こんにちは、現役釣具屋店員のみきやです。
エギングを始める人が、ロッドやリールの次に迷うのがPEラインです。
売り場には同じような細い糸がずらっと並んでいて、号数も長さも色もいろいろあるので、どれを巻けばいいのか分かりにくいと思います。
お店でも「PEって何号を巻けばいいですか?」「安いのでも大丈夫ですか?」と、よく相談されます。
私はこれまで1,000匹以上のイカを釣り、100種類近いエギを使ってきました。
その経験と、釣具屋の売り場で見てきた売れ方から、エギングのPEラインを7本選んで順位をつけました。
ランキングの前に、号数(太さ)と長さ、4本編みと8本編みの違い、ラインの色の選び方を説明します。
後半では、リーダーの合わせ方と、PEラインを長持ちさせる巻き替えの目安も紹介します。
エギングのPEラインは何号?太さは0.6号が基本、0.8号にする場面

ナイロンは伸びるので、シャクった力がエギに伝わりにくく、イカが触ったときの小さな変化も手元に届きにくくなります。
フロロは硬くて重いぶん、細くしても飛距離が出にくいです。
PEは細くて伸びがほとんど無いので、遠くへ飛ばしやすく、エギの動きやアタリが分かりやすくなります。
だからエギングのメインラインは、PEが基本です。
そのPEの太さは、基本的には0.6号がいちばんのおすすめです。
私もメインで使っているのは0.6号です。
釣具屋でエギング用に売れるPEラインも、私の体感では、0.6号が6割、0.8号が3割、それ以外の号数が1割くらいです。
| 号数 | 使う場面 | お店での売れ方 |
|---|---|---|
| 0.6号 | 基本。まず1本目はこれ | 6割 |
| 0.8号 | 根ズレ・大型・3.5号以上・ほかの釣りと兼用 | 3割 |
| それ以外 | 0.4〜0.5号、1号など | 1割 |
基本は0.6号|風と潮に強く、エギが沈むのを邪魔しにくい
ラインは細いほど、風や潮の流れを受ける面が小さくなります。
エギングはエギを沈めている時間が長い釣りなので、糸が風でふくらみにくい細さのほうが、エギを狙った場所に届けやすいです。
一方で、細すぎると根ズレや、キャストのときに糸の途中で切れる高切れが増えます。
飛距離と扱いやすさ、切れにくさの釣り合いが取れているのが0.6号で、リーダーもフロロの2号前後と合わせやすい太さです。
0.4〜0.5号はさらに細いので、飛距離は伸びますが、根ズレや高切れには弱くなります。
秋の小さいイカが中心の釣り場で使う人もいますが、売れ方でいうと少数派です。
最初の1本は、0.6号から始めてください。
0.8号を使う場面|根ズレ・大型・3.5号以上・ほかの釣りへの流用
私も、場面によっては0.8号を使います。
- 根ズレが気になる場所:岩や海藻にラインがこすれやすい磯や、藻場の濃いポイント
- 大型が混じる時期:春の親イカのように、キロを超えるイカが掛かる時期
- 3.5号以上のエギがメインの場面:重いエギを思い切り投げる日
- ほかの釣りにも使いたい人:0.8号はシーバスやほかのライトゲームでも使いやすい号数なので、流用するなら最初から0.8号でOK
0.8号にするときも、私が巻くのは1位のアバニX8の0.8号です。
1号以上は太すぎる|糸が風を受けて、着底が分かりにくい
エギングで1号以上のPEを巻いている人も、たまに見かけます。
太いほど切れにくくはなりますが、そのぶん糸が風や潮を受けやすく、エギが沈むスピードも遅くなります。
糸がふくらむと、エギが底に着いたときの合図が手元に伝わりにくくなります。
着底が分からないと、根掛かりも増えますし、イカがいる深さを探すのも難しくなります。
磯で大型だけを狙うような特別な場面を除けば、エギングに1号以上は要りません。
ほかの釣りの糸をそのまま使っているなら、0.6号か0.8号に巻き替えるだけで、エギングがかなりやりやすくなります。
巻き替えるなら、私が使っているランキング1位のPEの0.6号がおすすめです。
値段を抑えたいなら、3位のピットブル8+でも十分です。
エギング用PEラインの選び方|長さ・編み数・硬さ・色

次は長さ、編み数、ラインの硬さ、色の4つです。
どれも、使ってみると釣りやすさの差が出るところです。
長さは150mで困らない。私は200mを買って長く使う
エギングで使う糸の長さは、150m巻いておけば困ることはありません。
ただ、エギング用の2500番クラスのリールなら、0.6号を200m巻けることが多いです。
なので私は200mを買って、劣化してきたら先のほうを切って、長く使っています。
