こんにちは、現役釣具屋店員のみきやです。
エギ売り場に立っていると、「シャローのエギって、要りますか?」という質問をよく受けます。
私は、ケースに1本か2本は忍ばせておいてほしいと答えています。
浅場に行かない人にとっても、ボウズを逃れる切り札になるからです。
シャローエギは浅場専用と思われがちですが、藻でイカが浮いている日や、スレたイカ、春の大きなイカを狙う日にも出番があります。
私がエギングで手にしたイカは1,000匹以上、試したエギは100種類に届くほどです。
その経験とメーカー公式の数字をもとに、シャローの違いと使う場面、選び方、おすすめを書いていきます。
対象は、堤防や磯、サーフから投げてアオリイカを狙う陸っぱりです。
シャロータイプのエギとは|ノーマル・スーパーシャローとの違い

シャロータイプのエギは、同じ号数のノーマルより少しだけ軽く作り、ゆっくり沈むようにしたエギです。
シャローエギ、エギのシャローとも呼ばれます。
浅場でノーマルを使うとすぐ底に着き、イカが抱く間を作れず、根や藻にも掛かりやすくなります。
エギ王Kの3号で比べると、次のとおりです。
| タイプ | 3号の自重 | 沈下速度 | 目印・備考 |
|---|---|---|---|
| ベーシック(ノーマル) | 16g | 約3.0秒/m | ― |
| BS(ベーシックシャロー) | 15.5g | 約4.5秒/m | 2026年9月発表 |
| シャロー(S) | 15g | 約6.0秒/m | 目と羽根が青・刻印「S」 |
| スーパーシャロー(SS) | 14.5g | 約8.0秒/m | 目と羽根が青・刻印「SS」 |
秒数はエギが1m沈むのにかかる時間で、大きいほどゆっくりです。
重さは1gしか違わないのに、シャローにするだけで沈む速さはおよそ半分になります。
数字はラインを張らずに落としたとき(フリーフォール)の目安で、潮に流されたり、ラインを張ったりするとさらに遅くなります。
BSについては、おすすめの後で紹介します。
メーカーで呼び方が違う|シャロー・タイプS・スロー
- ヤマシタ:シャロー(S)とスーパーシャロー(SS)
- ダイワ:タイプSとタイプSS(ダートII、シャインLCなど)
- デュエル:スローやSS(キャスト 喰わせ スローなど)
- シマノ:クリンチ シャローのほか、名前に出ないものもある
名前で迷ったら、パッケージの秒数を見てください。
私は、1mに6秒前後ならシャロー、8秒前後ならスーパーシャローのつもりで扱っています。
見分け方と、メーカーごとの沈下速度の一覧はこちらです。

シャロータイプのエギはいつ使う?|浅場だけではない5つの場面

水深1〜5mの浅場で、底に着くのが早すぎるとき
一番の出番は、水深1〜5mくらいまでの浅場です。
ノーマルだと着底が早すぎて、フォールを見せる間がほとんど無い場所です。
ベーシック3号で着底まで15秒かからなければ、水深5mより浅い計算です。
3〜5mは、フォールを見せられないと感じた日に替えれば十分です。
水深があっても、藻でイカが水面近くまで浮いているとき
海藻が伸びていて、イカが水面の近くまで浮いていれば、深い場所でも狙うのは表層から中層です。
底まで落とす必要が無いので、ゆっくり沈むシャローが有利になります。
警戒心の強い大型・見えイカ・スレたイカ
見えイカや、人が多い釣り場のスレたイカは、速いエギを見切りがちです。
沈むのが遅いぶん手返しは落ちますが、警戒心の強い大きなイカには、長く見せられるシャローが効くことがあります。
春の産卵期の大型|水深10m以上でも使う
シャローが特に強いのが、春の産卵期の大きなアオリイカです。
実績が高いので、私は水深10mを超える深場でも、あえてシャローを投げることがあります。
春は海藻が水面近くまで伸びる時期で、重いエギは藻に潜って掛かりがちです。
ゆっくり沈むエギなら、藻の上に乗せるように通せます。
秋の新子・干潮・夕まずめ
秋の新子は表層近くまで浮いてきますし、干潮で浅くなった場所にもイカは残っています。
夕まずめも、イカが浅いところへ寄ってきやすい時間帯です。
秋のエギの選び方は、こちらです。

