遠浅サーフの最強ルアー10選|ヒラメ・マゴチ・青物等にオススメのミノーやジグを徹底解説!

こんにちは、つりはる代表のはるです。

「遠浅サーフって、釣れないイメージがある…」
「ヒラメやマゴチは狙いたいけど、何を投げれば正解?」
「青物が回ってきた時にも対応できるルアーってあるの?」
──こんな悩み、お持ちではありませんか?

私は、サーフ・シーバス・ショアジギ・アジング等々、、、年間200釣行以上さまざまなルアー釣りを続けています。
そんな私のホームポイントも実は遠浅サーフで、通い込んでいるからこそ分かる「難しさ」「面白さ」があります。

実際、遠浅サーフはルアー選びを間違えると“何をしても釣れない”状態に陥りやすい一方で、ポイントの条件に合ったミノーやジグを選べば、ヒラメ・マゴチはもちろん、回遊してくる青物まで現実的に狙えるフィールドでもあります。

遠征では、外洋に面したいわゆるドン深サーフにもよく行きますが、正直に言ってしまうと、同じ“サーフ”という名前でも釣り方はまったくの別物です。
ドン深サーフの感覚のまま遠浅サーフで釣りをすると、ほぼ確実にハマります。

遠浅サーフでは、水深・レンジ・ルアーの浮き上がり・波の影響を意識した立ち回りが必要で、コツを知らないと「魚はいるのに釣れない」状況に陥りがちです。

この記事では、そんな遠浅サーフをホームに釣りをしてきた実体験をもとに、本当に使える最強ルアー10選を中心に、ミノーとジグの使い分けヒラメ・マゴチ・青物それぞれへの考え方まで、できるだけ分かりやすく解説していきます。

「遠浅サーフで安定して釣果を出したい」「買って後悔しないおすすめルアーを知りたい」という方は、ぜひこのまま読み進めてください。

目次

遠浅サーフって?本当に釣れるの?

明け方のサーフの海

遠浅サーフと聞くと、「水深が浅くて釣れなさそう」「魚が寄らない場所」というイメージを持つ方も多いかもしれません。
実際、SNSや釣り場でも「遠浅サーフは釣れない」という声はよく耳にします。

ですが結論から言うと、遠浅サーフは普通に釣れます。
ただし、ドン深サーフと同じ感覚で釣りをすると、極端に釣果が落ちやすいのも事実です。

水深が浅く、地形変化が分かりづらい遠浅サーフでは、魚の差し方・レンジ・ルアーの特性を理解していないと「魚はいるのに口を使わせられない」状況になりがちです。

逆に言えば、遠浅サーフの特徴を理解し、状況に合った立ち回りとルアー選びができれば、ヒラメ・マゴチはもちろん、タイミング次第では青物まで十分に狙えるフィールドでもあります。

まずは、遠浅サーフでどんな魚が狙えるのか、そしてなぜ「釣れない」と言われがちなのかを整理していきましょう。

遠浅サーフで釣れる魚

遠浅サーフは水深が浅く一見すると魚影が薄そうに見えますが、実際にはさまざまな魚がベイトを追って差してくるフィールドです。 ルアー釣り・餌釣りを問わず、狙える魚種は決して少なくありません。

まず、ルアー釣りで代表的なのが以下の魚です。

ヒラメ:遠浅サーフの王道ターゲット。波打ち際〜ごく浅いレンジまで入り込み、ミノーやジグに反応します。
マゴチ:砂地を好み、遠浅サーフとの相性は抜群。ヒラメよりもさらに浅場でバイトが出ることも珍しくありません。
シーバス:ベイト次第では遠浅サーフでも高確率で回遊。朝夕の時合や荒れ後は特に狙い目です。
青物:常に狙えるわけではありませんが、ベイトが接岸したタイミングでは遠浅サーフでも十分にヒットが期待できます。

また、ルアー釣りだけでなく、餌釣りでは以下の魚も遠浅サーフの定番ターゲットです。

キス:遠浅サーフの代表的な魚。水深の浅いエリアに広く分布し、初心者でも狙いやすいターゲットです。
✅カレイ:季節限定ではありますが、遠浅サーフの砂地を好み、条件が揃えば安定した釣果が期待できます。