- 200mがおすすめの人:少しでも巻き替えの回数を減らしたい人、コーティングをこまめにする人
- 150mがおすすめの人:巻き替えをよくする人、エギングに行く回数が少なくて安く抑えたい人
同じ1位のPEでも、150m巻きもあります。
巻き替えのたびに新しくしたい人は、こちらのほうが安く済みます。
リールは、スプールに糸がいっぱいまで巻かれていないと飛距離が落ちます。
150mで埋まらない分は、先にナイロンなどを巻いておく「下巻き」で足します。
そのクラスのリールが、シマノならC3000S、ダイワならLT2500Sのような浅溝スプールで、代表的な機種なら0.6号の200mを下巻きなしでそのまま巻けます。
自分のリールに何m巻けるかは、スプールの側面やメーカーの仕様に「PE 0.6-200」のように書いてあります。
4本編みと8本編み|迷っているなら8本編みを選ぶ
PEラインは、細い糸を何本で編んでいるかで、4本編み、8本編みなどに分かれます。
4本編みは絶対ダメかと言われたら、そうではありません。
十分エギングはできますし、安いので手も出しやすいと思います。
PEラインが使われ始めたころは、4本編みが主流でした。
ただ、今のルアーフィッシングでは8本編みが主流です。
値段を抑えたいなど理由があって選ぶならいいですが、迷っているなら、8本編みを選んだほうが絶対にいいと断言できます。
8本編みは細い糸を多く編むので、表面がツルツルになりやすいです。
それに比べると、4本編みは明確に飛距離が劣ります。
私がいちばん気になるのは、ガイドへの引っ掛かりです。
最近はガイドもいい素材が多いので昔ほどではありませんが、4本編みはガイド鳴りがしたり、ライントラブルになったりしやすいので、初心者の方は注意してください。
安く8本編みを始めるなら、3位のピットブル8+が事実上いちばん安い、まともな1本です。
8本編みより1本多い、9本編み(9本撚り)のラインもあります。
ランキング4位のアバニ エギング マックスパワーPE X9がこのタイプで、8本編みより硬く、ハリのある仕上がりです。
しなやかなラインと、ハリのあるライン|飛距離か操作性か
同じ8本編みでも、メーカーやシリーズで、糸の硬さ(ハリとコシ)がかなり違います。
どちらが上というより、好みと使う場面で選ぶところです。
| タイプ | 得意なこと | ランキングの例 |
|---|---|---|
| しなやか | 飛距離が出やすい・トラブルが少ない | 1位 アバニX8 |
| ほどほど | クセがなく人を選ばない | 3位 ピットブル8+・5位 デュラセンサー×8 LD |
| ハリがある | エギの操作性・風に強い | 4位 アバニX9・2位 アップグレードX8 |
しなやかなラインは、ガイドへの抜けがよく、飛距離が出しやすいです。
ハリのあるラインは、シャクったときの力がエギに伝わりやすく、風が強い日も糸がまとまりやすいです。
初めてPEを巻く人は、ハリが強すぎず、しなやかすぎないものから入ると扱いやすいと思います。
ラインの色とマーカー|見やすさと、何m出たかで選ぶ
エギングのPEは、色とマーカー(印)の入り方も商品ごとに違います。
見るポイントは、自分の目で見やすいかと、どれくらい糸が出たかが分かるかの2つです。
- 見やすさ:エギングはエギを沈めている間に、糸の動きでアタリを取ることがあります。ピンクや黄緑のような目立つ色は、日中でも糸の動きを追いやすいです
- マーカー:一定の間隔で色や印が入っていると、何m投げたか、エギがどれくらい沈んだかの目安になります
- 色の切り替え:10mごとに色が変わるラインは、飛距離や、イカが乗った距離を覚えておくのに便利です
ランキングの7本と、3位で触れるセフィア8+は、色とマーカーがこう分かれます。
| PEライン | 色 | マーカー |
|---|---|---|
| アバニX8・X9 | 白 | 白2mと色付きマーカー50cmの繰り返し(約2.5mおき) |
| アップグレードX8 | グリーン | 1mごとに白いマーク |
| ピットブル8+ | ピンク | なし(1色) |
| セフィア8+ | 10mごとに5色 | 色の切り替え |
| デュラセンサー×8 LD・×4 LD | 10mごとに5色 | 色の切り替え(×8 LDは1mと5mの印も) |
| ピットブル8 | ライムグリーン | なし(1色) |
白いラインは夜や朝夕のうす暗い時間は見やすいですが、日中は水面の反射にまぎれて見えにくいことがあります。
日中に糸が見えにくいと感じたら、偏光グラスを試してみてください。
