シマノのエギングロッドはどれを買うか|セフィアBB〜リミテッドを店員が解説【2026年最新】

青い海をバックに、エギングロッドにセットしたオレンジのエギとスピニングリールのアップ

こんにちは、現役釣具屋店員のみきやです。

秋イカの時期になると、売り場で必ず聞かれるのが「シマノでエギングロッドを買いたい。セフィアはどれを選べばいいのか」です。
シマノ セフィアはショア用だけで5グレードあり、番手まで数えると55型番。
実売は1万円台から8万円台まで並んでいて、値段の差が何の差なのかは棚を見ても分かりません。

2026年9月時点の現行セフィア5グレードを全部並べて、値段が上がるとどこが変わるのかを見ていきます。

値段は5倍以上になるのに、カタログの数字が変わるのは安いほうの2か所だけです。

私自身、BB・SS・エクスチューン・リミテッドの4本を使っています。
XRは店舗や友人のロッドで触った範囲です。

なおシマノ セフィアのロッドは、リールの「セフィア」とは別のラインナップです。
この記事で扱うのはロッドのほうです。

目次

セフィアのロッドは全5グレード・55型番一覧【値段・年式・番手つき】

青い海を背景に、エギングロッドに掛けたオレンジのエギとスピニングリール

結論を先に書きます。
お店で私が薦めている番手はこの3本です。

こんな人おすすめ実売の目安
迷ったら・続けるつもりならセフィアSS S80ML
(磯やサーフにも行くならS86ML)
2万円台前半
1万円台で抑えたい・続くか分からないセフィアBB S86ML1万円台半ば
いずれ最高峰が欲しいセフィア リミテッド S84L+8万円台半ば〜

選んだ理由は、それぞれの項で書いています。

5グレードを値段の安い順に並べると、こうなります。
表は横にスクロールできます。

グレード実売の目安年式番手数自重ひとこと
セフィアBB1万円台半ば2022年1695〜110g入門用。売り場でいちばん出る
セフィアSS ★おすすめ2万円台前半〜2023年1491〜111gお店でいちばん薦めている
セフィアXR3万円台前半2021年1589〜113g5号エギと7ft3inはここだけ
セフィア エクスチューン6万円前後2026年595〜105gいちばん新しい。見た目が好き
セフィア リミテッド8万円台半ば〜2025年596〜103g最高峰。私のS84L+はこれ

このほかに、船用(ティップエギング・メタルスッテ)と5本継のパックロッドがあります。
こちらは後半の「用途別モデル」で紹介します。

番手はS86MLのように書かれます。
読み方はこうです。

  • S = スピニング(セフィアのショアモデルは全部これ)
  • 86 = 全長8フィート6インチ(83なら8ft3in、90なら9ft)
  • ML = 硬さ
  • 末尾の「-S」 = ソリッドティップ(付かなければチューブラー)
  • 「+」 = その硬さのまま、パワーを上乗せした番手(上位2グレードだけ)

硬さは、左から右へ硬くなります。

SUL < UL < L < ML < M < MH < H

最初の1本を選ぶ人は、次の章のBBとSSを読めば足ります。

実売はAmazonの2026年9月時点の目安で、時期によって上下します。
正確な価格は各ボックスで確認してください。
楽天やYahoo!ショッピングのほうが安いこともあるので、ポイントを使う人は両方見てから決めてください。

年式はシリーズの世代を指します。
「2021年のXR」は2021年に作られた在庫という意味ではなく、2021年に設計されたモデルが今も現行で売られている、という意味です。