- 水深1〜5mくらいの浅場(ベーシック3号で着底まで15秒以内)
- 水深があっても、藻でイカが浮いている
- 見えイカ・スレたイカ・大型に、じっくり見せたい
- 春の産卵期の大型狙い(水深10m以上でも)
- 秋の新子や干潮で、イカが浅いところに寄っている
当てはまらない日も、フォールを長く見せられて根掛かりを避けやすいシャローが1本あれば、反応が止まったときの手になります。
シャローを初めて1本買うなら、私はデュエルのキャスト 喰わせ スローの3号を勧めています。
シャロータイプのエギの選び方|スーパーシャローとの使い分け・号数・動き・色

シャローとスーパーシャロー、どっちが釣れる?|基本はシャロー。水深2m以下ならスーパーシャロー
お店で一番よく聞かれる質問です。
私の答えは、基本はシャローです。
浅場の多くは、1mに約6秒のシャローで足ります。
スーパーシャローに替える目安は、水深2mくらいです。
- 水深2mより深い:シャロー
- 水深2m以下:スーパーシャロー(シャローでも釣りにはなりますが、スーパーシャローのほうが使いやすい)
エギ王Kのベーシック3号で着底まで6秒前後なら、水深は2mくらいです。
水深1m以内、人が歩いて渡れそうな浅さになると、シャローでも釣りにならないことが多く、ここはスーパーシャローの出番です。
私の地元に、シーズンになるとエギンガーが数m間隔で並ぶ人気の堤防があります。
その一番先端は水深1m以内のゴロタ場で、海藻も少しありますが、エギングが成り立たない場所に見えるので誰も投げていません。
ところが、こういう場所にもイカはいます。
私はここで何匹も釣っていて、今では秘密のポイントです。
ほかのエギンガーが打たない超浅場を攻められるのが、スーパーシャローの強みです。
ここでの動かし方は、使い方に書いています。
ただ、スーパーシャローは風や潮に流されやすく、深い場所では着底まで長く待つことになります。
まずはシャローを1本。
超浅場に通うようになったら、スーパーシャローを足してください。
エギ王Kで揃えるなら、シャローの3号です。
スーパーシャローも3号です。
干潮で水深1mを切るまで浅くなった場所の攻め方は、こちらに書いています。

号数|3号が中心。春の大型は3.5号
秋から冬は3号が中心です。
春も藻場の浅いところは3号のスローフォールが効きますが、大型狙いや、サーフで遠くまで投げたい日は3.5号を使います。
号数ごとの重さはこちらです。

動きと飛距離|パタパタは飛びにくく、重心移動のあるエギは飛ぶ
足元に近い浅場ならフォール姿勢の自然なパタパタ系、沖の浅場やサーフなら重心移動を積んだよく飛ぶエギ、と分けると選びやすくなります。
色|浅場の日中は、自分から見やすい色も候補
色は、日中ならピンクやオレンジ、夜なら赤い下地のものなど、普段のエギと同じ考え方でかまいません。
浅場の日中は、エギが自分から見えやすい色だと、藻や岩をよけて通しやすくなります。
色の選び方全体は、こちらに書いています。