初めてPEを巻くなら、ピンクのような日中に見やすい色か、マーカーや色分けの入ったものが扱いやすいです。
エギングのPEラインおすすめランキング7選|釣具屋店員が選ぶ最強の1本とコスパの1本

号数はすべて、基本の0.6号で比べています。
どれから見ればいいか迷ったら、次のように選んでください。
- 値段を気にせずエギングを極めたい:1位 アバニX8
- エギング以外のルアー釣りにも使いたい:2位 アップグレードX8
- 初めてのPEで、値段を抑えつつちゃんとしたものが欲しい:3位 ピットブル8+
- ロッドとリールをエメラルダスで揃えている:5位 デュラセンサー×8 LD
7本を一覧にすると、次のとおりです。
名前を押すと、その順位の紹介へ飛びます。
表は横にスクロールできます。
| 順位 | PEライン | 価格帯(0.6号) | 編み数 | 0.6号の強力 | こんな人に |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | バリバス アバニ エギング マックスパワーPE X8 | 3千円前後(150m) 4千円前後(200m) | 8本 | 14.5lb | 値段を気にせずエギングを極めたい |
| 2 | よつあみ エックスブレイド アップグレードX8 | 2千円台後半 | 8本 | 14lb | ほかのルアー釣りにも使いたい |
| 3 | シマノ ピットブル8+ | 2千円前後 | 8本 | 14.8lb | 初めてのPEで、安くてまともな1本が欲しい |
| 4 | バリバス アバニ エギング マックスパワーPE X9 | 3千円台後半 | 9本 | 14lb | 硬めのラインが好き |
| 5 | ダイワ UVF エメラルダスデュラセンサー×8 LD+Si2 | 2千円台前半(200m) | 8本 | 11lb | エメラルダスで揃えたい・根の荒い場所 |
| 6 | ダイワ UVF エメラルダスデュラセンサー×4 LD+Si2 | 1千円台前半(200m) | 4本 | 10lb | 慣れた人で、とにかく安く |
| 7 | シマノ ピットブル8 | 1千円台前半 | 8本 | 14.5lb | とにかく安く。ただ買い直す人も多い |
価格は変動するので幅で示しています。
正確な価格は各商品リンクから確認してください。
セール時は幅より安くなることもあります。
強力はメーカーの表示で、測り方はメーカーごとに違うので、数字の大小だけで強さは比べられません。
第1位 バリバス アバニ エギング マックスパワーPE X8|私も愛用する最強のPEライン
1,000匹以上のイカを釣ってきた私がたどり着いた結論が、このアバニX8です。
私自身が愛用している、最強のPEラインです。
飛距離、感度、強度、トラブルの少なさ、耐久性の、全部において最高峰の1本だと思っています。
- 値段を気にせず、エギングを極めたい人
- 飛距離を少しでも伸ばしたい人
- インターラインのロッドを使っている人
- 糸の出た長さを数えながら釣りたい人
ラインの色は白で、白い部分2mごとに、50cmの色付きのマーカーが入っています(マーカーはおよそ2.5mおき)。
エギが沈む間に糸の出た長さをカウントしやすいなど、細かいところまでエギング専用に作られていて、本当に使いやすいラインです。
しなやかな作りなので、特に飛距離は圧倒的です。
トラブルも少ないので、ガイドの代わりに竿の中に糸を通す、インターラインのロッドを使う人にもおすすめです。
バリバスの説明では、原糸を緻密に組み上げた8本撚りで、表面はシルクのようななめらかさとされています。
非フッ素のコーティング(SP-V)で、ガイドとの摩擦を減らしています。
号数は0.4号から1号まで、長さは150mと200mがあります。
私がメインで使っているのも、このアバニX8の0.6号を200m巻いたものです。
上のリンクは私と同じ0.6号の200m巻き、下は150m巻きです。
欠点といえる欠点はありませんが、しいて挙げるなら、値段と、日中の糸の見えやすさがやや悪いことくらいです。
見えやすさは、私は偏光グラスをかけているので気になりません。
値段は高めですが、私は手入れをしながらこのラインを2年使ったこともあります。
釣具屋でも人気が高く、お客様にも自信を持っておすすめしています。
もっとパリッとした、ハリのある糸が好きな人には、同じシリーズの4位で紹介するアバニX9のほうがおすすめです。
第2位 よつあみ エックスブレイド アップグレードX8|お店でいちばん人気の万能PE
エギングのPEで、釣具屋でもいちばん人気が高いのが、このアップグレードX8です。