セフィアの基本モデル|BB・SS・XR・エクスチューン・リミテッドどれを買うか

ロッドに掛けたオレンジのエギとリールのアップ、奥に緑の海と対岸

ここでは各グレードが誰向けかと買う番手を書きます。
グレードの違いは、次の章で数字を並べて比べます。

なおBBより安いシマノのエギングロッドを探している人は、記事の最後のよくある質問を見てください(ソルティーアドバンスという選択肢があります)。

セフィアBB(S86ML)|最低限のエギングなら十分

2022年モデル。
ショアで16番手と、5グレードで最も番手が多いグレードです。
実売は1万円台半ば。

私はお店で「エギングを始めてみたいけど、続くか分からない」と相談されたら、まずこのBBの8ft6in(S86ML)をお見せしています。

全16番手はこうなっています。

番手全長自重適合エギ適合PE先径
S76SUL-S7ft6in95g1.5〜2.5号0.2〜0.5号0.8mm
S76ML7ft6in98g1.8〜3.8号0.4〜1号1.8mm
S80ML8ft105g1.8〜3.8号0.4〜1号1.8mm
S80M8ft105g2〜4号0.5〜1号1.8mm
S83L8ft3in103g1.5〜3.5号0.3〜0.8号1.7mm
S83ML8ft3in105g1.8〜3.8号0.4〜1号1.8mm
S83M8ft3in105g2〜4号0.5〜1号1.8mm
S86L8ft6in103g1.5〜3.5号0.3〜0.8号1.7mm
S86ML8ft6in105g1.8〜3.8号0.4〜1号1.8mm
S86ML-S8ft6in103g1.8〜3.8号0.4〜1号0.9mm
S86M8ft6in110g2〜4号0.5〜1号1.8mm
S86M-S8ft6in108g2〜4号0.5〜1号1.3mm
S86MH8ft6in110g2.5〜4.5号0.6〜1.2号1.8mm
S89ML8ft9in105g1.8〜3.8号0.4〜1号1.8mm
S89M8ft9in110g2〜4号0.5〜1号1.8mm
S89MH8ft9in110g2.5〜4.5号0.6〜1.2号1.8mm

最低限のエギングなら、BBで十分です。

実際、売り場でいちばん出ているのもBBの8ft6in(S86ML)で、エギングを始める人の多くがこれを買っていきます。
私も1本持っています。

上の結論ではSSのS80ML(8ft)を挙げましたが、BBを最初の1本にするなら8ft6inのS86MLで構いません。
どこでも使える長さなので、行く場所がまだ決まっていない段階ではこちらが無難です。
堤防で足場の狭い場所が多いと分かっているなら、BBにもS80MLがあります。

ただ、慣れてくると物足りなくなったり、我慢する場面が出てきます。
BBとSSを両方使っていると、一日シャクったあとの疲れ方と、シャクったときの戻りの速さで差を感じます。
カタログで差がついているのはカーボン含有率ですが、それが疲れ方の原因だと公式に書かれているわけではありません。
そこを承知のうえで、価格を優先するならBBです。

セフィアSS(S80ML)|店で聞かれたらまずこれを薦める

今回紹介する5グレード・55型番の中で、私がいちばんおすすめしたいのがセフィアSS S80MLです。

2023年モデル。
実売2万円台前半から。
お店でも、お客様にいちばんおすすめしているのがこの竿です。

全14番手はこうなっています。

番手全長自重適合エギ適合PE先径
S76UL-S7ft6in91g1.5〜3号0.2〜0.6号0.9mm
S79ML7ft9in93g1.8〜3.8号0.4〜1号1.8mm
S80ML8ft96g1.8〜3.8号0.4〜1号1.8mm
S80M8ft100g2〜4号0.5〜1号1.8mm
S83ML8ft3in100g1.8〜3.8号0.4〜1号1.8mm
S83M8ft3in97g2〜4号0.5〜1号1.8mm
S86L8ft6in97g1.5〜3.5号0.3〜0.8号1.6mm
S86ML8ft6in102g1.8〜3.8号0.4〜1号1.8mm
S86ML-S8ft6in100g1.8〜3.8号0.4〜1号0.9mm
S86M8ft6in105g2〜4号0.5〜1号1.8mm
S86M-S8ft6in105g2〜4号0.5〜1号1.3mm
S86MH8ft6in107g2.5〜4.5号0.6〜1.2号1.8mm
S89ML8ft9in102g1.8〜3.8号0.4〜1号1.8mm
S93ML9ft3in111g1.8〜3.8号0.4〜1号1.8mm

理由は、BBからSSに上がるところで、カーボン含有率が上のグレードと同じ帯に入るからです。
BBとの価格差は6千円ほど。
店頭で持ち比べても、バランスと扱いやすさはここで変わります。

使っていて一番いいと感じるのはロッドバランスです。
スペックの数字以上に重さを感じませんし、一日シャクっても疲れません。
操作性も良くて、全部が80点以上の、誰でも使いやすい優等生という感じの竿です。

初心者こそSSが一番使いやすいと思っています。
上手い人は多少扱いにくい竿でも合わせられますが、始めたばかりの人ほど竿の素性がそのまま釣りに出るからです。
その点でこの竿は、変なクセがありません。

番手はS80ML(私が使っているのはこれです)。
堤防で足場が狭い場所も多いエギングでは、8ftの取り回しが効きます。
磯やサーフにも行くなら、同じSSのS86MLにしてください。

