こんにちは、つりはる代表のはるです。年間200釣行以上、堤防にもサーフにも通っています。
ジグサビキは、メタルジグの後ろ(または前)にサビキ仕掛けを付けるだけの、とても単純な釣り方です。それなのに「今日は何も釣れなかった」を一番減らしてくれる仕掛けでもあります。
ただ、ネット上の情報を見ていると「釣れる」という話ばかりで、「釣れない時にどうするか」が驚くほど書かれていません。実際に検索データを調べると、「ジグサビキ 釣れない」で悩んでいる人がかなりの数いることが分かります。
この記事では、基本の使い方に加えて①釣れない時の原因と対処 ②ダイソーのジグサビキは使えるのか ③号数と重さの決め方を、実釣ベースで整理します。
結論|迷ったらこの組み合わせでいい
| 項目 | 結論 | 理由 |
|---|---|---|
| 仕掛け | ハヤブサ 堤防ジギングサビキEX(M) | レビュー★4.4/131件。「ジグサビキはこれ一択でいい」という声が複数 |
| ジグの重さ | 20〜30g | 堤防なら20g、風があるサーフなら30g |
| PEライン | 0.8〜1号 | 細いと高切れ、太いと飛ばない |
| リーダー | 16〜20lb(4〜5号) | 青物が混じることを前提に |
| 仕掛けの長さ | 短いもの(50〜60cm) | 初心者ほど短いほうがいい。絡まないから |
特に「仕掛けは短いものを選ぶ」は徹底してください。ジグサビキで挫折する人のほとんどが、釣り以前に絡まって時間を溶かしています。
ジグサビキとは?|普通のサビキとの違い
メタルジグに、枝バリの付いたサビキ仕掛けを組み合わせた釣り方です。ジグが「オモリ兼ルアー」、サビキが「食わせ」という役割分担になります。
| 普通のサビキ | ジグサビキ | |
|---|---|---|
| エサ(コマセ) | 必要 | 不要 |
| 飛距離 | 近距離(足元中心) | 遠投できる |
| 手の汚れ | コマセで汚れる | 汚れない |
| 狙える魚 | アジ・イワシ・サバ中心 | 青物・タチウオ・根魚まで |
| 準備 | バケツ・コマセ・スプーン | ロッドとリールだけ |
最大の利点は「エサが要らない」ことです。仕事帰りに寄れる、車が汚れない、手が臭くならない。この手軽さが、ジグサビキが広まった一番の理由だと思います。
そして「ボウズ逃れ」として強い
ルアーだけで通していると、その日その場所に大きい魚がいなければ、そのまま何も釣れずに終わります。ジグサビキなら、小さいアジやサバが回っていれば必ず何か掛かります。
「今日は坊主だった」を防ぐという一点で、これ以上の仕掛けはありません。
【最多質問】号数と重さはどう決める?
検索データを調べると、「PEは何号?」「リーダーは何号?」「ジグは何g?」という質問が突出して多いです。ここをまとめて片付けます。
ライン|PE0.8〜1号・リーダー16〜20lb
| 狙い | PEライン | リーダー | 備考 |
|---|---|---|---|
| アジ・サバなど小物中心 | 0.6〜0.8号 | 12〜16lb | 軽いジグを飛ばしたいならここ |
| 迷ったらここ | 0.8〜1号 | 16〜20lb | 青物が混じっても対応できる |
| 青物が回っている | 1〜1.5号 | 20〜30lb | ブリ・サワラが来る釣り場なら |
ジグサビキは「何が掛かるか分からない」釣りです。アジを狙っていたら不意にブリの子が食ってくる、ということが普通に起きます。だからラインは少し余裕を持たせておくのが正解です。
ジグの重さ|20〜30gが基準
| 場所・状況 | ジグの重さ | 理由 |
|---|---|---|
| 堤防(足元〜中距離) | 20g前後 | 扱いやすく、沈みすぎない |
| 迷ったら | 20〜30g | 大半の場面で成立する |
| サーフ・向かい風 | 30〜40g | 飛距離が要る |
| 小型狙い(豆アジ・小サバ) | 5〜10g | 軽いジグ用の小型仕掛けと合わせる |
仕掛けの対応ウエイトは必ず確認してください。「40gまで」と書いてある仕掛けに60gを付けると、キャスト時に仕掛けが切れます。
なお、ジグの沈下速度は重さだけで決まりません。形状や比重でも変わります。
針の号数|狙う魚のサイズで決める
| 針の号数 | 狙い | こんな時 |
|---|---|---|
| 6〜8号 | アジ・小サバ・イワシ | 数釣り重視 |
| 9〜10号 | 汎用。青物も想定 | 迷ったらここ |
| 11号以上 | 中型青物・サワラ | 大物が回っている釣り場 |