私もお客様におすすめすることが多いラインで、強度にすぐれていて、感度や飛距離もかなり高い水準の、万能なPEラインです。
値段も、ハイエンドのPEほど高くなく、手が出しやすいです。
- エギング以外のルアー釣りにも使いたい人
- シャクったときのエギの操作性を重視する人
- 強度と値段のバランスで選びたい人
エギング専用の設計ではなく、シーバスやライトショアジギング、サーフのヒラメやマゴチまで、ルアー釣り全般で使えるので、ほかの釣りも含めるとコスパは最高です。
ハリとコシが強く、やや硬めの設計なので、エギの操作性にすぐれています。
色はグリーンで、1mごとに白いマークが入っています。
唯一の欠点は、強めにコーティングされているぶん、それが落ちてくると飛距離が少し落ちることです。
PEにシュッのようなスプレーで、定期的にかけ直すのがおすすめです。
PEにシュッの使い方や効果は、当サイトの編集長がPEにシュッのインプレでくわしく書いています。
第3位 シマノ ピットブル8+|事実上いちばん安い、まともなエギング用PE
コスパのいいラインを探している人に、釣具屋でも私がおすすめしているのがピットブル8+です。
比較的安いのに、エギングに必要な性能はしっかり備えています。
これ以上値段を下げると、どこかに妥協する部分が出てくるので、事実上いちばん安い、まともなエギング用のPEラインだと思っています。
- 初めてPEラインを買う人
- 値段を抑えつつ、ちゃんとしたラインを使いたい人
- ほかのルアー釣りにも使い回したい人
適度なしなやかさがあって、色もピンクで見やすいので、初心者でも扱いやすいです。
コーティングもきつすぎないので、初めて使うときからしっかり性能を引き出せます。
色は落ちやすいほうですが、ピンクなので、色落ちしても糸はちゃんと見えます。
エギング用にはシマノのセフィアシリーズのPEもあります。
店員として見ていると、実はベースはピットブルと一緒で、性能にほぼ変わりはないと思っています。
0.6号の強力の表示も、ピットブル8+とセフィア8+はどちらも14.8lbです。
セフィア8+は10mごとに色が変わる5色のラインです。
メーカーの価格は同じですが、通販の実売ではセフィア8+のほうがやや高いことが多く、差は数百円以内です。
同じ値段で並べている店もあるので、色や見た目にこだわらないなら、ピットブル8+で十分です。
セフィアのリールに合わせて見た目を揃えたい人は、セフィア8+を選んでください。
セフィアのリールは、シマノのエギングリール全機種一覧で紹介しています。
第4位 バリバス アバニ エギング マックスパワーPE X9|ハリのある9本編み
硬めのラインが好きな人には、アバニX9をおすすめします。
1位で紹介したバリバスのエギング用PEラインの、9本編みのバージョンです。
アバニのエギング用PEの中では、比較的新しいラインです。
8本で編んだ糸の中心に、さらに糸を1本入れることで、9本の作りになっています。
バリバスはこの作り方をコアインプット製法と呼んでいて、表面は樹脂の膜で覆うコーティング(SP-TⅡ)です。
X8と比べるとしなやかさは無く、かなり硬めの仕上がりです。
そのぶんエギの操作性と強度にすぐれ、コシとハリがあるので、風が強いときなどにも強いです。
私はX8とX9の両方を使っていますが、飛距離はX8にやや劣ります。
色はX8と同じ白で、マーカーの入り方もX8と同じです。
第5位 ダイワ UVF エメラルダスデュラセンサー×8 LD+Si2|クセのない、人を選ばない1本
ダイワのエメラルダスシリーズのエギング用PEラインです。
ロッド、リール、ラインをエメラルダスシリーズで統一している人も多く、人気のPEラインの1つです。
ダイワのエギングリールは、ダイワのエギングリール全機種一覧で紹介しています。
私も、エギングロッドは何本も使い分けていますが、エメラルダスのロッドを使うときは、このラインを使うことも多いです。
見やすい色のラインが10mごとに5色で切り替わり、さらに1mごと・5mごとにも印が入っています。
ハリはありすぎず無さすぎず、しなやかさもほどほどで、人を選ばずに使いやすい仕上がりです。
ダイワの表示では、耐摩耗性が300%以上(当社比)とされていて、根や岩礁帯のようなハードなエリアに強いラインです。
一方で、直線の強度に関しては、私はやや弱く感じます。
0.6号の強力の表示は11lbです。
値段は安めなので、初心者にもおすすめできる1本です。
このLDは200m巻きのモデルで、メーカーの用途はイカメタルやボートエギング、ティップラン向けとされていますが、0.6号で10mごとに色が変わるので、陸からのエギングにもそのまま使えます。