コスパで言えばSSが最高です。

セフィアXR|5号のエギと、7ft3inの番手はここだけ

2021年モデル。
実売3万円台前半。
SSとの差は、先径1.6mm・カーボンモノコックグリップ・Xガイド・スパイラルXコアです。

全15番手はこうなっています。

番手全長自重適合エギ適合PE先径
S73SUL-S7ft3in89g1.5〜2.5号0.2〜0.5号0.9mm
S73MH7ft3in96g2.5〜4.5号0.6〜1.2号1.6mm
S76UL-S7ft6in89g1.5〜3号0.2〜0.6号0.9mm
S79ML7ft9in96g1.8〜3.8号0.4〜1号1.6mm
S79M7ft9in98g2〜4号0.5〜1号1.6mm
S83L8ft3in98g1.8〜3.5号0.3〜0.8号1.6mm
S83ML8ft3in99g1.8〜3.8号0.4〜1号1.6mm
S86ML8ft6in100g1.8〜3.8号0.4〜1号1.6mm
S86ML-S8ft6in100g1.8〜3.8号0.4〜1号0.9mm
S86M8ft6in100g2〜4号0.5〜1号1.6mm
S86M-S8ft6in100g2〜4号0.5〜1号1.3mm
S86MH8ft6in107g2.5〜4.5号0.6〜1.2号1.6mm
S89ML8ft9in101g1.8〜3.8号0.4〜1号1.6mm
S90H9ft113g3〜5号0.8〜1.5号1.6mm
S93ML9ft3in110g1.8〜3.8号0.4〜1号1.6mm

XRを選ぶ理由は、実は「上位だから」ではありません。
XRにしか無い番手があるからです。

  • S90H(エギ3〜5号):セフィア55型番で唯一、5号のエギに対応する番手。ディープエリアや激流で大きいエギを投げるならXR一択です
  • S73SUL-S(7ft3in・SUL):ライトエギング向けの番手。ヒイカやツツイカ、小型のアオリを繊細に狙う釣りができます。同じ系統ならBBのS76SUL-S、SSのS76UL-Sもありますが、7ft3inまで短いSULはXRだけです
  • S73MH(7ft3in・MH):短くて強いという組み合わせも、XRだけです

SSからXRでは穂先・グリップ・ガイドがまとめて変わりますが、8ft6inのMLを買うだけなら、手に持って分かる差は値段ほど大きくありません。
3〜3.5号のエギを中心に使う一般的なエギングなら、SSで足ります。

26セフィア エクスチューン|コルクグリップの新型。私も使っています

5グレードで最も新しいのがエクスチューンです。
2026年7月発売、実売6万円前後。

番手全長自重適合エギ適合PE先径
S72ML+7ft2in95g1.8〜4号0.4〜1号1.6mm
S85M8ft5in100g2〜4.5号0.5〜1号1.6mm
S86ML8ft6in100g1.8〜4号0.4〜1号1.6mm
S88L+8ft8in100g1.5〜4号0.3〜1号1.6mm
S92ML+9ft2in105g1.8〜4号0.4〜1号1.6mm

番手は5本で、うち3本が「+」付き(S72ML+・S88L+・S92ML+)です。

20エクスチューンから何が変わったか

シマノ公式が現行ページで挙げている進化は、次の4点です。

  • 全機種でM40Xを採用した細身のブランクス
  • サイドを平らにしたコルク製フロントグリップと、ナット部のコルク化
  • 3Dチタントップ・3Dチタン・エアロチタンによるフルXガイド化
  • リミテッドとの役割分担を考えた5番手構成(旧世代は12機種でした)

見た目でいちばん分かるのはグリップです。
エクスチューンは前側がコルク、後ろがカーボンモノコックという組み合わせで、リミテッドのカーボンシェルとは手触りがまったく違います。
店頭で並んでいたら、握り比べてみてください。

スパイラルXコアとカーボンモノコックは、旧世代の20エクスチューンにも入っていました。

私もこのエクスチューンを持っています。

コルクのグリップは、やっぱり玄人感が出て本当にかっこいいです。
リミテッドを持っているのに、見た目だけで即バイト(購入)してしまいました。

見た目は、今あるエギングロッドの中で1番好きです。

25セフィア リミテッド|最高峰。私はS84L+を使っています

2025年モデル。
実売8万円台半ばから。
ショア用は5番手で、どれもBB・SS・XRには無い番手です。

私のメインロッドはこのS84L+で、エギ1.5号から4号までを1本で振れます。
最初の1本に選ぶ竿ではありませんが、いずれ最高峰が欲しくなる人の行き着く先です。

使ってみての話は、このあとのインプレで詳しく書きます。

エクスチューンとリミテッドは何が違うのか

実売で2万円以上の差があるので、ここは気になるところだと思います。
公式に書かれている違いは、実質この3点です。

26エクスチューン25セフィア リミテッド
ブランクス素材M40X(全機種)M46X
グリップコルク(前)+カーボンモノコック(後)カーボンシェル(前)+カーボンモノコック(後)
番手構成S72ML+/S85M/S86ML/S88L+/S92ML+S73M/S76ML+/S84L+/S85ML+/S90ML
自重95〜105g96〜103g
先径1.6mm1.6mm
適合エギ(MLクラス)1.8〜4号1.8〜4号