針が小さすぎると、青物が来た時に伸ばされます。逆に大きすぎると小アジが乗りません。その日の主役が何かで選ぶのが基本です。
【本題】ジグサビキで釣れない時の原因と対処
ここがこの記事で一番書きたいところです。
「ジグサビキなら誰でも釣れる」という言い方をよく見かけますが、実際は普通に釣れない日があります。原因はだいたい決まっているので、順番に潰していきます。
① そもそも魚がいない(一番多い)
身も蓋もないですが、これが一番多い原因です。ジグサビキは「回遊してきた小魚を拾う」釣りなので、回遊が入っていなければ何をしても釣れません。
見るべきサインは3つです。
- ベイトが見えるか|水面がザワつく、魚影が見える
- 周りが釣れているか|自分だけ釣れないなら原因は自分側
- 鳥がいるか|海鳥が集まっている場所にはベイトがいる
周りも誰も釣れていないなら、それは腕の問題ではありません。時間帯を変えるか、場所を移動してください。
② レンジ(深さ)が合っていない
2番目に多いのがこれです。魚はいるのに、通している層がずれている状態。
| 時間帯 | 魚がいる層 | やること |
|---|---|---|
| 朝夕マズメ | 上〜中層 | 着水後すぐ巻き始める |
| 日中 | 底付近 | 着底させてから巻く |
| 夜(常夜灯) | 表層〜中層 | 明暗の境目を通す |
「着底させてから巻く」を毎回やっていない人が非常に多いです。着水したらすぐ巻き始めていませんか。日中は底から探るのが基本です。
③ 巻きスピードが速すぎる
これも定番です。ジグサビキは、速く巻いても釣れません。サビキ部分がひらひらと漂うくらいの速度が理想です。
実際、ハヤブサの仕掛けを使っている購入者から「漂わせるように使いましょう」というレビューが出ていました。この一言がすべてだと思います。
目安は「ハンドル1回転を2秒かける」くらい。自分では遅すぎると感じるくらいでちょうどいいです。
④ 仕掛けが絡んでいる(気づいていない)
投げた瞬間に絡んで、そのまま巻いてきている——これは本人が気づいていないことが多いパターンです。
足元まで巻いてきたら、必ず仕掛けの状態を目視してください。絡んだまま10投していたら、その10投は完全に無駄になります。
⑤ サビキのサイズが合っていない
ベイトが極端に小さい時に大きいサビキを通しても食いません。逆にベイトが大きいのに小さすぎるサビキだと見切られます。
ベイトのサイズに合わせる——ルアー選びと同じ原則です。迷ったらシラス系(細く小さい)から試してください。
ダイソーのジグサビキは使える?|正直な評価
検索データを見ると、「ダイソーのジグサビキ」に関する質問が非常に多いです。「付け方は?」「何号?」「釣れないのはなぜ?」——ここも正面から答えます。
結論:使えます。ただし用途を限定して
| 項目 | ダイソー | メーカー品 |
|---|---|---|
| 価格 | 110円 | 400〜600円 |
| 針の号数 | 10号(青物想定) | 6〜11号から選べる |
| ハリス | 6号 | サイズにより選択可 |
| アピール力 | △ | ◎(ケイムラ・ホロなど) |
| 向いている使い方 | 根掛かりが多い場所・ロスト前提 | 本命の1投 |
ダイソーのジグサビキは針が10号と大きめで、「中型青物、サバ、サワラなど」を想定した作りです。つまり豆アジや小サバを数釣るには針が大きすぎます。
「ダイソーのジグサビキで釣れない」の正体は、これであることが多いです。アジを狙っているのに、青物用の仕掛けを使っている——というミスマッチです。
使い分けの結論
- 青物・サバ狙い/根掛かりが多い場所 → ダイソーで十分
- アジ・小型狙い/ここぞの1投 → メーカー品(針の細かいもの)
ダイソーは「安いから悪い」のではなく、想定ターゲットが違うだけです。そこを合わせれば普通に釣れます。
おすすめのジグサビキ仕掛け5選
Amazonのレビューを実際に読んだうえで、評価が安定しているものと、実売価格が現実的なものを選びました。
① ハヤブサ 堤防ジギングサビキEX ケイムラリアルシラス|迷ったらこれ
★4.4/131件と、この記事で紹介する中で最も評価が安定しています。実売400円前後という価格も現実的です。
レビューを読むと、評価している人の言葉がかなり具体的でした。
- 「ジグサビキはこれ一択でいい。西湘サーフで使用してますがこれだけあればいい」
- 「今までメジャークラフトさんのを使ってました。安くて短くて使いやすいから。が、釣れた事は無かった。ですが!これは違う!明確に違う!」
