こんにちは、つりはる編集長のはるです。
ダイワのシーバスロッドは、2026年9月時点で公式のシーバスの一覧に12シリーズあります。
ラテオ、ラブラックス、モアザン、ブランジーノと名前は聞いたことがあっても、どれが上でどれが下か、値段の差が何の差なのかは、棚を見ても分かりにくいと思います。
12シリーズを年式つきで並べ(ショアの8シリーズは安い順)、違いは、同じ番手(86ML)の重さと、その値段で初めて入る機構で比べます。
番手は86ML・Kのように書きます。
86=8ft6in(96なら9ft6in)、ML=硬さ(L<ML<M<MH<H)、・K=24ラテオの世代記号(世代記号はシリーズごとに別で、モアザンは・J)、-4=4本継、Bが付けばベイト、BSはボート用です。
私はラテオを全世代使ってきて、使った本数は10本以上、今も手元に8本あります。
比べるのは86MLで揃えますが、私が薦めるのは、番手も含めて次のとおりです。
| こんな人 | おすすめ | 実売の目安 |
|---|---|---|
| 迷ったら | 24ラテオ 86ML 私の本命。港湾から河川まで1本で回すなら93ML | 2万円台前半 |
| 安く始めたい | スカイハイ 86ML 1万円前後ならシーバスフラットX 90ML | 1万円台半ば |
| 最高峰が欲しい | 21モアザン ブランジーノ EX AGS 94ML いま買えるダイワの一番上。硬めでパワー重視 | 7万円台 |
86MLにするのは、港湾や小場所、ナイトゲームの釣りに合っていて、足りなくなったら9ft台を買い足すほうが後悔しにくいからです。
最初から港湾と河川を1本で回すと決めているなら、万能の93MLにしてください。
安く始めるなら、1万円台半ばのスカイハイです。
X45とカーボンモノコックリアグリップが入り、同じ86MLで、1万円前後のシーバスフラットXより5g軽い竿です。
2万円台前半まで予算を上げられるなら、圧倒的な軽さと高感度で24ラテオです。
最高峰はモアザン ブランジーノ CGSですが、購入資格を申し込んだ人だけが店で注文できる限定生産で、2026年の受付は終わっています。
いま普通に買えるダイワのシーバスロッドの一番上が、ブランジーノ EX AGSです。
ダイワのシーバスロッド全12シリーズ一覧【値段・年式・番手数】

岸から投げるショアの8シリーズは安い順に、ボート用などの4シリーズは別の表に並べます。
実売はAmazonの2026年9月時点の目安で、時期によって上下します。
正確な価格は各商品リンクで確認してください。
表は横にスクロールできます。
ショアの8シリーズ(値段の安い順)
| シリーズ | 実売の目安 | クラス | 86MLの自重 | 年式 | 番手数 |
|---|---|---|---|---|---|
| シーバスフラットX | 1万円前後 | エントリー | 130g | 23 | 5 |
| スカイハイ | 1万円台半ば | エントリー | 125g | 25 | 12 |
| ラテオ | 2万円台前半 | ミドル | 120g | 24 | 27 |
| ラブラックスAGS | 3万円台後半〜4万円前後 | ミドルの一番上 | 112g | 21 | 12 |
| モアザン | 5万円台後半〜6万円台 | ハイエンド | 118g | 25 | 15 |
| モアザン ワイズメン | 5万円台後半〜 | 長尺専用 | ― | 17 | 5 |
| モアザン ブランジーノ EX AGS | 7万円台 | ハイエンド | 111g(87ML) | 21 | 9 |
| モアザン ブランジーノ CGS | 税抜17万円台〜(受付終了) | 最高峰 | ― | 26 | 3 |
※ブランジーノ EX AGSには86MLが無いので、近い87MLの自重です。
CGSは3本とも86MLに当たる番手がありません。
ボート用とベイトの4シリーズ
| シリーズ | 年式 | 番手数 | 用途 |
