エコギア バルト インプレ|Zシステム&ブレードチューンでヒラメ&ロックフィッシュ攻略!おすすめカラーやジグヘッドまで徹底解説!

こんにちは、つりはる代表のはるです。

エコギアの名作ワーム「バルト」は、圧倒的な水押しと柔軟なカスタム性で、フラットフィッシュ(ヒラメやマゴチ)・ロックフィッシュ(アカハタやキジハタ等)を狙うアングラーから高評価を受けている定番ワームです。

特に注目されているのが、Zシステム+ブレードチューンの組み合わせ。

私自身、数多くのフィールドで使い込んできましたが、特におすすめしたいのがZシステムと、ブレードチューン

「ただ巻きでアピールできる」「波動+フラッシングで魚に気付かせる」「大型の反応が良い」など、現場での実釣インプレをもとにその魅力を徹底解説していきます。

本記事では、以下の内容を中心に紹介します👇

  • ✅ バルトのスペック・特徴・サイズ展開
  • ✅ Zシステム&ブレードチューンカスタムの実用性と使い方
  • ヒラメ・ロックフィッシュ向けのおすすめジグヘッド&カラー
  • ✅ 実際の釣果・使用感を含めたインプレ総まとめ

「バルトって結局どうなの?」という疑問を持つ方も、この記事を読めばすべてわかるようになっています。

目次

エコギア バルトはおすすめ?その魅力を解説

結論からいうと、
エコギア バルト」は重さ・シルエット・柔らかさのバランスに優れたハイアピール系万能ワームで、ヒラメやロックフィッシュ等に幅広く対応できる超実戦型ルアーです!

大型の魚を狙う上で、ただ巻きやボトムバンプだけでもしっかり誘える“波動”と“アピール力”が魅力のこのワーム。
特にボリューム感と存在感の強さは、状況問わず魚を引き寄せる要素として非常に効果的です。

ここでは、そんなバルトのスペックや形状、実釣で感じた使用感まで、私の実体験をもとに詳しく解説していきます。

エコギア バルトのスペック

スクロールできます
サイズ3.5インチ / 88mm4インチ / 102mm6インチ / 140mm
入数6本5本4本
価格(税込)¥800¥800¥850

ワームとしてはやや高めの値段設定となっておりますが、ハードルアーのような完成度の高い見た目のワームが1本100円~200円程度と考えると、むしろお得とも考えられます笑

エコギア バルトの特徴

① 圧倒的ボリューム感とシルエットで強烈アピール

エコギア バルトは、全体的にボリューム感のあるファットボディが特徴的なシャッド系ソフトルアーです。
3.5インチ〜6インチというサイズ展開により、広範囲から魚を引き寄せる「強い存在感」が生まれます。

シルエットが大きいため、濁り潮やディープエリアでもルアーの存在をはっきり認識させることができ、活性の高い個体だけでなく、やる気のある個体を遠くから引き寄せる能力にも優れています。大型ヒラメやロックフィッシュ、特にハタ系の魚種に対しては非常に効果的です。

② 強烈なテールアクションでスローでもしっかり誘う

バルトのテールは極太のシャッドテール形状を採用しており、巻き始めから即座に強い水押しと波動を発生させます。
特徴的なのは、スローリトリーブでもしっかり動く点。
潮流の中や流れの少ない状況でも、テールがしっかりアクションして魚にアピールを継続してくれます。

また、この“波動の強さ”が、ヒラメやロックフィッシュといったボトム付近のターゲットを引きつけやすく、ステイ中やフォール中にバイトが出ることも多々あります。初心者でも巻くだけでしっかり泳いでくれるのも魅力のひとつです。

③ Zシステムやブレードチューンとの相性が抜群

エコギア バルトの大きな魅力のひとつが、チューニングのしやすさです。
たとえば「Zシステム」と呼ばれる、ジグヘッドとワームの間に上向きのトリプルフックを追加するカスタムは、根掛かり回避とフッキング率の向上の両方に大きく貢献します。

さらに「ブレードチューン」として、バルトのお尻側にブレードを刺すことで、視覚的なフラッシングと振動を追加でき、特にスレた魚へのリアクションバイトを狙う上で非常に有効です。

状況に応じてこれらのチューンを使い分けることで、通常では食わせきれない個体にもアプローチ可能になり、自分だけの“食わせの引き出し”を増やすことができます。

バルトの使い方やアクション|Zシステム&ブレードチューンの活用法も紹介!

