こんにちは、つりはる代表のはるです。
私は年間200釣行以上をこなし、ショアだけで青物を年間100匹以上毎年釣り上げてきました。
そんな実体験から感じるのは、青物ルアーは「カラー選び」が釣果の分かれ道になるということです。
同じジグやプラグでも、色の使い分け次第で1日ボウズになるか爆釣するかが大きく変わります。実際、私自身もカラーを変えただけで数投後に連発したことが何度もあります。
この記事では、ショアジギングでブリ・サワラ・カンパチ・シイラなどの青物に効く最強ルアーカラーを徹底解説!
初心者〜中級者が迷わず選べるように、ジグとプラグ両方のおすすめカラーと使い分けを紹介していきます。
青物に効くルアーのカラー選びの基本【メタルジグ&プラグ】

ショアジギングで青物を狙うとき、最も重要な要素のひとつがルアーのカラー選びです。
同じプラグやジグでも、色が合っていなければ青物は口を使わないことも多く、逆にカラーを変えた途端に爆釣モードに入ることも珍しくありません。
青物ルアーの色選びには、ベイトの種類や大きさ・水の透明度・光量といった環境要素が大きく関わってきます。
特にブリやサワラなどの回遊魚は、日によって偏食傾向が強いため、その日の状況に合わせた最強カラーを持っておくことが釣果アップの鍵になります。
ここからは、ショアジギングでの青物ルアー(プラグ・ジグ)のおすすめカラーと使い分け方を具体的に解説していきます。
なぜ青物はルアーの色で反応が変わるのか?
青物(ブリ・カンパチ・サワラなど)は、回遊しながらベイトを追いかける捕食性の強い魚です。
特にショアジギングでは、ルアーの動き+カラーの組み合わせが釣果を大きく左右します。
青物は視覚に優れており、水中での光の反射や色のコントラストに敏感に反応します。
例えば、ベイトの銀鱗が太陽光で反射するフラッシングや、濁った水中で浮かび上がるカラーなどは、まさに青物にとって捕食スイッチを入れるトリガーになります。
また、その日のベイトサイズや水質、天候によって最適なルアーカラーは変化します。
実際に私自身も年間200回以上の釣行で、同じルアーでも色を変えただけで釣果が劇的に変わった経験が何度もあります。つまり、青物ルアーのカラー選びは「釣れる/釣れない」を分ける最重要ポイントと言えるのです。
プラグとジグでのカラーの違いと選び方
ショアジギングで青物を狙う場合、使用するルアーは大きくプラグ系(ミノー・ポッパー・ペンシル)とジグ系に分けられます。それぞれ素材や構造が異なるため、有効なカラーの選び方も変わってきます。
プラグはABS樹脂やプラスチック素材で作られており、透け感のあるクリア系カラーや、背中と腹の色を変えた本物のベイトに近いナチュラル系のリアルカラーなど、より繊細なカラー表現が可能です。
特にマイクロベイトパターンでは、クリアカラーや半透明系のルアーが青物に絶大な効果を発揮します。
また、プラグは腹側と背中側で色が異なるモデルも多く、その場合は下から見上げて捕食する青物にとって腹側の色が最も重要になります。
一方でジグは基本的に金属(鉛やタングステン)素材で作られているため、光のフラッシング効果を活かしたシルバー系やゴールド系のカラーが強いです。
ジグはどうしても「透け感」が出せないため、グローやゼブラ模様を加えることで、マイクロベイトパターンや濁り潮にも対応できるようになっています。
つまり、プラグは繊細に見せるカラー選び、ジグはフラッシングで強くアピールするカラー選びが基本。
これを理解しておくだけで、シチュエーションに合わせたルアーセレクトが格段にしやすくなります。
おすすめのメタルジグやプラグに関しては以下の記事で紹介しておりますので
▼気になる方はコチラからご覧ください▼