|---|---|---|---|
| スカイハイ ボートゲーム | 25 | 5 | ボートシーバス。1万円台後半 |
| ラテオ BS | 23 | 9 | ボートシーバス。ラテオのボート版 |
| ラブラックスAGS BS | 22 | 7 | ボートシーバス。ガイドがAGS |
| モアザン ブランジーノ EX AGS ベイトモデル | 24 | 3 | ベイトキャスティング |
※年式はシリーズの世代です。
モアザンの15番手には、2026年9月に追加されたベイト3本(93LMLB・95MLMB・104MB)を含みます。
ラテオの27番手も、ベイトと4本継を含めた数です。
ルアーニストとリバティクラブ ルアーも現行ですが、シーバス専用ではない汎用のロッドなので、12には数えていません。
ランクと違い|同じ86MLで並べると、ラテオからモアザンで2gしか軽くならない

クラスは一覧表のとおり、エントリー2・ミドル2・ハイエンド2で、その上に限定生産のCGS、横に長尺専用のワイズメンが付きます。
86ML(ブランジーノ EX AGSは87ML)は、どのシリーズも適合ルアー7〜35g、PE0.6〜1.5号(ラテオは0.8〜1.5号)で、番手のスペックはクラスで変わりません。
変わるのは自重と、その値段で初めて入る機構です。
ラテオ(120g)からモアザン(118g)で、値段は2倍以上になりますが、自重は2gしか変わりません。
モアザンで払うのは軽さではなく、ブランクス(竿本体のカーボンの管。モアザンはSVFコンパイルXナノプラス)と継ぎ(V-JOINTα)です。
同じ86MLなら、ガイドがカーボンになるラブラックスAGS(112g)が、モアザンより軽くて安い竿です。
ただし、差がこれだけ小さいのは、港湾や河川で使うMLの番手の話です。
Mの番手では差が開き、96Mはラテオ147g、モアザン135g、ラブラックスAGS 136gで、ラテオとモアザンは12g違います。
ラテオとモアザンの差が釣りで出るのは、粘りとパワーです。
モアザンは高弾性のトレカM40Xを樹脂を減らして成型したブランクスで、大型魚にも負けない粘りとパワーを出しています。
2〜3万円台のミドルクラスで十分なのは、シーバスを始めて1〜2年で基本を身につけている段階の人や、釣行が週末に月2〜3回くらいの人です。
モアザンの値段が活きるのは、感度の差で釣果が変わることを実感できる人、釣りのスタイルが確立していて特化した性能が欲しい人、いい道具を使う満足感を大切にしたい人です。
まずラテオから始めて、もっと上を目指したくなったらモアザンに手を出す順番が、一番後悔しません。
機構で並べると、段差は次のとおりです。
| シリーズ | 初めて入るもの | 何が変わるか |
|---|---|---|
| シーバスフラットX | ブレーディングX+Kガイド | ブランクスのネジレを抑え、PEが絡みにくい |
| スカイハイ | X45・エアセンサーシート・カーボンモノコックリアグリップ | ネジレに強い繊維の巻き方(X45)。リアグリップの中空カーボンは、ダイワのシーバスロッドでスカイハイが初めて |
| ラテオ | V-JOINT+CCグリップ | 継ぎ目まで素直に曲がる継ぎ方と、引き手をまっすぐ振り抜ける形のリアグリップ(シーバスロッドで初めて) |
| ラブラックスAGS | AGS | ガイドのフレームがカーボンになり、竿先が軽くなる |
| モアザン | SVFコンパイルXナノプラス・V-JOINTα・ZERO_SEAT | ブランクスの素材と継ぎ、リールシートが上のクラスに変わる(CCグリップはラテオから引き継ぐ) |
| ブランジーノ EX AGS | ブランジーノ専用のブランクス設計 | 新しい機構は入らず、同じ系統の技術で87MLが111gまで軽くなる |
| ブランジーノ CGS | CGS(カーボングリップ)+トレカM46X | グリップまでカーボンにした限定生産 |
階段は1本道ではありません。
