こんにちは、現役釣具屋店員のみきやです。
シマノの電動リールの棚の前で、「種類が多くて、どれが何なのか分からない」と相談されることがよくあります。
シマノの船用の電動リールは、2026年10月時点で20機種あります。
実売は3万円前後から16万円台、自重は400g前後から2kg超までと幅が広く、同じ3000番だけでも5機種が並びます。
私も担当部門が船になる年は電動リールを使うので、番手とシリーズの組み合わせで迷う気持ちはよく分かります。
20機種を番手でクラスに分け、同じ番手に並ぶシリーズの違いを、シマノが公式に載せている数字で1台ずつ並べました。
右巻き・左巻き・ダブルハンドル(DH)は、シマノの製品ページと同じく1機種に数えています。
シマノの電動リール全20機種一覧【クラス別・安い順】

番手のクラスごとに、買うならこれという1台は次のとおりです。
- 小型(タチウオ・タイラバ・浅場のマダイ・ライトアジ。PE1〜2号):23-24フォースマスター600。小型で唯一ドラグが10kgあるので、青物や大きめのマダイが混じる船でも困りにくい
- 中型(マダイ・ヤリイカ・ワラサ・ビシ(コマセを入れるかご)のアジ。PE3〜4号):21フォースマスター1000。1000番でドラグが15kgに上がるので、ワラサが掛かっても余裕がある
- 大型(深場のイカや大型の青物を手持ちで。PE4〜6号):22フォースマスター3000。手に持てる重さのまま、ドラグ20kgまで上がる
- 大型ボディ(竿受けに置く釣りと大物。自重1kg超):26ビーストマスター3000II。2スピードで、重い仕掛けを巻き続ける力が3000番で一番大きい
機種名の頭の2桁は年式です。
フォースマスター600は品番で23年式と24年式に分かれるので「23-24」と書いています。
機種名を押すと、それぞれの紹介に移れます。
表は横にスクロールできます。
手持ちで使う12機種(小型・中型・大型)
| 機種 | 価格帯 | 番手(PEの糸巻量の例) | 自重 | 最大ドラグ | ひとこと |
|---|---|---|---|---|---|
| 小型 | |||||
| 19プレイズ600 | 4万円前後 | 600(2号300m) | 470g | 5kg | 600番を一番手頃に |
| 21フォースマスター200 | 6万円前後 | 200(1号220m) | 395g | 5kg | 20機種で一番軽い |
| 25フォースマスター300 | 6万〜7万円台 | 300(1号300m) | 405g | 5kg | 細い糸を長く |
| 23-24フォースマスター600 | 7万円前後 | 600(2号300m) | 490g | 10kg | 小型で買うならこれ |
| 中型 | |||||
| 17プレイズ800/1000 | 4万円台前半 | 800(3号300m) 1000(3号400m) | 615g | 10kg | 中型を手頃に |
| 21フォースマスター1000 | 7万円前後 | 1000(3号400m) | 680g | 15kg | 中型で買うならこれ |
| 24フォースマスター2000 | 7万円台前半 | 2000(4号400m) | 675g | 15kg | 1000より長く巻ける |
| 26ビーストマスター1000 | 12万円前後 | 1000(3号400m) | 685g | 15kg | 巻き上げが速い・電動ジギング可 |
| 22ビーストマスター2000 | 11万円前後 | 2000(4号400m) | 690g | 15kg | 手持ちで一番速い |
| 大型(手持ちの3000番) | |||||
| 15プレミオ3000 | 3万円前後 | 3000(4号400m) | 625g | 10kg | 20機種で一番手頃 |
| 24プレイズ3000 | 4万円台後半 | 3000(4号450m) | 685g | 15kg | 3000番を手頃に |
| 22フォースマスター3000 | 7万円台 | 3000(4号450m) | 795g | 20kg | 3000番で買うならこれ |
大型ボディと超大型の8機種(自重1kg超)
| 機種 | 価格帯 | 番手(PEの糸巻量の例) | 自重 | 最大ドラグ | ひとこと |
|---|---|---|---|---|---|
| 大型ボディ | |||||
| 24プレイズ4000 | 5万円台 | 4000(5号600m) | 1,245g | 15kg | 太い糸を手頃に |
| 20ビーストマスター MD3000 | 13万円台 | 3000(4号470m) | 1,090g | 25kg | 3000番で一番速い |
| 26ビーストマスター3000II | 15万円台 | 3000(4号470m) | 1,100g | 25kg | 2スピード・置き竿の大物向け |
| 超大型 | |||||
| 20フォースマスター6000 | 7万円台 | 6000(8号600m) | 1,390g | 30kg | 超大型で一番軽い |
| 20フォースマスター9000 | 8万円前後 | 9000(8号900m) | 1,495g | 25kg | PE15号まで載る |