- 「周りが釣れなくても、これを使えば釣れます。漂わせるように使いましょう」
一方で「サバ、イワシが釣れます。周りが釣れてても鯵は釣れてない」(★3)という声もあり、アジに特化した仕掛けではないという点は押さえておいてください。
② オーナー 遠投ジグサビキ|サーフ・遠投向け
★3.8/261件とレビュー数が最多。実売368円と安価です。全長80cmと長めで、遠投してサーフから使うのに向いています。
ただし、弱点の指摘もはっきり出ています。
- 「スナップが外れやすく、貧弱です。使用前に付け替えるのをオススメします」(★3)
- 「ラインも切れます。6号とありますが、3号では?と思う程です。30g以下の物を投げて下さい。40は少し怖いです」(★3)
- 「一晩使うと枝ハリスに糸ヨレを生ずる。1回きりの使い捨て前提かと」(★3)
買うならスナップは自分で交換、ジグは30g以下——この2つを守れば、価格を考えれば十分に戦力になります。
③ メジャークラフト ショアジギさびき|短くて扱いやすい
仕掛けが短く、絡みにくいのが最大の利点です。上のレビューで「安くて短くて使いやすい」と評されていたのがこれです。
初めてジグサビキをやる人には、この「短さ」がありがたいと思います。釣果よりまず、絡まずに投げられることのほうが大事な段階があります。
④ ハヤブサ ライトゲームサビキ|アジ・小型狙いに
ナチュラルとアピールの2種類が入っているのが便利です。反応がなければもう片方に替える、というローテーションがその場でできます。
針が細かいので、アジや小サバの数釣りに向いています。
⑤ ダイワ ジギングサビキ ツインフラッシャー|アピール重視
フラッシャー(ヒラヒラする素材)を使ったアピール強めのタイプです。濁っている時や、朝夕マズメの短い時合いで効きます。
合わせるメタルジグ
ジグは安くて手に入りやすいもので十分です。根掛かりで失うことを考えると、高いジグを付ける意味がありません。
メジャークラフトのジグパラは、どこの釣具屋にも置いてあって価格も安定しています。ジグサビキの「消耗品枠」としてはこれが定番です。
ジグサビキの釣り方|3つ覚えれば足りる
① ただ巻き(基本)
投げて、着底させて、ゆっくり巻く。これだけです。前述のとおりハンドル1回転2秒くらいが目安。
底から巻き上げてくる途中でアタリが出た深さを覚えておくと、次の1投から効率が上がります。
② リフト&フォール
底を取って、ロッドを持ち上げて、落とす。フォール中にサビキがひらひら舞うので、そこで食ってきます。日中や、反応が鈍い時に効きます。
③ ただ巻き+止め
巻いている途中で2〜3秒止めるだけ。追ってきた魚に食わせる「間」を作る動作です。ずっと巻き続けて釣れない時に、これだけで急に釣れることがあります。
ジグサビキの時期と時間帯
時期|夏から秋がベスト
| 時期 | 状況 | 主なターゲット |
|---|---|---|
| 春(4〜6月) | △ 小型が入り始める | アジ・サバ |
| 夏(7〜8月) | ◎ 数が出る | アジ・小サバ・小型青物 |
| 秋(9〜11月) | ◎ サイズも上がる | 青物・タチウオ・カマス・アジ |
| 冬(12〜3月) | △ 数は減る | 根魚・残った回遊魚 |
ベストは秋です。数もサイズも出るうえに、青物やタチウオといった「本命級」が混じる確率が上がります。
時間帯|朝夕マズメが本命、ただし夜も釣れる
基本は朝マズメと夕マズメです。回遊が入りやすく、活性も高い。
ただしジグサビキは夜でも十分に釣れます。当サイトでは夜のジグサビキだけを扱った記事も書いているので、夜に狙う予定の方はこちらもどうぞ。
ジグサビキで釣れる魚
| 魚種 | 時期 | コツ |
|---|---|---|
| アジ | 通年(夏〜秋がピーク) | 針の細かい仕掛け。ゆっくり巻く |
| サバ | 夏〜秋 | 群れに当たれば入れ食い |
| 小型青物(ツバス・ワカシ) | 夏〜秋 | 20〜30gのジグで広く探る |
| カマス | 秋〜冬 | 表層〜中層。細かい針が有利 |
| タチウオ | 秋 | 夕マズメ。歯で切られる覚悟を |
| イワシ | 通年 | 小さい針が必須 |
| 根魚(カサゴ・ハタ) | 通年 | 底をゆっくり |
| ヒラメ・マゴチ | 通年 | サーフで底付近を |
「何が釣れるか分からない」のがジグサビキの楽しさです。アジを狙っていたらタチウオが来た、ということが普通に起きます。
ターゲット別の攻略|同じ仕掛けでも狙い方は変わる
アジ|針の細かい仕掛けで、ゆっくり