スカイハイにはラテオに無いカーボンモノコックリアグリップがあり、ラテオにはスカイハイに無いV-JOINTとCCグリップがあります。
それでも私がラテオを本命にするのは、この値段で初めて継ぎがV-JOINTになり、グリップがCCグリップになるからです。
ラテオは「ロッドを曲げてルアーを飛ばす」竿で、曲がりの素直さを決める継ぎと、振り抜きを決めるグリップが、この帯で揃います。
ダイワのシーバスロッド|シーバスフラットXからブランジーノまで、どれを買うか
シーバスフラットX|1万円前後で失敗しにくい1本
実売1万円前後。
2023年のシリーズで、番手は5本です。
ネジレに強いブレーディングXと、PEが絡みにくいKガイドが入ります。
「まず失敗しにくい1本」を選ぶなら、シーバスフラットXが最有力だと思っています。
90MLで135gと、この値段では軽い竿です。
番手は90ML(135g・7〜35g・PE0.6〜1.5号)。
シーバスを中心に、ヒラメ・マゴチにも回しやすい番手です。
| 番手 | 自重 | ルアー | PE |
|---|---|---|---|
| 86ML | 130g | 7〜35g | 0.6〜1.5号 |
| 90ML | 135g | 7〜35g | 0.6〜1.5号 |
| 96ML | 145g | 7〜35g | 0.6〜1.5号 |
| 96M | 160g | 10〜50g | 0.8〜2号 |
| 100M | 170g | 10〜50g | 0.8〜2号 |
25スカイハイ|1万円台半ばで、カーボンモノコックのグリップ
実売1万円台半ば。
2025年に出たシリーズで、12番手あります。
シーバスのほか、フラット・ライトショアジギング・チニングまで対象にした汎用寄りのシーバスロッドです。
X45とエアセンサーシートに加えて、リアグリップが中空のカーボン(カーボンモノコックリアグリップ)です。
ダイワのシーバスロッドでこのグリップが入ったのはスカイハイが初めてで、86MLで125gと、シーバスフラットXより5g軽くなります。
以前のシーバスハンターXは公式の一覧から外れていて、1万円台のダイワでは、今はスカイハイがその位置にあります。
2万円台前半まで出せるなら、V-JOINTとCCグリップの入るラテオを見てください。
番手は86ML(125g・7〜35g・PE0.6〜1.5号)が港湾の1本目です。
12番手のうち、シーバスで使いやすいのは次のあたりです。
| 番手 | 自重 | ルアー | PE |
|---|---|---|---|
| 86ML | 125g | 7〜35g | 0.6〜1.5号 |
| 90ML | 131g | 7〜35g | 0.6〜1.5号 |
| 96ML | 136g | 7〜35g | 0.6〜1.5号 |
| 96M | 148g | 10〜50g | 0.8〜2号 |
| 100M | 153g | 10〜50g | 0.8〜2号 |
| 106M | 166g | 10〜50g | 0.8〜2号 |
24ラテオ 86ML|迷ったらこれ。私の本命
実売2万円台前半。
2024年8月のフルモデルチェンジで出て、2025年に4本継が加わり、今は27番手あります。
ミドルクラスまでのシーバスロッドで一番おすすめを聞かれたら、私の答えは24ラテオです。
ラテオは全世代使ってきましたが、現行のラテオは最高におすすめできる竿です。
特徴は、しっかり曲がることです。
ルアーの重さを竿に乗せてキャストすると気持ちよく曲がって、そこからの反発で飛距離が素直に伸びます。
魚を掛けてからも深く曲がって追従してくれるので、バラしにくさにもつながります。
私はハイエンドのシーバスロッドも何本も持っていますが、それでもラテオはずっと1軍のロッドです。
本当に使いやすくて、ミドルクラスとは思えない性能です。
つりはるのメンバーも、全員がラテオを持っています。