| 22ビーストマスター9000 | 12万円台 | 9000(8号900m) | 1,485g | 25kg | 泳がせ・キハダ・深場 |
| 22ビーストマスター MD6000 | 15万円台 | 6000(8号600m) | 2,070g | 43kg | ドラグ43kg |
| 24ビーストマスター MD12000 | 16万円台 | 12000(8号1,200m) | 2,300g | 43kg | シリーズで一番大きい |
価格は時期やセールで動くので、幅で示しています。
正確な価格は各商品のリンクで確認してください。
同じ番手に並ぶ3つのグレード|プレイズ・フォースマスター・ビーストマスターで何が変わるか

シリーズは、手頃なほうからシマノ プレミオ(3000番の1機種だけ)、シマノ プレイズ、フォースマスター、ビーストマスターの4つで、ビーストマスターには大型の魚に向けたMDという別のラインもあります。
| シリーズ | シマノの打ち出し方 | 番手 | 最大ドラグ | モーター |
|---|---|---|---|---|
| シマノ プレミオ | ボタン操作のシンプルな機種 | 3000 | 10kg | ― |
| シマノ プレイズ | 手頃なベーシック機 | 600・800・1000・3000・4000 | 5〜15kg | MUTEKI MOTOR(800/1000・3000) |
| フォースマスター | 小型から深海向けまで番手がそろう | 200・300・600・1000・2000・3000・6000・9000 | 5〜30kg | MUTEKI MOTOR+(200〜3000番) |
| ビーストマスター | シリーズの一番上(フラッグシップ) | 1000・2000・3000II・9000 | 15〜25kg | GIGA-MAX MOTOR(ブラシレス) |
| ビーストマスター MD | 大型の魚に向けた別ライン | 3000・6000・12000 | 25〜43kg | NEW GIGA-MAX MOTOR(ブラシレス) |
モーターの名前は覚えなくて大丈夫です(「―」は公式にモーター名が載っていない機種)。
同じ番手ならシリーズが違っても糸巻量はおおむね同じで、変わるのは最大ドラグ・実用巻上持久力・1kg負荷の巻上速度の3つの数字と、EJモードや探見丸スクリーンのような機能です。
シマノの電動リール選びで見るのは4つ
番手|船宿が指定するPEの号数から、並ぶ機種を絞る
番手は、乗る船宿が指定する道糸の太さと長さで決まります。
船宿のホームページや予約の電話で「PE3号を300m以上」のように案内されていることが多いので、まずそこを見てください。
番手ごとに並ぶ機種と、船宿の指定PEの目安、釣り物の例です。
| 番手 | シマノで並ぶ機種 | 船宿の指定PEの目安 | 釣り物の例 |
|---|---|---|---|
| 200 | フォースマスター200 | 1号220m・1.5号150m | ライトアジ・マルイカ |
| 300 | フォースマスター300 | 1号300m・2号150m | ライトアジ・マルイカ(糸を長く) |
| 600 | プレイズ600・フォースマスター600 | 2号300m・3号200m | タチウオ(テンヤ・天秤)、タイラバ、浅場のマダイ |
| 800・1000 | プレイズ800/1000・フォースマスター1000・ビーストマスター1000 | 3号300〜400m・4号250〜300m | マダイ、ヤリイカ、ワラサ、ビシのアジ、中深海の入口 |
| 2000 | フォースマスター2000・ビーストマスター2000 | 3号500m・4号400m | 深場のヤリイカ・スルメイカ、大型の青物 |
| 3000 | プレミオ3000・プレイズ3000・フォースマスター3000・MD3000・ビーストマスター3000II | 4号400〜470m・6号300m | 大型の青物、深場(3000IIとMD3000は置き竿・大物) |
| 4000 | プレイズ4000 | 5号600m・8号300m | 太い糸を長く巻く深場・大物 |
| 6000 | フォースマスター6000・MD6000 | 6号750〜830m・8号600m | キハダ・カンパチ |
| 9000 | フォースマスター9000・ビーストマスター9000 | 6号1,100m・8号900m | 深海、泳がせ・キハダ |
| 12000 | MD12000 | 8号1,200m・12号760m | 深海(キンメダイなど) |
初めての1台で一番多いのは600番で、プレイズ600とフォースマスター600から選ぶことになります。
年に数回、タチウオやライトアジの近場の船に乗るだけなら4万円前後のプレイズ600で足り、青物や大きめのマダイが混じる船にも乗るなら、ドラグ10kgのフォースマスター600(7万円前後)を選んでおくと買い替えずに済みます。
グレード|最大ドラグ、実用巻上持久力、1kg負荷の巻上速度
同じ番手に2つ以上のシリーズが並んでいたら、次の3つの数字で比べます。
