「豆アジってアジングのワームでも釣れるの?」「どんなワームを選べばいいかわからない…」
そんな疑問をお持ちの方に向けて、実際に釣果が出た“豆アジ専用おすすめワーム”を5つ厳選してご紹介します。
豆アジは体が小さいぶんワームとの相性や形状がシビアですが、正しく選べばエサ釣りに負けないほど連発も可能。
特にサイズ・カラー・形状の3要素
この記事では、ワーム釣り初心者でも安心して使えるモデルを中心に、実績のあるおすすめワームを詳しく解説していきます。
ぜひ、自分に合った“豆アジ爆釣ワーム”を見つけてください。
豆アジはワームで釣れる?その理由と豆アジングの魅力

豆アジはサイズが小さいため、適したワームと仕掛けを使わなければ釣るのが難しいターゲットです。
「エサじゃないと釣れない」と思われがちですが、実際にはワームでも十分に釣ることができ、しかも非常に楽しい釣りでもあります。
また、大きいアジよりアタリが繊細で乗せづらいため、ゲーム性が高く、やり込むほど奥深いのも魅力のひとつ。
だからこそ、正しいワーム選びが釣果を左右する重要な要素になります。
ここからは、豆アジにワームがなぜ効くのか、どんなメリットがあるのかをわかりやすく解説していきます。
豆アジにワームが効くワケ
豆アジは非常に小さな魚ですが、実はプランクトンだけでなく小型のベイト(小魚)や虫エサ類も積極的に捕食しています。
そのため、サイズや動きがマッチすれば、ワームでもしっかり反応してくれるのです。
特に表層~中層に浮いている個体は視覚的なアピールに反応しやすく、ラメ入りやクリア系ワームをただ巻きするだけでもヒットが出ることがあります。
また、ワームはエサと違って毎回付け直す手間がなく、テンポよく探れるのもメリット。
手返しよく数を伸ばしたいときや、群れが移動しやすいポイントでは、ワームのほうが効率的に釣れることも珍しくありません。
エサ釣りより快適?ワームで豆アジを狙うメリット
豆アジといえば「サビキやアミエビ」といったエサ釣りのイメージが強いかもしれませんが、実はワーム釣りのほうが快適で効率的な場面も多くあります。
まず大きなメリットは、手が汚れない・臭くない・道具が少ないという快適さ。
ちょっとした時間や短時間釣行でも準備が楽で、気軽に釣りを始められるのが魅力です。
また、ワームはテンポよく投げて探れるため、群れの移動に対応しやすいという強みも。
エサの補充や仕掛けの準備にかかる手間がない分、時合いを逃さず連発させやすいのも大きなポイントです。
特にライトゲームスタイルで狙う場合、豆アジングワームは圧倒的に自由度が高く、ゲーム性もアップ。
「数釣りしつつ快適に楽しみたい」という方には、アジングでのワーム釣りはまさに理想的な選択肢といえます。
どんなときにワームが有利?
ワームは万能ではありませんが、特定の条件下ではエサ釣り以上に高い効果を発揮します。
とくに群れの移動が激しい場面や、ピンポイントで狙いたいときにはワームが圧倒的に有利です。
例えば、サビキ釣りでは届かない沖の表層や明暗の境目なども、軽量ジグヘッド+ワームならキャストして攻めることが可能。
また、群れが薄い状況でも、アジングのワームなら誘って食わせる釣りができるので、「拾い釣り」が成立しやすいのも魅力です。
さらに、夜間の常夜灯周辺や港内のスレたポイントでは、静かな誘いやリアルな動きができるワームが強い武器になります。
「釣れる時間や場所が限られている」「スレた魚を釣りたい」「細かく探りたい」というときこそ、アジングでの真価が発揮されます。
豆アジング用ワームの選び方|サイズ・カラー・形状のポイント