シーバスロッドとしてコスパ最強で、誰にでも薦められる竿ですが、サーフやライトショアジギングなど、色んな釣りに流用できる万能ロッドとしてもおすすめです。
かなり軽いので、女性にもおすすめできます。
番手は86ML(120g・7〜35g・PE0.8〜1.5号)。
ラテオの軽さと繊細さを一番活かせる番手で、ナイトゲーム中心のシーバスや、軽いルアーを丁寧に操作する釣りにめっぽう強く、疲れにくい1本です。
カマスやタチウオなど、ライト寄りの釣りにも回せます。
ラブラックスAGS|3万円台後半から、ガイドがカーボン
実売3万円台後半〜4万円前後。
2021年のシリーズで、12番手あります。
ガイドのフレームがカーボンのAGSが入るのは、この値段からです。
86MLで112gと、上のモアザン(118g)より軽い竿です。
ラテオから、カタログの自重と竿先をもっと軽くしたい人に向きます。
ラテオと同じ番手で並べると、86MLで8g、96MLで5g、100Mで8g軽くなります。
ラブラックスAGSにもV-JOINTは入っていますが、CCグリップは入っていません。
CCグリップが入るのはラテオと、25モアザンです。
| 番手 | ラブラックスAGS | ラテオ(24) |
|---|---|---|
| 86ML | 112g | 120g |
| 93ML | 123g | 130g |
| 96ML | 130g | 135g |
| 96M | 136g | 147g |
| 100M | 144g | 152g |
25モアザン|ダイワのハイエンドの万能ロッド
実売5万円台後半〜6万円台。
2025年秋のフルモデルチェンジで、スピニング12本に、2026年9月にベイトが3本加わりました。
監修の現役釣具屋店員・みきやがメインで使っているシリーズです。
尖ったレーシング系というより、どんな状況でも使えるハイエンドで、初心者から上級者まで扱いやすい竿です。
ブランクスはトレカM40XをSVFコンパイルXナノプラスで成型したもので、ガイドはAGS、継ぎはV-JOINTαです。
エクスセンス∞が「感度と軽さで勝負する万能ロッド」なら、モアザンは「しなやかさとパワーで勝負する万能ロッド」だと思っています。
番手は、港湾向けの83L/ML(110g)から、サーフ向けの106M/MH(170g)まで。
96ML/M・Jや93ML/M・Jのように、MLとMの間の番手が多いのがモアザンの特徴です。
私がハイエンドのランキングで薦めた番手は96ML/M・J(133g・7〜40g・PE0.6〜1.5号)です。
MLの穂先でショートバイトを弾きにくく、Mのバットでランカークラスも余裕を持ってファイトできる番手です。
21モアザン ブランジーノ EX AGS 94ML|パワーのある竿が好きな人に
実売7万円台。
2021年10月に出たシリーズで、番手は87LML(97g)から1010ML/M(153g)まで9本です(ベイトモデルは2024年に別で3本)。
モアザンの上にあたるシリーズで、ガイドはAGSです。
87MLで111gと、モアザンの86ML(118g)より7g軽くなります。
私が使っているのは94ML(121g・7〜35g・PE0.6〜1.5号)です。
同じダイワのシーバスロッドと比べると、かなり硬くて曲がりづらい竿で、ラテオやラブラックスならMクラスと同じくらいの硬さです。
硬いぶんパワーは十分で、軽いルアーを扱いつつ、重いルアーも投げられます。
適合ルアーは7〜35gですが、私は40gまで投げても不安は感じず、きれいに飛ばせました(適合を超える重さなので、同じ使い方はおすすめはしません)。
それでいて魚とのやり取りではよく曲がるので、パワーのあるロッドが好きな人にはかなりおすすめです。
ハイエンドらしく、ブレの無さや操作性、パワーは文句なしです。
とにかく正確に投げて正確に操作できる竿で、上級者向け。
シーバスを極めたい人にはおすすめです。
いい意味でも悪い意味でも、ダイワのロッドらしさが無い仕上がりです。