- 最大ドラグ:大きな魚に引かれたとき、糸を出しながら耐えられる力。青物が混じる船ほど効く
- 実用巻上持久力:負荷をかけたまま巻き上げ続けられる力の目安。最大巻上力とは別にシマノが載せている
- 1kg負荷の巻上速度:1kgの重さをかけて、1分で何m巻けるか。深場の手返しに出る
機能|EJモードと探見丸スクリーン
EJモードは、電動の巻き上げを使ってジギングをするためのモードです。
ビーストマスターの1000・2000・3000IIに入っています。
探見丸スクリーンは、船の魚探(探見丸)の映像を、リールの液晶に映す機能です。
フォースマスターの300・600・2000・3000、ビーストマスターの1000・2000・3000II・9000とMDの3機種に付いています。
売り場でも「探見丸は付いていたほうがいいか」とよく聞かれますが、よく乗る船宿が対応していなければ出番はありません。
年式とハンドル|通販の商品名と、品番の末尾を見る
通販では、同じ名前の古い年式が一緒に並んでいて今の型と数字が違うので、買う前に商品名の年式を見てください(旧型の名前は中古の質問に並べました)。
商品名の年式は、シマノが修理の部品表に載せている年式(修理の年式)とずれることもあり、24フォースマスター2000と24ビーストマスター MD12000は「23」の名前で並んでいることがあります。
ハンドルは、フォースマスターの200・300・600の3つだけが、右巻き・左巻き・ダブルハンドルの品番をそろえていて、600なら600・601・600DH・601DHの4つ、末尾が1なら左巻きです。
ほかの機種は、製品ページのスペック表に載っている品番が1つです。
シマノの小型電動リール(200・300・600番)|ライトアジ・タチウオ・タイラバ

小型は、自重385〜495gの4機種です。
竿を1日手に持って誘う釣りが中心になる帯で、軽さを取るか、ドラグの余裕を取るかで選びます。
| 機種 | 最大ドラグ | 実用巻上持久力 | 1kg負荷の速度 | 自重 | PEの糸巻量 |
|---|---|---|---|---|---|
| プレイズ600 | 5kg | 3kg | 109m/分 | 470g | 2号300m/3号200m/4号150m |
| フォースマスター200 | 5kg | 3kg | 148m/分 | 395g (DH 385g) | 0.8号270m/1号220m/1.5号150m |
| フォースマスター300 | 5kg | 3kg | 137m/分 | 405g (DH 400g) | 0.8号400m/1号300m/1.5号200m/2号150m |
| フォースマスター600 | 10kg | 6kg | 148m/分 | 490g (DH 495g) | 2号300m/3号200m |
小型の4機種で、最大ドラグ10kg・実用巻上持久力6kgになるのはフォースマスター600だけです。
ほかの3機種は5kg・3kgで並びます。
19プレイズ600|600番を一番手頃に。PE2号の浅場の釣りに
19プレイズ600は、600番で始めるなら一番手頃な機種です。
糸巻量はPE2号300m・3号200mに4号150mまで載っていて、PE2号前後を指定するタチウオテンヤ・天秤やタイラバ、浅場のライトアジに合います。
自重は470gで、フォースマスター600より20g軽くなります。
フォースマスター600との差は力と速さで、大きめのマダイや青物が混じる船や、深い場所で何度も回収する日に出ます。
「プレイズに左巻きはありますか」という相談も売り場でよく受けますが、公式の品番は右巻きの1つなので、左で巻きたいなら601があるフォースマスター600を見てください。
年に数回、近場の浅い船に乗るくらいなら、プレイズ600で足りる場面が多いと思います。
2019年の型です。
21フォースマスター200|20機種で一番軽い。細い道糸のライトアジ・マルイカに
21フォースマスター200は、フォースマスターの一番小さい番手で、自重395g(ダブルハンドルの200DHは385g)は20機種で一番軽い数字です。
公式の糸巻量はPE0.8〜1.5号で、細い道糸を指定するライトアジやマルイカに向きます。
PE2号を指定する船なら600番を選んでください。
品番は200・201・200DH・201DHの4つです。
同じ細糸の帯の25フォースマスター300とは力が同じで、軽さを一番に選ぶなら200、糸の長さに余裕が欲しいなら300です。
25フォースマスター300|2025年の小型。PE1号を300m巻ける
25フォースマスター300は、15年式の300DHから10年ぶりに作り直されたフォースマスターの300番です。
シマノは「シマノ最小」の電動リールとうたっていて、自重は405g(300DHは400g)と、200とほとんど変わりません。
200との一番の違いは糸巻量で、同じ太さで50〜130m多く、PE1号を300m以上指定される船でも余裕があります。
PE2号を200m以上指定されるタチウオやタイラバなら、600番のほうが合います。
品番は300・301・300DH・301DHの4つで、紹介しているのは右巻きダブルハンドルの300DHです。
