能モデル。初心者からベテランまで安心して使える。
7ft台:遠投性とパワーに優れ、大型アジや足場の高い釣り場で活躍。
まずは自分の釣り場・釣り方に合った長さを知り、少しずつ自分のスタイルを確立していくのがおすすめです。
この記事で紹介したロッドもぜひ参考にしてみてください!
アジング上達の為に知っておきたいこと
アジングで釣果を伸ばすには、ロッドの長さ選びだけでなくタックル全体のバランスも重要です。
以下の記事では、コスパ抜群のロッドやよく釣れるワーム、ジグヘッドの選び方なども詳しく紹介しています。
アジングのコスパ最強モデル10選
今回紹介した竿以外で「できるだけ安くていい竿を使いたい」初心者やサブロッドを探している方には、コスパ重視のロッド選びが最適です。
実釣経験を元に、価格以上に性能の良いロッドを厳選して紹介しています。

アジングのおすすめワーム
アジングの釣果を左右するのがワーム選びです。
初心者向けから中級者にも人気の「よく釣れる」ワームを、実績ベースで紹介しています。

アジングのおすすめジグヘッド
ジグヘッドは重さ・フック形状・刺さりやすさなどが重要ポイント。
「釣れるセッティング」にするために欠かせない、おすすめのジグヘッドをタイプ別に紹介しています。

アジングに最適な時期は?
アジングは季節によって釣り方が大きく変わる釣りです。
季節別・地域別のおすすめ時期や釣れるサイズ、攻略のポイントをわかりやすくまとめています。

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