第6位 ダイワ UVF エメラルダスデュラセンサー×4 LD+Si2|安くて出来のいい4本編み
同じエメラルダスシリーズの、エギング用の4本編みラインです。
値段がかなり安いので、釣具屋でも人気の売れ筋商品です。
4本編みなので、強度や飛距離、トラブルの少なさは、高級な8本編みのラインに比べると明確に劣る部分もあります。
それでも、値段のわりにはかなり出来がいいラインです。
私自身は、初心者の方には、もう少し高いPEラインをすすめることが多いです。
なのでこのラインは、エギングに慣れた中級者以上で、とにかく値段を抑えたい人におすすめです。
5位の×8 LDと同じ200m巻きのLDで、色分けも同じ、陸からのエギングにも使えます。
4本編みと8本編みの違いは、選び方の4本編みと8本編みで説明しています。
第7位 シマノ ピットブル8|8本編みなのに驚くほど安い
8本編みのPEなのに驚くほど安く、発売当初はかなり話題になったシマノのPEラインで、釣具屋でも人気が高いです。
値段から考えると文句のない仕上がりですが、それはあくまで、この値段の中での話です。
中価格帯以上のラインに比べると、トラブルの少なさ、耐久性、飛距離、強度が1段階落ちます。
それでも、とにかく安くしたい人には選択肢になります。
愛用している人も多いラインですが、これを買われたお客様で、やっぱりトラブルや強度が気になって買い直される方も多いです。
最初から買い直しを避けたいなら、3位のピットブル8+まで上げておくのがおすすめです。
PEラインに合わせるリーダー|0.6号ならフロロ2号前後

PEラインは、こすれに弱いので、先にフロロカーボンのリーダーを80cm前後結んでから、エギを付けます。
太さは、PE0.6号ならリーダー2号前後、0.8号なら2〜2.5号が目安で、根の荒さや狙うイカの大きさで調整します。
秋の小さいイカが中心なら1.75号、春の大型を狙うなら2.5〜3号まで上げます。
私が使っているリーダー|バリバス アバニ エギングショックリーダー
私がエギングで使っているリーダーは、バリバスのアバニ エギングショックリーダーです。
エギング用に作られたフロロカーボンのリーダーで、号数別のスプールバンドが付いているので、太さの違うものを何個か持っていても取り違えにくいです。
太さは、PE0.6号に合わせるなら2号から選ぶと迷いません。
バリバスの解説でも、足元から深い場所ではPE0.6号にフロロカーボン2号、遠浅の場所では0.8号に2.5号を組み合わせる例が紹介されています。
リーダーの素材や結び方は、エギングのリーダーの選び方でくわしく解説しています。
PEの号数からリーダーの太さを出すなら、リーダーの太さの自動計算ツールが早いです。
PEラインの巻き替えと長持ちのさせ方

PEラインは、ナイロンのように水を吸って弱くなることは少ないですが、使っているうちに表面がこすれて毛羽立ち、コーティングも落ちていきます。
替えどきと、長く使うコツを紹介します。
巻き替えは半年〜1年に1回が目安
PEラインの巻き替えの頻度は、半年〜1年に1回くらいがおすすめです。
ただ、きちんと手入れをすれば、もっと長く使えます。
私の場合は、1位のアバニX8を2年使ったこともあります。
そのときは、200m巻いておいて、毛羽立ちやざらつきが気になったら糸の先だけ10mくらい切り、PEにシュッで定期的にコーティングして、釣行後はたまに洗う程度でした。
それでも、大きな劣化もなく使えていました。
毛羽立ちやざらつきを感じたら、先を切る
PEラインが傷むのは、ほとんどが先のほうです。
キャストやシャクリでガイドにこすれ、根や岩に触れるのも、先の数十mだからです。
指で糸の先をつまんでなでてみて、毛羽立ちやざらつきを感じたら切りどきです。
200m巻いておけば、何度か切っても長さに余裕があるので、それだけ巻き替えまでの期間を延ばせます。
切り詰めていって、遠投したときに下巻きが見えそうなくらいまで減ったら、巻き替えどきです。
コーティングスプレーと、釣行後の手入れ
コーティングが落ちると、糸がガイドに引っかかりやすくなり、飛距離も落ちます。
そこで、PEにシュッのようなコーティングスプレーで、定期的にかけ直します。
スプールに巻いたままの糸に吹きかけるだけなので、手間もかかりません。
乾かす時間などの細かい使い方は、買ったタイプの説明に従ってください。
釣行のあとは、たまにリールごと真水で洗って、塩を落としておく程度で大丈夫です。
エギングのPEラインでよくある質問