夕まずめに強い色と時間帯の話は、こちらです。

シャロータイプのエギおすすめ6選|釣具屋店員が選んだ順位

私がおすすめする順に6本を並べ、番外2本と注目の新作を加えました。
秒数の遅い順ではありません。
表は横にスクロールでき、名前を押すと紹介へ飛べます。
| 順位 | エギ | 向く場面 | 号数 | 沈下速度 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | デュエル EZ-Q キャスト 喰わせ スロー | 1本目のシャロー | 3・3.5号 | 約6.0秒/m |
| 2 | ヤマシタ エギ王K シャロー/スーパーシャロー | 水深で使い分ける定番 | S 3・3.5・4号 SS 3・3.5号 | S 約6.0秒/m SS 約8.0秒/m |
| 3 | DUO エギ政 改 シャロー 2026年新作 | ダートと飛距離 | 2.5・3・3.5号 | 約6.0秒/m (2.5号は約7.0秒) |
| 4 | シマノ セフィア クリンチ ロングアピール ジェットブースト | サーフ・遠浅 | 3.5号 | 約7.4秒/m |
| 5 | リトルジャック ハグゴス | 違う動きで見せる | 55〜90mm | 約4.5秒/m |
| 6 | ダイワ エメラルダス シャインLC タイプS | 光と遠投 | 3.5号 | 約6.0秒/m |
| 番外 | ダイワ エメラルダス ダートII タイプS/SS | 在庫があるうちに | 2.5・3・3.5号 | S 約6秒/m SS 約8秒/m |
| 番外 | ヤマシタ エギ王K 2.5号 | シャローの代わり | 2.5号 | 約5.0秒/m |
値段は時期や店で動くので、各商品のリンク先で確かめてください。
第1位 デュエル EZ-Q キャスト 喰わせ スロー|1本目のシャローに
シャローを初めて買う人に、私が真っ先に勧めるエギです。
デュエルのEZ-Q(イージーQ)は、本物のエビのような脚が付いた、「パタパタ」の名で親しまれる人気のシリーズです。
そのうち喰わせに特化したキャスト 喰わせを、ゆっくり沈むように仕立てたのがこのスローです。
- シャローをまだ1本も持っていない人
- スレたイカや大きなイカに、じっくり見せたい人
- 浅場の根掛かりを減らしたい人
沈下速度は3号も3.5号も同じで、ノーマルのキャスト 喰わせ(3号で約3.7秒)より2秒以上ゆっくりです。
落ちていく姿勢が自然で、狙った層にとどめやすく、ゆっくり沈むエギに欲しい良さを一通り詰め込んだようなエギです。
私がシャローの中で一番よく使い、一番多く釣っているのも、このエギです。
パタパタは通常のモデルも人気ですが、脚の良さが最も出るのはこのスローだと感じています。
弱いところは飛距離で、遠くの浅場は3位や4位のエギと使い分けてください。
目印は黄色い目と背中のSマークで、カラーは日中ピンクやリアルイソスジエビなど15色です。
| 号数 | 自重 | 沈下速度 |
|---|---|---|
| 3号 | 13g | 約6.0秒/m |
| 3.5号 | 15.5g | 約6.0秒/m |
春の大型狙いには3.5号です。
第2位 ヤマシタ エギ王K シャロー/スーパーシャロー|水深2mを目安に使い分ける
迷ったときに外さないのが、エギ王Kのシャローとスーパーシャローです。
人気でも実績でもNo.1と私が思っているエギ王Kの、ゆっくり沈むモデルです。
弱点らしい弱点が無く、初心者から上級者まで勧められる万能なシャローです。
お店でお客さんにおすすめを聞かれたとき、私が答えるエギの1つでもあります。
- ベーシックやディープもエギ王Kで揃えている人
- イカがスレやすい人気の釣り場に通う人
- 春の大型をゆっくり見せて狙いたい人
ベーシック、ディープと合わせてエギ王Kで揃えておけば、同じ使い心地のまま沈む速さだけを替えられます。
水深2mより深ければシャロー、2m以下ならスーパーシャローがおすすめです(選び方)。
シャローは動きが小さくなりがちですが、エギ王Kはアクティブバランサーという仕組みで、シャクったときの動きにメリハリを付けています。
シャローの3号には2026年9月上旬に新色が6色加わり、ピーカンブルーなど20色以上から選べます。
| タイプ | 号数 | 自重 | 沈下速度 |
|---|---|---|---|
| S(シャロー) | 3号 | 15g | 約6.0秒/m |
| S(シャロー) | 3.5号 | 20g | 約6.0秒/m |
| S(シャロー) | 4号 | 24g | 約6.0秒/m |
| SS(スーパーシャロー) | 3号 | 14.5g | 約8.0秒/m |
| SS(スーパーシャロー) | 3.5号 | 19.5g | 約8.0秒/m |
大きな春イカを狙うなら、3.5号です。
第3位 DUO エギ政 改 シャロー(2026年新作)|ダート幅が大きく、よく飛ぶ
エギの進化を感じた、2026年の新作シャローです。
- ゆっくり沈むエギでも、飛距離を落としたくない人
- 浅場で、大きなダートでアピールしたい人
DUOのエギ政 改のゆっくり沈むモデルで、2026年8月に2.5号と3号、9月に3.5号が出ました。
ゆっくり沈むエギはダート幅が小さく、飛距離も出にくいものが多いのですが、エギ政 改 シャローはダートの幅が大きくてアピール力が強く、飛距離もかなり出ます。
頭の部分に布が無い作り(クロスレスヘッド)で、メーカーによると、水切れがよく軽い力でもキレのあるダートが出ます。
シンカーは根掛かりしにくい平らな面のある形で、浅場ではこれも助かります。
私も発売されてすぐに使い、完成度の高さに一軍入りを決めました。
エギ政のシリーズは、もう10本以上揃えています。
これから売れて品切れが続くと私は見ているので、見かけたら早めに手に入れてください。
| 号数 | 自重 | 沈下速度 |