さらに、まだまだマイナーな釣りなのであまり知られていませんが、専用のリグを使えばライトゲームで人気の魚種も遠浅サーフで狙えます

アジ:ジグ単やフロートリグなどを使えば、遠浅サーフでも十分に狙えます。堤防での釣りと比べると難易度はやや上がりますが、ハマると連発することもあります。
メバル:表層〜中層を意識した釣りがハマると、尺メバルが簡単に釣れるケースもあります。
イカ:実はエギングも十分成立します。ライバルが少ない分、常にプレッシャーが薄い状態で打てるのが強みです。

通常のアジングやメバリング、エギング等は人気の釣りで、ポイントが取れなかったり、ポイントに入れてもスレてしまってたりと場荒れすることが多いですが、人が少ない遠浅サーフで狙うことでこれらのライトゲームを成立させられるのは大きな魅力です。
専用リグを使う分、難易度は上がりますが、「遠浅サーフ=フラットフィッシュだけ」という固定観念を持たず、柔軟に狙いを広げてみると、新しい発見があるはずです。

次は、遠浅サーフが「釣れない」と言われてしまう理由について解説していきます。

遠浅サーフが「釣れない」と言われる理由

遠浅サーフが釣れないと言われる一番の理由は、魚がいないからではありません。 実際には魚は差してきているのに、釣り方やルアー選びが合っていないケースがほとんどです。

特に多いのが、ドン深サーフや堤防の感覚のまま遠浅サーフを攻めてしまうパターンです。 同じ「サーフ」という名前でも、遠浅サーフはまったく別の釣りだと考えた方がうまくいきます。

具体的には、次のような原因で釣れなくなることが多いです。

  • ルアーを沈めすぎている:水深が浅いため、沈める釣りは根掛かりやラインテンション抜けの原因になりやすい。
  • レンジが安定していない:波やうねりの影響で、ルアーが浮きすぎたり底を叩きすぎたりする。
  • 着底にこだわりすぎている:遠浅サーフでは「底を取る=正解」にならない場面が多い。
  • 飛距離重視でルアーを選んでいる:飛ぶだけで泳がないルアーは、食わせの間を作りにくい。

また、遠浅サーフでは魚が足元〜波打ち際まで差してくることも多く、 「とにかく遠投すれば釣れる」という考え方もミスマッチになりがちです。

こうしたズレが積み重なることで、 「魚はいるのに釣れない」「何を投げても反応がない」という印象を持ってしまいます。

次では、こうした失敗を回避するために、遠浅サーフで“最強ルアー”と呼べる条件を具体的に整理していきます。

遠浅サーフ攻略の鍵はルアー選び!

遠浅サーフが難しいと言われる最大の理由は、ルアーの影響を受けやすいフィールドだからです。
逆に言えば、ルアー選びさえハマれば、釣果は驚くほど安定します。

水深が浅く、波や流れの影響を強く受ける遠浅サーフでは、

  • ルアーが浮きすぎないか
  • レンジをキープできているか
  • 不自然な動きになっていないか

といった点が、そのまま「釣れる・釣れない」に直結します。

実際に私自身も、同じポイント・同じタイミングでも、
ルアーを変えただけで反応が一変したという経験を何度もしています。

遠浅サーフでは、飛距離だけを重視したジグよりも、 浅いレンジを安定して引けるミノーや、 フォールスピードを抑えたジグの方が圧倒的に食わせやすい場面が多いです。

つまり、遠浅サーフにおける「最強ルアー」とは、 一番飛ぶルアーではなく、一番“状況に合っているルアー”だということ。

次の章では、遠浅サーフで最強ルアーと呼べる条件を整理しながら、 なぜミノーやジグが有効なのかを具体的に解説していきます。

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遠浅サーフで最強ルアーと呼べる条件とは?

様々なルアーが入ったケース

遠浅サーフで安定して釣果を出すためには、「有名だから」「釣れている人が多いから」といった理由だけでルアーを選ぶのは正直おすすめできません。

なぜなら、遠浅サーフはルアーの向き・不向きがはっきり分かれるフィールドだからです。
ドン深サーフや堤防ではよく釣れるルアーでも、遠浅サーフではまったく機能しない、ということも珍しくありません。

実際に私自身、同じサーフでもポイントが変わるだけで、 「今日はミノー一択」「今日はジグじゃないと成立しない」 と判断を変える場面が何度もありました。

遠浅サーフで最強ルアーと呼べるものには、共通した条件があります。
この条件を理解しておくだけで、ヒラメ・マゴチ・シーバス・青物といったターゲットに対して、 ルアー選びで迷う時間が一気に減ります

ここからは、私が遠浅サーフに通い込む中で重視している、「これを満たしていないルアーは使わない」という基準を、具体的に解説していきます。

遠浅サーフに適したルアーは?