青物におすすめのルアーカラーと色の使い分け【ショアジギング&プラッキング】
青物狙いにおいてルアーのカラー選びは釣果を大きく左右する重要な要素です。特にショアジギングでは、潮色・天候・光量・ベイトの種類などによって、どの色が効くかが大きく変わります。 ここでは、青物に強い定番のおすすめルアーカラーを紹介し、それぞれの効果的な使い分けを解説します。
シルバー系カラー(イワシ・ピンクシルバー・ブルーシルバー)
青物ルアーの定番中の定番がシルバー系カラーです。
イワシやサッパなどのベイトフィッシュを最もリアルに模倣できる色であり、フラッシング効果によって広範囲にアピールできるのが特徴です。
特にブルーシルバーやピンクシルバーは人気が高く、どんなシチュエーションでも安定した釣果が期待できます。
また、フルシルバーはサワラ狙いで抜群の実績を誇り、私自身もショアジギングでサワラを連発した経験があります。
メーカーによって呼び方は異なりますが、「イワシ○○」と名のつくカラーはこのシルバー系に分類されることが多いです。
例えば、ダイワのセットアッパーやバーティスの“レーザーマイワシ”、メジャークラフトのジグパラの”イワシカラー”などは、典型的なシルバー系カラーで、私自身愛用している非常に実績の高い定番カラーです。
これらはナチュラルベイトカラーとして自然に見せる効果もあれば、光を反射してアピールカラーとしても働くため、まさに最強の万能カラーと言えます。
迷ったらまずはシルバー系カラーを選べば間違いない、と言えるほど万能なカラーです。
ゴールド系カラー(赤金・緑金など)
ゴールド系カラーはシルバーと似た特性を持っていますが、特に濁り潮や低光量の時間帯に強いのが大きな特徴です。
光を反射する力はシルバーに劣るものの、赤や緑を組み合わせた赤金・緑金といった定番カラーは、水中でシルバー以上に存在感を発揮してくれます。
実際に私自身も朝まずめの1投目や夕まずめで暗くなってきた時間帯、そして濁りが強い状況では、まず必ずゴールド系を投入しています。
シルバーだとアピール不足なシーンでも、ゴールド系は視認性が高いため青物に気づかせやすく、釣果につながるケースが多いと感じています。
「基本はシルバー、状況が悪ければゴールド」という使い分けは、私の中で一つの鉄板パターンになっています。
特にブリやヒラマサを狙うとき、この切り替えが釣果を大きく左右することもあるため、必ずタックルボックスに1本は入れておきたいカラーです。
クリア系カラー(マイクロベイト対応の最強カラー)
クリア系カラーは、素材の都合上ジグでは表現できない透明感を持つカラーで、プラグにしか存在しない究極のナチュラルカラーです。
最大の特徴はシルエットを小さく見せられる点で、魚にプレッシャーを与えにくく、警戒心の強い青物にも口を使わせやすいのが魅力です。
特にマイクロベイトパターンと呼ばれる、小魚やシラスを捕食している状況では圧倒的な効果を発揮します。
他のルアーでは全く反応がない時でも、クリア系を投入することで急にヒットに持ち込める場面も少なくありません。
実際に私自身もフィードポッパーのクリアカラーやモンスターショットのクリアカラーを愛用しています。
ブリのマイクロベイトパターンや、回遊してきたカツオを狙っている時に、他のルアーでは全く反応がなかったのにクリア系に変えた瞬間にヒットした経験が何度もあります。
この「最後の切り札感」はクリア系ならではで、私のタックルボックスには必ず入っているカラーのひとつです。
ゼブラ系カラー(クリアの代わりになる最強のジグカラー)
マイクロベイトパターン最強といえばクリアカラーですが、残念ながらジグには存在しません。
その代わりとして活躍してくれるのがゼブラ系カラーです。
その名の通り縞模様が特徴で、青物にシルエットを小さく見せつつ、強烈なアピールも同時にしてくれます。
ゼブラ系には基本的には異なる2色の組み合わせで、ブルーシルバー系×シルバー系など様々なパターンがありますが、特におすすめはシルバー×グローカラー。
グロー(夜光)が入ることで、低光量時や深場でも存在感をしっかりアピールできるので、青物はもちろん根魚狙いにも効果的です。
実際に私もドラッグメタルキャストのゼブラグローを愛用しています。
夏場の小型青物や秋口のマイクロベイトパターンで特に活躍していて、他のカラーでは全く反応がない時でもゼブラグローに変えるとヒットすることが多々あります。
グローカラーの恩恵で、朝まずめ・夕まずめといった薄暗い時間帯や濁り潮でも強いのが大きな魅力です。
レッドヘッド(見た目も性能も最強の定番カラー)
レッドヘッドは、頭が赤でボディーが白やシルバーの組み合わせが基本となる人気の定番カラーです。 シルバー系ボディーなら日中のフラッシング効果が高く、パールホワイト系ならナイトゲームや濁り潮に強いのが特徴です。
見た目の良さからコレクションしたくなるカラーで、私自身も最も好きなルアーカラー。
気が付けばつい「とりあえず買ってしまう」ぐらいのレッドヘッド愛好家です。
しかし、レッドヘッドは単なる見た目重視ではなく性能面でもお墨付きのカラーです。
赤と白(またはシルバー)のコントラストの違いにより、以下のような効果が得られます:
- 頭とボディーの色が違うことでシルエットを小さく見せる効果
- 赤い頭部が血を流しているベイトのように見えることで捕食本能を刺激
- 赤は水中で目立ちにくい色、白は最も目立ちやすい色 → 両方の良い点を組み合わせられる
このように、レッドヘッドは「視覚的アピール」と「ナチュラルさ」を兼ね備えた万能カラーといえます。
青物狙いでも効果が高く、サワラやブリ狙いでは私にとって外せないカラーのひとつです。
その他のカラー(チャート系・コットン系など)
他にも細かく分けると10種類以上のカラーがありますが、大きく分類して青物狙いで使われるカラーを2つ紹介します。
チャート系カラー
チャート系カラーはナイトゲームの定番カラーとして知られていますが、デイゲーム中心の青物狙いでは使用頻度は少なめです。 ただし、低光量時や極端に濁りが強い状況では無類の強さを発揮することがあります。
私自身、台風後で水がコーヒー牛乳のように濁った状況で、どんなルアーを投げても反応がなかった中、チャート系カラーに切り替えた瞬間に青物とシーバスが連続ヒットした経験があります。
このように、「困ったときの切り札」として用意しておく価値のあるカラーです。
コットン系カラー(レインボー系カラー)
コットン系カラー(レインボー系カラー)は、昔は存在しなかった色で、比較的新しく登場したカラーですが、最近は人気が高まっています。
特徴は複数のカラフルな丸模様が入っていること。
一見すると派手なアピールカラーに見えますが、魚からの目線ではベイトフィッシュの模様に近く、意外とナチュラルなカラーリングとして機能します。
可愛らしい見た目からコレクション性もあり、実釣性能と遊び心を兼ね備えたカラーと言え、釣りガールにオススメのカラーです!
ルアー釣り初心者の私の妻も、毎回見た目の可愛さでこのカラーを選んでいます笑
青物狙いでのルアーの色選びで失敗しないコツ【ブリ・サワラ・シイラ】