私はダイワのよく曲がる竿が好きなので、ハイエンドに関してはブランジーノはサブ機で、メインはシマノのエクスセンスシリーズを使っています。
むしろエクスセンスのほうが、ダイワっぽい仕上がりでよく曲がってくれます。
曲がる竿が好きで1本選ぶなら、私はモアザンかラテオで十分だと思っています。
モアザン ワイズメン|値段はモアザンの帯でも、長い竿の専用
2017年のシリーズで、5番手すべてが10ft9in以上です。
値段はモアザンと同じ帯から上ですが、磯や大河川など広い場所で長さを活かす専用の竿で、ランクの階段の上位ではありません。
港湾や河川の1本目には選ばないでください。
モアザン ブランジーノ CGS|最高峰。ただし今は買えない
2026年7月以降に出荷された、ダイワのシーバスロッドの最高峰です。
グリップまでカーボンにしたCGSと、ブランクスのトレカM46Xが入り、番手は3本です。
通常の販売ではなく、公式で購入資格を申し込んだ人だけが店で注文できる限定生産です。
2026年の申込みは第2回(9月30日締め切り)で終わり、第3回は行わないと案内されています。
値段は税抜で17万円台からで、新品を普通に買える竿ではありません。
ラテオを推す理由|19ラテオから24ラテオで変わったこと

ラテオは世代ごとに型番の末尾が変わり、2013年が・Q、2019年が・R、2024年が・Kです。
1つ前の19ラテオは「ラテオR」とも呼ばれます。
19ラテオは名作で、私は5番手以上持っていました。
これが最高だと思っていたのに、24ラテオが出てさらに進化していて、正直びっくりしました。
同じ番手で自重を並べると、こうなります。
| 番手 | 19ラテオ(・R) | 24ラテオ(・K) | 差 |
|---|---|---|---|
| 86ML | 117g | 120g | +3g |
| 93ML | 124g | 130g | +6g |
| 96ML | 129g | 135g | +6g |
| 96M | 143g | 147g | +4g |
| 100M | 150g | 152g | +2g |
| 106M | 160g | 155g | −5g |
| 110MH | 175g | 188g | +13g |
カタログの自重は、86MLで3g、93MLと96MLで6g増えていて、一番長い110MHでは13g増えています。
軽くなったのは106Mだけです。
19ラテオは、その前の13ラテオから96MLで140g→129gと大きく軽くなった世代で、24ラテオはその軽さをほぼ保ったまま、中身を変えました。
変わったのは次の3つです。
- V-JOINT:19ラテオには無かった継ぎ方。継ぎ目で突っ張らず、竿全体が滑らかに曲がる
- CCグリップ:リアグリップの側面を平らにして、引き手をまっすぐ振り抜ける形。ダイワのシーバスロッドで初めて
- ブランクス:高弾性のカーボンで細身になった
使ってみると、細身になったぶん全体のシャープさや弾性が一段上がり、V-JOINTによる滑らかな曲がりと、CCグリップのブレの無いキャストで、バランスがとにかく良く、投げていて気持ちいい竿です。
それでいて、ラテオらしいしなやかさはちゃんと残っています。
ダルさが減ってキレが出たのに、扱いやすさはそのまま。
感度と収束の速さもかなり良くなりました。
シマノのライバルのディアルーナと比べると、ラテオはかなり曲がる竿なので、先代まではキャストの安定感やルアーの操作性はディアルーナのほうが上でした。
24ラテオは、曲がりはそのままでブレが少なくなり、キャストの安定感もルアーの操作性も上がって、隙が無くなりました。
特にライトショアジギングは、19ラテオだと曲がりすぎて、ジグをキビキビ動かすのが苦手でした。
24ラテオはルアーのレスポンスが良くなって、ジグをしゃくりやすくなっています。
19ラテオは、店によってはまだ新品が残っています。
ただ、値段の差が小さいなら、V-JOINTとCCグリップの入った24ラテオを選んでください。
