エギおすすめランキングTOP10+α|釣具屋店員が選ぶ最強エギと選び方【2026年最新】

磯の岩の上に置いた新子のアオリイカとピンクのエギ

こんにちは、現役釣具屋店員のみきやです。

エギは売り場にずらっと並んでいて、メーカーも色も号数も多すぎて、どれを買えばいいか迷うと思います。
見た目はよく似ているのに、重さも沈み方も動きもそれぞれ違うので、初めてだと余計に選びにくいですよね。

お店でもよく「初めてのエギは何がいいですか?」と聞かれます。

私はこれまで1,000匹以上のイカを釣り、100種類近いエギを使ってきました。
その経験と店の売れ筋をもとに、自信を持っておすすめできるエギを10本選んで、順位をつけました。
ランキングに入れた2026年の新作は、エギ政 改とエギ王K ディープの2本で、どちらも発売後すぐ買って使っています。

紹介するのは、堤防や磯から投げる陸っぱりのアオリイカ用のエギです。
船から狙うティップランやオモリグのエギは、重さも沈み方も別物です。

ランキングの前に、号数・沈み方・動き・色の選び方もまとめました。
季節や釣り場に合う1本を見つける参考にしてください。

目次

エギの選び方|4つのポイント

地磯でエギを手に持ったところ

エギングは誰にでも簡単に始められる釣りですが、エギ選びはかなり重要です。
号数、沈み方、動き、それと安いエギとの付き合い方の4つを押さえておけば、売り場で迷わなくなります。

号数|まずは3号。秋は2.5〜3号、春は3〜3.5号

まずは3号があれば十分です。
お店で売れるエギも、半分以上が3号です。

小さめのイカの数釣りができる秋は、2.5号〜3号がメインなので、3号があれば成立します。
シーズン序盤のイカが小さい時期は、2.5号でもいいかもしれません。

逆に、大型狙いの春は3号〜3.5号が基本です。
春に行くなら、3号だけでなく3.5号も1本欲しいところです。

号数ごとの重さや長さは、こちらに表でまとめています。

沈下タイプ|ノーマル・シャロー・ディープで分ける

同じ号数でも、エギには沈むのが遅い浅場用(シャロー)と、速い深場用(ディープ)のモデルがあります。
私はノーマル、シャロー、ディープの3種類を、ケースを分けて管理しています。

最初はノーマルで慣れて、感覚をつかんでから浅場用や深場用を足してください。

沈下速度は「1m沈むのに何秒かかるか」で、数字が大きいほどゆっくり沈みます。
目安は、ノーマルが1mに約3〜3.5秒、シャローが約6秒、スーパーシャローが約8秒、ディープが約2秒です。
エギ王Kは、ノーマルをベーシックと呼びます。

メーカーの説明では、シャローやスーパーシャローは浅場向け、ディープは水深10m以上の深場や潮の速い場所向けのモデルです。
ランキングの10本の主な派生モデルを、3号で並べるとこうなります(フラッシュブーストのディープとダートIIは3.5号)。

エギタイプ自重沈下速度
エギ王Kベーシック16g約3.0秒/m
エギ王Kシャロー(S)15g約6.0秒/m
エギ王Kスーパーシャロー(SS)14.5g約8.0秒/m
エギ王Kディープ(D)19g約2.0秒/m
エギ政 改ノーマル16g約3.5秒/m
エギ政 改シャロー15g約6.0秒/m
ダートマスターノーマル14.5g約3.5秒/m
ダートマスターSS13g約8.0秒/m
キャスト 喰わせノーマル14g約3.7秒/m
キャスト 喰わせスロー13g約6.0秒/m
フラッシュブーストノーマル―約3.0秒/m
フラッシュブースト 3.5号ディープ―約1.9秒/m
エメラルダス ダートII 3.5号タイプS18g約6秒/m
エメラルダス ダートII 3.5号タイプSS17.5g約8秒/m

動き|よく動くアピール型と、控えめなナチュラル型

エギは、シャクったときの動き方でも性格が分かれます。

  • アピール型:大きく、よく動いてイカに見つけてもらう。ダートマスター、フラッシュブースト
  • ナチュラル型:動きを控えめにして、スレたイカに抱かせる。キャスト 喰わせ
  • キレのあるダート:左右に鋭く飛ぶ。エギ政 改、エギ王LIVE
  • 安定型:どんな状況でも姿勢が崩れにくい。エギ王K