青物狙いでは「どのルアーを使うか」と同じくらい、「どんなカラーを選ぶか」が重要です。 実際の釣行では「シルバー系なら何でも釣れる」と思っていた時期もありましたが、状況に応じた色選びを意識するようになってから釣果が大きく変わりました。
ここでは、ベイトサイズ・天候や光量・潮色といった要素に注目しながら、カラー選びで失敗しないためのコツを紹介します。 初心者の方が「どの色を揃えればいいかわからない」と悩むのを防ぎ、効率よく釣果を出すための参考になるはずです。
ベイトサイズやベイトカラーとの合わせ方
青物ルアーのカラー選びで最も重要なのが「ベイトに合わせる」という考え方です。
ベイトサイズ・カラーを無視してルアーを投げても、青物が見切って口を使わないことが多々あります。
例えば、秋口の青物はイワシやカタクチイワシを追っていることが多いため、シルバー系の細身シルエットが抜群に効きます。
一方、濁り潮やマズメ時には、同じイワシパターンでもゴールド系や赤金系が強くなる場面もあります。
私自身の経験でも、ベイトが小さなシラスやトウゴロイワシだった時、通常サイズのルアーでは見向きもされなかったのにクリア系やゼブラグローに替えた瞬間に連発したことが何度もあります。
まさに「マッチ・ザ・ベイト」が青物カラー選びの基本だと実感しました。
迷ったときは現場で実際にベイトを観察し、そのサイズ・色・シルエットに近いルアーを選ぶのが失敗しないコツです。
天候・光量・潮色でのカラー使い分け
青物ルアーのカラー選びで大きな影響を与えるのが天候や潮色です。 同じベイトパターンでも、天気や光の強さ、潮の濁り具合で効果的なカラーは大きく変わります。
晴天・クリアな潮色の時は、シルバー系やイワシ系カラーが特に強いです。 フラッシング効果が光を反射して、遠くの青物にもアピールできます。 一方で、太陽光が強すぎて見切られることもあるので、少し暗めのブルーシルバーやピンクシルバーを選ぶと安定します。
曇天やローライト時には、光を受けづらい分、ゴールド系やゼブラグローといった発光・反射に特徴のあるカラーが効果的。 私自身も朝マズメや夕マズメに赤金を投げると、シルバー系よりも圧倒的に反応が良かった経験があります。
濁り潮では、シルバー系だと見えにくくなるため、ゴールド系やチャート系のように目立つカラーを投入するのが有効です。 特に台風後の極端に濁った状況で、他のルアーが全く反応しなかったのに、チャート系に変えた途端に釣果が出たこともありました。
このように、「天候 × 光量 × 潮色」で最適なカラーを切り替える意識を持つだけで釣果は大きく変わります。 現場で水の色や光の加減をしっかり観察することが、カラー選びの成功の秘訣です。
実際の釣行で青物が反応したカラー実績
私自身、年間200釣行以上を重ねており、ショアからだけでも毎年100匹以上の青物を釣ってきました。その中で実際に反応が良かったカラーをいくつか紹介します。
まず定番のシルバー系。 特にダイワのバーティス・レーザーマイワシやメジャークラフトのジグパラ・イワシカラーは、晴天時やクリアな潮色で鉄板の実績があります。実際に秋の堤防で、これだけでブリクラスを3本仕留めたこともあります。
次にゴールド系。 赤金は朝まずめに特に強く、実際に濁りが入った港湾でツバスやサゴシを連発した経験があります。シルバーでは見切られていた状況でも、ゴールド系に変えた瞬間に釣果が伸びました。
クリア系はマイクロベイトパターンで最強。 私はフィードポッパーやモンスターショットのクリアカラーを愛用しており、シラスを追っているブリやカツオ狙いで他のルアーでは反応しなかった魚が、クリアに変えた途端に食ってきたことが何度もありました。
そして忘れてはいけないのがゼブラグロー。 特に夏場の小型青物や夕まずめの低光量時に効果的で、ドラッグメタルキャストのゼブラグローは実際にイナダや根魚で大活躍しました。
このように実際の釣行で得た実績データをもとにすると、「シルバー=万能」「ゴールド=濁りやローライト」「クリア=マイクロベイト」「ゼブラ=低光量・小型ベイト」という図式が成り立ちます。 単なる理論ではなく、現場で確かな釣果を生んだカラー選びの基準として参考にしてください。
まとめ|青物はルアーのカラー選びで釣果が変わる!

