メタルジグが「何秒で底に着くか」「いま何mを泳いでいるか」を計算するツールです。ジグのタイプと重さ、水深を選ぶだけで、沈下速度・着底までの秒数・カウントごとの深さがその場で分かります。
登録不要・無料。スマホの片手操作を前提に作っています。釣り場でそのまま使えるよう、入力と同時に自動で再計算されます。
メタルジグ沈下速度 計算ツール
※実測データと平均的な沈下速度をもとにした目安です。潮流・風・ラインの太さ・ ロッド角度で実際の速度は変わります。フリーフォール(ラインを張らずに落とす)想定の数値です。
▼ 30g以下の通常ジグなら、まずこれ(実売800円前後)
▼ 40〜50gの通常ジグの定番
▼ 60g以上は飛距離特化の撃投ジグレベルが強い
▼ タングステンの定番。同じ重さでもひと回り小さい
▼ 深場・速潮のタングステンはこちら
▼ フォールの遅さを活かすなら、ブレードジグという選択肢も
このツールの使い方と、実釣での活かし方
数字を出すことが目的ではありません。この数字を使うと、「いま自分のジグがどの深さにいるか」を管理できるようになります。
① 着底までの秒数を基準にする
計算した着底秒数より明らかに早くラインが止まったら、根や魚の可能性があります。逆にいつまでも止まらなければ、潮に流されているか、糸フケが出すぎています。
「だいたい何秒で着くはず」という基準を持っているだけで、水中の異変に気づけるようになります。
② カウントダウンでレンジを刻む
着水後に「1、2、3…」と数えてから巻き始めると、毎回同じ深さを通せます。
- 1投目:着底させる(→着底までのカウントを覚える)
- 2投目:半分のカウントで巻き始める(→中層)
- 3投目以降:釣れたカウントを繰り返す(→その日の答え)
「10カウントで食った」が分かれば、その日はもう迷いません。このツールでカウント数を実際の深さ(m)に変換できるので、「10カウント=約13m」のように、感覚を数字で裏づけられます。
③ ジグ選びを逆算する
「30gで底が取れない」なら、重くするか、沈みの速いタイプに替えるかの2択です。同じ40gでも、タングステンとスロー系では沈下速度が1.6倍違います。ツールでタイプを切り替えて比べてみてください。
計算の仕組み|なぜタイプで速度が違うのか
| タイプ | 沈下速度の目安(30g) | 特徴 |
|---|---|---|
| タングステン | 約1.6 m/秒 | 高比重で小さい=水の抵抗が少ない。最速 |
| スリムタイプ | 約1.4 m/秒 | 細身で水を切って落ちる |
| 通常タイプ | 約1.3 m/秒 | 基準。迷ったらここ |
| スロー系・ブレード付き | 約1.0 m/秒 | 木の葉状に漂って落ちる=食わせの時間が長い |
沈下速度は「重さ」だけでは決まりません。同じ重さなら、体積が小さいほど・細いほど速く沈みます。重さの影響は平方根で効くため、重さを2倍にしても速度は約1.4倍にしかなりません。
ここを詳しく知りたい方は、沈下速度の理屈を1本にまとめた記事があります。

「沈むのが遅い」は弱点ではない
フォールが遅い=魚に見せている時間が長いということでもあります。ヒラメ・マゴチ・低活性の青物は、ゆっくり落ちるものに口を使うことが多いです。
速く沈めて手返しよく探るか、ゆっくり見せて食わせるか——どちらが正解かはその日の魚が決めます。両方持っておくのが強いです。
沈下速度・着底時間 早見表(通常タイプ)
| 重さ | 沈下速度 | 水深10m | 水深20m | 水深30m |
|---|---|---|---|---|
| 20g | 約1.06 m/秒 | 約9.4秒 | 約18.8秒 | 約28.3秒 |
| 30g | 約1.30 m/秒 | 約7.7秒 | 約15.4秒 | 約23.1秒 |
| 40g | 約1.50 m/秒 | 約6.7秒 | 約13.3秒 | 約20.0秒 |
| 60g | 約1.84 m/秒 | 約5.4秒 | 約10.9秒 | 約16.3秒 |
| 80g | 約2.12 m/秒 | 約4.7秒 | 約9.4秒 | 約14.1秒 |
| 100g | 約2.37 m/秒 | 約4.2秒 | 約8.4秒 | 約12.7秒 |
タングステンなら上の速度を約1.23倍、スロー系なら約0.77倍してください。細かい条件はツールで計算できます。
ジグ選びに迷ったら
沈下速度が分かったら、次はどのジグを買うかです。実釣ベースで選んだ記事があります。



ショアジギング自体をこれから始める方は、タックル全体の入門記事からどうぞ。

よくある質問
Q. 潮が速いと計算より遅くなりますか?
なります。横に流されるぶん、着底までの時間は伸びます。二枚潮では1.5倍以上かかることもあります。ツールの数値は「潮が緩い時の基準値」として使ってください。
Q. ラインの太さで変わりますか?
変わります。太いラインほど水の抵抗を受けて沈下が遅くなります。PE2号以上を使う場合は、表示より1〜2割遅いと考えてください。
Q. 着底が分かりません
ラインの放出が止まる瞬間を目で見るのが基本です。このツールで「だいたい何秒」を先に知っておくと、その前後だけ集中してラインを見ればいいので、格段に分かりやすくなります。
Q. ジグヘッドにも使えますか?
1g前後のジグヘッドは水の抵抗の影響が大きく、この計算式では誤差が出ます。軽量リグの沈下は別記事で解説しています。

他の自動計算ツール
当サイトには、釣りの「面倒な計算」を代わりにやるツールが他にもあります。すべて無料・登録不要です。
| ツール | できること |
|---|---|
| 釣り開始コスト・シミュレーター | 釣種と予算から道具一式と合計金額を提示 |
| ロッド適合ウエイト判定 | 手持ちの竿でそのルアーを投げていいかを判定 |
| PE→リーダー自動計算 | PEの号数から適正リーダーを算出 |
| 魚種別ライン構成 | 狙う魚からPE・リーダーをまとめて提案 |
| 号数⇔lb変換 | PE・ナイロン・フロロ・エステル対応 |
| オンス→グラム変換 | 海外表記のルアー重さを換算 |
| おもり号数→グラム | 1号=3.75gの換算と早見表 |


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