こんにちは、現役釣具屋店員のみきやです。
売り場に立っていると、エギングロッドの前で「MLとM、どっちを買えばいいですか?」と相談されることがよくあります。
同じ8ft6inの竿でも、型番の最後に付くMLやM、MHの違いで、投げやすいエギの重さも、シャクったときの手応えも変わります。
しかも同じMLでも、メーカーやシリーズによって扱えるエギの幅が少しずつ違うので、カタログを見比べるほど迷いやすいところです。
私も、行く釣り場と投げるエギによって、MLからMHまでの竿を持ち替えています。
表記の読み方から、MLとMのどちらを選ぶか、MHが要る場面、エギのタイプや釣り場との合わせ方まで、メーカー公式の数字を添えて順に書いていきます。
話の中心は、陸からアオリイカを狙うエギング用のロッドです。
エギングロッドの硬さとは|ML・M・MHの読み方と、メーカーで違う適合エギ

エギングロッドの硬さは、竿の曲がりにくさと、どのくらい重いエギまで背負えるかを表したものです。
型番の数字の後ろに付くアルファベットが、それにあたります。
硬さの表記|アルファベットが右へ進むほど張りが強くなる
一番柔らかいSULから、UL、L、ML、M、MH、Hと進むにつれて、竿は張りが強くなり、重いエギに向くようになります。
Lはライト、Mはミディアム、Hはヘビーの頭文字で、MLはミディアムライト、MHはミディアムヘビーと読みます。
エギング用の売り場に多く並んでいるのは、MとMLです。
MHは大型狙いや流れの強い場所向け、ULやLは小さいエギ向けと、両端の硬さを使う人は限られます。
硬さ以外の記号は、メーカーごとに意味が違います。
- シマノ:頭のSはスピニング、末尾の-Sは穂先の中が詰まったソリッドティップ。エクスチューンとリミテッドに付く「+」は、S84L+の説明では、しなやかさと4号まで扱えるパワーを両立させた番手
- ダイワ:MLM・LML・MMHのように硬さを2つ並べた表記は、穂先(ティップ)と根元(バット)の硬さの組み合わせ
- ヤマガブランクス:カリスタの86M/PF(パワー&フィネス)のように、末尾に番手の性格を表す名前が付く
同じMLでも、投げられるエギはメーカーで違う
硬さの表記は、各メーカーが自社の基準で付けています。
そのため同じMLでも、背負えるエギの幅は揃っていません。
主なシリーズの公式の適合エギを並べると、次のとおりです。
| 硬さ | ダイワ エギングX・エメラルダス | シマノ セフィアBB・SS・XR | シマノ エクスチューン・リミテッド | ヤマガブランクス メビウス |
|---|---|---|---|---|
| L | 1.5〜3.5号(X 79L-S) | 1.5〜3.5号 | L+ 1.5〜4号 | 1.8〜3.5号(710L) (〜21g) |
| ML | 1.8〜3.5号 | 1.8〜3.8号 | 1.8〜4号 | 2.5〜3.5号 (〜24g) |
| M | 2.5〜4.0号 | 2〜4号 | 2〜4.5号 | 2.5〜4号 (86Mは〜30g) |
| MH | 3.0〜4.5号 | 2.5〜4.5号 | ― | 3〜4.5号 (〜35g) |
| H | ― | 3〜5号(XR S90H) | ― | ― |
エクスチューンMBの番手は、セフィアBB〜XRと同じ幅です。
エギングの基本になる3号は、どのメーカーでもMLとMの両方の適合に無理なく入ります。
差が出るのは3.5号からで、シマノのMLなら幅の中に余裕がありますが、ダイワとヤマガのMLでは表示のいちばん上です。
Mなら、3.5号はどのメーカーでも幅の内側に収まります(MLとMどっち)。
適合ラインも、同じ硬さでもシリーズで違います。
買う番手の表示で確かめてください。
号数だけで決めない|ディープの3.5号は、ノーマルの4号に近い重さ
適合エギは号数で書かれていますが、竿にかかる負担を決めるのは、エギの重さと水の抵抗です。
ヤマシタのエギ王K(ベーシック)の自重は、次のとおりです。
| 号数 | 2.5号 | 3号 | 3.5号 | 4号 |
|---|---|---|---|---|
| エギ王K ベーシック | 11g | 16g | 22g | 26g |
速く沈むディープタイプは、同じ3.5号でも20g台前半〜28gほどあり、重いものはノーマルの4号と変わりません。
反対に、ゆっくり沈むシャロータイプは、3号で13〜15gと軽めです。
硬さを決めるときは、号数と一緒に、どのタイプのエギを投げるかも考えてください。
号数ごとの重さは、こちらにまとめています。