青物狙いのショアジギングでは、ルアーのカラー選びが釣果を大きく左右します。 私自身、年間200釣行以上・ショアだけで青物を年間100匹以上釣ってきた中で、実際に効果を感じたカラーは以下の通りです。
- シルバー系:最も万能。イワシ・ピンクシルバー・ブルーシルバーなど、状況を問わず安定して釣れる。
- ゴールド系:濁りやローライトに強い。朝まずめや夕まずめに特に効果的。
- クリア系:ジグでは存在しないがプラグでは超有効。マイクロベイトパターンの切り札。
- ゼブラ系:グローカラーと組み合わせると低光量時や小型青物狙いに強い。
- レッドヘッド・チャート系:見た目だけでなく実績も高く、濁り潮やナイトゲームで有効。
要するに「シルバー系=基本、ゴールド=濁り、クリア=マイクロベイト、ゼブラ=低光量」という使い分けを覚えておくだけで、状況に応じたカラー選びがスムーズになります。
結論として、青物ルアーの最強カラーは状況次第です。
迷ったらまずシルバー系、次にゴールドやゼブラで調整、マイクロベイトのときはクリアを投入する──これが実釣で結果を出してきた鉄板の流れです。
これからショアジギングで青物を狙う方は、ぜひこの記事を参考にルアーのカラー選びを意識してみてください。釣果が一気に伸びるはずです!
ショアジギングで青物の釣果を上げる為に
青物狙いのショアジギングはルアー選びだけでなく、状況に応じた使い分けや道具選びも重要です。
ここでは今回の内容とあわせて読むとより理解が深まる記事を紹介します。
青物狙いに最強のプラグルアー10選

ただ巻きやトップでのド派手なアクションで狙えるプラグ。
ブリやヒラマサ、サワラを狙うなら外せないプラグルアーをまとめています。
ショアジギングでの青物狙いに最強のメタルジグ10選

定番の撃投ジグやドラッグメタルキャストなど、青物に強いメタルジグを徹底解説。
今回の「カラー選び」とあわせて読むと、さらに戦略的に攻められます。
コスパ最強のショアジギングロッド10選

長時間の釣行でも安心できるロッド選びは、釣果や快適さに直結します。
価格と性能のバランスに優れたロッドをピックアップしました。
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