23-24フォースマスター600|小型で買うならこれ。ドラグ10kgの600番
小型で1台を選ぶなら、23-24フォースマスター600です。
同じ600番のプレイズ600と比べると、最大ドラグは10kg、実用巻上持久力は6kgで、どちらも倍になります。
1kg負荷の巻上速度も148m/分で、プレイズ600より40m/分近く速く巻けます。
- タチウオ・タイラバ・浅場のマダイなど、PE2号前後を指定する船によく乗る
- 大きめの魚が混じる船にも行くので、ドラグに余裕が欲しい
- 左巻き・ダブルハンドルの品番があるので、手に合う形を選べる
売り場でよく聞かれるのが「23と24は何が違うの?」です。
修理の年式が600は23年、600DH・601・601DHは24年というだけで、力と速さの数字は4品番とも同じ、自重はダブルハンドルが5g重い495gです。
右利きでレンタルのリールを右手で巻いていた人は右巻きの600か600DH、左手で巻きたい人だけ末尾が1の601・601DHを選んでください。
シマノはダブルハンドルをリズムよく誘う釣り向け、シングルを巻き上げの力向けとしていて、テンヤやタイラバで1日誘い続けるならDH、大きめの魚とのやり取りを重く見るならシングルが目安です。
紹介しているのは600DHです。
水深200m前後の釣りに使えるかは糸巻量で考え、PE2号なら300m巻けるので余裕がありますが、PE3号だと200mでほとんどありません。
操作は、レバーを押し込む深さで巻き上げの速さを変えるタッチドライブで、その速さを固定できるスピードロックが付いています。
探見丸スクリーンにも対応しています。
| スペック | シマノ公式 |
|---|---|
| PE糸巻量 | 2号300m/3号200m |
| 自重 | 490g(600DH・601DHは495g) |
| 最大ドラグ | 10kg |
| 実用巻上持久力 | 6kg |
| 1kg負荷の巻上速度 | 148m/分(最大195m/分) |
| ハンドル | 右600/左601/ダブル600DH・601DH |
シマノの中型電動リール(800・1000・2000番)|マダイ・ヤリイカ・中深海の入口

中型は、自重615〜690gの5機種です(プレイズの800と1000は1機種として数えています)。
PE3〜4号を長く巻けるので、釣り物がビシのアジから中深海の入口まで広がります。
| 機種 | 最大ドラグ | 実用巻上持久力 | 1kg負荷の速度 | 自重 | PEの糸巻量 |
|---|---|---|---|---|---|
| プレイズ800 | 10kg | 6kg | 145m/分 | 615g | 3号300m/4号250m |
| プレイズ1000 | 10kg | 6kg | 145m/分 | 615g | 3号400m/4号300m/5号200m |
| フォースマスター1000 | 15kg | 8.5kg | 150m/分 | 680g | 2号600m/3号400m/4号300m/5号230m |
| ビーストマスター1000 | 15kg | 9.5kg | 178m/分 | 685g | 3号400m/4号300m/5号230m |
| フォースマスター2000 | 15kg | 8.5kg | 147m/分 | 675g | 3号500m/4号400m/5号300m |
| ビーストマスター2000 | 15kg | 9.5kg | 185m/分 | 690g | 3号500m/4号400m/5号300m |
17プレイズ800/1000|中型を手頃に。違うのは糸巻量
17プレイズ800と1000は、シマノの製品ページで1つにまとめられている、プレイズの中型です。
自重も力も速さも2つとも同じで、スペック表で違うのは糸巻量です。
船宿の指定がPE3号300mまでなら800、400m以上を指定されたり、5号を巻いたりするなら1000です。
1000番の中では一番手頃で、フォースマスター1000より力は控えめですが、巻上速度の差は小さく、自重は65g軽くなります。
2017年の型で、紹介している商品は1000の右巻きです。
21フォースマスター1000|中型で買うならこれ。1000番で初めてドラグ15kg
中型で1台を選ぶなら、21フォースマスター1000です。
1000番の3機種の中で、最大ドラグが15kgになるのはフォースマスター1000からです。
プレイズ1000より5kg大きく、ワラサや大きめのマダイが掛かる船でも、ドラグに余裕を持ってやり取りできます。
糸巻量は1000番の3機種で唯一PE2号(600m)まで載っていて、3号なら400m巻けます。
- マダイ・ヤリイカ・ワラサなど、PE3〜4号を指定する船が中心
- 中深海の入口まで、1台で釣り物を広げたい
- ビーストマスターほどの予算はかけずに、ドラグ15kgが欲しい
- フォースマスター600と同じタッチドライブの操作で続けたい
売り場でも、600番の次の1台として1000番の相談を受けることが多いです。
| スペック | シマノ公式 |
|---|---|
| PE糸巻量 | 2号600m/3号400m/4号300m/5号230m |
| 自重 | 680g |