遠浅サーフでは、ルアーの種類によって得意・不得意がはっきり分かれます
ここでは、実際に遠浅サーフで使う機会が多い代表的なルアーを6種類に分けて、それぞれの特徴を解説します。

フローティングミノー

フローティングミノーは、シーバス狙いでは圧倒的に強いルアーです。
波打ち際や離岸流周りなど、ごく浅いレンジをじっくり通せるのが最大のメリットになります。

ベイトを活発に追いかけているような状況では、青物だけでなくヒラメにも非常に効果的で、ヒラメは高活性時であれば、意外なほど食い上げてくることもあります。

一方で、いくら浅いサーフでもマゴチ狙いではやや難易度が高めです。
実際私も釣れた経験はあるので釣れないという事はないですが、マゴチはボトム寄りの反応が多いため、フローティングミノーだけで狙うのは現実的ではありません。

シンキングミノー

シンキングミノーは、レンジコントロールがしやすく、遠浅サーフで非常に使いやすいルアーです。

ポイントの水深に対して、「水深-50cm〜1m前後」のレンジを引けるモデルを選べば、 無理に底を取らなくても、自然と食わせのレンジにルアーを通すことができます。

ヒラメ・マゴチ・シーバス・青物と、ターゲットを選ばず使える万能タイプで、遠浅サーフでは最も出番が多くなるルアーのひとつです。

ワーム(ジグヘッド)

ワームは、遠浅サーフでスローにボトムを狙う釣りに最適なルアーです。

特にヒラメ・マゴチ狙いとの相性が良く、なかでも底の意識の強いマゴチには非常に強いのが特徴です。

外洋に面しているようなドン深サーフでは、ルアーが流される為20g以上のジグヘッドが基本ですが、遠浅サーフだと10g前後で十分釣りが成立する為、スローに探れるのが強み。

ナチュラルな動きで食わせ能力は高い反面、軽量だと風や波の影響を受けやすく、操作には少し慣れが必要ですが、条件がハマったときの安定感はミノー以上に感じる場面もあります。

シンキングペンシル

シンキングペンシルは、飛距離を出しながら、ある程度スローに探れるのが最大の強みです。

遠浅サーフでは、メタルジグほど沈下が速いと釣りが成立しにくい場面も多いですが、シンキングペンシルであれば、レンジを入れすぎず、横方向の釣りがしやすいというメリットがあります。

使い方次第では、

  • メタルジグのように遠投して広く探る
  • ただ巻きでナチュラルに見せる
  • 流れに乗せてドリフトさせる

といった釣りが可能で、サーフ適性の高いルアーと言えます。

青物狙いはもちろん、 条件次第ではヒラメ・マゴチ・シーバスが反応してくることも多く、「ジグほど沈めたくないけど、距離は出したい」 そんな状況で非常に頼りになります。