数字の上ではほとんど同じです。
手に触れる部分ではグリップの素材が丸ごと違うので、そこが値段の差として見えるところだと思います。
そのうえで選び分けは、番手で決めるのが現実的です。
9ft超が欲しければエクスチューンのS92ML+、8ft4inのL+が欲しければリミテッドのS84L+、というように、自分の釣りに合う番手があるほうを選んでください。

セフィアのランク順|BB・SS・XR・エクスチューン・リミテッドは何が違うのか

磯の岩の上に置いた新子のアオリイカとピンクのエギ

売り場で一番聞かれるのが「値段がこれだけ違うのに、何が違うのか」です。

安い順に BB → SS → XR → エクスチューン → リミテッド の5段です。
ただ、値段どおりに少しずつ良くなっていくわけではありません。
竿の作りが大きく変わるのは、BB→SSとSS→XRの2か所です。

5グレードの数字を並べます(スマホでは横にスクロールできます)。

グレード実売の目安年式番手数自重カーボン含有率先径グリップ
セフィアBB1万円台半ば2022年1695〜110g94.4〜95.4%0.8〜1.8mmセパレート
セフィアSS2万円台前半〜2023年1491〜111g98.6〜99.6%0.9〜1.8mmセパレート
セフィアXR3万円台前半2021年1589〜113g97.9〜99.4%0.9〜1.6mmカーボンモノコック
セフィア エクスチューン6万円前後2026年595〜105g98.4〜98.8%1.6mmコルク+カーボンモノコック
セフィア リミテッド8万円台半ば〜2025年596〜103g98〜99%1.6mmカーボンシェル+カーボンモノコック

先径は穂先の太さです。
細いほど小さいアタリが出やすく、太いほど張りがあってエギを動かしやすくなります。
カーボン含有率は、竿の本体に使われているカーボンの割合です。

BBとSSの違い|カーボン含有率が上がる

BBSS
カーボン含有率94〜95%98〜99%
自重(同じ番手)—3〜5g軽い
実売1万円台半ば+6千円ほど

カーボン含有率が94〜95%から98〜99%へ、4ポイント上がります。
何がどう変わるかまでは公式に書かれていませんが、この数字が大きく動くのはBB→SSの1回だけで、SSから上はずっと同じ帯です。

6千円ほどの差で上のグレードと同じ作りに入れるのが、店でSSを薦める理由です。

SSとXRの違い|穂先・グリップ・ガイドがまとめて変わる

SSXR
先径1.8mm1.6mm
グリップセパレートカーボンモノコック
ガイド・構造—Xガイド・スパイラルXコア
自重(同じ番手)—0〜5g軽い
実売2万円台前半〜+1万円ほど

先径が1.8mmから1.6mmに細くなり、グリップがセパレート(握りとリールシートの間が空いている作り)からカーボンモノコック(中を空洞にして手に振動を伝える作り)に変わり、XガイドとスパイラルXコアが入ります。
自重も同じ番手で0〜5g軽くなりますが、7型番中4型番は2g以内なので、体感で分かる差ではありません。

XRから上の違い|カタログの数字はほぼ同じ

XRから上は、カタログの数字がほとんど動きません。
実売は3万円台から6万円、8万円台と上がっていくのに、自重も先径もカーボン含有率も同じ帯に収まっています。
変わるのはブランクスの素材・グリップの素材・番手の構成です。
エクスチューンとリミテッドの違いは、前の章のエクスチューンとリミテッドは何が違うのかで書いています。

軽くなるのはXRまで

「上のグレードほど軽い」と思われがちですが、セフィアはそうなっていません。
同じ番手で3グレードが揃うのは55型番のうち7型番だけで、比較できるのはこの範囲です。

番手BBSSXRエクスチューン
S83ML105g100g99g—
S86M110g105g100g—
S86M-S108g105g100g—
S86MH110g107g107g—
S86ML105g102g100g100g
S86ML-S103g100g100g—
S89ML105g102g101g—

S86Mは110→105→100gと、きれいに5gずつ軽くなります。
ところがS86MLはXRが100g、エクスチューンも100gで、ここから先は動きません。

リミテッドは他のグレードと1本も番手が重なっていないので、そもそも重さで比べられません。
5番手(S73M・S76ML+・S84L+・S85ML+・S90ML)は、どれもBB・SS・XRには存在しない番手です。
リミテッドを「軽いから買う竿」として考えないでください。

シマノの技術はどのグレードから入るか

数字に出ない部分は、シマノの技術がどこから入るかで見ます。
公式の表記どおりに並べます。

技術BBSSXRエクスチューンリミテッド
ハイパワーX(ブランクスのつぶれを抑える基本構造)○○○○○
スパイラルX(ねじれを抑える構造)—○———
スパイラルXコア(さらに強化した構造)——○○○
CI4+(軽量素材のリールシートなど)—○○○○
Xガイド——○(一部)○(フル)○(フル)
カーボンモノコックグリップ——○○○
高弾性カーボン———M40XM46X
カーボンシェルグリップ————○

