こんにちは、つりはる代表のはるです。私はこれまで1000回以上の釣行を重ね、潮回りごとの釣果を記録し続けてきました。
釣りを始めると必ずぶつかるのが、「潮回りって結局どれが釣れるの?」という疑問です。大潮・中潮・小潮・長潮・若潮——言葉は聞くけれど、どの日に釣りに行けばいいのか、自信を持って答えられる人は意外と少ないと思います。
このページは、当サイトの潮回り解説の総合ガイド(まとめページ)です。5つの潮の違い・釣れる順番・魚種別の相性を、1ページで分かるようにまとめました。細かい攻略は各潮の個別記事に繋いでいます。
潮回りとは?|5種類をまず1つの表で
潮回りとは、月と太陽の引力で起きる「潮の動きの大きさ」を5段階で表したものです。月の満ち欠けに合わせて約15日で一周します。
| 潮回り | 干満差 | 月齢 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 大潮 | 最大 | 新月・満月の前後 | 潮が最もよく動く。基本的に釣りの好機 |
| 中潮 | 大きい | 大潮の前後 | 大潮に次いで動き、時合いが読みやすい |
| 小潮 | 小さい | 半月の前後 | 動きは緩やか。悪い潮ではない |
| 長潮 | 最小 | 小潮の後 | 干満がダラダラ続く「潮止まりの底」 |
| 若潮 | 回復開始 | 長潮の翌日 | 潮が「若返る」転換点。動き出しが狙い目 |
大潮→中潮→小潮→長潮→若潮→中潮→大潮…のサイクルで、それぞれ月に2回ずつやってきます。今日の潮回りは、潮汐アプリやタイドグラフサイトで確認できます。
結局どの潮が釣れる?|1000回の実釣データでの序列
私の釣行記録を潮回りごとに集計すると、釣果の出やすさはこの順番になりました。
| 順位 | 潮回り | 実釣での傾向 |
|---|---|---|
| 1位 | 大潮 | 最も釣果が出やすい。ただし潮が速すぎてハズレる日もある |
| 2位 | 中潮 | 安定感はシリーズ随一。迷ったら中潮 |
| 3位 | 小潮 | 「釣れない」の印象より実際は釣れる |
| 4位 | 若潮 | ムラが大きい。動き出しを取れれば大化け |
| 5位 | 長潮 | 最も釣果が出にくい。我慢の潮 |
ただし、これはあくまで平均値の話です。長潮・若潮でも釣れる日はあり、大潮でも完敗する日があります。各潮の「なぜ」と「対策」は個別記事で詳しく解説しています(このページの後半にリンクがあります)。
「釣りに潮は関係ない」という説について
検索していると「潮なんて関係ない」という意見も見かけます。1000回の記録を持つ立場から言うと——半分正しくて、半分間違いです。
潮の影響が大きい釣り・小さい釣り
| 影響 | 対象 | 理由 |
|---|---|---|
| 大きい | 回遊魚(青物・サバ・イワシ)・エギング・船釣り | 魚の移動と捕食が潮に連動する |
| 中くらい | シーバス・チヌ・キス・タコ | 潮も効くが、場所と時間帯でカバーできる |
| 小さい | 根魚(カサゴ・ハタ)・常夜灯のアジ・管理釣り場 | 居着きの魚は潮より「目の前の餌」に反応する |
「関係ない」と言う人は、影響の小さい釣りをしていることが多いです。逆に沖の回遊魚を狙う人ほど、潮を無視できません。自分の釣りがどちら寄りかを知るのが、この議論の正しい着地点です。
そしてもうひとつ。私のデータでも、潮回りより「マズメと潮の動く時間が重なるか」のほうが釣果への影響は大きいです。潮回りは「日選び」、時合いは「時間選び」——両方見るのが正解です。
潮見表・タイドグラフの見方|3つだけ覚えれば十分
- ① 上下の波=潮位の変化。山が満潮、谷が干潮
- ② 傾きが急な時間=潮がよく動く=時合いの候補。平らな時間は潮止まり
- ③ 「上げ3分・下げ7分」=動き始めてしばらく経った頃が食いやすいという昔からの目安
難しく考える必要はありません。「今日はどれくらい動く日か(潮回り)」と「何時に動くか(グラフの傾き)」——この2つを釣行前に見るだけで、釣果は目に見えて変わります。
上げ潮と下げ潮はどちらが釣れる?