豆アジングはワームの選び方が釣果を左右する繊細な釣りです。
サイズが小さいぶん食わせやすいカラーや形状、違和感のないボリューム感が求められます。
ここでは、私自身が実際にアジングで試してきた中で釣果の差が出た要素を元に、豆アジングに最適なワームの選び方を詳しく解説していきます。
「とりあえず小さければいい」ではなく、狙うシチュエーションや活性に合わせて“釣れるワーム”を選ぶことで、釣果は確実に変わってきます。
サイズは1.5インチ前後が基本
豆アジングではワームのサイズ感が釣果を大きく左右します。
体の小さい豆アジに対して大きなワームを使ってしまうと、見切られる・フッキングしないといった失敗が起きやすくなります。
基本となるのは1.5インチ前後の細身ワーム。
アジは餌を吸い込んで捕食する魚ですが、豆アジサイズだと吸い込む力も弱め。
このサイズであれば吸い込みやすく、違和感も少ないため、初心者でもヒットに持ち込みやすくなります。
ベイトが極端に小さいときは1.2インチ程度まで落としてもOKですが、サイズを落とすと途端にことも多いため注意が必要です。
豆アジングを快適に楽しむなら、まずは1.5インチのピンテールまたはストレート系を基準に選ぶのが間違いありません。
おすすめカラーは?ラメ・クリア系が強い理由
豆アジングではカラー選びも非常に重要な要素のひとつです。
活性が高いときはどんな色でも反応しますが、スレた状況やナイトゲームではカラーの違いが釣果に直結します。
中でもおすすめなのは、クリア系カラーとラメ入りカラー。
クリア系カラーはシルエットを小さく見せる効果があり、プランクトンを意識しているときに非常に有効です。
また、ラメ入りのワームはアピール力があるだけではなく、小型のアミのように見せる効果もあるので、アミがベイトの時や、サビキについたアジなんかにも好反応。
私の豆アジングの実釣経験でも、透明系+ラメ入りカラーが圧倒的にヒット率が高く、釣れない時間帯の打開カラーとして機能してくれました。
逆に濁り潮や曇天の朝マズメなど、光が届きにくい状況では、チャート系やグローカラーでしっかりアピールするのも効果的です。
形状はピンテール・ストレート系が鉄板
豆アジングではワームの形状選びが非常に重要です。中でも実績が高いのが、ピンテール系やストレート系といった細身のシンプルな形状です。
理由は、豆アジは吸い込む力が非常に弱く、抵抗の大きいワームや太いシルエットだとバイトしてもフッキングに至らないケースが多いためです。
その点、ピンテールやストレートワームは水中での抵抗が少なく、スッと吸い込まれやすいのが特徴。
さらにアミパターンや微細な動きに反応する場面でも違和感を与えにくく、食わせ能力が高い形状です。
特に表層ドリフトや極スロー巻きとの相性が良く、ショートバイトを確実に乗せたい場面では信頼できる形状と言えるでしょう。
豆アジングにおすすめのワーム5選【実績ベース】

ここからは、豆アジングにおいて実際に釣果のあった信頼できるワームを5つご紹介します。
すべて私自身が実釣で使用し、「これは釣れる」と確信を持っておすすめできるワームです。
それぞれサイズ感・アピール力・吸い込みやすさが異なるので、状況に合わせてローテーションすることで、釣果の安定感がぐっと高まります。
「最初の1本」「食い渋りの対策」「ナイトゲーム用」など、使い分けも含めてご紹介していきます。
第1位:reins(レイン) チビキャロスワンプ
私が豆アジングで最も多用している実績No.1ワームが、reins(レイン) の「チビキャロスワンプ」です。
柔らかくて細身のボディは吸い込みが非常に良く、ショートバイトでもしっかりフックアップできます。
「投げてスローに巻くだけ」でも釣れる圧倒的な扱いやすさと、微波動でナチュラルに誘えるストレート形状が、豆アジの繊細な捕食にドンピシャでハマります。
柔らかさも有り吸い込みの弱い豆アジでもしっかり掛かってくれやすく、迷ったらこれ一択と言ってもいいほど信頼しているワームです。
▼詳しくはコチラのインプレ記事をご覧ください▼