反応が無いときは、色だけでなく動きの違うエギに替えると変化が出ます。

安いエギ・ダイソーのエギ|初心者にはおすすめしない

釣具屋で売られているマイナーなメーカーの安いエギや、ダイソーなどのエギも最近人気です。
ただ、これは初心者には正直おすすめしません。

私は職業柄、いろんなメーカーのいろんなエギを使うようにしています。
確かに安価なエギやダイソーのエギも釣れるには釣れますが、癖が強かったり、耐久性がなかったり、扱いが難しかったりします。

中級者以上で、エギの違いを分かって使い分けられる人なら選択肢になります。

エギのカラー選び|まず3色、下地は光の量で決める

黒い背景に並べたピンク・パープル・黄緑の3本のエギ

エギの色は、表面の布(上布)と、その下に貼られた下地テープの2層でできています。
最初に揃えたいのは布の色で、万能・アピール・ナチュラルの3種類です。

どうしても好きな色に偏ってしまいますが、同じような色を何本も買うのではなく、この3種類を1本ずつ持っておいてください。
違いが分かってきたら、場所や時間で色を足していけば大丈夫です。

万能|ケイムラ×ピンク(ムラムラチェリーなど)

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ナチュラルさとアピール力を両方持っているのが、ケイムラ×ピンクの色です。
たとえばエギ王Kのムラムラチェリーは、紫とピンクの布に、紫外線で光るケイムラのボディを合わせた色です。

デュエルの説明では、水中深くになるほど太陽の光は届きにくい一方、紫外線は届きやすいとされています。
ムラムラチェリーは万能カラーとして定評があって、夕まずめにも強い色です。

私も釣り場に着いて最初に結ぶのは、たいていムラムラチェリーのようなケイムラ×ピンク系です。
まずこの系統で投げてみて、イカの反応を見てから色を替えていきます。

アピール|夜光・金・オレンジ(カクテルオレンジ、夜光マーブルオレンジなど)

ナイトゲームや濁った潮に強いのが、夜光(ライトを当てると光る素材)や金、オレンジ系です。
エギ王Kならカクテルオレンジ、パタパタ(デュエルのEZ-Qシリーズの通称)のダートマスターなら夜光マーブルオレンジなどがこの系統です。

3号で1本選ぶなら、エギ王Kのカクテルオレンジのような金・オレンジ系が使いやすいです。
私の夕まずめの釣果は、半分以上がこのカクテルオレンジです。

暗くなってからパタパタを投げるときは、夜光マーブルオレンジのような夜光系をまず結びます。
常夜灯の無い暗い堤防や、雨のあとで潮が濁った日にも、夜光系ならイカに見つけてもらえています。

ただし夜光マーブルオレンジは、ノーマルのダートマスターでは3.5号だけのカラーです。
春の大型狙いに3.5号を1本持つなら、ちょうどいい色です。
3号で夜光系を選ぶなら、夜光ブラックなどがあります。

ナチュラル|リアル系(リアルイソスジエビなど)

スレたイカに強いのが、本物のエビに近いナチュラル系です。
パタパタのダートマスターなら、リアルイソスジエビなどがこの系統で、3号も3.5号もあります。

私はケイムラ×ピンクやアピール色で反応が止まったら、リアルイソスジエビのようなナチュラル系に替えます。
人が多く入る堤防で、イカがエギを見慣れているときほど、ナチュラル系に替えてから抱いてくることがよくあります。

下地テープは光の量で|夜は赤、朝まずめはピンク、日中は金・銀

下地テープの色は、メーカーの解説では光の量に合わせて替えるのが基本です。
ヤマシタとデュエルの公式の説明をまとめると、次のとおりです。

時間・状況下地の色メーカーの説明
夜赤夜や深場は赤(ヤマシタ・デュエル)
朝まずめピンク太陽がピンク色の光になる時間はピンク(ヤマシタ)
明るくなってきたオレンジ→金明るくなるにつれてオレンジ、完全に明るいと金(ヤマシタ)
日中(太陽が真上)金・銀・ホログラム日中は金かマーブルが定番(デュエル)。光が白く強いときは銀・ホログラム(ヤマシタ)
夕方逆の順銀→金→オレンジ→ピンク→赤。曇りや雨の日は早めにピンク・赤へ(ヤマシタ)

布の色は潮の濁りで選びます。
ヤマシタの説明では、濁った潮はオレンジやピンク、澄んだ潮は小魚に似せたブルー系か、海底の生き物に似せたブラウン系です。

デュエルには、藻場の海藻や岩に溶け込む「藻場ブラウン」のように、使う場面をそのまま名前にしたカラーがあります。
ほかにも「すみ潮ブルー」「にごりライム」「まずめオレンジ」「日中ピンク」「深場グリーン」などがあり、色に迷ったときは名前が選ぶ手がかりになります。