エコギア バルトは、そのままでも優れたアピール力を持っていますが、使い方やチューニングによってさらに釣果を伸ばせるルアーです。
結論から言うと、バルトは基本のジグヘッドと組み合わせるセッティングに加え、状況に応じて「Zシステム」や「ブレードチューン」といったカスタムを施すことで、驚くほど対応力が広がります。

ヒラメやロックフィッシュなどボトム付近を意識した魚種には特に有効で、ナイトゲームや濁り潮といったタフな状況でも、チューニングによってしっかりとアピールが通るのが大きな魅力。

このセクションでは、基本的なアクション方法から、Zシステムやブレードチューンの具体的な活用シーンまで、筆者が実際に釣果を出してきた使い方を詳しく紹介していきます。

使う場面・ターゲットは?

結論からいうと、エコギア バルトは「強波動でリアクションバイトを狙いたい場面」や、「濁り潮・光の届きづらいディープエリア」で真価を発揮するルアーで、特に波打ち際からのサーフゲームや、根周りのロックエリアでの使用が効果的。

おすすめなのは、ヒラメ・マゴチ等のフラットフィッシュと、ハタ系などのロックフィッシュ全般等のボトム狙いの釣り。
いずれも視覚と振動のアピールを頼りにバイトしてくる魚種であり、バルトの大きく揺れるシャッドテールがしっかりアピールしてくれます。
スイミング性能自体も悪くないので、シーバスや青物等にも対応出来ますよ。

私自身、濁り潮や曇天といった視認性が下がるシチュエーションで、他のワームでは反応が得られないような状況下でも、バルトに変えた途端ヒラメやアカハタが連発したこともあります。

また、ボリューム感のあるシルエットテールの水押しにより、活性の高いタイミングだけでなく、活性が下がった魚にもしっかり存在をアピールして食わせに持ち込めるのが大きな強みです。

アクション|ただ巻きでも揺れる!大振りテールの強波動アピール

バルトの最大の魅力は、テールの振動による強波動アクションです。
大きなシャッドテールが、ゆっくり巻いてもしっかりと水を掴み、ボディ全体を揺らすようなアクションを生み出します。

このパタパタと強く波動を出すアクションが、濁り潮やナイトゲーム、深場攻略など「魚に見つけてもらいにくい」シーンで特に威力を発揮します。

また、リフト&フォールでもフォール中に自然とテールが動き続けるため、巻かずとも誘いの効果を持続できるのが特徴。特にロックフィッシュ狙いでは、ストラクチャー付近でのスローな展開に最適です。

ジグヘッド+ワームで使うエコギア バルトの基本アクション

エコギア バルトの最も基本的な使い方は、ジグヘッドとのシンプルな組み合わせで「ゆっくり巻くだけ」。
これだけでピリピリと細かく動くテールと、艶めかしく揺れるボディが魚に強烈なアピールをしてくれます。

おすすめの使い方は、「ゆっくり巻いて、浮きすぎたら止めてボトムに落とす」この繰り返し。
これによりバルト本来のナチュラルなアクションを最大限に引き出すことができます
ルアーが浮きすぎると見切られやすくなるため、ラインテンションを保ちつつ、底付近をゆっくり攻めるのがコツです。

リフト&フォールでも使えますが、より自然な誘い方を重視するなら「巻いて止めるだけ」の操作がベスト
この方法なら初心者でも扱いやすく、ヒラメ・マゴチ・ロックフィッシュ全般にしっかり効く万能アクションになります。

まずはこのシンプルな使い方を基本として、状況に応じて後述のZシステムやブレードチューンといったカスタムを追加していくのがおすすめです。

バルトのカスタムチューン|Zシステム、ブレードチューン

エコギア バルトはそのままでも十分釣れる実力派ワームですが、ちょっとしたカスタムを加えるだけで釣果が劇的に変わることがあります。
なかでも、私が実際に使って「これは効果あり!」と感じたのが、Zシステムとブレードチューンの2つのカスタムです。

Zシステムはマゴチやヒラメ狙いに特に効果的で、フッキング率の向上や根掛かり回避に貢献します。
一方でブレードチューンは、アピール力が必要なロックフィッシュ狙いに最適で、実際に私もロックフィッシュ狙いでは必ずブレードを装着するほど信頼しています。

Zシステム|根掛かり防止&フッキング率UP・ヒラメ&マゴチに

Zシステムとは、ジグヘッド+ワームの基本セッティングに、上向きのトリプルフックを追加するカスタムのこと。
特にボトム付近を引いてくる際、尻尾側や横からの当たりにもしっかりフックアップできるので、ロックフィッシュやヒラメの捕食ミスを減らす効果があります