第2位:reins(レイン) アジアダー
アジング界ではもはや定番中の定番といえる名作ワームが、同じくreins(レイン) の「アジアダー」です。
チビキャロやチビアジアダーよりややボリュームがあり、しっかりと存在感を出せる点が魅力です。
私が通常のアジングで最もよく使用しているのがこのアジアダーですが、豆アジングにも非常に効果的。
ボディ全体が柔らかく、水をしっかり掴むリブ形状により、微弱なアクションでもしっかり生命感を演出。
特に潮に乗せて流すドリフト釣法や、テンションフォールでの使用に強く、ナイトゲームや常夜灯下で実績が高い一本です。
バイトが浅いと感じたときは少しカットしてサイズ調整すると、吸い込みやすさが格段に向上します。
▼アジアダーのインプレ記事はコチラ▼

第3位:ガルプ!ベビーサーディン(バークレイ)
「もはや餌」とまで言われるほど強烈な集魚力を誇るのが、バークレイの「ガルプ!ベビーサーディン」です。
ワームが匂い付きの液体に漬けられていて、強烈な匂いを放つのがこのワームの特徴。
特に活性が低いときやエサ釣り勢が爆釣している横で釣果を伸ばしたいときには、頼れる1本。
しっかりしたボディでアピール力が高く、臭いと味による強烈な食わせ能力を備えていますが、やや硬めで吸い込みにくいという弱点もあります。
そのため、豆アジングでは2インチモデルを使用し、フッキングが悪い場合は頭を少しカットして短く調整するのがコツ。
ショートバイト時や乗らない状況でも対応しやすくなります。
ガルプのベビーサーディンには1.5インチモデルもありますが、2インチをカットすれば同じ形状になるので、万能な2インチを購入して調整する方がおススメです。
使い終わったあとは必ずパッケージに戻して保存した上でジップロックに入れるか、専用の容器に入れるようにしましょう。
乾くとカチカチになったて利用不可能になるのと、液漏れすると匂いがとんでもないです。
私も何度かやらかしました笑
第4位:ジャッカル アミアミマイクロ
とにかくサイズが小さく、吸い込みやすさに特化した超豆アジ対応ワームがジャッカルの「アミアミマイクロ」。
豆アジングで「どれだけ小さいワームが必要か」を実感させられるアイテムです。
極細のダブルテールが水中でのわずかな水流にも反応し、波動を出しすぎない“食わせ”に徹した設計が特徴。
それでいてボディのリブが特殊な形状なので、小さな見た目よりアピール力も高いという独特なバランスを持っています。
アジが小さすぎて口を使ってくれずワームを小さくするしかないシビアな場面でぜひ試してみてほしい一本です。
第5位:イッセイ 海太郎 スパテラ1.5インチ
アピール力と吸い込みの良さをバランス良く両立した、非常に完成度の高いワームが「スパテラ1.5インチ」です。
繊細すぎず派手すぎないテールアクションで、豆アジの群れにも違和感なく口を使わせることができます。
また、適度な硬さがあるおかげでワームの耐久性も優秀。
フグやサバなど外道が多い状況でもボロボロになりにくく、コスパも優秀です。
豆アジングにおいて耐久力・アピール力・吸い込みやすさのバランスが取れた万能型として、ローテーションの中にぜひ加えておきたい1本です。
豆アジングでのおすすめのジグヘッドの組み合わせ|実績No.1のジグヘッドも紹介

ワーム単体の性能も大事ですが、ジグヘッドとの組み合わせ次第で釣果が大きく変わるのが豆アジングの面白さでもあります。
ここでは今回紹介したワームと相性の良いジグヘッドの特徴や、おすすめのセッティングを簡単にご紹介します。
なお、ジグヘッド選びに関しては「重さ」「フックサイズ」「ヘッド形状」など語るべき要素が多いため、詳しくは別記事で解説していますのでそちらをご覧ください。