MLとMどっち?|基準はM。MLにするのは秋イカ中心・2.5〜3号・シャローが多い人

売り場で一番多い相談が、この2つのどちらにするかです。
私の答えは、まずは1本でいろいろな場面をこなせるMです。
お店での売れ方も、Mが一番で、次にML、その次がMHという順番です。
3号を中心に、2.5号や3.5号もMで十分扱える
エギングの基本になるエギは3号です。
エギ王Kのベーシックなら3号は16gで、Mの竿でもしっかり曲がって投げられ、シャクったときの抵抗にも余裕があります。
2.5号(11g)や3.5号(22g)も、たまに使う程度なら、Mで十分扱えます。
Mのいいところは、秋の3号から、ディープタイプを沈める日、潮が速くてエギの抵抗が大きい日まで、持ち替えずに付き合えることです。
MLだとシャクりが重く感じる場面でも、Mなら竿が負けません。
メーカーの説明でも、Mは1本で通せるオールシーズン
ダイワのエギングXの説明では、MLは「秋シーズンに広範囲を手返しよく探っていくエギングに最適なモデル」、Mは「1本で様々な状況に対応可能なオールシーズンモデル」とされています。
適合エギもMLが1.8〜3.5号、Mが2.5〜4.0号で、3.5号はMでは真ん中、MLではいちばん上です。
私が最初の1本にMを薦めるのは、季節や釣り場が変わっても、1本で対応できる幅が広いからです。
26エメラルダスMXなら86MLと86Mの自重の差は2gで、持ったときの重さはほとんど変わりません。
MLとMで迷っているなら、まずはMを選んでください。
MLとMで変わるもの|エギの重さ・キャスト・シャクリ・掛けたあと
2つの硬さで実際に変わるところを並べると、次のとおりです。
| 見るところ | ML | M |
|---|---|---|
| 扱いやすいエギ | 2.5〜3号のノーマル(11〜16g)、シャロー | 3号を中心に2.5〜3.5号。4号やディープも |
| キャスト | 軽いエギでも竿がよく曲がって投げやすい | 3号前後から重めのエギまで投げやすい |
| シャクリ | 抵抗の小さいシャローでも、少ない力で動きを付けやすい | ディープや流れの中でも、エギをしっかり動かせる |
| 掛けたあと | 竿がよく曲がり、秋の小さなイカの引きも楽しめる | 大きいイカにも余裕がある。春イカに薦めている硬さの1つ |
MLで大きいイカが取れないわけではありませんが、大きいイカの引きに余裕があるのはMです。
私が使っている26エメラルダスMXの86Mでは、1kgを超えるイカも取っています。
最初の1本として幅広く使うなら、Mを選んでおくと安心です。
初心者・女性・力に自信のない人も、最初はM
初めての1本でも、Mで大丈夫です。
硬い竿は扱いにくいと思われがちですが、3号前後のエギなら、Mの竿もちゃんと曲がって投げてくれます。
Mに決めたら、あとは長さです。
大場所に行くことが多い人や、ほかの釣りでも使いたい人は、26エメラルダスMXの86Mです。
8ft6inあれば、磯やサーフのような大場所でも長さが足り、シーバスなどほかの釣りにも回せます。
少しでもシャクりやすく、軽いほうがいいなら、同じ26MXの83Mです。
女性や腕の力に自信のない人なら、短い83のほうが1日振り続けて楽です。
正直、86と83でそこまで大差はないので、お店で持ってみて、自分が使いやすいほうを選んでください。
MLを選んでいい人|秋イカ中心・2.5〜3号・シャローが多い
次に当てはまる人には、MLが合います。
- 秋イカがメインで、使うエギは2.5〜3号が多い
- 水深の浅いシャローエリアに通うことが多い
- シャロータイプのエギを中心に使う
秋の小さなイカを数釣りするなら、よく曲がるMLのほうがアタリも引きも楽しめます。
MLにするなら、26エメラルダスMXの86MLです。
秋の小型がエギをそっと抱いて、ゆっくり持っていくような小さなアタリも拾ってくれる竿です。
反対に、3.5号以上のエギで大型を狙う人や、流れのある場所に通うことが多い人は、Mより1段上のMHも候補です(MHの使いどころ)。
エギングロッドのMLとは|何号・何グラムまで投げられて、他の釣りに使えるか