また、トリプルフックが根掛かりしづらい向きにセットされるため、障害物の多いエリアでも攻めやすく、釣果アップにつながる実戦的なカスタムです。
私自身もサーフのフラットフィッシュ狙いでは必ずZシステムで組んでいます

ブレードチューン|アピール力を強化・ロックフィッシュに

ブレードチューンは、ブレードをバルトの尻尾側に刺して使用するカスタムです。
フォール中やストップ時にキラッと光って魚に強烈な視覚アピールを与えるため、澄潮や日中の光量が強い状況で特に効果的

ベイトが小さい・回遊が少ない場面では、ブレードのフラッシングが魚にルアーの存在を気づかせるトリガーになります。
私もロックフィッシュ狙いではほぼ必ず装着しており、ブレードあり/なしで明らかな釣果差を体感しています。

使用するのはエコギアの「ブレードスピン LEAF」。
ワームにねじ込むだけで装着できるため、誰でも簡単にチューン可能で、カスタム初心者にもおすすめです。
工具などは不要なので、フィールドでも手軽にカスタムできる点も大きな魅力です。

エコギア バルトのおすすめカラー&ジグヘッド|サイズ別に解説

バルトはサイズとカラーバリエーションが非常に豊富なワームです。
シチュエーションごとに最適なセッティングをすることで、さらに釣果を伸ばせる可能性が広がります

ここでは、おすすめのサイズ選び・実績カラー・相性の良いジグヘッドについて、私の実釣経験をもとに紹介していきます。

エコギア バルトのおすすめサイズ

バルトには3.5インチ・4インチ・6インチの3サイズがありますが
もっとも汎用性が高くおすすめなのは「3.5インチ」です。

3.5インチはマゴチやヒラメの実績も高く、ベイトサイズが小さいときにも違和感なくアプローチできます。
4インチは食わせとアピールのバランスが取れており、ロックフィッシュ狙いにも幅広く使えるオールラウンダーです。

6インチはとにかく存在感が強く、アピール力重視のパターンで活躍しますが、少し大きすぎるので私自身の釣行では出番が少なめです。
飛距離の問題や、合わせるジグヘッドの事を考えると使用するシーンはかなり限定的かな…
特にプレッシャーの高いポイントや、小型ベイトがメインの状況では、3.5〜4インチが安定して釣果を出しやすいと感じています。

エコギア バルトのおすすめカラー

バルトはカラーバリエーションが非常に豊富で、状況やターゲットに合わせて選ぶのが釣果アップのポイントです。
ここでは、私が実際に釣果を上げてきた特におすすめの3カラーを紹介します。

赤金

フラットフィッシュもロックフィッシュにも反応が良い万能カラーで、特に朝まずめ・夕まずめのローライト時に威力を発揮します。
波動とカラーのアピールがマッチしており、どんな場所でも使いやすいカラーです。
「1本だけ選ぶなら赤金」と断言できるほどの信頼カラーです。迷ったら先ずコレがオススメですよ!

北陸クリアホロ

ナチュラル系の代表カラーで、澄潮・スレた状況・ハイプレッシャーなポイントで真価を発揮します。
特にロックフィッシュには驚くほど効果があり、私の実績でもこのカラーが最多ヒットです。
ナチュラルに見せつつ、ホログラムで適度にアピールするバランスの取れた1本です。
ロックフィッシュ狙いの方にはこのカラーがおすすめ!

スーパーホログラム/ピンクグロウ

強いフラッシングとグロウの組み合わせで、濁り潮や深場でもしっかりアピールできるパターン。
ヒラメやマゴチ狙いでの実績が高く、特に「存在感を出したい」「潮が濁っている」ときに効果的です。
フラットフィッシュ狙いの方はこのカラーがおすすめ!

エコギア バルトにおすすめのジグヘッド

バルトの魅力を最大限に引き出すには、ジグヘッドの選び方も非常に重要です。
アクションの安定性・飛距離・フッキング性能を重視したとき、私が信頼しているのは静ヘッドとぶっとび静の2種。
どちらも実釣での信頼性が高く、ヒラメ・マゴチ・ロックフィッシュ問わず汎用性の高いセッティングが可能です。

静ヘッド

バルトとの相性が非常に良い定番ジグヘッド。
浮き上がりすぎず、ボトムをなめるように引いてこれるので、ヒラメ・マゴチ狙いに最適です。
フックがやや上向きで、フッキング率も高く、フォール中の姿勢も安定。
「巻き+止め」のバルトアクションとの相性は抜群です。