バイブレーション

バイブレーションは広範囲を手早く探れる反面、沈下スピードが速く、遠浅サーフでは根掛かりやすいのがデメリットです。

基本的には出番は多くありませんが、魚の活性が高い状況では強いアピール力を発揮します。

メタルジグ

ジグは、飛距離という圧倒的なアドバンテージと、手返しの良さが最大の魅力です。

特に青物狙いでは欠かせないルアーで、遠浅サーフでも回遊があれば十分にチャンスがあります。

ヒラメやマゴチといったフラットフィッシュ狙いも可能ですが、遠浅サーフではすぐに底に着いてしまい、アクションで見せるのが難しいのが正直なところです。

そのため、遠浅サーフで使う場合は、飛距離重心のリアバランスのジグより、フォールがゆっくりなセンターバランスのジグの方が圧倒的に釣りやすくなります。

遠浅サーフで最強ルアーと呼べる3つの条件

遠浅サーフで安定して釣果を出すためには、「よく釣れているから」「有名だから」といった理由だけでルアーを選ぶのはおすすめできません。

実際に遠浅サーフで結果を出し続けるルアーには、共通した条件があります。
ここでは、私が重視しているポイントを3つに分けて解説します。

① 飛距離が出て広く探れること

遠浅サーフは、地形変化や魚の差し場所が分かりにくく、 まずは広範囲を探ることが釣果への近道になります。

ただし重要なのは、 「一番飛ぶルアー」ではなく「飛んでなおかつ泳ぎが安定しているルアー」を選ぶことです。

ヒラメやマゴチは広く散っていることも多く、青物が回遊してきた際も、飛距離がそのままチャンスの数につながります。

② 浅いレンジを安定して引けること

水深の浅い遠浅サーフでは、 レンジが安定しないルアーは、それだけで不利になります。

浮き上がりすぎず、沈みすぎず、一定のレンジをキープできることが重要で、常に底を取る釣りが正解になるとは限りません。

特にヒラメは、ボトムから少し浮いたレンジで食ってくることが多く、食わせの時間を長く作れるルアーほど有利になります。

③ ヒラメ・マゴチ・青物すべてに対応できること

遠浅サーフでは、狙いの魚種を完全に絞れない場面も多く、1本で複数魚種に対応できるルアーの出番が非常に多くなります。

ヒラメやマゴチを狙っていても、突然シーバスや青物が回ってくることは珍しくありません。

そうした状況でも対応できる、汎用性の高いルアーこそが「最強ルアー」と呼べる存在になります。

次からは、これら3つの条件を満たした、遠浅サーフで本当に出番の多い最強ルアー10選を紹介していきます。

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遠浅サーフの最強ルアー10選【ミノー・ジグ・ワーム等】

ここからは、これまで解説してきた「遠浅サーフで最強ルアーと呼べる3つの条件」を満たした、本当に出番の多いルアー10本を紹介していきます。

今回選んだルアーは、単に実績があるだけでなく、飛距離・レンジの安定感・対応できる魚種の幅を重視して選んでいます。

ヒラメやマゴチをメインにしつつ、シーバスや回遊してきた青物にも対応できるものを中心にしているため、「遠浅サーフに行くなら、とりあえずこれを持っておけば間違いない」というラインナップです。

遠浅サーフはルアー選びひとつで釣果が大きく変わるフィールドです。
逆に言えば、ルアーがハマったときの再現性は非常に高く、同じルアーで安定して結果を出しやすいという特徴もあります。

これから紹介する10本は、私自身が遠浅サーフに通う中で「迷ったらまず投げる」ルアーばかりです。
ぜひ、自分のフィールドや釣り方に当てはめながら読み進めてみてください。

① コアマン VJ-16

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サーフで「とりあえず何を投げるか迷ったらこれ」と言えるのが、コアマンのVJ-16です。
バイブレーションジグヘッドの名の通り、ボディーの揺れる動きのアピール力と、ワームのナチュラルな誘いを両立した名作ルアーです。

ヒラメ・マゴチ・シーバス・青物まで、 魚種を問わず反応が得られる最強クラスのルアーで、実際にサーフでは「これを投げておけば大体釣れる」と言われるほどの信頼感があります。

VJシリーズは最大36gまでラインナップされていますが、 遠浅サーフではルアーを重くしすぎるとすぐに底に着いてしまい、釣りが成立しにくくなります

その為、VJ-16(16g)が遠浅サーフとの相性が抜群です。

流れが強い日や風がある状況では、22gを使うこともありますが、まずは16gが1本あればほぼ対応可能だと感じています。

ワームの食わせ能力と、ジグヘッドの飛距離・安定感を両立したVJ-16は、 遠浅サーフの基準ルアーとして、まず最初に持っておきたい1本です。

唯一の欠点は人気で手に入りづらい事と、フックが若干弱い事。
入手方法や交換フックについては別記事で詳しく解説していますので、気になる方はそちらをご覧ください。

② バディーワークス オフベイト

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遠浅サーフで使うジグの中でも圧倒的におすすめなのが、バディーワークスのオフベイトです。

オフベイトはメタルジグですが、浮き上がりやすく、スローに使えるという 他のジグには無い唯一無二の特性を持ったルアーです。

遠浅サーフでは、一般的なジグを使うと、どうしてもすぐに底に着いてしまい、アクションで見せる前に釣りが破綻しがちですが、オフベイトはその弱点をうまく解消してくれます。