MLは、Mの1段下の硬さで、軽めのエギを扱いやすい番手です。
お店では、Mの次によく売れています。
MLで投げられるのは3.5号(約22g)まで。シマノは3.8〜4号まで表示
どのメーカーのMLでも、3.5号までは適合の中に入っています。
シマノは3.8〜4号まで表示が広く、ヤマガはグラムで24gまでです(メーカー別の表)。
MLで気持ちよく扱えるのは、3.5号の22g前後までのエギや、20g前後のルアーです。
4号の26gを常に投げるなら、Mに上げてください。
MLでメタルジグ・シーバス・ロックフィッシュ|硬さより長さで考える
私の感覚では、エギングロッドでシーバスは十分に釣れます。
流用するときに見るのは、硬さより長さです。
8ft6inクラスなら、シーバスやちょい投げにも使えます。
投げるものはMLなら20g前後まで、Mなら30g前後までにしておけば無理がありません。
ロックフィッシュも、軽めのリグなら同じ考え方です。
メタルジグを投げるライトショアジギングは、できなくはないものの、8ft台前半の短い竿だと疲れます。
MLのまま、ほかの釣りにも回せる長さを選ぶなら、8ft6inのセフィアSS S86MLです。
エギングロッドの流用や長さの選び方は、こちらでも書いています。

MLで春イカは狙える?|おすすめはMかMH。春だけならMH
3.5号のノーマルならMLでも投げてシャクれるので、春イカが狙えないわけではありません。
ただ、私が春イカにおすすめしているのは、MかMHです。
春イカだけを考えるなら、MHを選んだほうがいいです。
春以外の季節にも同じ竿を使うことを考えたら、Mがおすすめです。
私も春イカ狙いではMHを使っています。
3号のシャローエギで狙うこともあって、そのときはMに持ち替えています。
MLM・L+|MLの隣の表記は、番手ごとに幅が違う
ダイワには、MLM、MMH、LMLのように、硬さを2つ並べた表記があります。
穂先と根元の硬さの組み合わせで、MLMなら穂先がML、根元のバットがMです。
ただ、同じ表記でも番手によって適合エギの幅は揃っていません。
| 番手 | 表記 | 適合エギ |
|---|---|---|
| 26エメラルダスMX 80MLM・V | MLM | 1.8〜4.0号 |
| エメラルダスAIR 75MLM | MLM | 2.5〜3.5号 |
| エメラルダスAIR 85MLM・89MLM | MLM | 2.5〜4.0号 |
| エメラルダスMX 75MMH-S | MMH | 2.5〜4.0号 |
| エメラルダスAIR 77MMH-S | MMH | 3.0〜4.5号 |
| 25セフィア リミテッド S84L+ | L+ | 1.5〜4号 |
私が次に買おうと思っている26MXの80MLMは、1.8〜4.0号と、Mに近い重さまで扱えます。
同じMLMでも、AIRの75MLMは3.5号までです。
シマノのリミテッドS84L+は、表記はLでも4号まで背負えます。
私の持っている竿の中でも、特に気に入っている1本です。
硬さ別の使いどころ|UL・L・ML・M・MH
UL・L|秋の小型を2〜2.5号で狙う
ULやLは、2〜2.5号の軽いエギで、秋の小さなイカを数釣りするための硬さです。
穂先がよく曲がるので、小さなイカのアタリや引きも楽しめます。
ただ、春の3.5号や潮の速い日には力が足りなくなるので、最初の1本には向きません。
秋の小型が中心なら、L〜MLの範囲で選べば困りません。
L+のように、Lの表記でも4号まで扱える番手は別です。
ML|秋イカ中心の2.5〜3号と、シャローのエギ
MLは、2.5〜3号のノーマルやシャロータイプを扱いやすい硬さで、秋イカが中心の人や、浅い場所に通うことが多い人に向きます。
M|最初の1本の基準。3号を中心に、ディープや潮の速い日まで
Mは、MLより1段強く、2.5〜4号までを1本で扱える硬さです。
3号を投げる普段のエギングから、ディープや4号を沈める日、潮の速い磯や堤防の先端まで、持ち替えずに使えます。
春イカを狙いつつ、春以外の季節にも同じ竿を使う人にも向きます。
Mを選ぶなら、26エメラルダスMXの86Mです。
MH|3.5号以上の大型狙い、流れのある場所、春イカ専用
MHは、3〜4.5号前後の重いエギを投げるための硬さで、3.5号以上で大型を狙う人や、流れのあるエリアに通うことが多い人に薦めています。
3号前後のノーマルで普段どおりに釣るなら、硬すぎます。
春イカだけを狙う竿にするなら、MHを選んだほうがいいです(春イカの硬さ)。
2026年7月に発売された26エメラルダスMXのラインナップにも、86MHがあります。
3.0〜4.5号とPE0.6〜1.2号に対応し、自重は110gです。
MHのさらに上には、シマノのセフィアXR S90H(3〜5号)のようなHもあります。
陸からのエギングでHが要る場面は、かなり限られます。
エギのタイプで合う硬さが変わる|シャローはML、ディープはM