アジは口が弱く、吸い込む力も強くありません。だから針が大きいと乗りません。ダイソーのジグサビキでアジが釣れないのは、ほぼこれが原因です。
狙い方は底付近をゆっくり。アジは基本的に底寄りにいるので、着底させてから4〜5回巻いて、また落とす——という繰り返しが有効です。
ただしアジだけを本気で狙うなら、アジングのほうが釣れます。ジグサビキは「アジも混じる」くらいの位置づけで考えてください。
サバ|群れに当たれば入れ食い
サバは最も簡単に釣れる相手です。群れが回ってくれば、投げれば釣れます。むしろサバばかり釣れて困ることのほうが多いくらいです。
サバが多すぎる時は、ジグを重くして一気に底まで落とすと、表層のサバをかわして別の魚に届くことがあります。
小型青物(ツバス・ワカシ・ソウダガツオ)|手を止めない
青物は動きの速いものに反応します。アジ狙いよりもやや速めに巻くのがコツです。
そしてラインは絶対に細くしないでください。ジグサビキで一番多い「痛いバラシ」が、小物狙いの細ラインに青物が食ってきて高切れするパターンです。
カマス|秋の数釣り。歯に注意
秋になると数が出ます。表層〜中層を意識してください。カマスは歯が鋭いので、ハリスが傷んでいないか毎回確認が必要です。
タチウオ|混じったら儲けもの
秋の夕マズメにはタチウオが掛かることがあります。ただし歯で仕掛けごと切られるので、狙って獲るのは難しい相手です。
タチウオを本気で狙うなら、専用のルアーを使ったほうが確実です。
根魚・フラットフィッシュ|底をゆっくり
カサゴ・ハタ・ヒラメ・マゴチは底べったりです。ズル引きに近いくらいゆっくり引いてください。根掛かりが増えるので、安い仕掛けとジグで挑むのが現実的です。
あると便利な道具
ジグサビキ特有の「あると全然違う」道具を挙げます。
| 道具 | 必要度 | 理由 |
|---|---|---|
| プライヤー | 必須 | 枝バリが複数ある以上、素手で外すのは危険 |
| フィッシュグリップ | 必須 | 青物・タチウオが混じる |
| 仕掛け巻き | 推奨 | 使いかけの仕掛けを絡ませずに保管できる |
| クーラーボックス | 推奨 | 数が釣れるので、鮮度管理が要る |
| 予備の仕掛け | 必須 | 1回の釣行で2〜3枚は使う前提 |
意外に効くのが「仕掛け巻き」です。使いかけの仕掛けをそのままケースに放り込むと、次に出した時に必ず絡んでいます。100円のものでいいので、1つ持っておくと釣行のストレスがはっきり減ります。
ジグサビキは「ズルい」のか
たまに聞く話なので、正直に書いておきます。
ジグサビキを「ルアーとしてはズルい」と言う人がいます。サビキという集魚力の高い仕掛けを使っている以上、純粋なルアーゲームとは違う、という考え方です。
ただ、当編集部の考えは違います。
釣りは「その日をどう楽しむか」がすべてで、正解のスタイルは一つではありません。家族で来ていて子どもに釣らせたい日もあれば、自分の腕だけで1匹を獲りたい日もあります。その日の目的に合った仕掛けを選ぶ、というだけの話です。
実際、初めて海釣りをする人を連れて行く時、ジグサビキほど頼れる仕掛けはありません。エサも要らず、手も汚れず、それでいて何かが釣れる。その体験があるから、次も釣りに行きたくなるわけです。
ただしマナーだけは守る
唯一気をつけたいのが混雑した釣り場での使用です。横に広がる仕掛けなので、隣との間隔が狭いとおまつりの原因になります。
人が多い日は場所を選ぶ、間隔が取れないなら別の仕掛けにする。これだけ守っていれば、誰にも文句を言われる筋合いはありません。
正直に書く|ジグサビキのデメリット
① とにかく絡む
最大の弱点はこれです。枝バリが複数あるので、キャスト時にジグに巻き付いたり、仕掛け同士が絡んだりします。
対策は3つ。
- 短い仕掛けを選ぶ|これが一番効く
- フルキャストしない|8割の力で振る
- 着水直前にサミング(スプールを軽く押さえる)|仕掛けが前に流れるのを防ぐ
② 周りに迷惑をかけやすい
横に広がりやすいので、混んだ堤防では「おまつり」の原因になります。人が並んでいる釣り場では、周囲と間隔が取れる場所を選んでください。
これは気を使うだけで防げる話なので、確実にやっておきたいところです。
③ 本来の釣りには劣る場面がある
アジだけを本気で狙うならアジングのほうが釣れます。青物だけを本気で狙うならメタルジグ単体のほうが飛びます。
ジグサビキは「何か釣りたい」に最適化された仕掛けであって、特定の魚を突き詰める道具ではありません。そこは割り切って使ってください。
タックルは何を使えばいい?