| 最大ドラグ | 15kg |
| 実用巻上持久力 | 8.5kg |
| 1kg負荷の巻上速度 | 150m/分(最大210m/分) |
24フォースマスター2000|1000とほぼ同じ重さで、糸巻量を1段多く
24フォースマスター2000は、2016年の型から7年ぶりにモデルチェンジしたフォースマスターの2000番です。
自重675gは1000とほぼ同じ、最大ドラグ15kgと実用巻上持久力8.5kgは同じ数字で、糸巻量が3号・4号で100mずつ多くなります。
1kg負荷の巻上速度は147m/分で、1000の150m/分とほとんど変わりません。
探見丸スクリーンにも対応しています。
深場のヤリイカやスルメイカ、大型の青物、中深海の入口のように、PE4号を400m以上指定される船が多い人に向きます。
同じ2000番のビーストマスター2000とは、糸巻量と最大ドラグが同じで、違うのは実用巻上持久力と1kg負荷の巻上速度、EJモードの有無です。
深場から1日に何度も回収する釣りや電動ジギングでなければ、フォースマスター2000で足ります。
7万円台前半で買えることが多いですが、取り寄せの店が多いので、在庫は商品リンクの先で確認してください。
| スペック | シマノ公式 |
|---|---|
| PE糸巻量 | 3号500m/4号400m/5号300m |
| 自重 | 675g |
| 最大ドラグ | 15kg |
| 実用巻上持久力 | 8.5kg |
| 1kg負荷の巻上速度 | 147m/分(最大210m/分) |
| 機能 | 探見丸スクリーン |
26ビーストマスター1000|1000番で一番速い巻き上げ。EJモードで電動ジギングも
26ビーストマスター1000は、2026年に出たビーストマスターの1000番です。
1kg負荷の巻上速度は178m/分で、1000番の3機種で一番速い数字です。
最大ドラグは15kg、実用巻上持久力は9.5kgで、自重は685gです。
マダイのコマセ釣りに使えるかは糸巻量で見て、PE3号400m・4号300mなので、PE3〜4号を指定されるマダイの船なら長さは足ります。
電動ジギング用のEJモードが入っていて、ジギングの船にも同じリールを持っていけます。
探見丸スクリーンにも対応しています。
| スペック | シマノ公式 |
|---|---|
| PE糸巻量 | 3号400m/4号300m/5号230m |
| 自重 | 685g |
| 最大ドラグ | 15kg |
| 実用巻上持久力 | 9.5kg |
| 1kg負荷の巻上速度 | 178m/分(最大210m/分) |
| 機能 | EJモード・探見丸スクリーン |
22ビーストマスター2000|手持ちの電動リールで一番速い185m/分
22ビーストマスター2000は、糸巻量がフォースマスター2000と同じ帯に入る、ビーストマスターの2000番です。
1kg負荷の巻上速度は185m/分で、手持ちで使う12機種の中で一番速い数字です。
最大ドラグ15kg、実用巻上持久力9.5kg、自重690gで、EJモードと探見丸スクリーンが入っています。
ビーストマスター1000との違いは糸巻量で、力の数字は同じ、速さもわずかな差です。
PE4号を400m以上指定される船が多いなら2000、それより浅い釣りにジギングも混ぜるなら1000です。
| スペック | シマノ公式 |
|---|---|
| PE糸巻量 | 3号500m/4号400m/5号300m |
| 自重 | 690g |
| 最大ドラグ | 15kg |
| 実用巻上持久力 | 9.5kg |
| 1kg負荷の巻上速度 | 185m/分(最大215m/分) |
| 機能 | EJモード・探見丸スクリーン |
シマノの大型電動リール(3000番)|手持ちで深場と大型の青物

3000番は、シマノの全シリーズがそろう番手です。
ただ自重で見ると、625〜795gの手持ちの3機種と、1kgを超える大型ボディの2機種(MD3000・3000II)に分かれます。
| 機種 | 最大ドラグ | 実用巻上持久力 | 1kg負荷の速度 | 自重 | PEの糸巻量 |
|---|---|---|---|---|---|
| プレミオ3000 | 10kg | 4.4kg | 138m/分 | 625g | 4号400m/5号350m/6号300m/8号200m |
| プレイズ3000 | 15kg | 6.5kg | 129m/分 | 685g | 4号450m/5号350m/6号300m/8号200m |
| フォースマスター3000 | 20kg | 11kg | 130m/分 | 795g | 4号450m/5号350m/6号300m/8号200m |
糸巻量はおおむね同じ帯で、差が大きいのは最大ドラグと実用巻上持久力です。
15プレミオ3000|20機種で一番手頃。ボタン操作のシンプルな3000番
15プレミオ3000は、シマノ プレミオのただ1つの機種で、操作をボタンにまとめたシンプルな作りです。
3000番の中では力が控えめなので、太い糸を長く巻ける3000番を、できるだけ手頃に持ちたい人向けです。
2015年の型で、20機種で一番古い年式です。