夕まずめは明るさがどんどん変わるので、私は日没30分前からオレンジやピンク、日没前後は赤テープやブラウン、日が沈んで暗くなるまではダーク系やケイムラ、暗くなったら赤の下地や夜光の順に替えています。
夕まずめの色の替え方と釣り方は、こちらに書いています。

エギおすすめランキングTOP10

エギを腕で抱いたまま釣り上げられたアオリイカ

私が実際に釣ってきたエギと、お店でよく売れているエギから選んだ10本です。
お店ではエギ王Kが圧倒的で、次点でパタパタ、エギ王LIVEの3強でした。
最近はセフィアのフラッシュブーストも人気で、登場したときは圧倒的に1番人気で品薄になりました。

10本を一覧にすると、次のとおりです。
エギの名前を押すと、その順位の紹介へ飛びます。
表は横にスクロールできます。

順位エギ向く場面号数価格帯
1ヤマシタ エギ王K迷ったらこれ。春も秋も2.5〜4号1千円台前半
2デュエル EZ-Q ダートマスター秋の鉄板。アピール重視2.5〜3.5号1千円台前半
3DUO エギ政 改
2026新作
秋の数釣り・ランガン2.5〜3.5号1千円台前半
4ヤマシタ エギ王K ディープ
2026新作
深場・速い流れ2.5〜3.5号1千円台半ば
5シマノ セフィア クリンチ フラッシュブースト日中・濁り。ハイアピール2.5〜3.5号1千円前後
6デュエル EZ-Q キャスト 喰わせスレたイカ2.5〜3.5号1千円台前半
7クロノ クリックス プロスペック春の大型2〜4寸(3.5寸=3.5号)1千円台半ば
8デュエル マグQ タングステン飛距離・深場・流れ3〜3.5号1千円台前半
9ダイワ エメラルダス ダートII タイプS/SS浅場(ゆっくり沈む)2.5〜3.5号1千円以下〜1千円台後半
10ヤマシタ エギ王LIVEイカの反応がいい時間帯。キレのあるダート2〜3.5号1千円台前半

価格は変動するので幅で示しています。
正確な価格は各商品リンクから確認してください。
セール時は幅より安くなることもあります。

第1位 ヤマシタ エギ王K|迷ったらこれ。店でも私の釣果でもぶっちぎり

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最初の1本は、エギ王Kの3号から。

定番中の定番ですが、売れるのには理由があります。
お店でもぶっちぎりでナンバーワンのエギです。

数釣りはもちろん、他のエギに反応しない警戒心の高いイカまで食ってきます。
私が一番多くイカを釣ったのも、一番多くキロオーバーを釣ったのもエギ王Kです。

エギ王Kはこんな人におすすめ
  • 初めてエギを買う人。最初の1本で失敗したくない人
  • 風や波のある日でも、まっすぐ沈むエギが欲しい人
  • 春も秋も、同じシリーズで号数だけ替えて使いたい人
  • 浅場用・深場用まで、同じ使い心地で揃えたい人

春も秋も、やっぱりエギ王Kです。
原点にして頂点で、1つのルアーがここまで圧倒的に人気な釣りは、なかなか無いと思います。
それだけ完成された優等生です。

エギ王Kは、ヤマシタが「低活性のイカを釣るため」に作ったエギです。
メーカーが挙げている主な仕組みは、次の4つです。

  • ハイドロフィン:お腹の後ろにある透明な突起が舵の役割をして、フォール中のブレを抑える
  • ハイドロボディ・ハイドロシンカー:ブレを抑えて水を受け流し、まっすぐ安定して沈む
  • ハイドロアイ:アオリイカが感じやすいとされる490nm付近の光で光る目玉
  • コンビファインフック:開きの角度が違う段差のフックで、低活性のイカの小さなアタリも掛ける

3号で16gと、ノーマルタイプの3号の中ではやや重めです。
ハイドロフィンのおかげで、風が吹いている日や潮が流れている場面でもブレにくく、初心者でも扱いやすいエギです。

号数は2.5号から4号まで、カラーは20色以上あります。
ベーシックのほかに、シャロー、スーパーシャロー、ディープまで同じ名前で揃っているのも、エギ王Kの強みです。

号数自重沈下速度
2.5号11g約5.0秒/m
3号16g約3.0秒/m
3.5号22g約3.0秒/m
4号26g約3.0秒/m

春の大型狙いなら、エギ王Kの3.5号です。
3.5号は22gあるので、使っているロッドが何号のエギまで投げられるかを、竿に書いてある適合エギの表示で確かめておいてください。