おすすめのウエイトは30g
90mを超える飛距離を出しながら、沖のボトム付近をスローに横の動きで探れるのが最大の強みです。

一般的なメタルジグが、 ワンピッチジャークを中心とした縦の釣りを得意とするのに対し、オフベイトはただ巻きでの横の釣りが非常に得意です。

そのため、ヒラメやマゴチ狙いとの相性は抜群で、ボトム付近をじっくり引いてくる釣りがハマります。

また、外道としてシーバスや青物が反応してくることも多く、それだけルアー自体の泳ぎが完成されている証拠だと感じています。

「遠浅サーフでジグを使いたい」「ジグでフラットフィッシュを狙いたい」 そんな場面では、まず間違いなく候補に入る1本です。

③ ダイワ ショアラインシャイナー セットアッパー 125S-DR

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青物狙いの定番ミノーとして長年支持されているのが、 ダイワのショアラインシャイナー セットアッパーです。

特徴的なのは、しっかりとしたロングリップによる安定した泳ぎ。 キャストしてただ巻きするだけで、 勝手にチドるようなアクションが発生し、 自然と食わせの間を作ってくれます。

難しい操作が一切いらないため、 青物狙いでも簡単に結果が出やすく、初心者にもおすすめできるルアーです。

セットアッパーは青物狙いで使われることが多いですが、 実はヒラメにも非常に効果的で、 ボトム付近を通した際の反応はかなり高い印象があります。

おすすめモデルは125S-DR。 スローシンキングタイプで、 潜航レンジは約2m前後とされており、 遠浅サーフでもボトム付近まで沈めて狙う釣りに最適です。

青物を狙いながら、 ヒラメやマゴチといったフラットフィッシュも同時に狙える、 まさに一石二鳥のルアーと言えます。

遠浅サーフで「青物もフラットもどちらも狙いたい」 そんな欲張りな状況で、まず投げたくなる1本です。

④ deps デスアダー 6インチ(デスロク)

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実はもともとはバス用ワームとして有名なルアーですが、 サーフでも使えることが広まり、いまでは「ヒラメのエサ」とも呼ばれるほど実績のあるワームが、 depsのデスアダー 6インチ(通称:デスロク)です。

6インチというサイズは、一般的なサーフ用ワームと比べるとかなり大きめですが、 形状が非常にシンプルかつ完成されているため、サイズ感に反して吸い込みが良いのが特徴です。

  • 圧倒的なシルエットによるアピール力
  • ピンテールワーム特有のナチュラルなアクション

この2つを高次元で両立しており、とにかく食わせ能力が高いワームだと感じています。

ヒラメ・マゴチ狙いでは圧倒的な釣果を叩き出してくれるのはもちろん、私自身、冬の渋い状況でブリを釣った経験もあり、 ワームの実力という意味では最強クラスだと思っています。

ただし注意点として、ワームが長いため、通常のジグヘッドリグではフッキング率が落ちやすいという弱点があります。

そのため、デスロクを使う場合は、Zシステムの使用がおすすめです。
フッキング率を大きく改善でき、デスロクの強みを最大限に活かすことができます。

なお、デスロクと相性の良いジグヘッドとして、 次に紹介する「ぶっとび静」を組み合わせるのが、 個人的には最もおすすめのセッティングです。

⑤ オーナー ぶっとび静ヘッド

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遠浅サーフ攻略用のジグヘッドとして、 正直これ一択と言ってもいいほどおすすめしたいのが、 オーナーのぶっとび静です。

同じオーナーから発売されている名作ジグヘッド「静ヘッド」の進化モデルで、重心移動システムを搭載することで、 飛距離が大きく向上しています。

それだけでなく、ヘッド形状が浮き上がりやすく設計されているため、遠浅サーフのような浅場でも、ボトムを擦りすぎず、浅場でも根等を気にせず少し浮かせてスローに誘えるのが大きな強みです。

ジグヘッドなのでワームとの組み合わせは必須になりますが、ぶっとび静はワームの種類を選ばず使える形状をしており、シャッドテール・ピンテール・ストレート系など、どんなワームとも非常に相性が良いと感じています。