「—」は公式の技術欄に記載が無いという意味で、その技術を使っていないと断定するものではありません。

ハイパワーXは全グレード共通。
SSからスパイラルXとCI4+、XRからスパイラルXコア・Xガイド・カーボンモノコック、エクスチューンからフルXガイドとM40X、リミテッドだけがM46Xとカーボンシェルグリップという並びです。

BB→SSとSS→XRで数字が動くのと、新しい技術が入る場所は、ほぼ一致しています。

上位2グレードは「絞り込まれている」

エクスチューンとリミテッドは、ショア用が5番手ずつしかありません。
BBの16番手、XRの15番手と比べると3分の1以下です。

ただし2グレードで事情が違います。
エクスチューンは旧世代の12機種から5本に絞られました。
リミテッドは発売時の3本から2026年に5本へ増えていて、こちらは「まだ増えている途中」の数字です。

BB・SS・XRエクスチューン・リミテッド
ショアの番手数14〜165
先径0.8〜1.8mmとばらつく全番手1.6mmで統一
使えるエギの一番大きい号数(MLの場合)3.8号4号
「+」が付く番手無し有り
ソリッドティップ(-S)3〜4本ある無し

そのうえで数字を見ると、先径は全番手1.6mmで揃い、使えるエギが4号まで広がり、「+」という番手が足されています。
番手の数より、この3つのほうが上位2グレードの中身をよく表しています。

年式はグレード順ではない

いちばん古いのはXR(2021年)、いちばん新しいのはエクスチューン(2026年)です。

XRは2021年設計ですが、スパイラルXコア・Xガイド・カーボンモノコックはXRから入っているので、古いから中身が劣る、という読み方はしないでください。

25セフィア リミテッド インプレ|私が使っているS84L+の話

夜の路面に置いたアオリイカとオレンジのエギ

25セフィア リミテッドは、2025年に6年ぶりのモデルチェンジを受けたセフィアの最高峰です。
前作は2019年のモデルでした。

番手は5本。私はS84L+を使っています

番手全長自重適合エギ適合PE追加年
S73M7ft3in99g2〜4.5号0.5〜1号2026年
S76ML+7ft6in96g1.8〜4号0.4〜1号2025年
S84L+8ft4in97g1.5〜4号0.3〜1号2025年
S85ML+8ft5in99g1.8〜4号0.4〜1号2025年
S90ML9ft103g1.8〜4号0.4〜1号2026年

2025年に出たのはS76ML+・S84L+・S85ML+の3本で、S73MとS90MLは2026年に加わった番手です(シマノの公式パーツ表で、前者に「25」、後者に「26」と書き分けられています)。

「+」は何か|L+は1.5号から4号まで背負える

リミテッドとエクスチューンには「L+」「ML+」という番手があります。
MLとMのちょうど中間、という意味ではありません。
シマノ公式では、Lのしなやかさにクラスを超えたパワーを足したもの、と説明されています。

これは適合エギの数字を見ると、はっきり分かります。

番手グレード適合エギ幅
S86LBB1.5〜3.5号2.0号ぶん
S86MLBB・SS・XR1.8〜3.8号2.0号ぶん
S86MLエクスチューン1.8〜4号2.2号ぶん
S85Mエクスチューン2〜4.5号2.5号ぶん
S73Mリミテッド2〜4.5号2.5号ぶん
S88L+エクスチューン1.5〜4号2.5号ぶん
S84L+リミテッド1.5〜4号2.5号ぶん

L+は、Lと同じく1.5号の小さいエギが使えたまま、M級の4号まで投げられるようにした番手です。
普通は柔らかくすれば上が投げられなくなり、強くすれば小さいエギが乗らなくなります。
そこを両立させたのが「+」の意味です。

S84L+の1.5〜4号は、55型番で最も広い部類です。
同じ2.5号ぶんの幅を持つのはエクスチューンのS88L+(1.5〜4号)と、エクスチューンS85M・リミテッドS73M(ともに2〜4.5号)。
そのうち1.5号の小さいエギまで使えるのはS84L+とS88L+の2本だけです。

S84L+を使ってみて|見た目・所有感・2025年のベストロッド

今まで握ってきた竿の中で別格でした。
ネットでは否定的な書き込みも見かけますが、私自身はそう感じたことがなく、お客さんから同じ相談を受けたこともありません。

まず見た目がかっこいいです。
カーボンシェルグリップの質感は、写真より実物のほうがいいと思います。
店頭で並んでいるのを見て「欲しい」と思わせる力があります。

使ってみると、1.5号から4号までを1本で気持ちよく振れるのが効いてきます。
秋の小さいエギから始めて、途中で3.5号に上げて、風が出たら4号。
普通なら竿を持ち替えるところを、そのまま続けられます。