専用タックルは不要です。手持ちのロッドで十分に成立します。
| 手持ちのロッド | 適性 | コメント |
|---|---|---|
| シーバスロッド 9ft前後 | ◎ | そのまま使える。最も無難 |
| ライトショアジギングロッド | ◎ | 重いジグも投げられる |
| エギングロッド | ◎ | 軽くて扱いやすい。20g前後なら最適 |
| 磯竿・投げ竿 | △ | 投げられるがルアー操作はしにくい |
| アジングロッド | × | パワー不足。仕掛けの重さに負ける |
リールは3000番前後があれば十分です。
仕掛けの付け方|ジグは「後ろ」が基本
意外と迷うのがここです。ジグサビキには2つの付け方があります。
| 付け方 | 構成 | 特徴 |
|---|---|---|
| ジグが下(後ろ) | 道糸 → サビキ → ジグ | 基本形。飛距離が出て絡みにくい |
| ジグが上(前) | 道糸 → ジグ → サビキ | サビキが後ろでひらひら漂う。食わせ重視だが絡みやすい |
迷ったらジグを下(後ろ)にしてください。重いものが先に飛ぶので飛距離が伸びますし、空中で仕掛けが暴れにくくなります。
実際の付け方の手順
- ① 道糸(リーダー)を仕掛けの上端のサルカンに結ぶ
- ② 仕掛けの下端のスナップにメタルジグを付ける
- ③ 枝バリが絡んでいないか、垂らして目視で確認
③を必ずやってください。パッケージから出した直後は、枝バリが幹糸に巻き付いていることがよくあります。そのまま投げると、1投目から絡んだ状態で釣りをすることになります。
スナップは交換したほうがいい場合がある
安価な仕掛けには、貧弱なスナップが付いていることがあります。実際、オーナーの遠投ジグサビキのレビューには「スナップが外れやすく、貧弱です。使用前に付け替えるのをオススメします」という指摘がありました。
青物が来る可能性がある釣り場では、スナップだけ自分のものに替える——これだけで、痛いバラシをひとつ防げます。
トラブルを減らす投げ方のコツ
ジグサビキは投げ方でトラブルの量が変わります。ここを押さえるだけで、釣りの時間がかなり増えます。
| やること | 効果 |
|---|---|
| 8割の力で振る | フルキャストは絡みの最大要因 |
| ゆっくり大きく振り抜く | 鋭く振ると仕掛けが前に回り込む |
| 着水直前にサミングする | 仕掛けが前に流れて絡むのを防ぐ |
| 垂らしを長めに取る | 仕掛けとジグの距離が保たれる |
| 風向きを背にする | 横風は仕掛けを煽って絡ませる |
特に「着水直前のサミング」は効果が大きいです。スプールに軽く指を触れてブレーキをかけると、ジグが先に着水し、仕掛けがまっすぐ伸びた状態で落ちます。
何もしないと、勢い余った仕掛けがジグを追い越して着水した瞬間にぐちゃぐちゃになります。
釣れた魚の扱いとキープの判断
ジグサビキは複数匹が同時に掛かることがある釣りです。そこで慌てないための準備も書いておきます。
多点掛けした時にやること
- 一気に抜き上げない|針が複数刺さっている状態で暴れると身切れする
- タモを使う|青物が混じった時は特に
- 魚を掴む前に針の位置を確認|フリーの針が指に刺さる事故が多い
ジグサビキで一番多いケガが「魚を掴もうとして空いている針が指に刺さる」です。枝バリが複数ある以上、必ず余った針が動いています。フィッシュグリップとプライヤーは必携だと思ってください。
小さい魚はリリースを
ジグサビキは数が釣れるぶん、小さい個体も掛かります。食べきれない量を持ち帰っても、結局は捨てることになります。
その日食べる分だけキープする——この釣りが長く楽しめるかどうかは、そこにかかっていると思います。