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第2位 デュエル EZ-Q ダートマスター(パタパタ)|秋の鉄板。アピール力最強

秋に広く探すなら、パタパタのダートマスター。

秋は、パタパタ系が鉄板です。
その中でもEZ-Q(イージーQ)のダートマスターが特におすすめで、アピール力は最強です。

ダートマスターはこんな人におすすめ
  • 秋の数釣りで、広い範囲を手早く探したい人
  • エギ王Kで反応が無いときの2本目が欲しい人
  • 濁った潮や風波で、エギが見えにくい日に投げるエギが欲しい人
  • シャクリだけでなく、ただ巻きでも誘いたい人

パタパタは、デュエルのエギに付いている脚の名前で、お店でも釣り人の間でも、EZ-Qのシリーズをパタパタと呼んでいます。
ダートマスターは、軽快なダートとパタパタの波動を両立したオールラウンダーです。

シャクったときのダートで遠くのイカに見つけてもらい、フォール中は脚の波動で抱かせます。
イカの数が多い秋に、広く探していくのにぴったりです。

エギ王シリーズで反応が無いとき、メーカーを変えるだけで急に釣れ出すことがあります。
濁った潮や風波で見えにくいときも脚の波動で存在を伝えられるので、私は先に投げることも多いです。

メーカーが挙げている主な仕組みは、次のとおりです。

  • パタパタフットライト:軽快なダートと波動を両立させ、引いたときの抵抗を減らした新しい脚
  • ウェーブモーションライトボディ:凸凹のボディで出す波動はそのままに、抵抗を減らした形
  • スナッグレス形状のシンカー:シャクったときの抵抗を抑える
  • トリックフック(ケイムラ仕様):根掛かりを減らして、エギの回収率を上げる

メーカーの説明では、シャクリやただ巻きで波動を出し、合間にテンションフォール(ラインを張ったまま沈める)を入れて、イカが抱く間を作る使い方です。
号数は2.5号・3号・3.5号の3サイズで、カラーは30色ほどあって、かなり選べます。
ゆっくり沈むSS(スローシンキング)もあります。

号数自重沈下速度
2.5号10g約5.0秒/m
3号14.5g約3.5秒/m
3.5号19g約3.2秒/m
SS 3号13g約8.0秒/m
SS 3.5号17.5g約8.0秒/m

春の大型狙いや夜に3.5号を足すなら、アピールの夜光マーブルオレンジです(3.5号だけの色)。

第3位 DUO エギ政 改(2026年新作)|18年ぶりの新作。秋のランガンに

2026年の新作で一番の注目株。
秋のランガンに。

DUOの新作のエギ政 改も、かなりおすすめです。
先代のエギ政から18年たってのリニューアルで、完成度がめちゃくちゃ高いエギです。
これは絶対、今後流行ると思います。

エギ政 改はこんな人におすすめ
  • 秋の数釣りで、移動しながらテンポよく探したい人
  • 飛距離を出して、人より沖を打ちたい人
  • 軽い力でもキレのあるダートを出したい人
  • 新作をいち早く試したい人

私は発売後すぐに買って、その日に使ってみたら、いきなり2連続でヒットしました。
飛距離がかなり出るのと、ダートの動きもかなり機敏で、すごくいい動きをします。

一番の特徴は、布が巻かれていないヘッド(クロスレスヘッド)です。
メーカーの説明では、水切れがよくなって、軽い力でも左右にキレのあるダートが出るようになっています。
公式が挙げるこだわりは、次の3つです。

  • 空力性能を高めたボディ:飛距離が伸び、風のある日も飛行姿勢が安定する
  • クロスレスヘッド:頭に布が無いぶん水切れがよく、キレのあるダートが出る
  • スナッグレスシンカー:平らな面のある形で根掛かりを減らし、ロストを防ぐ

秋の数釣りにぴったりです。
ただ、イカがスレるのも早いので、1か所で粘るより、移動しながら打っていくランガン向きだと思います。

2.5号と3号が2026年8月に出て、3.5号はその後に出荷されるスケジュールです。
ノーマルと、ゆっくり沈むシャローの2タイプがあり、2つはラインを結ぶアイの位置が違います。
フックはBKK製で、カラーは18色です。

モデル自重沈下速度
ノーマル 2.5号11g約3.5秒/m
ノーマル 3号16g約3.5秒/m
ノーマル 3.5号22g約3.5秒/m
シャロー 3号15g約6.0秒/m
シャロー 3.5号20g約6.0秒/m