リールはセフィアのC3000SDHを軸に、日によってダイワのエアリティや19ヴァンキッシュも載せます。

この竿でキロオーバーを何杯も獲っています。
L+という表記から「柔らかくてパワーが足りないのでは」と思われがちですが、そこは心配しなくて大丈夫です。

いろいろなロッドを触ってきましたが、私的に2025年のベストロッドです。
一生付き合っていく竿になると思っています。

値段は8万円台半ばから9万円台で、気軽に薦められる金額ではありません。
それでも、秋から春まで1本で通したい人には、はっきり薦められます。

この価格帯は楽天やYahoo!ショッピングのポイント還元で差が出ます。
在庫と値段は動くので、3つとも見てから決めてください。

S84L+とS85ML+は、どちらを買うか

リミテッドを検討する人が最後に迷うのがここだと思います。
私はS85ML+も借りて振ったうえで、S84L+を選びました。

理由は単純で、Lのほうが感度も操作性も明らかに上だったからです。
同じリミテッドでも、この2本は性格がはっきり違います。
せっかく最高峰を買うなら、そこを突き詰めたいと思って選びました。

S84L+S85ML+
長さ8ft4in8ft5in
自重97g99g
適合エギ1.5〜4号1.8〜4号
適合PE0.3〜1号0.4〜1号
向く人感度と操作性を突き詰めたい人大型が数上がる地域の人

キロオーバーがバンバン上がるようなイカ天国の地方に住んでいるなら、ML+のほうがいいと思います。
ただ、普通のエギングなら、私はS84L+を選びます。

1.5号から4号までを1本で振りたいなら、S84L+が答えです。

SSから一気に飛んだ話|階段を上がるか、飛ぶか

BBを買うとSSが欲しくなり、SSを買うとXRが欲しくなります。
釣り人の性みたいなもので、売り場に立っているとこの流れを毎年見ます。
そして私自身がそのクチでした。

なので私は、SSから一気にリミテッドへ飛びました。
XRとエクスチューンを1本ずつ買って、それでも最後にリミテッドが欲しくなるくらいなら、先に飛んだほうが結果的に安く済むと思ったからです。

もちろん全員に薦める買い方ではありません。
「いずれ最高峰が欲しくなる自覚がある人」だけが選ぶ近道です。
そうでない人は、上で書いたとおりSSで十分に足ります。

店頭で売れているのはどれか|売れ筋がバラけるブランド

釣具店の売り場に並ぶロッドとスピニングリール

セフィアは、売れ筋がバラけるブランドです。

普通は入門機がいちばん売れて、上に行くほど数が減ります。
ところがエギングは道具にお金をかける人が多い釣りで、始める人はBBの8ft6in、私が薦めるのはSSの8ft、そして上級者は逆にXRやリミテッドを買っていきます。
上位グレードも安定して出るので、在庫は上から下まで並ぶことになります。
BBを買ったお客さんがSSを見に来たときも、私は止めません。

セフィアの用途別モデル|ティップエギング・メタルスッテ・MB

港に帰ってくる遊漁船

ここまで紹介したのは、ショア用の主力5グレード・55型番です。
セフィアにはこのほかに船用のシリーズと、持ち運び用のパックロッドがあり、全部を数えると132型番になります。

区分型番数内容
ショア・主力5グレード(この記事)55BB16/SS14/XR15/エクスチューン5/リミテッド5
ティップエギング31船から穂先でアタリを取る釣り
メタルスッテ43スッテを使った船のイカ釣り
エクスチューン MB3ショア用の5本継パックロッド

船用は別シリーズで、年式もショアとは違います。
たとえばティップエギングのBBは2023年、SSは2024年で、この記事のショア用(BB2022年・SS2023年)とは1年ずれています。
同じ「セフィアBB」でも別の製品なので、買うときは品番を確認してください。

ティップランのロッド選びはこちらにまとめています。

番手の選び方|長さ・硬さ・ソリッドティップ

透明度の高い浅場でエギングロッドを構えた手元

グレードが決まったら、次は番手です。
どのグレードを買っても、番手を外すと使いにくい竿になります。

長さは8ft〜8ft6inが基準

エギングの基準は8ft6inです。
セフィアもこのサイズがいちばん番手が揃っていて、BBだけで8ft6inが6本あります。
堤防でも磯でも使える、外さない長さです。

ただ、私が自分で使っているSSは8ft(S80ML)です。
理由は取り回しで、常夜灯まわりや足場の狭い漁港でシャクるとき、8ft6inより体が楽になります。

最初の1本は8ft(S80ML)。
磯やサーフにも行くなら8ft6in(S86ML)。

この2つで考えれば足ります。

9ft以上(SSのS93ML、XRのS93ML・S90H、エクスチューンのS92ML+、リミテッドのS90ML)はサーフや地磯向けです。
堤防メインの人が最初に選ぶ長さではありません。