Q. エギングで最強のPEラインはどれですか?
私の答えは、1位のアバニX8です。
理由は1位の項に書いたとおりで、私自身が愛用しています。
Q. ナイロンラインでもエギングはできますか?
できなくはありませんが、おすすめしません。
冒頭に書いたとおり、伸びるのでシャクリもアタリも鈍ります。
値段が理由なら、ピットブル8のような安いPEから始めてみてください。
Q. 0.6号と0.8号で、釣果は変わりますか?
号数で変わるのは、主に扱いやすさと切れにくさです。
0.6号は風や潮の影響を受けにくく、エギを狙った深さに届けやすい太さで、0.8号は根ズレや大型に強い太さです。
迷ったら0.6号にして、春の大型狙いや根の荒い場所では0.8号にしてください。
Q. 高比重のPEラインは必要ですか?
最初のうちは、普通のPEラインで十分です。
高比重PEは一般的なPEより沈みやすく、水になじませやすいので、風が強い日に使われるラインです。
エギングに慣れて、風の日の釣りをもっと詰めたくなったら試してみてください。
Q. 下巻きは必要ですか?
エギング向きの浅溝スプール(C3000S・LT2500Sなど)に200m巻くなら、下巻きは要らないことが多いです。
150mだけ巻くときや深溝のスプールは、ナイロンの下巻きで足します。
リールの番手の選び方は、エギングリールのおすすめで紹介しています。
Q. 安いPEラインでも大丈夫ですか?
エギングはできます。
ただ、7位のピットブル8のように、安いラインは安いなりに、トラブルや強度で中価格帯との差が出ます。
4本編みは、飛距離とガイドへの引っ掛かりでも差が出ます。
値段を抑えたいなら、3位のピットブル8+あたりが、ちゃんと使えるラインの入り口だと思います。
Q. エギング専用のPEラインでないとダメですか?
専用でなくても使えます。
2位のアップグレードX8も3位のピットブル8+も、エギング専用の設計ではありませんが、エギングで十分使えます。
専用のラインは、マーカーの入れ方などが細かいところまでエギング向けに作られているのが違いです。
ほかの釣りにも使うなら汎用、エギングだけなら専用、と考えると選びやすいです。
Q. ピットブル8とピットブル8+は、どちらがいいですか?
エギングなら、ピットブル8+をおすすめします。
違いは7位のピットブル8の項で書いたとおりです。
とにかく安く始めたい人はピットブル8、買い直しを避けたい人はピットブル8+を選んでください。
まとめ|迷ったら0.6号の8本編み
- 太さはまず0.6号。根ズレ・大型が混じる時期・3.5号以上のエギが中心なら0.8号
- 長さは150mで困らない。巻き替えを減らしたい人やコーティングをこまめにする人は200m
- 迷ったら8本編み。4本編みは飛距離とガイドへの引っ掛かりに注意
- 私の最強はアバニX8。万能で人気ならアップグレードX8、安くてまともな1本ならピットブル8+
- 巻き替えは半年〜1年に1回。先を切ってコーティングすれば、もっと長く使える
1位から3位までのPEラインを、もう一度並べておきます。
あわせて読みたい
エギングのロッド・リール・リーダーの選び方と、釣れないときの見直し方は、こちらの記事でまとめています。






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