第4位 ヤマシタ エギ王K ディープ(2026年新作)|深場の多い私のエリアのエースに

2026年の新作で、ずっと出てほしいと思っていたエギ王Kのディープモデルです。
2.5号が8月上旬、3号が9月上旬、3.5号が10月上旬の発売で、2026年の秋に3サイズが揃います。
3.5号のディープは2019年に黒潮エリア向けの「黒潮スペシャル」として出ていましたが、2.5号と3号のディープは今回が初めてです。

私ももちろん即購入して、すぐ実戦に投入しましたが、めちゃくちゃ使いやすくて、すぐに釣れました。

最強のエギ王Kの強さはそのままに、ディープ向けにしっかり作り込まれています。
私のエリアはディープエリアが多いので、今後間違いなくエースになります。

メーカーは「深場・激流のタフコンディションを打破する、エギ王Kの『安定』ディープアプローチ」と説明しています。
3号で19gと、ベーシックの16gより3g重く、1m沈むのに約2秒です。
水深10m以上の深場や、潮が速くてベーシックでは底が取りにくい場所で出番が来ます。
底に着くまでが早いので、深い場所でも手返しよく探れます。

釣具屋ではさっそく品薄なので、見かけたらとりあえず手に入れておきたいエギです。

号数自重沈下速度
2.5号13g約2.5秒/m
3号19g約2.0秒/m
3.5号25g約2.0秒/m

3.5号は10月上旬の発売なので、店頭や通販で探してみてください。
25gと重いので、ロッドの適合エギの表示も合わせて確かめておくと安心です。

第5位 シマノ セフィア クリンチ フラッシュブースト|見た目だけと思ったら初釣行でキロ超え2杯

発売当初は見た目の良さから大人気で、もちろん私もすぐに買いました。
ただ正直、見た目がいいだけで、釣り人が釣れるだけのエギかと思っていました。

ところが初釣行で、1.2キロと2.3キロが立て続けに釣れて、それ以来欠かせない一軍のエギになっています。

エギの中に反射板がスプリングで吊るされていて、ロッドの動きの振動を使って、ドリフト中も小刻みにフラッシングし続ける仕組みです。
エギを止めて潮に乗せている間も光り続けるので、シャクったあとに見せる時間が長くなります。
ハイアピールで、日中や濁った潮にも強いエギです。

2.5号と3号が2020年に出て、3.5号、ラトル入り、深場用のディープと、号数とタイプが増えてきました。
エビに似せたエビシリーズもあります(1.8号もありますが、こちらはヤリイカなど小型のイカ用です)。

号数沈下速度
2.5号約4.0秒/m
3号約3.0秒/m
3.5号約3.7秒/m
ディープ 3.5号約1.9秒/m

春の大型狙いには、3.5号です。

フラッシュブーストが釣れる状況と、苦手な状況は、こちらで詳しく書いています。

第6位 デュエル EZ-Q キャスト 喰わせ|スレたイカに最強に効く

同じパタパタのシリーズでも、ダートマスターがアピール重視でよく動くのに対して、キャスト喰わせはかなりアクションが控えめです。
そのぶん、スレたイカにも食わせる力が高いエギです。

パタパタシリーズの特徴の脚の動きもあいまって、ナチュラルさはありつつ、しっかりアピールもできます。
イカのバイトはフォール中に集中するので、フォール中も脚が勝手に動いてアピールし続けるのは、大きな強みです。
ナチュラル寄りの万能エギです。

メーカーの説明では「ただ巻きと軽いシャクリで超スレイカ攻略」を狙った、元祖パタパタの喰わせ特化モデルです。
強くシャクらなくても動くので、シャクリにまだ慣れていない人でも扱いやすいエギです。

  • パタパタフット:水の抵抗を受けて震える、エビの足を再現した脚
  • ウェーブモーションボディ:凸凹のボディで強い波動を出す
  • ローリングシャフト:なめらかに回って、ラインのヨレを防ぐ
  • トリックフック(ケイムラ仕様):根掛かりを減らす