フィート表記をcmで知りたい人は、こちらの変換ツールが早いです。

硬さはMLが標準|MとMLはどちらを買うか

エギングで使うエギは3〜3.5号が中心です。
この号数に素直に合うのがMLで、セフィアもMLの番手数がいちばん多く作られています。

硬さ適合エギ(BB・SS・XRの場合)向く場面
L1.5〜3.5号(XRのS83Lだけ1.8〜3.5号)小さいエギを丁寧に。春の親イカより秋の数釣り
ML1.8〜3.8号標準。3〜3.5号が主戦場の人はこれ
M2〜4号4号を使う、風が強い、少し深い場所を釣る
MH2.5〜4.5号春の親イカ狙い。ディープエリアや激流

MとMLで迷ったら、MLで問題ありません。
4号のエギを常用する人だけがMです。
エギの号数と重さの関係は、こちらにまとめています。

ソリッドティップ(-S)は要るか

穂先の中身が詰まっているのがソリッド(-S)、中が空洞なのがチューブラーです。
柔らかさは作り方次第なので、「柔らかい穂先=ソリッド」とは限りません。
セフィアではBB・SS・XRの3グレードにだけソリッド番手があります。

  • チューブラー:シャクリの操作感が明快。張りがあるのでエギをキビキビ動かせる
  • ソリッド(-S):穂先が入りやすく、抱いた瞬間の変化が出やすい。フォール中のアタリを穂先の動きで取りたい人向け

最初の1本ならチューブラーで構いません。
ソリッドは2本目に、フォール重視の釣りをしたくなってから選ぶほうが失敗が少ないです。

セフィアに合わせるリールとライン

色分けされたPEラインのスプールを横に並べたところ

エギングのリールはC3000S番手(浅溝)が基準です。

PE0.6号が200m入る設計で、セフィアのロッドとはこの組み合わせが標準になります。

ロッドと同じグレードで揃えると、だいたいこの組み合わせになります。

ロッド同じグレードのリール実売の目安
セフィアBB26セフィアBB C3000SHG1万円台後半
セフィアSS23セフィアSS C3000S2万円前後
セフィアXR・上位25セフィアXR C3000SHG2万円台後半〜
シマノ(SHIMANO)
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私がリミテッドに合わせているのはセフィアのC3000SDH(ダブルハンドル)です。
ダブルハンドルは、シャクったあとにハンドルの位置が決まりやすいので、エギングでは使っている人が多いです。

ラインはPE0.6号が標準で、リーダーはフロロの2〜2.5号。
ロッドを買うときに一緒に揃えておくと、そのまま釣りに行けます。

シマノのエギングリールは、セフィアだけで3グレード、汎用機まで含めると15シリーズあります。
予算別の選び方は、リール側の記事にまとめました。

ダイワ(エメラルダス)と迷っている人へ

エギングロッドのもう一方の柱がダイワのエメラルダスです。
価格帯で並べると、だいたいこう対応します。

セフィア(シマノ)実売の目安エメラルダス(ダイワ)実売の目安
セフィアBB1万円台半ばエメラルダス X1万円台半ば
セフィアSS2万円台前半〜エメラルダス MX2万円台半ば
セフィアXR3万円台前半(該当なし)—
セフィア エクスチューン6万円前後エメラルダス AIR4万円台後半〜
セフィア リミテッド8万円台半ば〜エメラルダス ストイスト7万円台〜

グレード名が同格という意味ではなく、あくまで価格帯の対応です。
セフィアXRの価格帯には、ダイワ側にちょうど当たる棚がありません。
入口のBBとエメラルダスXは実売がほぼ並んでいて、どちらを買うかは好みで決めて構いません。

自重で見ると、上位はダイワのほうが軽いです。

立ち位置シマノ自重ダイワ自重
準ハイエンドセフィア エクスチューン(6万円前後)95〜105gエメラルダス AIR(4万円台後半〜)70〜93g
最高峰セフィア リミテッド(8万円台半ば〜)96〜103gエメラルダス ストイスト(7万円台〜)77〜95g

同じ立ち位置どうしで並べると、実売はダイワのほうが安いのに、上位2クラスはエメラルダスのほうが明確に軽いです。
カタログの数字で軽さを求めるなら、ダイワに分があります。

面白いのは、軽くなる場所が両社で違うことです。
セフィアはBB→XRで軽くなってそこから止まります。
エメラルダスはX(90〜109g)からMX(93〜110g)でほとんど変わらず、AIRで一気に軽くなります。

これまで私がセフィアSSを薦めてきたのは、持ったときのバランスと、シャクったときの扱いやすさでした。
先代のエメラルダスMXはやや先重りを感じることがあって、お客さんの中にも調整して使っている人がいたほどです。