ぶっとび静

名前の通り遠投性能が非常に高く、飛距離を稼ぎたいときの鉄板アイテム
サーフや潮の速いエリア、風の強い日でも使いやすく、沖のヒラメ・マゴチ狙いにぴったりです。
バルト4インチとの組み合わせなら、遠投+スロー巻きでもしっかり動き、広範囲を効率よく探れます。

エコギア バルトの実釣インプレ|実際に釣れた魚種とチューニングの効果を検証

実際に「エコギア バルト」を使って釣行を重ねてきた筆者が、釣れた魚種やチューニングごとの釣果の違いについて詳しくご紹介します。
Zシステムやブレードチューンといったカスタムを加えることで、どんな魚に効果があったのか。
実釣を通して見えてきたリアルな使用感を、状況別にレポート形式でお届けします。

実際に釣れた魚種

「エコギア バルト」はさまざまなターゲットに対応できる高実績ルアーです。
私自身の実釣経験に基づいて、バルトで釣れた主な魚種を以下にまとめました。

  • ヒラメ←オススメ!
  • マゴチ
  • アカハタ←オススメ!
  • オオモンハタ
  • キジハタ
  • カサゴ
  • ソイ系

特にヒラメとハタ系に対する実績が高く、バルト特有の強波動+ボリューム感が、魚を引き寄せて喰わせてくれる印象です。

実際の使用レポート

ここでは、実際に私が「エコギア バルト」を使用した釣行での体験を元に、印象的だった2つの釣果シーンをご紹介します。
Zシステムブレードチューンを実戦投入し、それぞれで明確に釣果差が出た場面をピックアップしています。

アカハタが連発|ブレードチューンで明確に差が出た

夏のデイゲームで地磯で岩場を攻めた際、バルト4インチ+ブレードチューンでアカハタが連発した釣行の話。
最初は他のワームで攻めていた物の反応は無し。そこでアピール力を上げようと思いバルトに変更
カラーは北陸クリアホロ、ジグヘッドは静ヘッド20g、そこにゴールドのブレードを装着してキャスト。

ワームを交換して迎えた1投目──キャスト後、そのままフォールさせ、ボトムに着底したタイミングでベールを戻した瞬間、明確な引きが伝わってきました。
根から引き剥がす為に少々強引なファイト。上がってきたのは良型のアカハタでした。

同行者は無反応の中、ブレード付きの私は明らかにバイト数が多く、最終的にはアカハタ2匹、オオモンハタ2匹、カサゴ3匹の好釣果に。
リアクション要素の強化が有効だったと実感しました。

ヒラメ&良型マゴチを同日にキャッチ|Zシステムが効果発揮

近所のサーフでマゴチが回ってるという情報を聞きつけ、マゴチ狙いの夏の夜のサーフでの釣行。
使用カラーは赤金、ジグヘッドは静ヘッド14g、トリプルフックを上向きに装着したZシステムで、サーフから丁寧に探っていきました。

フォールとストップを繰り返すアクションで、いきなり最初に反応したのは60cmを超える良型のマゴチ
フッキングは上向きに取り付けたトリプルフックにガッチリ決まり、バラしもなくキャッチ。
マゴチ40cm台と50cm台のマゴチを1匹追加。

その後、潮が動き始めたタイミングで季節外れのヒラメもヒット。
ボトム付近をゆっくりとリトリーブし、止めた瞬間に「グンッ」と明確なバイト。こちらもZシステムのトリプルフック側のみの針がかり
Zシステムのおかげで確実にフッキングできました。

根掛かりリスクの高いポイントでも、Zシステムによるフックの上向き設置がトラブルを減らし、しっかりと釣果に繋がった一例です。

まとめ|エコギア バルトはカスタム性・実績ともに優れた万能ワーム!

エコギア バルトは、そのままでも釣れる実力派ワームでありながら、Zシステムやブレードチューンといったカスタムが可能という点でも非常に魅力的なルアーです。

ヒラメやマゴチ、ロックフィッシュといった人気ターゲットに対して、ただ巻きでもしっかりアピールでき、初心者にも扱いやすいのが特徴。
さらに、カラー選びやジグヘッドの組み合わせ次第で、朝マズメ・濁り潮・ナチュラル攻略といった様々な状況にも対応できます。

筆者自身も、Zシステムでマゴチ・ヒラメをキャッチしたり、ブレードチューンでアカハタを連発するなど、釣果に直結する結果を何度も経験しています。

これからエコギア バルトを使ってみようと考えている方は、まずは3.5〜4インチに赤金や北陸クリアホロなどの実績カラーから始めてみるのがおすすめです。

「迷ったらバルト」と呼ばれる理由が、きっと釣り場で実感できるはずです。

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