号数は2.5号・3号・3.5号で、カラーは20色以上あります。
ゆっくり沈むスローのモデルもあります。

号数自重沈下速度
2.5号10g約5.2秒/m
3号14g約3.7秒/m
3.5号17g約3.2秒/m

春の大型狙いには、3.5号です。

第7位 クロノ クリックス プロスペック|春イカのエース。私の最大のイカはこれ

クリックスは、カンジインターナショナルのブランド「クロノ(CRONO)」のエギです。
エギ王Kやパタパタに比べるとややマイナーですが、かなり釣れるエギです。

メーカーの説明では、フックは焼き入れしたステンレス製の国産フックで、3kgを超えるような大型の太い腕にもしっかり刺さります。
テールの後ろを細くしたスリムなボディで、フッキングできる幅を広げて、掛かる確率を上げています。
シンカーは低重心で、前の面を平らにして、水の流れを感じ取りやすくしてあります。

春は、1年で一番大きなアオリイカが狙える季節です。
数は少ないぶん、1回のアタリを確実に掛けて、最後まで取り込みたい釣りなので、刺さりと強さにこだわったクリックスとは相性がいいと思います。

実際、私の自己最大のイカも、このクリックス プロスペックで釣りました。
私にとっては春イカのエースで、ハマるパターンでは連発します。

号数は「寸」で表し、3.5寸が、ほかのメーカーの3.5号にあたります。
2寸から4寸まであり、春の大型狙いなら3.5寸が基準です。

号数自重沈下速度
3寸約13.5g約3.4秒/m
3.25寸約16g約2.8秒/m
3.5寸約18g約3秒/m
4寸約24g約3.15秒/m

第8位 デュエル マグQ タングステン|60mは安定。他の人が届かない沖を打てる

タングステンと重心移動の仕組み、それに飛行姿勢の良さで、圧倒的な飛距離が出せるエギです。

60mくらいは安定して出せるので、他の人が届かない距離や、沖のポイントを打てます。
追い風や高い足場といった好条件はありますが、私のフルキャストで、マーカー8色(80m)以上を実際に飛ばした実績もあります。

深場や、流れの強い場所にも強いエギです。
アクションも優秀で、ここまで飛ぶエギはなかなかありません。

投げるときは重心の玉が後ろへ移動し、着水後は元の位置に戻って磁石で固定される仕組みで、メーカーの公表値は3号で60m、3.5号で70mオーバーです。
重心の玉は前からステンレス、タングステン、スチールの3つで、キャストの力を逃がさずに後ろへまっすぐ動きます。
高い足場からシャクっても玉が後ろへ動かないよう強い磁石で止めてあり、低重心で重心が中心に近いので、キレのあるダートが出ます。

号数は3号と3.5号で、カラーは18色です。
名前の似たイージーQ マグネットTG(マグパタ)とは別の商品です。

号数自重沈下速度
3号15.5g約3.5秒/m
3.5号19g約3.5秒/m

春の大型狙いや、さらに深い場所には3.5号です。

第9位 ダイワ エメラルダス ダートII タイプS/タイプSS|人が打たない超浅場に

シャローエリアを攻略するなら、これです。
水深の浅い場所では、普通のエギだとすぐに底へ着いて根掛かりしやすいので、ゆっくり沈むエギが要ります。
普通の浅場ならタイプSがおすすめです。

さらに遅いタイプSSは、1m沈むのに約8秒かかる超スローシンキングで、エギンガーが打たないような超絶浅場にも使えます。
これじゃないと狙えないエリアがあるので、私は何度もこのSSでおいしい思いをしています。

タイプS・SSとも号数は2.5号・3号・3.5号で、カラーは各5色です。

ダートIIは現在は廃盤ですが、ネットにはまだ在庫があります。
SSは特に見つけにくくなっているので、見かけたら早めに押さえてください。

モデル自重沈下速度
タイプS 3.5号18g約6秒/m
タイプSS 3.5号17.5g約8秒/m

在庫が見つからなければ、同じダイワのエメラルダス シャインLC タイプSもおすすめです。
2026年2月に出た3.5号だけのスローシンキングモデルで、18.4g、約6.0秒/mです。
光を多方向に強く反射する仕組みと、磁石で固定する重心移動を積んでいて、カラーは8色です。

干潮で浅くなった場所でのエギの選び方と攻め方は、こちらに書いています。

第10位 ヤマシタ エギ王LIVE|店の3強の1本。活性の高いイカにキレのあるダート

エギ王K、パタパタと並んで、お店でよく売れている3強の1本です。

エギ王Kとは対照的に、キレのあるダートでイカを寄せるタイプです。
夕まずめのようにイカの活性が高い時間帯には、エギ王Kよりも反応が良いことも多いです。
私はエギ王Kを低活性用、エギ王LIVEを高活性用として、ローテーションの軸にしています。

メーカーの説明では、刃のような形のシンカーが水を切って鋭くダートし、前に進む量を先代より33%抑えているので、50m投げて200回アクションをつけられます。
目玉には、アオリイカが感じやすいとされる490nm付近の光で光るカップが使われています。