24プレイズ3000|3000番を手頃に。ドラグ15kg
24プレイズ3000は、2024年に作り直されたプレイズの3000番です。
プレミオ3000より60g重くなる代わりに、ドラグが5kg、持久力が2.1kg上がります。
フォースマスター3000より110g軽い代わりに、最大ドラグは5kg、実用巻上持久力は4.5kg小さくなります(巻上速度はほぼ同じ)。
3000番の太い糸を、4万円台で持ちたい人に向きます。
22フォースマスター3000|手持ちの3000番で買うならこれ。ドラグ20kg
在庫が薄い時期はAmazonの値段が上がることもありますが、7万円台で買えることが多いです。
楽天やYahoo!ショッピングの店も見てください。
22フォースマスター3000は、手持ちの3000番で初めて最大ドラグ20kg・実用巻上持久力11kgになる機種です。
自重は795gで、手持ちの3機種では一番重くなります。
同じ3000番でよく比べられるのがビーストマスター3000IIで、最大ドラグ25kg、パワーレンジの実用巻上持久力25kg、スピードレンジの巻上速度181m/分と、どれもフォースマスター3000を上回りますが、自重は1,100gで305g重くなります。
1日手に持って誘うならフォースマスター3000、竿受けに置く時間が長い釣りや速さが欲しいなら3000IIです。
| スペック | シマノ公式 |
|---|---|
| PE糸巻量 | 4号450m/5号350m/6号300m/8号200m |
| 自重 | 795g |
| 最大ドラグ | 20kg |
| 実用巻上持久力 | 11kg |
| 1kg負荷の巻上速度 | 130m/分(最大170m/分) |
シマノの大型ボディ電動リール(3000II・MD3000・4000番)|置き竿と大物
自重が1kgを超える3機種です。
手に持って誘い続けるより、竿受けに置いて使う時間が長い釣りや、大型の魚を掛けたときの力に余裕を持たせたいときの帯です。
| 機種 | 最大ドラグ | 実用巻上持久力 | 1kg負荷の速度 | 自重 | PEの糸巻量 |
|---|---|---|---|---|---|
| プレイズ4000 | 15kg | 10kg | 133m/分 | 1,245g | 5号600m/6号500m/8号300m/10号270m |
| MD3000 | 25kg | 14kg | 185m/分 | 1,090g | 4号470m/5号350m/6号300m/8号200m |
| ビーストマスター3000II | 25kg | 25kg | 181m/分 | 1,100g | 4号470m/5号350m/6号300m/8号200m |
24プレイズ4000|太い糸を長く、手頃に
24プレイズ4000は、2024年に出たプレイズの一番大きい番手で、PE5号600m・8号300mと、3000番より太い糸を長く巻けます。
力はプレイズ3000と同じ最大ドラグ15kgで、実用巻上持久力は10kg。
大型ボディの3機種の中で、5万円台と一番手頃です。
20ビーストマスター MD3000|3000番で一番速い185m/分
20ビーストマスター MD3000は、大物向けのラインMDの3000番で、シマノは16ビーストマスター3000XPよりモーターのトルクを40%上げたモデルとしています。
糸巻量はPE4号470m・5号350mと、手持ちの3000番とほとんど同じ帯です。
26ビーストマスター3000II|大型ボディで買うならこれ。2スピードと持久25kg
26ビーストマスター3000IIは、2026年に加わったビーストマスターの3000番です。
シマノ初の2スピードで巻き上げのギア比を切り替えられ、パワーレンジの実用巻上持久力25kgは3000番で一番大きな数字です。
EJモードと探見丸スクリーンにも対応しています。
MD3000と比べると、最大ドラグは同じ25kgで、実用巻上持久力が14kgから25kgに上がります。
1kg負荷の速さはMD3000のほうがわずかに上ですが、重い仕掛けや大物を巻き続ける力で選ぶなら3000IIです。
シマノの超大型電動リール(6000番以上)|キハダ・深海・大物
6000番から上は、自重1,390〜2,300gの5機種です。
| 機種 | 最大ドラグ | 実用巻上持久力 | 1kg負荷の速度 | 自重 | PEの糸巻量 |
|---|---|---|---|---|---|
| フォースマスター6000 | 30kg | 14kg | 122m/分 | 1,390g | 6号750m/8号600m/10号500m/12号350m |
| フォースマスター9000 | 25kg | 14kg | 120m/分 | 1,495g | 6号1,100m/8号900m/10号650m/12号550m/15号350m |
| ビーストマスター9000 | 25kg | 20kg | 150m/分 | 1,485g | 6号1,100m/8号900m/10号650m/12号550m |
| MD6000 | 43kg | 38kg | 151m/分 | 2,070g | 6号830m/8号600m/10号450m/12号380m |