遠浅サーフに限定するなら、正直このジグヘッドだけあれば困らないというレベルで、汎用性・扱いやすさともに完成度の高いアイテムです。

特におすすめなのが、前述したdeps デスアダー6インチとの組み合わせに、Zシステムを組み合わせたセッティング。

飛距離・レンジキープ・フッキング率のすべてを高い次元で満たせるため、ヒラメ・マゴチ狙いでは最強クラスの組み合わせと言って間違いありません。

⑥ ダイワ ショアラインシャイナー バーティスR 125S

飛距離とアピール力を武器に、 遠浅サーフでもしっかり存在感を出せるのが、 ダイワ ショアラインシャイナー バーティスR 125Sです。

ただ巻きで使った際のアクションは、 タイトウォブンロールと呼ばれる、細かくタイトに動く非常に安定した泳ぎが特徴で、この動きは、プレッシャーの高いエリアでも見切られにくく、ヒラメ狙いでは、少し沈めてからただ巻きするだけで、比較的簡単にバイトを引き出すことができます。

そして、このルアーの本領をさらに発揮できるのが、ジャークでの使用です。

ジャークした際の動きが非常に綺麗で、ブリやサワラなど青物の回遊がある状況では、ジャークによる誘いが圧倒的に強く、 リアクションバイトを狙う釣りが成立します。

ブローウィンやX-80マグナムといった ジャーキング系ルアーと比べると、動きすぎず、それでいて適度な強さでアクションしてくれるのが特徴です。

そのため、実はヒラメ狙いでもジャークは非常に有効で、朝まずめ・夕まずめなど活性の高い時間帯や、水面付近までベイトを追いかけている状況では、しっかりと実績を出してくれます。

ただ巻き・ジャークのどちらにも対応でき、ヒラメから青物まで幅広く狙える、攻めの幅を広げてくれる1本です。

⑦ メガバス カゲロウ124F

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最近はたまに店頭で見かけることもありますが、一時期は人気が出すぎて釣具屋にほとんど並ばなかった、いわゆる「幻のルアー」的存在が、メガバス カゲロウ124Fです。

正直に言うと、カゲロウ124Fは万能ルアーではありません
ただし、条件がハマったときの破壊力は別格で、その一点突破力を評価して、今回の最強ルアー10選にランクインさせています。

フローティングタイプで、 狙えるレンジは表層直下〜水面下数十センチ
どシャローエリアの攻略や、流れのヨレに乗せたドリフトが非常に得意なルアーです。

特に強いのが、

  • 波打ち際
  • サラシ
  • 流れがぶつかるヨレ

といったシチュエーションでのサーフでのシーバス狙い
なかでも、サーフで狙うヒラスズキ(通称:砂ヒラ)に対しては、 圧倒的な実績を誇るルアーで、私自身何十匹もこのルアーで釣り上げています。

ヒラメやマゴチを表層で狙うのは条件が限られますが、決して不可能ではなく、ベイトが浮いている状況や高活性時には十分にチャンスがあります。

私自身、サーフではヒラスズキ狙いで主に使用していますが、外道として青物やヒラメが釣れた経験もあり、ルアー自体のポテンシャルの高さを実感しています。

「今日はシャローを徹底的に攻めたい」「流れに乗せて食わせたい」 そんな状況で、他のルアーでは届かない領域を攻められる、 条件特化型の切り札と言える1本です。

⑧ ジャンプライズ ぶっとび君95S

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遠浅サーフで「とにかく飛距離が欲しい」という場面で、 真っ先に候補に挙がるのが、ジャンプライズのぶっとび君です。
外洋サーフの攻略用に作られたシンキングペンシルですが、遠浅サーフでも非常に有効。

名前の通り、最大の武器は圧倒的な飛距離

  • 沖のブレイクを探りたいとき
  • 潮目や流れのヨレが遠いとき
  • 風が強く他のルアーが飛ばない時
  • 青物のナブラが射程外で起きているとき

こうした状況で、他のルアーでは届かないエリアにルアーを送り込めるのが大きな強みです。

ぶっとび君はシンキングペンシルに分類されますが、沈下速度が速すぎず、横方向への安定したアクションが出しやすいため、メタルジグのような使い方もでき、遠浅サーフでも比較的扱いやすい設計になっています。