ラテオの番手|迷ったら86ML、港湾から河川まで1本なら93ML
27番手ありますが、シーバスで選ぶのはほぼ次の中からです。
| 番手 | 自重 | ルアー | PE | 向く場所 |
|---|---|---|---|---|
| 86ML・K | 120g | 7〜35g | 0.8〜1.5号 | 港湾・運河・小場所・ナイト |
| 93ML・K | 130g | 7〜35g | 0.8〜1.5号 | 港湾から河川まで万能 |
| 96ML・K | 135g | 7〜35g | 0.8〜1.5号 | 河川・河口 |
| 96ML/M・K | 141g | 7〜50g | 0.8〜2号 | 河川・河口で重めのルアーも |
| 96M・K | 147g | 10〜50g | 0.8〜2号 | 河口・サーフ(シーバス兼サーフロッド) |
| 100M・K | 152g | 10〜50g | 0.8〜2号 | サーフ・広い場所 |
| 100MH・K | 155g | 12〜60g | 1〜2.5号 | ヒラスズキ・ライトショアジギング |
ラテオで私が選ぶ1本は86MLで、シーバスロッド兼万能ルアーロッドとして1番のおすすめです。
港湾から河川まで1本で回すなら万能の93MLです。
河川や河口が中心なら96ML、重めのバイブレーションや鉄板も投げるなら96ML/Mです。
96Mあたりにすれば、シーバスロッド兼サーフロッドとしても優秀です。
サーフや広い場所で飛距離を出すなら、100Mか100MHです。
100MHは、ヒラスズキロッド兼ライトショアジギングロッドとしても優秀です。
ラテオの4本継|2025年に加わった-4・K
ラテオ モバイル(4本継)は現行に無く、今の4本継は24ラテオの中の-4・Kです。
スピニングは90ML-4・96M-4・106M-4・110MH-4の4本、ベイトは86MLB-4・93MB-4の2本です。
通販では追加の年から「25ラテオ」と書かれていることがありますが、型番の末尾が・Kなら同じ24ラテオです。
電車や飛行機で釣りに行く人、車に積みっぱなしにしたい人向けです。
自重は96M-4が151gで、2本継の96M(147g)と4g差。
長い番手ほど差は開き、106M-4は174gで、2本継(155g)より19g重くなります。
港湾や河川で1本持ち歩くなら、90ML-4(133g・7〜35g)です。
ボートシーバス用|スカイハイ ボートゲーム・ラテオ BS・ラブラックスAGS BS

ボートのシーバス用は3シリーズで、どれも6ft台〜7ft台の短い竿です。
| シリーズ | 番手 | 自重 | ルアー |
|---|---|---|---|
| スカイハイ ボートゲーム | 69MS | 108g | 7〜35g |
| ラテオ BS | 69MS・W | 98g | 7〜35g |
| ラブラックスAGS BS | 69MS・Q | 89g | 7〜35g |
同じ69MSで、スカイハイ ボートゲームからラテオ BSで10g、ラブラックスAGS BSでさらに9g軽くなります。
ラテオ BSとラブラックスAGS BSには、66XHBのようにビッグベイト向けの強いベイトの番手もあります。
1本ずつ挙げるなら、スカイハイ ボートゲームはベイトの68MB、ラテオ BSは69MS・W、ラブラックスAGS BSは67MLS・Qです。
遊漁船のシーバスで最初に1本持つなら、スカイハイ ボートゲームかラテオ BSで十分です。
ベイトかスピニングかは、船宿の指定に合わせてください。
公式のシーバス一覧に無いシリーズ|シーバスハンターX・レイジー・19ラテオ
古い記事やお店で見かけても、2026年9月時点の公式のシーバスの一覧に無いシリーズがあります。
| シリーズ | 今の扱い |
|---|---|
| シーバスハンターX | 公式の一覧から外れた。1万円台のダイワは今はスカイハイ |
| レイジー | 公式の一覧に無い |