| MD12000 | 43kg | 38kg | 155m/分 | 2,300g | 6号1,660m/8号1,200m/10号900m/12号760m |
20フォースマスター6000|6000番以上で一番軽い1,390g。ドラグ30kg
20フォースマスター6000は、6000番以上の5機種で一番軽い1,390gです。
最大ドラグは30kgで、フォースマスター9000の25kgより大きい数字です。
20フォースマスター9000|PE15号まで載る、糸を長く巻く番手
20フォースマスター9000は、PE8号を900m、15号でも350m巻ける大容量の番手で、シマノは深海向けのモデルとしています。
最大ドラグは25kgです。
22ビーストマスター9000|泳がせ・キハダ・深場の9000番
22ビーストマスター9000は、シマノが泳がせ釣りやキハダ、深場の釣りに向けている、ビーストマスターの9000番です。
フォースマスター9000と比べると、自重はほぼ同じ(10g軽い)まま、持久力が6kg、1kg負荷の速さが30m/分上がります。
修理の年式表には19年式もあるので、通販で見かけたら商品名の年式を見てください。
22ビーストマスター MD6000|ドラグ43kg。大型魚のための6000番
22ビーストマスター MD6000は、シマノが大型の魚に向けているMDの6000番です。
最大ドラグ43kg、実用巻上持久力38kgは、MD12000と並んで20機種で一番大きな数字です。
フォースマスター6000とはPE8号600mの糸巻量が同じ帯で、最大ドラグは13kg、実用巻上持久力は24kg大きく、そのぶん自重は2,070gと680g重くなります。
24ビーストマスター MD12000|シリーズで一番大きい番手
24ビーストマスター MD12000は、シマノの電動リールで一番大きな番手です。
PE8号を1,200m、12号でも760m巻けて、自重は2,300g。
シマノの釣り方の記事では、深場のキンメダイに使われています。
ビーストマスターは要る?|7機種の数字と、フォースマスターとの差が効く釣り
ビーストマスターは、手持ちの1000・2000、大型ボディの3000II、超大型の9000と、大物向けのMD3機種の7機種です。
モーターはどれもブラシレスです。
| 機種 | 番手(PEの例) | 自重 | 最大ドラグ | 実用巻上持久力 | 1kg負荷の速度 | 機能 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 26ビーストマスター1000 | 1000(3号400m) | 685g | 15kg | 9.5kg | 178m/分 | EJ・探見丸スクリーン |
| 22ビーストマスター2000 | 2000(4号400m) | 690g | 15kg | 9.5kg | 185m/分 | EJ・探見丸スクリーン |
| 26ビーストマスター3000II | 3000(4号470m) | 1,100g | 25kg | 25kg(パワーレンジ) | 181m/分(スピードレンジ) | 2スピード・EJ・探見丸スクリーン |
| 20ビーストマスター MD3000 | 3000(4号470m) | 1,090g | 25kg | 14kg | 185m/分 | 探見丸スクリーン |
| 22ビーストマスター9000 | 9000(8号900m) | 1,485g | 25kg | 20kg | 150m/分 | 探見丸スクリーン |
| 22ビーストマスター MD6000 | 6000(8号600m) | 2,070g | 43kg | 38kg | 151m/分 | 探見丸スクリーン |
| 24ビーストマスター MD12000 | 12000(8号1,200m) | 2,300g | 43kg | 38kg | 155m/分 | 探見丸スクリーン |
3000番を除くと、同じ番手のフォースマスターとビーストマスターは、糸巻量と最大ドラグがほとんど同じです。
差が出るのは、1kg負荷の巻上速度と実用巻上持久力、それにEJモードです。
EJモードで、しゃくりをリールに任せる電動ジギングをするなら、ビーストマスターです。
ジギングの船とマダイやイカの船を、同じ1台で回したい人には、ビーストマスター1000が候補になります。
速さが効くのは、中深海やヤリイカのように、深い場所から1日に何度も仕掛けを回収する釣りです。
1回で縮む時間は小さくても、そのぶん仕掛けが海の中にある時間が増えます。
逆に、タチウオやマダイ、ライトアジが中心で、年に何回か船に乗るくらいなら、フォースマスターで困ることは少ないと思います。
1000番で比べると、価格帯はフォースマスターが7万円前後、ビーストマスターが12万円前後で、5万円ほどの差があります。
ダイワと迷っている人へ|番手の読み替え
ダイワの電動リールは、同じ糸巻量の帯でも番手の数字が小さく、シマノの600番にあたるのがダイワの200番、1000番にあたるのが300番です。
2社の番手を釣り物ごとに並べた表と操作の違いは、シマノとダイワを横断したおすすめの記事にまとめています。

シマノの電動リールでよくある質問