|---|---|---|
| 2.5号 | 10g | 約7.0秒/m |
| 3号 | 15g | 約6.0秒/m |
| 3.5号 | 20g | 約6.0秒/m |
第4位 シマノ セフィア クリンチ ロングアピール ジェットブースト(3.5号)|サーフに遠投
ジェットブーストの3.5号は、1mに約7.4秒と、スーパーシャローに近いゆっくりした沈み方です。
投げるとオモリが後ろへ移って遠くまで飛び、着水後はバネの力で前へ戻る重心移動(ジェットブースト)を積んでいます。
反射板も入っていて、フォール中も光ってアピールします(フラッシュブースト)。
開発者は、春の藻場やサーフのかけ上がり、浅いリーフで使うことを想定しています。
発売当初は人気が集中して、お店の棚から一時姿を消したほどでした。
飛距離はトップクラスで、私はサーフのエギングでよく使っています。
3.0号は1mに約4.2秒で、ノーマル寄りの沈み方です。
シャローとして買うなら3.5号を選んでください。
名前の似たセフィア クリンチ シャローとは別のエギです。
| 号数 | 自重 | 沈下速度 |
|---|---|---|
| 3.0号 | 13g | 約4.2秒/m |
| 3.5号 | 17g | 約7.4秒/m |
第5位 リトルジャック ハグゴス|シャロータイプではない、魚のような動きで見せる
ハグゴスは、シャロータイプのエギではありません。
1mに約4.5秒で、ノーマルとシャローの中間の沈み方です。
それでも入れたのは、ほかのエギとはひと味違う、新しいタイプの動きで見せられるからです。
2026年にリトルジャックから出たエギで、一定の速さで巻けばS字、付属のブレードを付けて竿先を小さく鋭く動かせば左右へ跳ねるダートと、小魚のような動きを出せるとメーカーは説明しています。
私はヒイカ狙いなら65mm、アオリイカ狙いなら90mmをよく使います。
ケンサキイカやアカイカにも強く、アオリイカ以外がよく釣れる印象の、イカ全般に使える万能なエギです。
| サイズ | 自重 | 沈下速度 |
|---|---|---|
| 55mm | 6g | 約4.5秒/m |
| 65mm | 9g | 約4.5秒/m |
| 75mm | 14g | 約4.5秒/m |
| 90mm | 22g | 約4.5秒/m |
第6位 ダイワ エメラルダス シャインLC タイプS|光と遠投で、3.5号の浅場に
ダイワのエメラルダス シャインLCに、ゆっくり沈むモデルとして加わったのがタイプSです。
号数は3.5号だけです。
中の反射材がどの向きからも光る作り(レーザーインパクトとMIRROR-CLE 360°)で、広い範囲のイカに気づかせます。
オモリは投げると後ろへ動き、着水後は磁石で元の位置に止まるので、軽くてもよく飛びます。
カラーはエメラルドアジなど8色です。
| 号数 | 自重 | 沈下速度 |
|---|---|---|
| 3.5号 | 18.4g | 約6.0秒/m |
番外 ダイワ エメラルダス ダートII タイプS・タイプSS|通販の在庫があるうちに
エメラルダス ダートIIのタイプSとタイプSSは、ダイワの現行ラインナップから外れているエギです。
それでもネットにはまだ在庫があり、手に入る間は浅場用として今でも勧めています。
号数はタイプS、タイプSSとも2.5号、3号、3.5号が出ていましたが、通販で見つけやすいのは3.5号です。
ダートのキレとゆっくりした沈みを両立していて、タイプSSには、ほかの人が投げない浅場で、私も何度も助けられてきました。
タイプSSはかなり見つけにくく、代わりは同じ約8秒のエギ王K スーパーシャローです。
タイプSが無ければ、6位のシャインLC タイプSか、3号と3.5号があるダートLC タイプSにしてください。
| タイプ | 自重 | 沈下速度 |
|---|---|---|
| S(3.5号) | 18g | 約6秒/m |
| SS(3.5号) | 17.5g | 約8秒/m |
番外 ヤマシタ エギ王K 2.5号|シャローが手元に無い日の代わりに
エギ王Kのベーシックは、2.5号だけ1mに約5.0秒と、3号の約3.0秒よりかなりゆっくり沈みます。
シャローを持っていない日に浅場へ行くなら、2.5号に落とすだけで、シャローに近い見せ方ができます。
ただ、3.5号から3号に落としても、公式の沈下速度はどちらも約3.0秒で変わりません。
私自身は小さいイカを狙わないようにしているので、浅場では3号のシャローに替えています。
それでも、お店では手持ちがノーマルだけのお客さんに、2.5号を勧めることもあります。
注目の新作 ヤマシタ エギ王K BS(ベーシックシャロー)|約4.5秒の新しいタイプ
エギ王Kに、BS(ベーシックシャロー)が2026年9月に発表されました。
ベーシックでは速すぎ、シャローでは遅すぎる、という隙間を狙ったモデルで、1mに約4.5秒で沈みます。
エギ王25周年の記念企画で、3号と3.5号の3色セットがヤマシタのオンラインストアの抽選で販売されました。
2026年9月の時点で、一般のお店や通販で売る案内は出ていません。
同じ約4.5秒で今買えるのは、エギ王SEARCHのシャローです。
ほかの選択肢|エギ王LIVE シャロー・セフィア クリンチ シャローなど
| エギ | 号数 | 沈下速度 |
|---|---|---|
| ヤマシタ エギ王LIVE シャロー | 3.5号 | 約6秒/m |
| ヤマシタ エギ王SEARCH シャロー | 3・3.5号 | 約4.5秒/m |
| シマノ セフィア クリンチ シャロー | 3.5号 | 約6秒/m |
| ダイワ エメラルダス ダートLC タイプS | 3・3.5号 | 約6.0秒/m |
| デュエル EZ-Q ダートマスターSS | 3・3.5号 | 約8.0秒/m |
シャロータイプのエギの使い方|シャクリは弱めに、フォールは長く