同じ号数でも、エギのタイプによって重さと水の抵抗が変わるので、合う硬さも変わります。
| エギ | 重さの目安 | 合う硬さ | 理由 |
|---|---|---|---|
| シャロー 3号 | 13〜15g | ML | 軽く、シャクったときの抵抗も小さい |
| ノーマル 2.5〜3号(秋の小型) | 11〜16g | ML | 軽いエギを投げやすく、小さなアタリも分かる |
| ノーマル 3〜3.5号 | 16〜22g | M | 3号が基本。3.5号まで1本で扱える |
| ディープ 3.5号 | 20g台前半〜28g | M | 重く、水の抵抗が大きい |
| ノーマル 4号 | 26g | M | Mの適合の中に収まる。大型狙いが中心ならMH |
シャロー中心ならML
シャロータイプは軽く、シャクったときの抵抗も小さいので、柔らかいMLのほうが投げやすく、少ない力で動きを付けられます。
Mでも使えますが、シャローを主に投げるならMLが合います。
シャロータイプのエギの選び方と使い方は、こちらです。

ディープをよく使うならM
ディープタイプは重く、水の抵抗も大きいので、MLでも投げられますが、シャクるときの手応えが重く、少し扱いにくく感じます。
ディープの出番が多い人は、Mにしておくと楽です。
ディープタイプのエギの選び方は、こちらです。

タイプごとの沈む速さは、こちらで一覧にしています。

釣り場と季節で足す条件|シャローの港・磯の流れ・春イカ

硬さの基準はMです。
そのうえで、釣り場や季節、使うエギによって、MLに下げるか、MHに上げるかを考えます。
| 条件 | 使うエギ | 硬さ | 考え方 |
|---|---|---|---|
| 漁港・堤防 | 3号のノーマル | ML〜M | 基準はM。浅い港内でシャローが多いならML |
| 磯・ゴロタ | 3〜3.5号。潮が速ければディープ | M | 長さは8ft6in。流れの強い磯が多いならMH |
| サーフ | 3〜3.5号のノーマル | M | 遠くへ投げる。長さは8ft6in〜8ft9in |
| 大型狙い・流れのある場所 | 3.5号以上やディープ | MH | 重いエギを投げて、流れの中でもシャクる |
| 秋の小型 | 2.5〜3号 | L〜ML | 軽いエギを扱いやすい |
| 春イカ | 3.5〜4号。3号のシャローも | M〜MH | 春だけならMH、春以外も使うならM |
風の強い日は、重いエギを投げる場面が増えるので、MLよりMのほうが扱いやすくなります。
硬さ選びでよくある失敗
ほかの魚も釣りたくて、MHを買う
シーバスやショアジギングにも使いたいからと、硬いMHを選ぶ人がいます。
ほかの釣りに回すなら、硬さはMのままで、8ft6inの長さを選んでください。
春イカ用にMHを買って、春以外に使いにくい
春イカだけを狙う竿なら、MHで合っています。
ただ、3号前後のノーマルで普段どおりに釣るには硬すぎるので、秋にも同じ竿を使うつもりなら、Mにしておくほうが使いやすいです。
表記だけを見て、適合エギを見ない
表記が同じでも、背負える幅はメーカーで揃っていません(メーカー別の表)。
買う前に、竿に書かれた適合エギの表示を見てください。
硬さだけで選んで、長さと自重を見ない
同じMでも、8ft3inと8ft6inでは扱いやすさが変わり、自重も番手ごとに違います。
お店で一番売れているのも、この83と86の2つです。
最後はお店で持ち比べてください。
硬さ別のおすすめエギングロッド|M・ML・MH
硬さごとに、私が勧めている竿を挙げます。
M|26エメラルダスMX 86M・エメラルダスX 86M・エギングX 86M・セフィアSS S83M
最初の1本は、26MXの86Mです。
Mを手頃に持つなら、ダイワのエメラルダスXの86Mです。
自重106g、PE0.5〜1.2号で、3号を中心に、ディープや4号を使う日まで1本で付き合えます。
さらに予算を抑えるなら、ダイワのエギングXの86Mです。
Mの番手は2.5〜4.0号に対応していて、8ft3inの83Mも選べます。
シマノで探すなら、セフィアSSのS83M(8ft3in)です。
大場所やほかの釣りにも使うなら、8ft6inのS86Mにしてください。
適合エギはどちらも2〜4号で、MLのS80MLやS86MLより重めのエギまで背負えます。
ML|セフィアSS S80ML・エギングX 86ML
MLなら、26MXは86MLです(MLを選んでいい人)。
秋イカや狭い漁港が中心なら、私も使っているセフィアSSのS80MLです。
8ftと短めで、堤防や漁港で取り回しがよく、1日シャクっても疲れにくい竿です。
予算を抑えるなら、ダイワのエギングX 86MLです。
このクラスより安い竿は、私は薦めていません。
MH|セフィアSS S86MH
シマノでMHを選ぶなら、セフィアSSのS86MHです。
2.5〜4.5号まで扱え、3.5号以上で大型を狙う人や、流れのある場所が多い人に向きます。
値段の帯で12本を比べたものは、こちらです。