Q. フォースマスター600の23と24の違いは?
品番による修理の年式の違いで、600が23年、600DH・601・601DHが24年です。
数字は自重(DHは5g重い)以外同じです(フォースマスター600)。
Q. シマノ プレイズに左巻きはありますか?
プレイズには、公式に左巻きの品番がありません。
左で巻きたいなら、左巻きの201・301・601があるフォースマスター200・300・600から選んでください。
Q. フォースマスター200と300の違いは?
糸巻量と巻上速度です。
PE1号なら300は300m、200は220m巻けて、巻上速度は200のほうが速く、力は同じで自重も10g差です(フォースマスター300)。
Q. フォースマスター1000と2000の違いは?
大きく違うのは糸巻量で、2000のほうがPE3号・4号で100mずつ多く巻けます。
最大ドラグと実用巻上持久力は同じです(フォースマスター1000)。
Q. ビーストマスターのEJって何ですか?
電動ジギング用のモードです。
以前は「ビーストマスター1000EJ」のように別の機種でしたが、今の1000・2000・3000IIはEJモードを1台に入れた型です。
Q. シマノの電動リールを中古で買うときの注意は?
まず年式を見てください。
中古や通販に多い旧型は、フォースマスターの400・800・3000XP、16年式の1000と2000、18・20年式の600、ビーストマスターのEJ付きの機種、15年式のフォースマスター300DH、13年式のビーストマスター3000、18年式のビーストマスター2000、18年式のプレイズ3000XP、17年式のプレイズ4000などです。
電動リールは塩や電源の扱いで状態が変わるので、お店の動作確認や保証が付いているかも見てください。
Q. バッテリーは何を選べばいいですか?
シマノの純正なら、22 BTマスター 11Ahです。
容量の決め方や、ダイワ・鉛・工具用の電池との比べ方は、バッテリーの記事にまとめています。

Q. ワカサギ用の電動リールも同じ仲間ですか?
別の道具です。
ワカサギ用の手のひらサイズの電動リールは、船用の20機種とは作りも選び方も違います。
Q. 初めての1台はどれがいいですか?
タチウオ・タイラバ・浅場のマダイなら、600番の23-24フォースマスター600です。
ダイワも含めて選びたい人は、電動リールおすすめ10選で比べています。
まとめ|番手を決めてから、同じ番手のグレードを選ぶ
- シマノの船用の電動リールは20機種。番手で小型・中型・大型・大型ボディ・超大型に分かれる
- 番手は、船宿が指定するPEの号数と長さで決める。同じ番手ならおおむね同じ帯
- グレードは、最大ドラグ・実用巻上持久力・1kg負荷の巻上速度で比べる
- 小型は23-24フォースマスター600、中型は21フォースマスター1000
- 手持ちの3000番は22フォースマスター3000、大型ボディは26ビーストマスター3000II
- EJモードの電動ジギングや深場の手返しを取るなら、ビーストマスター
1台目は、23-24フォースマスター600です。
マダイ・ヤリイカから中深海の入口まで広げるなら、21フォースマスター1000です。
自分の電源で使うなら、リールと同じシマノの純正、22 BTマスター 11Ahです。
あわせて読みたい
シマノとダイワを横断したおすすめと、バッテリーの選び方はこちらです。


タチウオを船で狙うときの竿とテンヤは、こちらです。