ただ、26年モデルのMX(型番の末尾が「・V」)で、そこが解消されました。
ミドルクラスで迷うなら、今は26MXも十分に候補です。
重心の位置は数字に出ないので、店頭で両方を持ち比べてください。

ダイワのエギングリールを見ている人はこちらへ。

番外編|ロッド以外のセフィア

岩の上に置いたシリヤケイカと緑のエギ

セフィアはロッドだけのブランドではありません。

  • エギ:セフィア クリンチ、フラッシュブーストなど
  • ライン:セフィア8+(PE)、セフィア フロロリーダー
  • 小物:エギホルダー、スライドイカシメ、エギケース

フラッシュブーストのエギは実際に使って記事にしています。
釣れる状況と、そうでない状況がはっきり分かれるエギです。

リーダーの号数で迷っている人はこちらへ。

よくある質問

セフィアのランク順は?

安い順にBB → SS → XR → エクスチューン → リミテッドの5段です。
ただし数字が動くのはBB→SSとSS→XRの2か所で、XRから上は自重も先径もカーボン含有率もほぼ同じ帯に収まります。

「+」が付く番手は何が違う?

その硬さのしなやかさを残したまま、パワーを上乗せした番手で、エクスチューンとリミテッドだけにあります。
たとえばリミテッドのS84L+は、Lと同じ1.5号のエギから、4号まで使えます。

ソリッドティップ(-S)は要る?

最初の1本ならチューブラーで構いません。
フォール中のアタリを穂先で取りたくなったら2本目に検討してください。
セフィアではBB・SS・XRの3グレードにだけ-S番手があります。

セフィアBBより安いシマノのエギングロッドは?

あります。
25ソルティーアドバンス ショアモデル エギングが1万円台前半です。
「まずエギングを試してみたい」だけなら、ここから入るのもありです。
ただ、それより安い竿はストレスがたまるので、私はおすすめしません。

ただし、エギングを続けるつもりがあるなら、最初からセフィアBB以上を買ったほうが結果的に安くつきます。

エクスチューンとリミテッドはどちらを買う?

公式で違うのはブランクス素材(M40XとM46X)・グリップ素材・番手構成の3点です。
自重も先径も適合エギもほぼ同じなので、自分の釣りに合う番手があるほうを選んでください。

20セフィア エクスチューンの中古はアリ?

現行は2026年モデルなので、中古で出てくるのは2020年モデルです。
6年前の設計になりますが、当時からスパイラルXコアとカーボンモノコックは入っています。
価格が現行のSS以下まで落ちているなら選択肢になります。
ただし中古のロッドはガイドのリングとグリップの状態を必ず確認してください。

セフィアXRのモデルチェンジは?

2026年9月時点で、シマノ公式の製品ページと2026年秋冬の新製品一覧を見る限り、XRロッドの後継モデルの発表は確認できません。
2021年モデルなので気になるところですが、「もうすぐ新型が出る」と決まっているわけではありません。

セフィアCI4+やTTは今どうなった?

どちらも現行ラインナップからは外れています。
中古やアウトレットで見かけることはありますが、いま新品で買えるのはこの記事の5グレードです。

まとめ|セフィアはSSが基準、行き着く先がリミテッド

  • セフィアはショア用だけで5グレード・55型番。竿の作りが大きく変わるのはBB→SS(カーボン含有率)とSS→XR(自重・先径・グリップ・Xガイド)の2か所だけ。XRから上は実売が3万円台から8万円台まで上がるのに、カタログの数字は同じ帯です
  • 続けるつもりならセフィアSS S80ML。磯やサーフにも行くならS86ML。店頭で聞かれたとき私が最初に出すのはこれです
  • 安く抑えるならBBのS86MLで足ります。さらに下ならソルティーアドバンスという手もあります
  • 5号のエギに対応するS90H(3〜5号)は、55型番でXRにしかありません
  • 最高峰は25リミテッド。私が使っているS84L+は、エギ1.5〜4号を1本で背負える番手。この幅を持つのはエクスチューンのS88L+と合わせて55型番で2本だけです

いずれ最高峰が欲しくなる自覚がある人は、私のようにSSからリミテッドへ飛ぶ手もあります。
そうでない人はSSで十分です。
そこから先は性能というより、良い道具を持つ楽しみの世界だと思ってください。

在庫と価格は日によって動きます。
Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングの3つを見比べて、ポイントを含めて安いところで買ってください。

シマノとダイワを横断したエギングリールのおすすめはこちらです。

あわせて読みたい

同じ形でショアジギングロッドをまとめた記事です。

シマノのアジングロッド(ソアレ)も、同じようにグレード順で並べています。

エギングのリーダー選びはこちらへ。

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