エギングロッドの硬さでよくある質問

Q. 初心者はMLとMのどちらがいいですか?
Mを薦めています。
3号を中心に2.5〜3.5号まで1本で扱えて、お店でも一番売れているのがMです。
秋イカがメインで、2.5〜3号やシャローのエギが多いなら、MLのほうが扱いやすいです。
Q. MLで何グラムまで投げられますか?
エギなら3.5号の22g前後、ルアーなら20g前後までが無理のない範囲です。
Q. MLで4号のエギは投げられますか?
シマノのセフィアのMLは3.8号、エクスチューンとリミテッドのMLは4号まで表示があります。
ダイワとヤマガのMLは3.5号までです。
4号をたまに投げる程度なら、4号まで表示のあるMLで足ります。
いつも使うならMにしてください。
Q. 9月まではML、10月からはMと聞きましたが?
秋の間は、季節で竿を替える必要はありません。
Mなら、秋の初めの2.5〜3号から、秋が深まって3.5号に上げても1本で通せます。
秋イカだけでシャローが多いなら、MLを通しても困りません。
竿を替えるなら春で、春イカにはMかMHを薦めています。
Q. MとMHの違いは何ですか?
MHはMより1段硬く、3〜4.5号前後の重いエギで大型を狙ったり、流れのある場所で使ったりするための硬さです。
Mは3号を中心に4号前後までを扱え、普段のエギングに使えます。
春イカだけを狙う竿にするならMH、春以外も使うならMです。
Q. 硬い竿のほうが遠くへ飛びますか?
飛距離は、硬さよりも、エギの重さやラインの太さで大きく変わります。
軽いエギなら、柔らかいMLのほうが竿がよく曲がって投げやすいくらいです。
Q. ティップランロッドの硬さも同じ考え方ですか?
ティップランは、船から重いエギを沈めて釣るための専用のロッドです。
陸っぱり用のエギングロッドとは別に考えてください。

Q. シーバスロッドでエギングはできますか?
私は薦めていません。
シャクりにくく、エギを動かしにくいからです。
まとめ|基準はM。秋イカ中心やシャローならML、3.5号以上の大型や流れならMH
- 硬さは、アルファベットが右へ進むほど強い。同じMLでも、適合エギはメーカーで違う
- 最初の1本はM。3号を中心に、2.5号や3.5号もたまに使う程度なら十分扱える。お店でもM、ML、MHの順に売れている
- 秋イカがメインで2.5〜3号が多い、シャローエリアが多いならML
- 3.5号以上で大型を狙う、流れのあるエリアが多いならMH
- 春イカはMかMH。春だけならMH、春以外も使うならM
- ほかの釣りに回すなら、硬さより長さ
最初の1本は、26エメラルダスMXの86Mです。
大場所やほかの釣りにも使うなら86、少しでもシャクりやすく軽いほうがいいなら83Mで、どちらでも大きな差はありません。
秋イカが中心で、シャローのエギをよく使うなら、同じ26MXの86MLです。
あわせて読みたい
12本の比較と、メーカー別の番手の選び方は、こちらです。



エギングリールとエギの選び方は、こちらにまとめています。