シンカーはスズ製で、横にはオモリを足して沈み方を調整するためのガイド穴があります。
号数は2号から3.5号まで、カラーは20色以上です。

号数自重沈下速度
2.5号10g約5.5秒/m
3号15g約3.5秒/m
3.5号21g約3.0秒/m

春用の3.5号はこちらです。

番外編|邪道エギ 早福型/邪道編(キーストン)

番外編は、エサを巻いて使う「邪道エギ」です。
佐賀のキーストンのエギで、背中にキビナゴや鶏ささみ、アジやサバの切り身を巻き付けて使います。
エギの動きで広く探して、エサのにおいや味で抱いたイカを離さない、という考え方のエギです。

メーカーの説明では、主な狙いはアオリイカのシーズンが終わった真冬のヤリイカやスルメイカです。
ただ、アオリイカにも使えますし、普通に釣れます。

その名の通り邪道と言われることが多く、嫌がるエギンガーもいますが、私は人それぞれでいいと思っています。
初心者を連れて行くときや、なかなか時間が取れずにどうしても1匹釣りたいときの選択肢として、持っておくのはありです。

専用のエギでなくても、普通のエギに針金でエサを巻けば成立しますし、私もそっちはたまにやります。
アジとイカは同じ場所で釣れることが多いので、釣ったアジを現地でそのまま巻けるのも嬉しいところです。

エサは両端をワイヤーでしっかり止めるのが大事だと、メーカーも案内しています。
鶏ささみは塩漬けにして冷蔵庫で数日寝かせると、身が締まってエサ持ちがよくなるそうです。
号数は3号と3.5号で、V0〜V3は沈下速度の区分です。
V0が1m沈むのに9〜15秒、V1が3〜4秒、V2が1.5〜2秒、V3が0.5〜0.8秒です。

春と秋・シャローとディープの使い分け早見表

夕日の堤防に置いたアオリイカとエギ

季節と場所で、号数とエギを選ぶと次のようになります。
色はどの場面でも、万能・アピール・ナチュラルの3色を1本ずつが基本です。

場面号数エギ
秋2.5〜3号(序盤は2.5号でも)エギ王K(1本目)、ダートマスター、エギ政 改
春3〜3.5号(3.5号も1本)エギ王K 3.5号、クリックス プロスペック、フラッシュブースト
浅場3〜3.5号ダートII タイプS/SS、シャインLC タイプS、エギ王K シャロー/スーパーシャロー、ダートマスターSS
深場・速い流れ3〜3.5号エギ王K ディープ、マグQ タングステン、フラッシュブースト ディープ

秋の数釣りに足すなら、エギ政 改の3号です。

浅場なら、ダートIIのタイプSです。

深場や潮の速い場所なら、エギ王K ディープです。

最初に買うなら|1本・3本・5本の買い物リスト

黒い背景に重ねたゴールド・レインボー・パープルの3本のエギ

1本買うなら3号です。

3本買うなら、3号を2本(万能色とアピール色)と、季節の1本です。
秋の序盤なら2.5号、春の大型狙いなら3.5号です。
これくらいあれば、最低限楽しめます。

役割号数エギ
万能3号エギ王K ムラムラチェリー
アピール3号エギ王K カクテルオレンジ
季節の1本(秋の序盤)2.5号エギ王K 2.5号 ムラムラチェリー
季節の1本(春)3.5号エギ王K 3.5号 ムラムラチェリー

万能色の1本目は、エギ王K 3号のムラムラチェリーです。

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アピール色の2本目は、エギ王K 3号のカクテルオレンジです。

秋の序盤に行くなら、3本目はエギ王K 2.5号のムラムラチェリーです。
2.5号は、秋の序盤に小さくてもいいから1匹釣りたい人向けで、私自身は小さいサイズは釣らないようにしているので使いません。

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春に行くなら、3本目はエギ王K 3.5号のムラムラチェリーです。

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ロストやカラーローテーションも考えると、5本は用意しておけると安心です。
5本にするなら、パタパタを2本足してください。
どちらも3号です。

4本目はダートマスターのリアルイソスジエビです。
3本ではまだ無かったナチュラル色が、これで揃います。

5本目はキャスト喰わせです。
動きが控えめで、エギを見慣れて警戒しているスレたイカに食わせるエギです。

浅場用や深場用まで使い分けられるようになれば、最低10本くらいは欲しくなります。
ただ、初心者はまず基本のモデルで慣れて、感覚をつかめば大丈夫です。
5本で慣れてきたら、少しずつ増やしていくのがおすすめです。