場所によります。一般論としては、上げ潮=魚が岸に寄る/下げ潮=流れ出しに魚が付くという傾向があります。
- 堤防・サーフ:上げ潮で岸寄りの魚が増えやすい
- 河口:下げ潮で流されるベイトを待ち構えるシーバスが狙いやすい
- うなぎ・チヌの落とし込み:下げ始め〜下げ7分に実績が集中
【魚種別】相性のいい潮回り早見表
「この魚は、どの潮の日に行けばいい?」への答えを一覧にしました。◎=潮回りを選ぶ価値が大きい魚、○=潮より時合い・場所が大事な魚です。
| ターゲット | おすすめの潮 | 潮への依存度 | ひとこと |
|---|---|---|---|
| 青物(ショアジギング) | 大潮・中潮 | ◎ | 回遊が潮任せ。潮の小さい日はマズメ一点勝負 |
| アオリイカ(エギング) | 中潮・大潮 | ◎ | 潮が動く時間に時合い集中。動きすぎる大潮ピークは流されて釣りにくいことも |
| シーバス | 中潮 | ○ | 河口なら潮が小さくても川の流れでカバー可能 |
| アジ(サビキ・アジング) | 中潮・小潮 | ○ | 回遊アジは潮次第、常夜灯の居着きは小潮でも釣れる |
| キス(ちょい投げ) | 上げ潮の時間帯 | ○ | 上げ潮で岸に寄る。潮回りより時間帯を重視 |
| タコ | 小潮・潮止まり前後 | ○ | 流れが緩い方が底を取りやすく、実は潮が小さい日と好相性 |
| うなぎ | 下げ潮×夜 | ○ | 雨後の濁り+下げ潮の夜が王道パターン |
| マゴチ・ヒラメ | 中潮・大潮 | ○ | 潮が動く日のマズメが本命。日中は潮の動く時間を |
| チヌ(クロダイ) | どの潮でも | △ | 居着き傾向が強く、警戒心の方が問題 |
| 根魚(カサゴ・ハタ) | どの潮でも | △ | 潮が悪い日の保険。長潮・若潮の主役 |
覚え方はシンプルです。回遊する魚ほど潮回りを選び、居着きの魚ほど潮回りを選びません。潮の悪い日は居着きの魚に切り替える——これが1000回釣行で身についた立ち回りです。
潮回り別の徹底解説|5つの個別記事
それぞれの潮の「なぜ釣れる/釣れない」と具体的な攻略法は、個別記事で深掘りしています。すべて同じ1000回の実釣データがベースです。





よくある質問
Q. 初心者はどの潮の日に釣りに行くべきですか?
中潮をおすすめします。潮がほどよく動いて時合いが読みやすく、大潮ほど流れが速くないので仕掛けの操作も楽です。
Q. 潮回りはどこで確認できますか?
潮汐アプリ(タイドグラフ系)や気象サイトの潮汐ページで確認できます。釣行予定日の「潮回り」と「タイドグラフの形」をセットで見る癖をつけてください。
Q. 潮止まりでは釣れませんか?
食いは確実に落ちますが、ゼロではありません。潮止まりは休憩・移動・仕掛けの結び直しに充て、動き出しに万全の状態で臨むのが上手な使い方です。
Q. 大潮の満月の夜は釣れるって本当ですか?
魚種によります。月明かりで夜でもルアーが見えるためシーバスやメバルの実績は上がる一方、明るすぎて警戒される場面もあります。「満月=爆釣」と単純化はできません。
まとめ|潮回りは「日選び」の道具
- 潮回りは大潮→中潮→小潮→長潮→若潮の約15日サイクル(各月2回)
- 釣果の出やすさは大潮>中潮>小潮>若潮>長潮(1000回実釣の平均)
- 潮回りより「マズメ×潮が動く時間」の重なりが重要
- 回遊魚ほど潮を選び、居着きの魚は潮を選ばない
- 潮が悪い日は根魚・チヌ・港湾の居着きに切り替える
潮回りを理由に釣りを諦める必要はありません。その日の潮に合った魚と場所を選べば、どの潮でも釣りは成立します。このページと個別記事が、その「日選び」の道具になれば嬉しいです。


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