| リバティクラブ シーバス | 公式の一覧に無い。今あるリバティクラブ ルアーはシーバス用ではないパックロッド |
| 19ラテオ(・R) | 24ラテオ(・K)に替わった。新品は店次第 |
| ラテオ モバイル | 現行に無い。4本継は24ラテオの-4・Kがある |
| モアザン ブランジーノ AGS/モアザン エキスパートAGS | 現行に無い。今のブランジーノはEX AGS |
通販ではまだ新品が出ていることもありますが、同じ値段なら今のシリーズを選ぶほうが、機構が1段上がります。
釣り場で決める番手|港湾は86ML、河川は93ML〜96ML/M、サーフは96M〜100MH

釣り場ごとに、予算別の候補を安い順に並べます。
| 釣り場 | 番手 | 候補(安い順) |
|---|---|---|
| 港湾・運河・小場所 | 86ML | 1万円台:シーバスフラットX 86ML(130g)・スカイハイ 86ML(125g) 2万円台:ラテオ 86ML(120g) 4万円前後〜:ラブラックスAGS 86ML(112g)・モアザン 86ML・J(118g) |
| 河川・河口 | 93ML〜96ML/M | 1万円台:シーバスフラットX 96ML(145g)・スカイハイ 96ML(136g) 2万円台:ラテオ 93ML(130g)・96ML/M(141g) 4万円前後〜:ラブラックスAGS 96ML(130g)・モアザン 96ML/M・J(133g) |
| サーフ・広い場所 | 96M〜100MH | 1万円台:シーバスフラットX 100M(170g)・スカイハイ 100M(153g) 2万円台:ラテオ 100M(152g)・100MH(155g) 4万円前後〜:ラブラックスAGS 100M(144g)・モアザン 106M・J(150g) |
私自身はシーバスはML派で、ダイワで港湾のナイトゲーム用に選ぶならラテオ 86MLです。
長さと硬さをもっと細かく決めたい人は、こちらに書いています。


合わせるリールとライン|ラテオ 86MLには24ルビアス LT3000H
リールはロッドと価格帯を揃えるのが基本で、私の一番のおすすめは、24ラテオ 86MLに24ルビアス LT3000Hの組み合わせです。
どちらもダイワのミドルクラスですが、軽さ・感度・操作性はハイエンド級で、ロッドバランスも良く、振り続けても疲れにくいセットです。
ロッドがスカイハイやシーバスフラットXなら、1万円台の26フリームス LT4000-CXHです。
型番のCはコンパクトボディの記号で、4000番のスプールを一回り小さい本体に載せています。
ダイワのシーバスリールは、こちらにまとめています。

PEは0.8〜1.2号が基本です。
1号なら、シーバスフラットXからブランジーノまで、どのシリーズの86MLでも適合の範囲(0.6〜1.5号、ラテオは0.8〜1.5号)に入ります。
ルアーもダイワで揃えるなら、26gのセットアッパー 125S-DRは、86MLの適合ルアー(7〜35g)の範囲に入ります。
ダイワのベイトのシーバスロッド(ラテオのB番手、モアザンのベイト、ブランジーノのベイトモデル)は、ベイトロッドの記事で比べています。

シマノと迷っている人へ
シマノで同じ位置にあるのは、おおよそこうなります。
| ダイワ | シマノ |
|---|---|
| シーバスフラットX・スカイハイ | ルアーマチック・ソルティーアドバンス・ムーンショット |
| ラテオ・ラブラックスAGS | エンカウンター・ディアルーナ・ルナミス |
| モアザン・ブランジーノ | エクスセンス ジェノス・∞ |
ラテオが「ロッドを曲げてルアーを飛ばす」柔らかめの竿なら、ディアルーナは「ハリがあってシャキッと系」の硬めの竿です。
24ラテオでブレが少なくなってからは、曲がる竿が好きならラテオ、張りのある竿が好きならディアルーナと、好みで選べる2択だと思います。
シマノの全シリーズは、こちらで同じ形で比べています。

よくある質問