基本はノーマルと同じで、シャクる強さと待ち方だけを変えます。
- 着水したらラインを出しながら沈め、着底までの秒数を数える(2投目からの基準になる)
- 着底したら、ノーマルより弱めの力でシャクる。根や藻の多い場所は、着底の2〜3秒手前でシャクり始める
- ラインを張りすぎず緩めすぎずに、長めにフォールさせる。沈む速さがノーマルの半分なら、待つ時間は2倍が目安。たるみすぎると抱いたのに気づけない
- ラインが止まる、走る、ふっとたるむなどの変化が出たら合わせる
シャクリはノーマルより少し弱く
シャローは軽いぶん浮き上がりやすく、水の抵抗も小さいので、ノーマルと同じ力だと動きすぎてしまいます。
いつもより少し弱めにシャクるのがコツで、手首を返す程度の小さなシャクリから試してください。
スレイカ・大型・超浅場は、シャクリ1〜2回でフォールを長めに
スレたイカや大きなイカ、超浅場を攻めるときは、シャクる回数を1〜2回に減らすのもおすすめです。
シャローの持ち味はスローなフォールなので、そのぶん落とす時間を長めにとってください。
水深1m以内の超浅場は、ロッドを立てて横に引く
水深1m以内では、スーパーシャローでも着底まで8秒ほどしかありません。
ロッドを立ててラインを水面から浮かせ、1〜2回の小さなシャクリで、底に着く前にエギを横へ引くように動かします。
海藻があれば、藻の切れ目を狙ってエギを落とします。
藻の上や中層で止めて見せる
藻や潮目でイカが浮いているときは、着水から数えて水深の半分くらいまで沈めたらシャクり、また同じ秒数だけ落とす、を繰り返します。
浅場の藻場も同じ数え方で、藻に掛かる手前でシャクれば藻の上を通せます。
ロッドはML。ノーマルやディープが多いならM
シャロー中心なら、ロッドはMLが一番使いやすいと思います。
軽いシャローを投げやすく、抵抗の小さいエギにも楽に動きを付けられます。
Mでも使えますが、ノーマルやディープを投げることが多い人向けです。
シャローに特化するなら、間違いなくMLです。
私自身は、釣り場とエギに合わせてMLからMHまで持ち替えています。
ロッドの選び方はこちらです。