軽量ジグヘッドとのバランスが大事
豆アジングでは1.0g以下の軽量ジグヘッドが基本となります。
ワームがいくら良くても、重すぎるジグヘッドでは吸い込みの力が弱い豆アジは吸い込みきれず、あたりはあってもフッキング率が極端に下がってしまうこともあります。
今回紹介したワームは、基本的にはどれも全て小さめの為、おすすめは0.6〜1.0g程度のジグヘッド。これくらいの重さであれば、豆アジが浮いている表層〜中層をゆっくり引くことができるので、食わせの間を作りやすくなります。
特にピンテール系やストレートワームと軽量ジグヘッドの組み合わせは、ナチュラルな動きと吸い込みの良さを両立でき、初心者にもおすすめです。
豆アジングでのジグヘッド選びの注意点
豆アジングでは、ジグヘッドの重さやフックサイズだけでなく、ヘッド形状やフック形状も釣果に影響するポイントです。
以下のような点に注意して選ぶことで、釣りやすさが格段に変わります。
● ヘッド形状:ラウンド型はオールラウンドに使いやすく、砲弾型はスイミング安定性に優れる
● フック形状:オープンゲイプタイプはフッキングが良いが、根掛かりがやや増える点に注意
● ワームキーパー:しっかり固定できるものを選ぶと、繰り返しのキャストでもズレにくい
ジグヘッドの選び方は状況やワームとの相性次第で変わりますので、複数のタイプを持ってローテーションするのがおすすめです。
豆アジングで実績No.1のおすすめジグヘッド
ジグヘッドに迷ったら、まず試してみてほしいのがドヒトミ otzシリーズの「フロードライブヘッド」です。
豆アジングに必要な要素をすべて高水準で兼ね備えた、まさに万能型のジグヘッドです。
✔ フックが極小で吸い込みやすい:豆アジの小さな口でもしっかり掛けられる絶妙なサイズ感
✔ フォール用設計ながら巻きでも安定:テンションフォールはもちろん、ただ巻きでも美しいスイミング姿勢をキープ
✔ 驚異の刺さりと耐久性:フッ素コートによる鋭い貫通力と、サビにも強い耐久性が魅力
軽量モデルもラインナップされており、豆アジ専用ワームと合わせて抜群の相性を発揮してくれます。
掛け損ねが多いときは“鬼爪”の出番
せっかく豆アジがバイトしてきても、掛からない・乗らない…そんなときはアシストフックの「鬼爪」を試してみる価値ありです。
ワームの後ろだけを軽くつつくようなショートバイトや、吸い込みきれずにミスバイトが続くときに鬼爪は特に有効。
フックが1本追加されるだけで、口の外側でも引っ掛けられる確率がぐっと上がります。
特に豆アジの活性が低い日や、表層でのドリフト中などには、ワームを後ろから追ってくるケースが多く、フッキング率の差が如実に出てきます。
フックの重量もごく軽量なので動きへの影響は少なく、装着もスナップ感覚で簡単。
豆アジングのフッキング率に悩んだとき、ぜひ一度使ってみてください。
まとめ|小さなワームが豆アジングで爆釣のカギ!

豆アジはサイズが小さいぶん、ワームのサイズ・形状・素材・ジグヘッドとの組み合わせなど、細かな要素が釣果を大きく左右します。
ですが、適したワームを使えばエサ釣りに負けないほど数釣りが楽しめるターゲットでもあります。
今回紹介したおすすめワーム5選は、いずれも実釣で実績の高いアイテムばかり。
まずは1.5インチ前後のストレート系・ピンテール系からスタートし、自分の釣り場や状況に合わせてローテーションしていくのがおすすめです。
「アジング=中〜大型のアジだけ」ではなく、豆アジングこそ繊細なワームセレクトが活きる本格ゲーム。
ぜひ今回の内容を参考に、あなたも豆アジとの駆け引きを楽しんでみてください




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