ジグサビキと相性のいい釣り場
| 場所 | 適性 | コツ |
|---|---|---|
| 堤防・漁港の外向き | ◎ | 潮通しの良い面を選ぶ。回遊が入りやすい |
| サーフ | ○ | 遠投が要る。30〜40gのジグで |
| 常夜灯まわり | ○ | 夜。明暗の境目を通す |
| 港の一番奥 | △ | 回遊が入りにくい。ベイトがいれば別 |
| 磯・テトラ | △ | 根掛かりが多い。仕掛けの消耗が激しい |
基本は「潮通しの良い堤防の外向き」です。ジグサビキは回遊待ちの釣りなので、魚が通る道に仕掛けを置けるかどうかがすべてになります。
逆に根掛かりの多い磯やテトラは相性が悪いです。枝バリが根に絡むと、ジグごと丸ごと失います。どうしてもやるなら、安い仕掛けとジグの組み合わせにしてください。
よくある質問
Q. PEラインは何号がいいですか?
A. 0.8〜1号が基準です。小物だけを狙うなら0.6号でも成立しますが、ジグサビキは青物が不意に食ってくる釣りなので、余裕を持たせたほうが安全です。
Q. ジグは何gが適正ですか?
A. 堤防なら20g、サーフや風が強い日は30gが目安です。仕掛けの対応ウエイト表記を必ず確認してください。超えると切れます。
Q. ダイソーのジグサビキで釣れないのはなぜ?
A. 針が10号と大きめで、青物想定の作りだからです。アジや小サバを狙っているなら、針の細かいメーカー品に替えてください。青物・サバ狙いならダイソーでも十分釣れます。
Q. 巻きスピードはどれくらい?
A. ハンドル1回転を2秒くらい。自分では遅すぎると感じるくらいが正解です。サビキがひらひら漂うイメージで巻いてください。
Q. アジングとジグサビキ、どちらが釣れますか?
A. アジだけならアジング、何でもいいならジグサビキです。アジングは食わせの精度で勝り、ジグサビキは守備範囲で勝ります。ボウズを避けたい日はジグサビキという使い分けが現実的です。
Q. 仕掛けは何回くらい使えますか?
A. 基本は使い捨てに近いと思ってください。レビューにも「一晩使うと枝ハリスに糸ヨレを生ずる」という指摘がありました。1回の釣行で2〜3枚は持っていくのが安心です。
Q. 夜でも釣れますか?
A. 釣れます。常夜灯まわりの明暗を通すのが基本です。詳しくは夜専用の記事にまとめました。
この記事の調べ方について
- Amazonレビューの実読|紹介した各仕掛けのレビューを実際に読み、低評価の指摘も原文のまま引用しています
- 検索データの分析|「何号」「何g」の質問が最多、ダイソー関連の質問も多いことを踏まえて構成を組みました
- 当サイトの実測データ|夜のジグサビキについては別記事で実釣ベースで検証しています
- メーカー公表値|仕掛けの号数・対応ウエイトは各社の商品情報から確認
「ジグサビキなら誰でも釣れる」とは書きませんでした。釣れない日は普通にありますし、その時に何を疑えばいいかを知っているほうが、結果的に釣果は伸びると考えています。
まとめ
- 仕掛けは短いものを選ぶ。絡みが最大の敵
- PE0.8〜1号/リーダー16〜20lb/ジグ20〜30gが基準
- 釣れない時は「魚がいるか→レンジ→巻き速度→絡み」の順に疑う
- 巻きスピードは自分で遅すぎると感じるくらい
- ダイソーは針10号=青物想定。アジ狙いで釣れないのはこれが原因
- ベストシーズンは秋。夜でも釣れる
エサも要らず、手も汚れず、それでいて何か釣れる。「今日は何も釣れなかった」を減らしたい人には、これ以上の仕掛けはありません。


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