本数が増えてきたら、ノーマル・シャロー・ディープでケースを分けておくと、釣り場で替えたいエギをすぐ出せます。

お店でもたまに、最初にすごい数を買っていく人がいますが、まずは基本のエギだけ揃えれば問題ありません。

エギと一緒に、交換用のスナップとリーダーも同じ注文に入れておくと、届いた日にそのまま釣りに行けます。
リーダーはフロロの2号が基準で、長さは80cm前後です。

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リーダーの太さや長さで迷ったら、こちらに書いています。

よくある質問

ロッドに掛けたエギとスピニングリール

Q. エギは何号を買えばいいですか?

まずは3号です。
お店で売れるのも半分以上が3号で、秋は3号で成立します。
春の大型狙いに行くなら、3.5号も1本足してください。

Q. エギは何本あればいいですか?

最低限なら3本(3号2本と季節の1本)、ロストと色の替えを考えると5本あると安心です。
最初から大量に買う必要はありません。

Q. パタパタとは何ですか?

パタパタはデュエルの登録商標で、エギの脚やヒレの部品の名前です。
EZ-Qシリーズの脚が有名で、ダートマスターの脚はパタパタフットライトという名前です。
お店でも釣り人の間でも、EZ-Qのエギをパタパタと呼んでいます。
ヨーヅリの「パタパタQ」は別の商品です。
パタパタで1本選ぶなら、3号ならダートマスターのリアルイソスジエビ、3.5号なら夜光マーブルオレンジです。

Q. マグQ タングステンとマグパタの違いは?

どちらもデュエルのエギですが、別の商品です。
マグQ タングステンはEZ-Qを名乗らない独立したシリーズで、3.5号は19g、公表の飛距離は70mオーバーです。
マグパタ(イージーQ マグネットTG)はEZ-Qシリーズの一員で、パタパタの脚が付き、3.5号は18.5gです。

Q. ダイソーや安いエギでも釣れますか?

釣れるには釣れます。
ただ、癖が強かったり、耐久性がなかったり、扱いが難しかったりするので、初心者にはおすすめしません。
中級者以上で使い分けできる人なら選択肢になります。
最初の1本はエギ王Kの3号にしてください。

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Q. エギの色は釣果に関係ありますか?

好きな色ばかりに偏るより、万能・アピール・ナチュラルの3色を1本ずつ持っておくほうが、状況に合わせて替えられます。
同じ色で反応が無いときに、違う系統の色を投げられるかどうかが大事です。

Q. ラトル入りのエギは必要ですか?

ダートマスターやフラッシュブーストには、ラトル(中に入った玉が鳴る仕組み)入りのモデルもあります。
最初は基本のモデルで慣れて、感覚をつかんでから足していけば十分です。

Q. シャローとスーパーシャローの違いは?

沈む速さです。
エギ王Kの場合、シャローは約6.0秒/m、スーパーシャローは約8.0秒/mで、スーパーシャローのほうがゆっくり沈みます。
ベーシックは約3.0秒/mです。

Q. 夜は何色のエギがいいですか?

夜光や金、オレンジ系のアピール色です。
下地テープは、ヤマシタもデュエルも夜は赤を基本にしています。
夜光はライトを当てると光る素材で、夜やまずめに使います。
私は夕まずめのカクテルオレンジから、暗くなったら軍艦グリーン(赤テープ×グリーン)に替えています。

Q. ティップラン用のエギは陸っぱりで使えますか?

別物と考えてください。
ティップラン用は船から深場を狙うために重く、速く沈む作りで、ヤマシタのエギ王TRは3号で21g、約1.5秒/mです。
堤防や磯からは、ランキングの陸っぱり用のエギを選んでください。

まとめ|迷ったらエギ王K 3号

  • 迷ったらヤマシタのエギ王K 3号。お店でもぶっちぎりの1番で、私が一番多く釣ったエギ
  • 秋もエギ王K 3号から。広く探すならパタパタのダートマスター、数釣りなら新作のエギ政 改
  • ランキングの2026年の新作はエギ政 改とエギ王K ディープ。どちらも発売後すぐ使って、すぐ釣れた
  • 号数はまず3号。秋は2.5〜3号、春は3〜3.5号
  • 色は万能・アピール・ナチュラルの3色を1本ずつ。下地は夜は赤、日中は金・銀
  • 本数は1本なら3号、3本なら3号2本と季節の1本、5本あると安心

ランキングの上位3本は、こちらです。

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