Q. ダイワのシーバスロッドのランクは?
安い順に、エントリーがシーバスフラットX・スカイハイ、ミドルがラテオ・ラブラックスAGS、ハイエンドがモアザン・ブランジーノ EX AGSで、その上の最高峰がブランジーノ CGSです。
ワイズメンは値段では上ですが、長い竿の専用です。
機構で見ると、スカイハイでカーボンモノコックリアグリップ、ラテオでV-JOINTとCCグリップ、ラブラックスでAGS、モアザンでSVFコンパイルXとV-JOINTα、CGSでカーボングリップが入ります。
Q. ダイワのシーバスロッドの最高峰は?
モアザン ブランジーノ CGSです。
ただし購入資格制の限定生産で、2026年の受付は終わっています。
いま買える一番上は、21モアザン ブランジーノ EX AGSです。
Q. ラテオとモアザンの違いは?
同じ86MLで、自重は120gと118gで2gしか変わりません(Mの番手では開き、96Mは12g差です)。
モアザンはブランクスの素材(SVFコンパイルXナノプラス)、継ぎ(V-JOINTα)、ガイド(AGS)が上のクラスになり、値段は2倍以上です。
モアザンが活きるのは、感度の差で釣果が変わると実感できる人と、大型魚を相手に粘りとパワーが要る人です。
始めて1〜2年なら、1本目はラテオで十分で、私の本命もラテオです。
Q. ラテオのQ・R・Kは何ですか?
世代の記号です。
2013年のラテオが・Q、2019年が・R、2024年が・Kです。
いま公式にあるのは・K(24ラテオ)です。
Q. 19ラテオ(ラテオR)は今買ってもいいですか?
名作なので、安く手に入るなら悪くありません。
ただ、24ラテオにはV-JOINTとCCグリップが入っているので、値段の差が小さいなら24ラテオです。
自重はほぼ同じで、86MLは19ラテオのほうが3g軽いです。
Q. スカイハイとラテオの違いは?
ラテオにはV-JOINTとCCグリップが入り、86MLで5g軽くなります。
継ぎ目まで滑らかに曲がり、キャストがブレないのがラテオです。
スカイハイにはラテオに無いカーボンモノコックリアグリップがあります。
1万円台に抑えるならスカイハイ、2万円台前半まで出せるなら24ラテオです。
Q. ラブラックスAGSとラテオの違いは?
ラブラックスAGSはガイドのフレームがカーボン(AGS)になり、86MLで8g軽くなります(120g→112g)。
値段はおおよそ倍です。
Q. 初心者におすすめのダイワのシーバスロッドは?
最初の1本なら24ラテオ 86MLか93MLです。
港湾中心なら86ML、港湾から河川まで1本で回すなら93ML。
予算を1万円台に抑えるなら、スカイハイ 86MLかシーバスフラットX 90MLです。
Q. 4本継(モバイル)はありますか?
24ラテオに-4・Kが6本あります(スピニング4本・ベイト2本)。
2025年に追加された番手です。
ラテオ モバイルは現行にありません。
Q. モアザンにベイトはありますか?
2026年9月に、25モアザンにベイトが3本(93LMLB・95MLMB・104MB)追加されました。
ブランジーノ EX AGSにもベイトモデルが3本あります。
まとめ|迷ったらラテオ 86ML、買える一番上はブランジーノ EX AGS
- ダイワのシーバスロッドは現行12シリーズ。ショアが8、ボート用とベイトが4
- 同じ86MLで並べると、ラテオからモアザンで2gしか軽くならない。モアザンで払うのはブランクスと継ぎ
- 迷ったら24ラテオ 86ML。港湾から河川まで1本なら93ML。V-JOINTとCCグリップが入る。私の本命
- ラテオは万能ロッドにもなる。96Mでサーフ、100MHでヒラスズキやライトショアジギング
- 安く始めるならスカイハイ 86ML。1万円前後ならシーバスフラットX 90ML
- 最高峰はブランジーノ CGS(受付終了)。いま買える一番上は21ブランジーノ EX AGS
通販で買うなら、この4本です。
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