主なターゲットは青物ですが、ただ巻きでのナチュラルな動きは、ヒラメやマゴチ、シーバスが反応してくることも多く、魚種を選ばない汎用性の高さも魅力です。

特に、

  • 風が強い日
  • 波がありルアーが流されやすい状況
  • 手返し良く広範囲を探りたいとき

といった条件では、 ぶっとび君の飛距離+操作感のバランスが非常に活きてきます。

「まずは沖を撃ちたい」「青物の可能性を捨てたくない」 そんな遠浅サーフでは、1本持っておくと確実に出番のあるルアーです。
さらに飛距離が欲しい方は、最新モデルの115Sの使用もオススメ。

⑨ DUO ビーチウォーカー ハウル 14g

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フラットフィッシュ狙いの定番中の定番として、外せない存在がDUO ハウルです。

ジグヘッド+ワームがセットになったルアーで、 投げて巻くだけで釣りが成立する完成度の高さが最大の魅力。
遠浅サーフでも扱いやすく、初心者から上級者まで幅広く支持されています。
私自身、このハウルで座布団ヒラメを釣り上げた経験があり、それからはヒラメ狙いの1軍ルアーです。

ハウルが強い理由は、

  • 安定した飛距離
  • 浮き上がりすぎないヘッド形状
  • ただ巻きでしっかり出るワームのアクション

これらが高いレベルでまとまっている点にあります。

特にヒラメ・マゴチ狙いでは、余計なことをしなくても食わせのレンジを自然に引けるため、遠浅サーフとの相性は非常に良いです。

また、ワーム部分のアピール力が高く、状況によってはシーバスや青物が反応してくることもあり、魚種を完全に限定しない点も評価できます。

ハウルはカラーや重さのバリエーションも豊富で、フィールドや状況に合わせて調整しやすいのもメリットです。

「まずは実績のあるルアーを投げたい」 「フラットフィッシュ狙いの基準を作りたい」そんなときに、間違いなく信頼できる1本です。

⑩ オーナー 撃投ジグ レベル

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最後に紹介するのは、青物とヒラメを両立できるメタルジグとして、個人的にこれ一択だと思っているオーナー 撃投ジグ レベルです

ありそうで意外と少ない、細身シルエットなのにスローフォールという特性を持ったメタルジグで、一般的なジグとは一線を画す存在です。

細長いシルエットは、ヒラメやマゴチに非常に効果的で、ミノー・他のジグ・ワームでは出せない 独特なアピールが可能になります。

また、サヨリやカマスといった 細身ベイトパターンの青物にも非常に強く、遠浅サーフでも回遊があればしっかり結果を出してくれます。

撃投ジグレベルは、ただ巻きなどの横の釣りよりもジャークやフォールによる縦の釣りが得意なジグです。

基本となる使い方は、ワンピッチジャーク → スローなフォール
このフォール中にバイトが集中することが多く、 食わせの間を明確に作れるのが最大の強みです。

朝まずめや夕まずめの高活性時に青物を狙いながらヒラメも視野に入れたい、そんな欲張りな状況での切り札的なジグと言える1本です。

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まとめ|遠浅サーフで最強ルアーを選ぶために大切なこと

遠浅サーフは「釣れない」と言われがちですが、 実際にはルアー選びさえ間違えなければ、非常に再現性の高いフィールドです。

今回紹介した10本は、

  • 飛距離が出て広く探れる
  • 浅いレンジを安定して引ける
  • ヒラメ・マゴチ・青物といった複数魚種に対応できる

という、遠浅サーフで本当に重要な条件を満たしたルアーだけを厳選しています。

特に遠浅サーフでは、「どれが一番釣れるか」よりも「今の状況に合っているか」が釣果を大きく左右します。

遠浅サーフは、一見シンプルで難しく感じる反面、一度ハマると同じパターンが何度も通用するのが最大の魅力です。

ぜひ今回紹介したルアーを基準に ご自身のホームサーフに合った最強のローテーションを組んでみてください。

きっと、「遠浅サーフ=釣れない」というイメージは、大きく変わるはずですよ!

ヒラメ・マゴチ・青物を絞って狙いたい方はコチラ!

遠浅サーフ攻略をさらに深掘りしたい方は、 以下の記事もあわせてチェックしてみてください。
狙う魚種やルアーを絞ることで、釣果の再現性がさらに高まります。

ヒラメ狙いのおすすめルアー

マゴチ狙いにおすすめのルアー

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