シャローが向かない場面と、よくある失敗
風が強い日・潮が速い日
軽いシャローは、向かい風では飛ばず、横風ではラインがふくらんで引っぱられ、速い潮ではなかなか沈みません。
こういう日はノーマルか、重くて速く沈むディープに替えてください。

イカの反応がいい日にシャローで粘る
ノーマルでどんどん抱いてくる日は、1投に時間がかかるシャローにこだわる必要はありません。
反応がいいうちはノーマルで手早く探り、スレてきたらシャローで見せ方を変えるのが効率的です。
深場で底を取ろうとする
エギ王Kのシャローだと、水深10mの底まではフリーフォールでも約1分かかります。
深場で使うのは、ゆっくり見せる理由がある日だけにしてください。
ノーマルのエギをシャローにする方法(シャローチューン)
手持ちのノーマルを遅く沈めたいなら、ヤマシタのエギ王チューンヘッドがあります。
エギの頭にかぶせてシリコンのバンドで留めるだけで、外せば元に戻せます。
メーカーによると、沈み方をベーシックとシャローの中間にも調整でき、シャローの設定が無い色も浅場用に使えます。
シンカーを削るシャローチューンは元に戻せないので、慣れないうちはチューンヘッドか、シャローを1本買うほうが確実です。
シャロータイプのエギでよくある質問

Q. エギ王K BS(ベーシックシャロー)は買えますか?
2026年9月の時点では、一般のお店や通販で買う方法は案内されていません。
今すぐエギ王Kのシャローを使うなら、2位のシャローの3号です。
Q. エギ王Kのシャローに2.5号はありますか?
ありません。
シャローは3号から、スーパーシャローは3号と3.5号です。
2.5号なら、約5.0秒のベーシックが代わりになります(番外)。
Q. スーパーシャローは水深何mから使いますか?
目安は水深2mくらいです。
2m以下ならスーパーシャロー、2mより深ければシャローです。
2m以下でもシャローで釣りにはなりますが、着底が早くなるので、スーパーシャローのほうが使いやすいです。
Q. 4号のシャローはありますか?
エギ王Kのシャローには4号があり、24gで1mに約6.0秒です。
スーパーシャローに4号はありません。
Q. シャローとノーマルは、どう見分けますか?
エギ王Kなら青い目と青い羽根がシャロー系で、シンカーの刻印が「S」ならシャロー、「SS」ならスーパーシャローです。
キャスト 喰わせ スローとダートマスターSSは、黄色い目と背中のマークが目印です。
Q. 深場でシャローを使うのはありですか?
ありです。
春の産卵期の大型を狙うときは、水深10m以上でも私はシャローを使います。
Q. 最初に買うのは、ノーマルとシャローのどちらですか?
初めてで1〜2本だけなら、どこでも使えるノーマルで感覚をつかんでください。
何本か持っているなら、シャローを1本足すのがおすすめです。
Q. サーフでもシャローは使えますか?
使えます。
遠浅のサーフには、遠くまで飛んでゆっくり沈むエギが合います。
私がサーフのエギングでよく使うのは、4位のジェットブーストです。
シャローとして選ぶなら、ゆっくり沈む3.5号です。
まとめ|1本目はキャスト 喰わせ スロー。超浅場に通うならスーパーシャローを足す
- シャロータイプのエギは、ノーマルより少し軽くしてゆっくり沈めたエギ。エギ王Kならシャローが約6秒、スーパーシャローが約8秒
- 浅場だけでなく、藻で浮いたイカ、スレイカ、春の大型にも使う
- 基本はシャロー。水深2m以下ならスーパーシャロー
- 1位はキャスト 喰わせ スロー。エギ王K、エギ政 改 シャローが続く
- シャクリはノーマルより弱く、フォールは長く。ロッドはMLが使いやすい
シャローの1本目なら、キャスト 喰わせ スローの3号です。
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